チアシードスプラウトの簡単な育て方!種から自分で栽培できるよ

種から栽培したチアシードスプラウト

なんでも楽して育てようとしてみるまあくんです。健康やダイエットで大人気のチアシードスプラウトですが、専用の栽培キットを使うよりも簡単かつ綺麗にたくさん栽培できる方法が分かったので、今回はチアシードスプラウトの超簡単な育て方を詳しく紹介します。

  • チアシードスプラウトを育ててみたい
  • チアシードスプラウトを少しでも手間をかけずに栽培したい
  • いつでもチアシードスプラウトを楽しみたい

という方にきっと役に立つと思うので、是非参考にしてくださいね。

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チアシードスプラウトを超簡単に育てる方法

種から栽培したチアシードスプラウト

チアシードスプラウトを一番簡単に育てる方法は、ズバリ!スポンジ水耕栽培がおすすめです。
種まきしてお水をあげるだけで、こんなに綺麗なチアシードスプラウトを育てることが出来ちゃいます♪

スプラウトを育てる時は専用のスプラウト栽培用キットもあったりますが、それよりも簡単に綺麗なチアシードスプラウトをたくさん育てることが出来るんですよ。

例えばこちらの写真を見てください。

栽培キットで育てたチアシードスプラウト

これはスプラウト専用のキットで育てたチアシードのスプラウトですが、ちょっとまばらになってて、双葉の密集度が低くなってます。

スポンジ水耕栽培で育てたチアシードスプラウト

そしてこちらはスポンジ水耕栽培で同時に種まきをして育てたものですが、同じように種まきしたとは思えないくらい密集してて、元気そうでしょ。
しかもめちゃくちゃたくさん育ってくれたんですよ♪

それから二種類の方法で同時に栽培してみて初めて分かったんですが、スプラウト専用の栽培キットよりもスポンジ水耕栽培の方が、圧倒的に手間がかからず、簡単に育てることが出来るんです。

こんなに手軽に育てられるの!?
って思っちゃうくらい簡単だったので、これからチアシードスプラウトを育てようと思ってる方の為に、専用キットでの栽培と何がどう違うのかも含めて、スポンジ水耕栽培のやり方を詳しく解説しますね。

チアシードスプラウトの栽培道具

チアシードスプラウトを育てる時に必要な道具は以下の3つだけです!

  • チアシードの種
  • 栽培容器
  • 栽培用スポンジ

どれも安価で手に入りやすいものばかりなので、だれでも簡単に始めることが出来ますよ。

チアシードスプラウトの種

チアシードスプラウトのおすすめの種

チアシードスプラウトを育てる時におすすめの種はこちらの有機種子です。

なんと余ったらそのまま食べることもできちゃうくらい品質管理をしっかりされてる種なんだそうですよ。
しかも固定種なので、実がなるまで栽培すれば、同じ品質のチアシードを収穫することもできるんです。

販売されている種は、たいていF1品種といって、次の世代になると違う特性のものができたりしますが、この種はずっと同じ性質のチアシードを収穫することが出来ます。

種は結構たくさんはいっていて、およそ15900粒入っているそうです!
※僕が数えたんじゃないですよ。通販のサイトに記載されてました(笑)。

1回あたり200粒使ったとしても8回も使えるので、お得感満載ですね。

チアシードスプラウトの栽培容器

チアシードスプラウトを育てる容器

スプラウトを育てる容器は、こんな感じの四角くて深さが30~50㎜くらいあるもので水を入れられるものであれば何でもOKです。
僕は使わなくなった陶器のバターケースを使ってみました。

もし適当な容器がない場合はこちらのケユカの収納ボックスなんかは安くておしゃれでちょうどいいサイズですよ。

チアシードスプラウトの栽培用スポンジ

チアシードスプラウト栽培用のスポンジ

最後が栽培用のスポンジです。

水耕栽培用のキューブスポンジを使いましょう。以下で紹介しているものは25㎜角のキューブがくっついた状態のマットの状態で販売されていて、切れ込みが入っているので必要なサイズにちぎって使うことが出来ます。

