アンチエイジング効果満点の高リコピントマトを種からベランダ水耕栽培で育ててみました~。誰でも簡単にできる上手な育て方のポイントも合わせて紹介するよ!
価格が高い高リコピントマトを自分で育てます!
高リコピントマトが大好きなまあくんです。赤くっておいしそうな見た目はもちろん、アンチエイジングに効くリコピンがいっぱいなのが好きなんです。しかも食べやすいサイズでサラダや料理にピッタリなんですよ。
でも玉に瑕なのがお値段が高いこと。高リコピントマトは夏場の安い時でも5個で298円。高い時は3つで298円だったりする高級食材ので、購入するときは売り場の前でちょっとためらったりしちゃうんです(笑)。
「栄養満点でおいしいけど値段が高い」、こんな問題を解決するには自分で育てるのが一番!
というわけで、自分のベランダに高リコピントマトがいっぱい実ったりしたら幸せいっぱいに違いない♪
なんて想像しながら高リコピントマトをベランダの水耕栽培で育てることにしました~。
高リコピントマトの品種は?
育てると決めたら種探しです。高リコピントマトを調べてみると、スーパーで販売されてるカゴメの高リコピントマトよりもリコピンの含有量が多くて育てやすい品種を発見!
中玉トマトの「フルティカ」
見た目はカゴメの高リコピントマトに似ていますが、このフルティカという品種はリコピンの量がなんと普通のトマトの2倍以上!カゴメの高リコピントマトは普通のトマトの1.5倍なので、「すご~い!」と声を上げたくなる様な品種です。しかも説明書きによると甘くておいしいらしいので、期待感満点です。
ただ、種のお値段も期待以上で、17粒で626円(税込)もしちゃいました(笑)。
それにしてもこのペラペラで中身がはいってなさそうな超軽い種で大丈夫なのかな~。
カロテンリッチ ミニトマト「オレンジ千果」
それからついでにお弁当に使いやすくて彩りの幅も広がるミニトマトタイプも購入しちゃいました。めずらしいオレンジ色のトマトも高い栄養価を持っている機能性野菜で、カロテンがいっぱい入っててるそうです。その量はなんと普通のミニトマトの3倍!これまたすご~い!
ちなみにβカロテンは体内でビタミンAに変換される栄養素で、お肌の美白やシミに効果的なんですよ。
お値段は15粒で626円(税込)です。やっぱり機能性野菜ってお値段も機能的ですね(笑)。
でも栄養満点でおいしいなら価値があると思って購入しました。
こっちの種もフルティカの種と見た目はおんなじで、混ぜちゃったらみわけられなくなりそうですね。
高リコピントマトの種蒔き
道具と種をそろえたら早速種まきです。
種蒔きはいつもの様に食器乾燥用の水切りトレーにヤシの繊維からできた魔法の土をちょっぴり敷き詰めた水耕栽培の方法でやりました。
(※厳密にいうとヤシ繊維培地栽培というそうです。その下に培養液が入ってるので私は広い意味で水耕栽培と呼んでます。)
水耕栽培の種まきの方法を詳しく知りたい方はこちらの記事をみてね!
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高リコピントマトが発芽した!
4月18日に種まきをしてから9日後。トマトの種が発芽して双葉が出てきました~。茎が赤いのがトマトの特徴なんですよ。なんだかピヨって音が聞こえてきそうな可愛い発芽です。
発芽までは普通のお水をあげてますが、発芽後はハイポニカという液肥を使った培養液をあげるようにして、栽培トレーの底に常に培養液がある状態にします。
(培地の下半分が培養液に使ってるくらいの水位を目安にしてます。)
高リコピントマトの生育過程
さらに10日ほどすると本葉がでてきました~。朝日に光ってる苗がなんだかとってもフレッシュですね。
さらに1週間ほどたった5月20日。こんなに大きく成長してくれました。ちなみに今回このトレーのなかの右側半分が高リコピンのフルティカ、左半分がカロテンリッチのオレンジ千果なんですが、区別がつきますか?育て主の私は全く分かりません(笑)。
それにしても今回は水位が高くて培地の表面が湿り気味だったこともあり、やけにたくさん藻が生えて緑色のじゅうたんみたいになってますね。。。
トマトの苗が強風で倒れてる!!!
はうっ!強い風が吹いた後にベランダに出てみると苗が傾いてます!
