マンションのベランダで果物の栽培にチャレンジしてるまあくんです。「せとか」というみかんの苗をゲットしたので、鉢植えにして栽培をはじめてみました。たわわに実るせとかの菜園を目指して、今回はせとかの苗木を鉢植えに仕立てる様子を紹介します！
- みかんを鉢植えで育ててみたい
- ベランダでせとかが栽培できるか知りたい
- どうせ育てるなら果物にチャレンジしてみたい
という方にきっと役に立つと思うので、是非参考にしてくださいね。
せとかをマンションのベランダで栽培してみよう！
突然ですが、マンションのベランダでメチャウマみかん「せとか」の栽培にチャレンジしてみま～す(^^♪
というのも、近所のホームセンターでこんなにおしゃれなみかんの苗木を発見したんです。
苗木っていうとちょっと地味なイメージがありますが、値札にたわわに実ったおいしそうなみかんが印刷されてるのをみたらワクワクが止まらなくなっちゃったんです♪
しかもこのミカン、ただのみかんじゃないんです。「せとか」という愛媛の品種なんですが、種なしで超綺麗な断面をしてる上に、ゼリー質の果肉とオレンジの様なさわやかな甘みで、とにかくメチャウマなんです。
いわゆるブランドフルーツなので、「苗木も高いんだろうな～」と思いながら恐る恐る値段を確認してみると、なんと1680円！
めちゃくちゃ安いじゃないですか！
でも実がなるまでには５年くらいかかるのかな？と思って説明書きを見てみると、１～３年で実るって書いてあります！
うまくいけば来年には実がなるかも！？なんてかんじで期待にむねがふくらみまくるまあくん。
どうやら２年物の大きめの苗木のようですね。
そんなこんなでメチャウマみかん、せとかの苗木を即買いしてくるのでした。
ベランダなので鉢植え栽培で「せとか」を育てる
でもって苗木を購入してきたものの、マンション住まいなので地植えをすることができません。ここは観葉植物みたいな感じで鉢植えスタイルでコンパクトに育ててみます。
せとかの鉢植え栽培に必要な道具
ワクワクする気持ちをおさえつつ、まずは鉢植えの栽培に必要な道具を買い集めました。
師走で仕事が忙しかったのとホームセンターよりも通販の方が幅広い商品から選べるので、今回はアマゾンや100均でそろえてみました。
せとかを栽培する鉢
まずは栽培用の鉢ですが、数あるプランターの中からシンプルでマットな質感がおしゃれなこちらの鉢にしました。
デザインはすぐに決まったんですが、意外と迷ったのが鉢のサイズです。
いろんなサイズのものがあるんですが、果物を育てるなら大きい方がいいけど、大きすぎるといろいろデメリットがあるし・・・みたいな感じで迷っちゃうんですよね。
で、今回は過去の経験を活かして直径35㎝の物を選択しました！
なんで35㎝にしたかというと、
- みかんがしっかり根を広げて成長できる
- 土の量が無駄に多くならない
- 持ち上げて移動することができる
というのが理由です。
でかすぎると、土がたくさん必要になったり、移動する時に重くて動かせない、なんてことになりますし、ベランダを圧迫してしまうので、みかんは元気に育つけど取り回しがしやすいジャストサイズをセレクトしてみました♪
せとかを育てる土
続いてせとかを栽培する土ですが、こちらの果樹・柑橘の土をセレクトしました。
なんでこれかというと、amazonや楽天で果樹やみかん用の土を調べまくったところ、この土が一番おいしいみかんが出来そうな予感がしたからです！
だって、土の成分や配合なんてわかんないんだもん(笑)。パッケージがザ・柑橘って感じがしますし、なにより「たわわにぷるっ」って表現にひかれちゃいました♪
後は購入してから分かったんですが、パッケージの裏に果樹の栽培時期や植え付け方法、剪定方法までが詳しく分かりやすく記載されてるという超親切対応。この土は誰でも簡単に楽しく果樹を育てられそうな予感がします。
それから土のパッケージには開けやすいように切込みがはいってたので、「ほんとに親切だな～」と思いながら開けてみると・・・
なぜが袋が変な方向に裂けて土がこぼれそうな状態に！
ぎゃああ！と叫びそうになりながらも「おとっと・・」とバランスをとり、かろうじて土をこぼさずに済みました（汗）。
ハラハラしつつも中を見てみると、軽すぎず重すぎず、フカフカした良い土の様でした。多孔質の小さい石も入ってますし、堆肥の様なフカフカした繊維質もあるので、水分が適度にほじできそうな感じです。
