水耕栽培でトマトの実がなったよ!支柱の設置や成長の様子をご紹介!

梅雨に入ってなんだか元気のないまあくんです。やっぱり晴れた青い空が好き、そしてバルコニーで元気に育つ野菜が大好きです。今回は春に種まきした水耕栽培のトマトの成長や株が倒れるのを防ぐための支柱の設置の様子をご紹介!

春に種まきした中玉トマトwc2015sp-tanemaki39 wc2015sp-tanemaki45

こちらは今年の4月1日に種まきした中型トマト「フルテイカ」です。大きすぎず、小さすぎず、料理にもお弁当にもちょうどいいサイズのトマトを育ててみようと思って数あるトマトの品種から選択したものです。それにしても何度みてもトマトのタネって薄っぺらくてちっちゃいな~。

水耕栽培で種まきをして10日くらいで発芽wc2015sp-hatsuga301

でもってこのちっちゃい種を水耕栽培のトレーに蒔いておいたら約10日で発芽。これまたちっちゃくてかわいい双葉をぴよっと広げてくれました。艶やかな葉っぱの緑をみてると笑顔にさせられます。

太陽に向かって広がる細長い双葉wc2015sp-hatsuga691

種まきから約3週間。今年は天候不順なのか寒くて曇天の日が続いたにもかかわらず、細長い双葉を精いっぱい広げてます。ここまでは前回の発芽編の記事でもご紹介しましたので、今回はここからの成長の様子を見ていきます。

トマトっぽい形の葉っぱになってきたwc2015sp-tomato-grow20

種まきから25日目。一目でトマトとわかる独特の形の本葉がでてきました。相変わらず太陽の方を向いてるけど、頭が重くなって倒れれたりしないかな~。ちょっと親ばかな心配をするのでした。

天気が良くなって成長加速!wc2015sp-tomato-grow21a

4月下旬になると天候も回復してすくすくと成長し始めました。あんなに傾いていた茎も太くまっすぐ伸びて安定感がてきました。トマトって葉っぱは緑なのに、茎の根元の方は赤いんですね。ひょっとしてここにはリコピンがあったりするのかな?

苗を間引いてあげますwc2015sp-tomato-grow22

種まきから1か月もたつと、成長具合に大きな差がでてきたので、いまいちな苗を間引いてあげます。ちょっともったいないと思いつつもつまんで引っ張ると、気持ちいいくらいスルッとぬけちゃいました。きっと根もあんまり成長してなかったんでしょうね。

さらに大きく葉が広がっていきますwc2015sp-tomato-grow01a

さらに1週間。暖かい日差しに恵まれて葉が上にも横にも大きく広がっていきます。周りには色とりどりの花もいっぱい咲いて、「ほんとに春だな~」なんて思いながらのんびりする休日の朝は格別です。は~、このままずっとゴールデンウィークだったらいいのにな~。

肥料はハイポニカだけだよDSC00005

ちなみに肥料はこの液肥のハイポニカだけです。発芽した直後くらいからこれを薄めてあげていますが、水耕栽培はこれ以外は何もいらないのがとっても便利な液肥です。普通だったら葉っぱを育てるための肥料、花をつけるための肥料、実を大きくする肥料、みたいに用途に合わせていろいろ肥料を選択するみたいなんですけど、種まきから収穫までこれだけでOKなんですよ。

トマトの茎がちょっと伸びすぎかもwc2015sp-tomato-grow02a

さらに1週間後。気づけばこんなに大きく伸びて茎がふらふらと傾き始めてました。今のところまだ大丈夫ですが、そろそろ支柱とかで支えないと倒れちゃいそうだな~。

いよいよトマトが倒れそうに!wc2015sp-tomato-grow04a

さらに一週間。大きく伸びて太くなった茎がまさに倒壊しそうな状態になってきました。
ま、まずい! 仕事が忙しいのを理由に、ちょっと油断してたらやばいことになってきました。。。

トマトの足元を確認するとwc2015sp-tomato-grow05

トマトが植わってる根元の当たりをよくみてみると、すでに茎は倒れちゃってました。魔法の土から横に伸びて、途中から茎がぐりっとまがって上に育ってるイメージです、う~ん、このままほっとくとさらに茎が傾いて根が持ち上がってしまいそうです。ごめんよトマトくん。気持ちよく成長できるようにしてあげるからね!!

