自宅の洗濯機で洗ったスーツにスチームアイロンを当ててみた！

普通のスーツを自宅の洗濯機で洗う事に成功して以来、スーツは自分で洗濯してるまあくんです。自宅で洗濯するとなんだかズボンの折り目が弱かったりスーツのしわがちゃんと取れてない気がしてきたので、今回は思い切ってスチームアイロンを当ててみたらい感じに仕上がったのでご紹介！
ついでに短時間で綺麗に仕上げる為のポイントもご紹介しますよ！
スーツを自宅の洗濯機で洗濯したときの記事はこちら
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まずはクリーニングと自宅洗濯の仕上がりの違い

クリーニングに出したスーツと自分で洗濯したスーツを比較して大きく違うなと感じたのがこちら。そう、スーツ着用時の清潔感のトレードマークともいえるズボンの折り目です。自宅洗濯でもアイロンを当てると折り目はつくんだけど、結構あっという間になくなっちゃうんです。雨の日なんか１日で折り目がどこにいったのかわからなくなっちゃいます。クリーニング出すともっと長持ちする気がするんですよね。

襟も微妙にシャキッとしてない

それからスーツの生地のシャキッと感も少し弱い気がします。もちろんだらしなく見えるようなひどい状態ではないけど、特に襟周りはクリーニングに出した時の方がもっとシャキッとしてる気がします。
「なんでだろ～？」と思ってたら、テレビでプロの方がジャケットにアイロンを当てているシーンに遭遇！手際よく当てられていくプロのアイロン掛けを見ていると、なんとスチームがでてるじゃありませんか！！スチームは高温でないと出てきません。スーツはウールでできているので『中温』で当て布するのが当たり前って思ってたんですけど、どうやらプロは違うようです。

そこで！ちょっとこわいけど思い切って高温スチームアイロンにチャレンジしてみよう！

まずは洗濯前の状態

う～ん。前日に飲みに行ったこともあって極度にシワシワです（笑）。フロントの折り目もほとんどなくなってるし、股の周辺は横しわが強く入ってますね。

続いて上着はこんな感じ

ズボンよりはましだけど、こちらもなんとなく全体的にしわしわでふにふにだな～って感じです。

とにかく洗濯開始！

生地の傷みと型崩れを防止するために前回同様洗濯ネットに入れます。前回は洗濯ネットが小さくてスーツを小さく折りたたむ羽目になったので、今回は上着のネットを大きめにしてみました。

洗濯機の標準コースに挑戦！

前回はドライコースで洗濯したんだけど、水流や脱水が優しくなって生地に優しい反面、脱水が甘くて干すのに時間がかかったので、今回は標準コースで洗濯してみます。これで脱水がきちんとされて乾きやすくなるはず。それから標準コースだとほかの洗濯物も一緒に洗えるから経済的ですよね。

どんどん注水されていきます！

最初はあんなにドキドキだった注水も平気になってきました。人間って不思議なもんですね～。

やっぱりシワシワ＆よれよれに

前回もそうでしたが信じられないくらいシワシワのよれよれになります（笑）。この瞬間はいつも『もうこのスーツはダメかも？」とマジでテンションが下がります。。。

干したらいよいよ高温＆スチームでアイロン！

今回は脱水がきちんとできているせいか半日くらいでよく乾いてくれました。いよいよアイロンです！
ウール製品は中温で当て布をするのが鉄則ですが、今回は高温＆スチームでアイロンをかけてみます。

当て布を忘れないようにね

もちろん高温＆スチームの場合も当て布は忘れてはいけません！テカリがでると困るので面倒くさがらずにきちんと当て布をします。

それではスチームの効果をご覧あれ！『スチームアイロンBefore & After』

アイロン前の上着のポケット周辺です。横しわが入ってます。生地全体も波打ってますね。
これにスチームアイロンを滑らせると・・・

アイロンを軽く滑らせるだけでこんなに綺麗になりました！前回は中温だったので何度もアイロンを往復させたんですけど、スチームだとさっと滑らせるだけでこんなにまっすぐになるので気持ちいい！

続いてアイロン前のポケット部分です。生地もシワシワだしポケットもうねって変形してます。
こちらもアイロンを軽くひと滑りさせると・・・

こんなにすっきり綺麗になります！あまりにも簡単にシワがなくなるので、アイロン掛けるのが楽しくなってきちゃいました（笑）

 ズボンに折り目を付けるときは慎重に！

今度はズボンです。ズボンのフロントに折り目を付けるときは結構気を使います。大げさかもしれませんが、織り目の位置を間違えると二重に折れ目がついてとっても恥ずかしい状態になるので油断禁物なのです！
この折り目をきちんといつもの位置に入れるには、写真の様に裾の縫い目のライン同士を同じ位置に揃えてアイロンを当てるとうまくいきます。くれぐれも適当にアイロンしたらダメですよ（笑）。

ポケット部分はアイロン台の使い方を工夫

ウエスト近くの部分はポケットの生地など何枚も布が重なっていてアイロンを当てにくいので写真の様にズボンの中にアイロン台の先端を差し込む形でアイロンを当てると綺麗にできます。

ほんとにあっという間に完成！

あっという間にこんなに綺麗に仕上がりました。すらっと気持ちよくシワが伸びて、なんかプロっぽい感じの仕上がりで折り目もしっかりとついてます！

上着もこんなにきれいにできました！

上着もこんなにきれいになりました！襟の部分もきれいにシャキッとしてなんだか気持ちいい！念のために詳しく生地を確認してみましたが、傷んだりしてないしテカリもありません。こんなに短時間でこんなに綺麗に仕上がるなら一生クリーニングいらずで過ごせるかもと思っちゃいました♪

というわけで主にアイロン掛けのポイントを中心に紹介したわけですが、初めて洗濯した時と比較してやり方を変えた部分をまとめてみました。

①洗濯機のコースをドライコースから標準コースに変更　→　脱水をしっかり行う
②アイロンの温度を中温から高温＆スチームに変更　→　時間短縮＆仕上がりがアップ

この２つを変えただけでこんなにも短時間で綺麗に仕上がるのでほんとに驚きです！
私は洗濯機の洗濯コースやアイロンの掛け方をいろいろと試行錯誤してるうちに自分のスタイルができてきて、楽しく手軽に洗濯できるようになったので、みなさんも是非いろいろチャレンジしてみて下さい。きっと自分のスタイルがみつかると思います。それから洗濯がうまくいくかどうかはスーツの生地や仕立てにもよると思うので、くれぐれも自己責任でチャレンジしてくださいね。

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