バルコニー菜園で毎朝メロンの水耕栽培にいそしんでるまあくんです。今年で3回目のメロンの水耕栽培のチャレンジ。今度こそでっかくておいしい立派なメロンを育てるぞ~!と頑張ってます。というわけで今回はいよいよメロンの実を大きく立派にするための栽培のポイントや成長の様子をご紹介!
水耕栽培でメロンの実が結実しました!
前回ご紹介したメロンの結実。天候に恵まれたのと、受粉を早めにさせたのが成功して6月の半ばにはこんなかわいい実が結実しました~!
ここまでの様子を紹介した記事はこちら
→『丸くて美しいメロンを育てる受粉の方法を試してみた!ベランダでメロンの水耕栽培!』
結構すごい速さで大きくなってくメロンの実
ちっちゃくてかわいい実が結実したな~、なんて喜んでたら、すごいスピードで大きくなり始めました。この前までほんとにちっちゃかったのに、3日後にはもうこんな大きさに。プックリしてて、ツヤツヤした緑で、ホワホワの産毛がある様子は赤ちゃんみたいですね。
かわいいな~♪ 朝のベランダでホンワカとした時間を過ごしちゃうのでした。
メロンの葉がすごい勢いで広がりだした
6月末になるとメロンの株はどんどん元気に成長してこんな状態に。もうバルコニーの腰壁上が全部メロンでいっぱいになっちゃいました。
大阪のマンションの一角が農園みたいになってます(笑)。
25節目くらいでメロンのツルの先っちょを切ります
メロンのツルは伸びすぎてもよくないそうなので、25節目(葉っぱを根元から25個数えたところ)でつるの先っちょをカットしました。これで、25節の長さのツルにメロンの実を1個か2個づつ育てていく体制になりました。
1週間で拳くらいの大きさになったメロンの実
成長が加速したメロンの実は、なんと1週間でこんなに大きくなりました!
もう私の握りこぶしより大きくなってます。天気がいいとはいえ、すごい成長っぷりです。
成長の速さを喜んでたら、いつの間にやらメロンの実が見当たりません。おかしいと思っていろいろ探してみたら、なんと雨の強風でバルコニーから転がり落ちてるじゃありませんか!
慌ててツタを引っ張って引き上げると、こんな傷がついちゃってました。それでもちぎれて落下していかないでよかったな~。きっとメロンも崖から落ちて木につかまりながら「助けて~」って叫びたい気分だったんじゃないかと思います(笑)。
意外と平気だったみたいでさらに大きく成長
落下のピンチに陥ったメロンの実ですが、そんなことなかったかの様にさらにすくすくと育ってます。子供の怪我みたいなものなんでしょうね。成長期ってすごいな~。
水やりが追い付かなくなってくる
メロンのツルがどんどん伸びて大きくなったことと、天気がいいこと、小さい栽培用のトレーに5株も植わってるせいで、毎朝水やりしても、トレーがカラカラに乾く様になってきました。去年は旅行中の水切れが原因でメロンが大変なことになったので、今年は絶対そんなことのないように、泊りがけの出張の場合はこうやってペットボトルに水を入れて万全の体制で対応します。
メロンに網がかかってきたよ!
7月に入って夏らしい熱さが本格的になってきた頃、メロンに網がかかり始めました~!
まだ網というよりはヒビに見えなくもないですが、立派なメロンに向かって育ってるようですね。
プロの農家の方はこのころになるとメロンの実の下にマットを敷いて保護してあげるらしいですよ。
ぎゃ~!やっちゃった!葉っぱが萎れてる
このころになるとあまりの暑さに蒸散が激しいらしく、朝水やりしても夕方にはこんな状態になり始めました。
むむ~、このままではメロンの実まで危なくなりそうです。
破れかぶれの水攻め攻撃
こうなったら、体裁や栽培理論がどうこう言ってる場合じゃありません。朝水やりをして仕事から帰ってくるまで水をなんとか切らさないようにするために、トレーに入るだけの水を入れておきました。なずけて水攻め大作戦!
っていうか水耕栽培だから水があるのは当たり前ですが、こんなに水たまりができるまで入れて大丈夫かな~?
意外とうまくいったみたいで成長を続けるメロン
水攻め作戦がうまくいったのか、朝から夕方まで水が持つようになりました。といっても、夜私が家に帰ってトレーを確認すると、トレーの魔法の土はもちろん、その下の根の部分もカラカラに乾いてました。
葉が萎れることないくらいの程度で、夜にはトレーの水がなくなるって状態がちょうどバランスが良かったのか、心配してた根腐れを起こすこともなくメロンは順調に成長を続けてます。網目もただのヒビからメロンらしいネットっぽい感じになってきましたよ~。
どこまで広く成長するのかしら?
メロンが元気に育ってくれるのは嬉しいんですが、バルコニーをいっぱいに埋め尽くしてもその成長はとどまることをしらず、ツルが伸びてくだけでなく、1枚1枚の葉も大きく立派になっていってます。
毎日メロンの成長具合を見るのが楽しすぎる
朝晩の水やりはペットボトルで吸水してるので結構大変ですが、それでも毎朝こうやってメロンの葉をめくって実がどれくらい成長してるか確認するのが楽しくてたまりません。
もっともっと大きく立派なメロンになれよ~♪
成長が遅れてたパンナTF(たぶん)の方は?