容器に合わせてスポンジを小分けにして使えるのでとっても便利なんですよ。

上の写真は4×4ピース分をちぎって栽培容器にはめているところです。

チアシードスプラウトの種まき

道具がそろったら種まきしましょう。

チアシードスプラウトの栽培時期

種まきは4月~10月くらいの暖かい期間であれば、いつ蒔いても育てることが出来ます。

※夏場の暑い時期は種や水が腐敗しやすいので涼しいところで育てましょう。

チアシードスプラウトの種まきの方法

種まきの方法はとっても簡単です。

栽培容器に栽培用スポンジをはめる

栽培容器に栽培用のスポンジをはめ込んで、水で湿らせます。

水はスポンジの高さよりちょっとだけ高い水位になる様にしましょう。
(種を蒔いたときに種が水に浸かるくらいの量にしましょう。)

一晩水に漬けたチアシードの種を蒔く

あとはその上にチアシードの種をまんべんなくまきます。
そうすると、数時間でこんな風に種が水分をすってゼリー状のものが発生し、オタマジャクシの卵の様な状態になります。

たったこれだけで種まきの完了です!
とっても簡単でしょ♪

初めて見た時は「なんだこりゃ!?」って思ってあらいながしたくなったりもしますがこれでOKです。
上に土をかけたりする必要はなく、水に浸したスポンジの上に種を蒔くだけで種まきが出来ちゃいます。

種の量は栽培するスポンジの上面にまんべんなく種を広げられるぐらいの分量にしておくと、スプラウトが綺麗に密集した状態で成長してくれますよ。

直射日光の当たらないところに置いておく

種を蒔いた栽培容器は明るい室内に置いておきましょう。
直射日光が当たる場所だと、乾燥しすぎたり、温度が上がって種や水が傷んだりするので、明るい日陰がおすすめです。

チアシードスプラウトの発芽と成長

チアシードの種の発芽

種まきをしてから2日ほど経つと、種が割れて写真の様に白い根がチロッと見えるようになります。

水飴の中にゴマがあるみたいな感じになってますが、この状態でちゃんとそだってくれるので全く心配はいりません。
種が透明のゼリー状のものに包まれているので、乾燥することもなく、根がスポンジの奥に入り込んでいってくれます。

発芽したチアシードスプラウトの種

そして、種まきから4日程すると、こんな風に一気に発芽して、双葉を開き始めます。

ここまで水だけで育てているわけですが、この後も肥料をあげる必要はありません。
チアシードスプラウトは種に蓄えていた養分と水で成長してくれるので、水さえあげていればOKです。

ゼリー状のものがあるので、ほとんど水やりもいらなかったりしますが、スポンジの表面や根が乾燥しそうな場合は少しお水を足してあげましょう。

収穫できるようになったチアシードスプラウト

そして種まきから1週間すると、こんなにこんな風に綺麗に双葉が生えそろうようになります。
まだ背が低い状態ですが、芝生みたいに生えそろってて綺麗ですね。

明るい窓際においておけば、光の方に向かってさらにぐんぐん成長しますよ。

チアシードスプラウトの収穫

種から栽培したチアシードスプラウト

種まきから10日ほど経つと、立派なチアシードスプラウトが収穫できるようになります。

このころになると、双葉が茂ってスポンジの表面に光があたらなくなるので直射日光に当てても問題がない状態になります。
明るい日陰から少しずつ、日光が当たる位置に移動させたり、朝日だけ当ててみる、1日数時間だけ直射日光に当たる場所に置く、などより日光に当てるようにしましょう。

