自宅でネクタイを洗濯するコツ！張り干しならシワが残らないよ

洗濯をした後のさっぱり感が大好きなまあくんです。前回は「自宅でネクタイを洗濯する方法」についてシミ抜きから手洗い、すすぎまで紹介したので、今回は綺麗に仕上げる大きなポイントになる干し方についてご紹介します！

まだ読んでないよって方はこの記事だけ読んでもチンプンカンプンだと思うのでこちらの前編から読んでくださいね。
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手洗いで洗濯したネクタイ

こちらは手洗いで洗濯したネクタイです。軽く押さえて水をきっていますが、まだびしょびしょです。よく見ると生地の表面が波打ってますね。ちょっぴり心配になったりするかもしれませんが、きちんと綺麗になるので大丈夫ですよ～。これを乾かしていきます。

ネクタイはタオルドライで脱水

乾かすといっても雑巾のようにハードに絞ったり、脱水機で脱水するのではなく、こんな風にタオルの間に挟んで上から手のひらで押し付けることで水分をタオルに吸い込ませるタオルドライという方法で脱水します。

ちなみに上の写真の中には一つ間違いがあります！それはネクタイの裏表の向き。ネクタイの裏側を上に向けてタオルドライするのが正解です。細かいところではありますが、少しでも綺麗に仕上げるためなので丁寧にやりましょう。そういってる私が間違えてちゃダメですね（笑）。

正しいやり方はこちら。上の写真の様にネクタイの裏側を上にしてタオルの上に置きましょう。こうするとネクタイの裏についてるタグや小剣を通す輪っかの跡がネクタイの表面に出るのを防ぐことができます。

それから折れ目や変な筋をつけないようにするためにネクタイは重ねたり折ったりしないでストレートにしておいて挟むのがいいので、ハンドタオルではなくバスタオルなどの大型のタオルを使うのがオススメです。

それからネクタイを半分に折ってタオルドライしてるので、中間部分はこんな風にタオルから出ちゃったりもしますが、ここは首周りに来る部分なので万が一シワや折れ目がついても問題ないのであんまり気にしないで、あとからここだけタオルに挟んで同じようにドライしてください。

手のひらでしっかり押さえてタオルドライするととこんな感じになります。水浸しでちょっとくねくねしてたネクタイが、アイロンあてたみたいにビシッとして、表面の凸凹もなくなってますね。

表面を拡大してみるとほんとにきれいです。それから水はだいぶ抜けていますが、まだまだ湿っている状態です。

ネクタイをシャキッとする張り干し

そしてこれがネクタイ洗濯の最大のポイントです！アイロンを不要にしてくれるとっても素敵な魔法の干し方なんですが、『張り干し』をします。

ネクタイの張り干しとは

テーブルの上やカウンターの上など、表面が平滑で綺麗なものの上に洗濯ものを貼り付ける様にして乾かす方法です。ピーンと張るようにして干すから張り干しってことでそのまんまのネーミングですね（笑）。
台にするものは吸水性がなく、平らなものがいいので、私はこたつの天板を使って干しています。

まだ湿っているネクタイを天板の上に表面が下になるように貼り付けると、ほんとに張り付くかのようにぴったりと天板にくっつきます。浮いてる部分があったら優しく抑えて天板に貼り付けましょう。ちなみにこのときの貼り付け具合が仕上がりに大きく影響するので、丁寧に伸ばして貼り付けましょう。あっ！強く引っ張ったりしないように優しく広げてくださいね。

ネクタイを一晩乾燥させたら完成

貼り付けたらあとはこのまま一晩乾燥させれば完成です！（きちんとタオルドライで脱水できていればたいてい一晩で乾きますが、ネクタイの生地の厚みや天気によっては1日くらいかかる場合もあると思います。）
さあどんな仕上がりになっているかドキドキしながらそっとめくってみましょう！きっと綺麗に仕上がったネクタイの表面が現れるはずです♪

自分でネクタイを綺麗に洗濯することができたよ！

う～ん。綺麗なだけじゃなくてしっとり滑らかな感じもちゃんと残ってますね。これは体験してみないと分からないかもしれませんが、写真の様にシワひとつなく綺麗に洗い上がったネクタイは不思議なくらいフレッシュな感じがしてなぜか気持ちいいんです！もう新品の時より綺麗になったような感じさえするくらいなんですよ。
しかもこの朝洗い上がったばかりのネクタイを身に着けると、なんだかうれしくなってきて、仕事をやる気がいつもの２割増しになるので私はネクタイの洗濯が大好きになりました♪