そういえば今回成長が早くて紹介してきたのはレノンという品種の赤肉メロンですが、同時に種まきしたけど成長がおそ遅めだったのがこちらのパンナTFという緑の果肉のメロン。いつの間にやらこの写真の様に負けぞ劣らず大きく元気に広がってます。ちょっと心配してましたが、ちゃんと結実もしてるのでこちらも期待できそうですね。
猛暑到来!メロンが焼けちゃったらどうしよう!
そして7月半ばになると猛暑到来!溶けちゃうんじゃないかとい思うくらいの陽射しがジリジリとバルコニーを照らしています。ひまわりは元気に(呑気に)花を咲かせてまさに夏本番って感じですが、メロンの実はこんな暑さと日差しだと溶けるどころか腐っちゃうんじゃないかと心配になっちゃいます。
心配になって休みの昼間に覗いてみたら、葉っぱの影に隠れてちゃんと日陰で待機してました。触ってみるとそれなりに実も熱くなってましたが、いたんだりすることなく、元気に育ってるみたいです。
もうどっからみても立派なマスクメロン!
そして7月末ごろになると、メロンの実はこんなに立派な姿になりました~。
大きさといいネットのかかった見た目といい、もう間違いなく立派なメロンですね♪
見てくださいこの網目の美しさ!!
細かさといい、均一さといい、デパートで1万円くらいで販売されてるメロンとおんなじ感じです!
これはきっと味も期待できそうですよ。いや~ほんとに収穫が楽しみです。
とんでもない見た目のメロンもあったりします
立派なメロンができそうなレノンという品種に対して、こちらはパンナTFというメロン。なんだかちょっと見た目的に心配な感じになっています。。。
形が微妙というか網目が雑というか。。。
大丈夫かな~。なにか育て方を間違えたんじゃないかとちょっと不安だったりします。
ひょっとしてワンピースに出てくる悪魔の実ができたんだったりして(笑)。
恐怖の1泊二日の出張時の水切れ対策強化!
そんなこんなで楽しいメロンの水耕栽培ですが、暑さも成長もピークの時にまた1泊2日の泊りがけの出張が。
ペットボトル追加作戦ぐらいじゃ心配なので、ペットボトルを3本に追加したうえで、栽培トレーを大きめのゴミ袋で包み、トレーの貯水量を増量するとともに表土の感想を防ぐ作戦で臨む私。
しかも2日目の出張は心配で心配で仕事も早めに切り上げてまっしぐらに帰宅しましたんですが、それでも葉が萎れかけるくらい乾燥しちゃってました。。。
ま、なんとか乗り切りったなと思った時に更なる問題が発生します。
メロンの生育を妨げる恐怖のうどん粉病発生!
乾燥気味のメロンに水を上げて一安心しながら生育具合をみてたら、葉っぱにこんな白い粉の様なものが。
はっ!これは去年メロンを危機に陥れたうどんこ病じゃないか!
数日前にちらっと発生してるのを見つけて葉をちぎって除去したので大丈夫とおもってたのですが、私が出張してるうちに復活してきたようです。なんてしぶとい生命力なんでしょう。乾燥しがちだと発生しやすいみたいなので、最近の水切れ気味の管理がよくなかったのかも知れませんね。
詳しくは別生地で紹介しますが、うどんこ病はほっとくと葉を枯らせてしまうので早めの対応が重要。カダンセーフという無害の薬をスプレーしたり、白い粉が吹いた葉を撤去したりして対応しました。収穫を目前に控えたこんな時に枯らしてなるものか~!!
水切れやうどんこ病にも負けず、元気にメロン成長中です!
というわけで、毎朝ベランダで成長の速さに驚かされたり、かわいい実に癒されたり、そして水切れや病気に戦いつつもメロンは元気に成長中です!
例によって
どこまで大きくなるのか?
いつ頃収穫したらいいのか?
分からないことはいっぱいですが、今年はたくさん実がなってくれているので、いろんな情報を参考にしつつ甘くて立派なメロンを収穫できるようにベランダ水耕栽培をめいっぱい楽しんでいきたいと思います♪
もし自分もメロン育ててるよって方がいらっしゃったら是非成長や収穫なんかの情報をアドバイスしてくださいね。
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
メロンをを育てるスペースは余裕を持とう
今年は本当いメロンの成長が激しいというか順調すぎて、バルコニーの腰壁上がすべてメロンで埋め尽くされちゃいました。2つの水耕栽培トレー(洗い物様に水切りカゴ)に合計10本ほどの株があるのですが、他のレタスやトマトを撤去してようやくスペースを確保できたくらいなので、もしこれからメロンの水耕栽培にチャレンジしようと思ってる方がいらしゃったら、しっかりとスペースを確保するか、育てる株数を抑えることをオススメします。
私の様に欲張っていっぱい植えると大変なことになりますよ(笑)。
鳥や虫も集まる自然派のベランダになるよ
それからベランダ水耕栽培をしててもう一つ気づいたのがこれ。リーフレタスやトマトくらいなら大したことないのですが今回のメロンの様にすっごく大きく成長すると、バルコニーからあふれて外から見るとこんな緑あふれる素敵なマンションが演出できます。
すると、街の見た目や気分が豊かになるだけでなく、珍しい鳥やハチ、蝶なんかも立ち寄ってくれるようになります。ハチはちょっと怖かったりもしますが、受粉をしてくれますし、蝶や珍しい鳥は室内からそっと覗いてみたりしてると結構かわいかったりするんですよね。
いろんな栽培してる野菜の成長以外にも自然に関する発見があるのもベランダ水耕栽培のいいところかもしれません。都会暮らしで子供に自然をもっと親しんでほしいと思ってる方は一度試してみてくださいね♪
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