トマトの苗を支える支柱を追加!wc2015sp-tomato-grow08

これ以上伸びたらほんとに倒れちゃうので、ここで100円均一ショップで購入した支柱を設置することに。
といっても地面やプランターと違って土を使わない水耕栽培。魔法の土をちょっぴりしか使ってないので普通に支柱を固定する事ができません。そこでいろいろ考えた結果、写真の様に水耕栽培のトレーの外に櫓を組むようにして設置してみました。

支柱とトマトの苗とそれぞれが支えあう助け合い方式wc2015sp-tomato-grow07

支柱を土にさして固定するのではなく、支柱とトマトがそれぞれ支えあうという(たぶん)世界初の仕組み。なんと支柱は写真の様にバルコニーの台の上に置いてるだけです。不思議と思われるかもしれませんが、三角形に組んだ支柱があって、トマトの茎と固定をしてあげると、①支柱はトマトの茎が倒れるのを防ぎ、②トマトは支柱が倒れるのを防ぐという助け合い機能で成り立ってくれたんです。
えっへん! これでいいのかどうかわかりませんが、とにかく世界初の適当な仕組みでトマトはしっかり支えられてるみたいです(笑)。

支柱と結束バンドはこちらvegi2014sp-51day1839

念のために使った結束バンドの写真を載せておきますね。100円ショップで購入したこんな形の支柱を2本使ってて、それぞれの頭の部分を結束バンドでつないで水耕栽培のトレーをまたぐ様に立てます。このときはまだ支柱はふらふらしてますが・・・、 vegi2014sp-51day1857

さらにこうやってトマトの茎と結束バンドで結んであげると、お互いが支えあうようになるって仕組みです。う~ん、自分でもちょっと不思議な感じがしますが、とにかくばっちり支えられました♪

トマトの花が咲いたよ!wc2015sp-tomato-grow09

と、支柱の設置に夢中になってしまいましたが、実はもっと大きな発見が。
トマトに黄色い花が咲きました~!
この1週間くらいであっという間につぼみがついて膨らんで花が咲いたみたいです。しかもこんなにいっぱい咲いてます!
大玉トマトのときはもっと株が大きく成長してから花が付いたような気がするんだけど、中型トマトは花が付くのが早いのかな~。まさか成長不良なんてことはないよね。。。ちょっと心配ないような気もしますがとにかく花がついて嬉しいな~。

下葉が枯れていくよwc2015sp-tomato-grow16 wc2015sp-tomato-grow15

このころになると、トマトの株の下の方の葉や茎がちょっとずつ枯れていきました。特に病気や不具合というわけでなく、そんなものなのかもしれませんが、カビが付いたりしたら嫌なのでこまめに掃除しておきました。

ついにちっちゃなトマトの実が!wc2015sp-tomato-grow10

そしてさらに1週間たった5月27日、いつものように朝おきて水やりをしていると、こんなに小さなトマトの実を発見しました♪
「あっ!トマトの実がなってる~!」思わず小声でささやく私。トマトの赤ちゃんが寝ているのを邪魔しないようなイメージでささやいてしまった自分をおかしく思いつつもトマトの小さな実の大きな発見を嬉しく思うのでした。

根元から順に結実しているみたいwc2015sp-tomato-grow11

よくみると、10個くらいついてた花の中で根元の方から順番に結実しているみたいです。きっと私が知らないうちにミツバチやチョウがやってきてせっせと受粉をさせてくれたんでしょうね。一番左の小さい実の右側にはもっと小さい実がなってますよ。

いっぱいトマトがなりはじめたよ♪wc2015sp-tomato-grow12a

最初にちっちゃなトマトの実を発見してからは日に日にトマトの実が大きく、そしてたくさんなってきました。驚異的な成長の速さですね。
まさに「鈴なり」って感じがします♪

トマトの実ってこんなに早く育つのねwc2015sp-tomato-grow14a

ひとつ前の写真から二日しかたってませんが、一回りも二回りも大きくなってるでしょ。ほんとにすごい成長っぷりです。つやつやの真ん丸トマト。昨年大玉トマトを育てたときはこのときの水分管理がうまくいかなくてヒビが入ったりしたトマトもありましたが、今年はばっちり綺麗でおいしいトマトに育てるぞ~。
トマトはこの実が大きくなる時に土壌が激しく乾燥したり湿ったりするとトマトの実の成長の速さが不規則になり、トマトの実が割れちゃうんです。乾きすぎず湿りすぎず、毎日適度な水やりをしていきたいと思います。
なんかちょっとだけですが、経験が増えてレベルアップしてる気がするな~(笑)。

水耕栽培のトマトの収穫まであともう少し

というわけでトマトの成長や支柱の設置、トマトの実が大きくなる時の注意ポイントなんかを紹介してみましたがいかがだったでしょうか?
実際私が作業をしたのは種をまいた後は水やり(液肥を薄めた培養液の追加)をしたり支柱をたてたくらいで、特に何にもしてないんですが、マンションのベランダでも水耕栽培でこんなに立派なトマトが育ちつつあります。水耕栽培ってほんとにすごいな~。
赤くておいしいトマトの豊作を夢見つつさらに大切に育てていきたいと思います♪

役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!