日頃ネクタイはきれいなつもりでもしわやゆがみ、くったり感がでてるみたいで、洗濯するとそれが一気にリフレッシュされてビシッとなるので、だまされたと思って是非試してみてくださいね♪

ネクタイのアイロン掛けについて

張り干しをし始めてからアイロンを使ったことはまだありませんが、もしシワやヨレが残っているようならアイロンをかけてあげましょう。ネクタイにアイロンを掛ける場合は低温で当て布をして素早く掛けるのがポイントの様ですが、シルクにアイロンを当てるのは正直オススメできません。失敗するとテカリがでたり傷んだり変色するみたいですし、なにより低温だとシワはそんなに伸びません。アイロンを掛けなくて済むように張り干しの際にしっかり伸ばしてぴったり天板に貼り付けて干すことでアイロン不要の洗濯を目指しましょう。

ここで自宅でネクタイを洗濯するメリットとデメリットをまとめてみます。

ネクタイを自宅で洗濯するメリット

①仕上がりが予想以上にきれいで気持ちいい

意外と思われるかもしれませんが一番メリットを感じてるのはこれ。ビシッとして滑らかな表面に仕上がったネクタイをすると、ほんとに気持ちよく仕事に取り組めます。

②お金がかからない

一番分かりやすい効果はやっぱりクリーニング代が不要になることかもしれませんね。手軽に洗える割にはとってもリーズナブル。

②いつでも気軽に洗濯できる

ネクタイがいつ汚れようとも、その気になればいつでも気軽に洗濯できるんです。クリーニングの場合は持っていく時間や取りに行く時間が限られ、休みの貴重な時間を取られたりしますが、自分で洗濯するなら入浴前の２０分ほどでＯＫです。

③短時間で簡単にできる

寝る前に洗濯して干しておけば翌朝か次の日には乾いて身に着けられるってのはとっても便利です。アイロンが不要で短時間で洗濯できるのもうれしいですよね。

ネクタイを自宅で洗濯するデメリット

①お気に入りの大事なネクタイは洗えない

なんでも洗濯しちゃう私もプレゼントでもらった大切な思い出のネクタイはまだ洗濯する勇気がありません。何が起きようとも自己責任ってことになります。

②ネクタイ専用の洗剤があるほうがいい

ネクタイの洗濯にはハイベックの様なドライクリーニング用の洗剤が必要です。私が愛用しているハイベックはスーパーでは販売されておらず、大型ボトルを通販で購入して使ってます。大型ボトルということもあり、初期費用がちょっと高めってのが戸惑うところです。
ちなみにスーパーで普通に販売されてるエマールなどのおしゃれ着用洗剤を使うことも考えられます。私もハイベックを知るまではエマールを使用してましたが、ハイベックを試してからはハイベックで洗っています。

う～ん。改めてメリットとデメリットを整理してみると、専用の洗剤さえ購入してしまえばデメリットは少ないみたいですね。

ホームクリーニングを気軽に試してみよう！

というわけで私がネクタイの洗濯をいろいろ試してみた結果たどり着いたオススメの方法をご紹介してみましたがいかがでしたか？
最初はちょっと心配したりもしましたが、試してみたらとっても簡単にできてしかも予想以上の綺麗な仕上がりに大満足だったので、チャレンジしてみたいなって思ってる方がいらっしゃったら是非試してみてくださいね。

あっ！それから大事なネクタイはクリーニングに出しましょう。失敗して後悔するなんて絶対嫌ですもんね。自宅でのお洗濯はあくまでも自己責任。クリーニング屋さんとホームクリーニングを賢く使い分けて気持ちよく過ごしましょうね♪

役に立ってくれるといいな！まあくんのなんでもミニ情報

ネクタイを家庭洗濯するときの洗剤情報

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ハイベックゼロドライはドライクリーニングできるものならセーターでもコートでもたいてい自宅で洗えてしまうというミラクルな洗剤で、楽天で１１００ｇ入りのものが３６００円くらいで購入できます。仕上げ剤も同じ１１００ｇ入りで３６００円くらいなので、両方購入すると初期費用で７２００円程度かかるのでちょっと勇気がいりますよね。

といっても１回当たりの値段に直してみると、洗濯１回にスプーン１杯１０ｇ使用としたらボトル一本で１１０回洗濯できて、洗剤代と仕上げ剤代をたしても６６円くらいなのでクリーニングに出すことを思えばとってもリーズナブルですし、値段に見合った仕上がりが得られるという価値があります。ちなみにネクタイならスプーン半分くらいでいいのでさらに半額くらいになりますよ。

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