スポンジ水耕栽培で育てたチアシードスプラウト

そうするとこんな風に濃い緑の元気なチアシードスプラウトに育てることが出来ます。

直射日光は必ずしも当てる必要はありません。
茎が長いスプラウトを収穫したいときは明るい日陰で、緑の濃いしっかりしたスプラウトにしたいときは直射日光が数時間当たる場所に置く、といった様に好みに合わせて調整してあげましょう。

あとは必要な時に必要なだけ収穫して料理に活用しましょう。

おすすめの収穫方法は毎日食事の前にちょっとだけ収穫して食事の彩をよくするために載せる方法です。

こうするとチアシードの栄養を毎日摂取することが出来るだけでなく、料理の見た目もよりおいしそうに見せることが出来ます。

収穫したチアシードスプラウト

それから収穫の方法は指でつまんでちぎって収穫してもOKですし、根元からはさみでカットしてもOKです。

スプラウトは購入しようと思うと結構お値段が高かったりしますし、日持ちがしにくくてしおれやすいので、自宅で栽培しておけば低コストでいつでも新鮮なとれたてスプラウトを食べられるという大きなメリットがメリットがあります。

そもそも一般的なスーパーでは取り扱いがないことも多いと思います。自分で育てれば、いつでも好きな時に好きなだけとれたてのスプラウトを楽しめますよ。

専用キットとスポンジ水耕栽培の違い

そうそう、スプラウト栽培の専用キットが販売されてたりしますが、一番大きな違いは専用キットで育てると手間がかかるという事と栽培密度がまばらになるということです。

スプラウト専用の栽培キット

例えばこちらのスプラウト栽培専用キットはかなりメジャーなもので、スポンジも不要でこのトレーだけで栽培できるというメリットがあるので僕も今までよく使っていたんですが・・・

専用キットでのチアシードスプラウトの育て方

こんな感じで毎朝種を水道水で洗ってあげたり、たまってる水を交換しないといけないんです。

水や種の腐敗を防ぐためなんだそうですが、この網目ついたトレーの中で種を洗うと、写真の様に種が偏ってしまうんです。

根が出てきてもしばらくは水洗いや水の交換をするんですが、スポンジと違ってスプラウトの根が容器に絡まって固定されるまでに時間がかかるので、発芽して根や葉がでてきてもこんなぐちゃぐちゃの状態になってしまいます。

専用キットで育てたチアシードスプラウト

それでも成長自体はちゃんとしてくれて、こんな風に収穫できるようにはなりますが、先ほども紹介したように、チアシードスプライトが茂ってるところと、そうでないところが出来ちゃって、密度が不均一になってしまうとともに、収穫量が減ってしまいます。

なので、よりお手軽にきれいなチアシードスプラウトをいっぱい収穫したい方はスポンジ水耕栽培をオススメします。

チアシードスプラウトを育ててみよう!

種から栽培したチアシードスプラウト

というわけで、僕が実際に試してみたところ、スポンジ水耕栽培がチアシードスプライトを一番上手に育てることが出来ました。これからチアシードスプラウトを育ててみようと思ってる方や、いつも専用キットで育ててるけど、もっと手間なしで栽培できないかなと思ってる方がいらっしゃったら是非試してみてください。

ストレスフリーで簡単においしいチアシードスプラウトを育てることが出来ると思いますよ♪

役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!

スタバのカップで育てたチアシードスプラウト

栽培用のスポンジが四角いので、四角い容器をおすすめしましたが、スポンジが敷き詰められればどんな形状の容器でもOKです。これはスタバのシリアル入りヨーグルトの容器を再利用して育てたチアシードスプラウトですが、発芽や成長の具合は変わらず、こんなに綺麗なスプラウトを育てることが出来ました。

スタバの容器でチアシードスプラウトを育てる

しかも方法は全く同じで、湿らせたスポンジを敷き詰めて、種を蒔いただけです。

環境配慮の観点やお気に入りの容器をつかっておしゃれに栽培するという意味でも、栽培容器を選ばないよい栽培方法だと思うので、是非試してみてくださいね♪

種から栽培したチアシードスプラウト

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