根っこが見えてきたらwc2015sp-tomato-grow17

水耕栽培ではトレーの底に薄く魔法の土を敷いて野菜を栽培するので、野菜が大きくなってくるとこんな風に根が見えてくるときがあります。特に水やりを魔法の土の上からやると根が洗われて露出しやすいので、できるだけ中かごを持ち上げて水をやるようにしましょう。でも苗が大きくなってくると中のカゴを持ち上げられなくなって、どうしても水やりを魔法の土の上からしないといけなくなったりしますよね。

そんな時は魔法の土を追加wc2015sp-tomato-grow18

そんなときはこんな風に魔法の土を追加してあげましょう。追加する量は露出した根がきれいに隠れるくらいでOKです。根の上に魔法の土をかぶせて平らに伸ばします。

シャワーでお水を上げるときれいにならせるよwc2015sp-tomato-grow19

最後にこんな感じでシャワーで優しく水をあげると、魔法の土が滑らかにならされていい感じになります。根が露出してきたときはもちろん、魔法の土の表面に藻が生えて緑になって見苦しくなった時にも使える技なので、困ったときは試してみてくださいね。

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • ひろさんこんばんは~。
    その後もばっちりトマトを支えてくれてますよ( ^^)
    結構いけるみたいです。

  • こんにちは。
    トマトの支柱、その後はいかがですか?^^
    アイデアですね♪

  • くろまめさんこんばんは~。
    やっぱりそうですか。支柱って地面に使うものだからバルコニーだといろいろ工夫がいるんですけど
    なんといっても野菜のツルで自然固定が一番ですね( ^^)

  • まりなさんこんばんは~。
    なんと!病気にかかっちゃったらショックですよね。
    それでもあきらめずにいろいろ試されてるのがまりなさんらしくていいなと思いました。
    お互いいろいろチャレンジして楽しみましょうね( ^^)

  • こんばんは。

    うちもトマトの水耕栽培をしていますが、やはり支柱は大問題です…。

    わざわざ新品を買うのが嫌で安定感の無い支柱を使ったのも悪いのですが、どうにもならないのでベランダの柵に支柱をくくりつけてあり、無理矢理安定感を持たせる感じになっています(笑)
    柵×支柱×トマトの組み合わせですが、やはり「助け合い方式」です。

    キュウリも同様ですが、つるが伸びてネットに巻き付くようになり、安定感が良くなりました。

    支柱問題は悩ましいですね。

  • こんばんわ。梅雨対策に追われ、ミントを沢山収穫してデトックスウォーターをつくったまりなです。トマトの結実おめでとうございます。ワクワクしますよね。まあくんの育てる野菜はいつ見ても美味しそうです。あ、我が家の大玉トマトが尻腐れ病にかかったのでミニトマトちゃんもカルシウム不足に気をつけてくださいね(*^◯^*)

    あと以前に水切りカゴを大きくしたほうがみたいな話をさせてもらった後に、自分ででっかいカゴでゴーヤの水耕栽培したんですよ。魔法の土をどっさりいれて、いつも通りハイポニカで。そしたら育ちが悪い上に黄色くなって枯れちゃいました。いつもより日当たりが悪い場所で、苗の根を洗って植えたりと通常とは条件が違う中での挑戦だったので、これが原因とハッキリ言えませんが失敗しました。黄色くなってたので肥料不足だと思います。底辺だけ濡れてたらいいやと水を少なくしてやりました。たぶんまあくんのサイズが肥料を吸収するのが一番ベストなのかなぁと思いました(*^◯^*)

    ただ諦められなかったので、普通の肥料入り用土でやったらワサワサと上手く育ってくれました(笑) もう新しいやり方になっちゃいました笑!
    なので 一回ご提案させてもらいましたが、すみませんでしたm(__)m
    もしカゴのサイズ変えて挑戦する日が来たときは、肥料不足に気をつけてくださいー長文失礼しましたm(__)m

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