って、マンションのベランダで土を使うと汚れたり処分に困るから土は使わないんじゃなかったの？って思った方。そうなんです。僕はマンションのベランダでは土を使いたくないので水耕栽培やスポンジ栽培をおすすめしてるんですが、果樹の場合は水耕栽培ができないので、やむを得ず土を使っちゃってるんです。
そうそう、土を購入する時に迷うのが容量なんですが、今回の直径35㎝の鉢の場合、鉢底石や苗についている土の量も踏まえると12リットルでちょうどいいくらいだったので、参考にしてくださいね。
水はけをよくする鉢底石
水はけをよくするための鉢底石は100円均一ショップのダイソーで安く購入してきました。再利用しやすいように左下の水切りネットに入れてパックにして使います。
鉢底石はこんな感じの多孔質をした軽い石です。袋から出すとチョークみたいな細かい粉がいっぱいでるので、室内に入らない様に注意しましょう。
そうそう、なくてもかまいませんが、鉢底用のネットがあると土がこぼれず便利なので、必要に応じて事前に準備しておきましょう。
せとかの苗木を鉢に植え付ける方法
道具もそろった天気のいい日曜日。いよいよせとかの苗を植え付けます。
まずは鉢の底に不織布を敷きこみました。鉢底用のネットなんかでもいいんですし、なくても栽培には問題ありませんが、土を使うなら、絶対にベランダが土で汚れない様にしようと思って慎重に慎重を重ねて用意してみました(笑)。
続いて水はけをよくするために、ネットに入れた鉢底石を敷き詰めます。
あれれ？なんで鉢の中が土で汚れてるの？と思ったあなた。
めちゃくちゃ鋭いですね。。。
鉢底石を入れるのを忘れて先に土を入れちゃったので、慌てて土を戻したんですけど、それは内緒です(笑)。
そして、その時に土を盛大にこぼしてしまったのも内緒です！！！
僕がやるとなんで必ずハプニングがおきるんでしょうね(笑)。
気を取り直して、鉢底石の上に5㎝ほど土を入れます。
続いてみかんの苗木のポットを外してみると、ちらほらと根が見える状態だったのでこのまま植え付けることに。
※根がぎゅうぎゅうになってるときは少しほぐして根が広がりやすいようにするんですが、これくらいならそのまま植え付けてOKです。
苗木を置いて苗木の土のてっぺんの高さが鉢の上端から10㎝くらいになるように調整して・・・
まわりに土を入れて綺麗にならしてあげて・・・
真上からみて苗木が鉢の中央になっているかチェックして・・・
うん、ちゃんとまっすぐに植え付けできてるみたいですね。
あとは水をたっぷりとあげれば、せとかの鉢植えの完成です！
いや～、果樹の植え付けっていうと、なにか専門的な知識や道具が必要なんじゃないかって思ったりもしますが、やってみると普通の野菜や観葉植物と同じようにとっても簡単に植え付けができちゃうんですね。
ベランダに果物の木があるとワクワクする♪
実際にみかんの木を育て始めてみて分かったんですが、まだみかんが実ってるわけでもないのに、この小さな苗木に水やりをするときになぜかワクワクしちゃうんです。
庭木をみて「綺麗な緑だな～」とか「落葉して冬が来たな～」なんていう風情を楽しむのもいいですが、果物の木を植えて「おいしいみかんがたわわに実るかも」っていう期待感を楽しむのって予想以上にたのしいもんですね。
もう全部果物の木にしちゃおうかなって思うくらい、めちゃくちゃ楽しい気持ちになるんです♪
なので、ベランダでみかんを育ててみたいと思ってる方はもちろん、庭木を植えようかなとか、インテリアグリーンを買おうかなって思ってる方も一度果樹を検討してみてください。きっと予想以上にワクワクしながら栽培を楽しめると思いますよ♪
役に立ってくれるといいな！まあくんのなんでもミニ情報！
みかんを早く実らせたいなら3年ものの苗木を
果物は苗木を購入してから数年待たないと実がならないものがほとんどです。せとか等のみかんの場合も果実が実るまでに１～３年かかるんですが、「そんなに待てないよ」って方や少しでも早く収穫を楽しみたい方は2年物や3年物の苗木を購入する方法があります。
1年物の苗木に比べると値段は高くなりますが、ひとまわりからふたまわり大きい苗木で、翌年から収穫できる可能性が高くなります。
１年生とか３年生という感じで、学校みたいな呼び名で区別されて販売されているのでチェックしてみましょう。
1年生の苗木を安く入手してじっくり育てるのも楽しいですし、3年生で翌年から豊作を狙うのもいいと思います。
苗木を購入するときは何年生にするかをチェックしてくださいね♪