5月23日の様子ですが、上物の成長に比べて、まだ根がしっかり広がってないみたいで、風がふくと倒れやすいみたいですね。しばらくの間は強風の予報がでてるときはバルコニーの内側に入れとくようにします。
トマトが急成長&花が咲き始めた
さらに1週間した5月31日。なんとこんなに急成長をしました~。育ち盛りとはこのことと言わんばかりに、ぐんぐんと上に伸びてきてます。ちなみにトレーの向きをちょくちょくかえているんですが、今回は左側がフルティカ、右側がオレンジ千果です。
そして、早くも花が付き始めてました~♪
黄色いさわやかな花が綺麗ですね~。この花の数だけトマトの実がなると思うと、楽しみが増えてく嬉しいな~。
トマトを育てるときは大きくなってきたら支柱を立てたりしてトマトを支えてあげながら大きく育てるんんですが、大型プランターで育てるのと違い、コンパクトな栽培トレーだと風で倒れてベランダから地面にまっさかさま!なんてことになると困るので、今回は剪定して高さを抑えつつコンパクトに育てることにします。写真は剪定した後ですが、花が咲いている上の部分をバッサリカットしました。
ちょっと心が痛みましたが、安全に育てるためなので許してね~。
可愛いトマトの実がなり始めた!
花が咲き始めてから2週間ほどたった6月14日。とってもかわいいトマトの実が大きくなり始めたので、「かわい~っ♪」と一人で盛り上がって、ついついまだ小さいトマトをつついてみたりしちゃいました。(笑)。
ちなみに写真はどっちの実かわかりますか?
これはフルティカの方です。写真みただけで見わけがついた方はかなりのトマト好きですね。
まんべんなく日が当たるように栽培トレーをちょくちょく回転させてる私は、どっちがフルティカか見わけがつかなくなる気がしたので、実はこっそりこんなネームタグをつけておきました。このタグが付いている側がフルティカ、反対側がミニトマトのオレンジ千果です。
オレンジ千果もたくさん実がなり始めた
オレンジ千果の方もこんな感じで花が咲いたと思ったらすぐに小さな実がなり始め、大きく膨らんできました。フルティカに比べると一塊の花からなる実の数がかなり多いみたいで、ブドウみたいにたくさん実がついてますね。
タイトル10
そして10日ほどたった6月23日。なんとトマトはさらに成長し、こんなに大きくひろがってきちゃいました。先っちょの新芽を剪定してコンパクトにしてるつもりなんですけど、あまりにも成長が早すぎて、数日ですごく大きくなるみたいです。
トマトに害虫がやってきた!
さらに剪定しようとしてたら、葉っぱをむしゃむしゃ食べてる虫を発見!
どうやらテントウムシの仲間の様ですが、遠慮なく葉を食べまくってるので、葉ごと摘み取ってベランダから外へポイ!の刑に処しました(笑)
トマトの病害虫対策
トマトはもう何度も育てていますが、基本的に病気や虫に強く、風通しが悪くて蒸れるとか、周りにたくさん病害虫がいる場所でない限りはほとんど病気や虫に襲われることはありません。
なので、計画的な農薬散布などは不要です。
万一の場合は虫であればさっきの様に葉ごとちぎって処分。ハダニなどの病気が発生して葉の色がおかしいなどの症状が出た場合は、ホームセンターなどで取扱いのある化学成分を使ってない家庭菜園用の薬をスプレーしてあげる程度でOKです。
トマトの栽培って簡単で楽しい♪
6月末になるとトマトの実がさらに大きくなってきました。
ここまでとっても順調に育ってくれた高機能野菜の高リコピントマトの栽培。ちょっと記事が長くなっちゃったので、気になる続きは次回の記事で紹介しますね。
毎朝バルコニーにでてみると少しづつ大きくなってるトマトの実。上の写真がフルティカで下がオレンジ千果ですが、どっちもぷっくりとした形でツヤツヤしててなんだかとってもかわいくてたまりません。
今回は機能性野菜で栄養が普通よりたくさん含まれてる特別なトマトを栽培していますが、普通のトマトも含めて、トマトの栽培ってほんとに簡単で楽しいなって思います。
まだ育てたことがない方はぜひ一度トマトの栽培を試してみてください。きっとワクワクするくらい朝起きるのが楽しくなりますよ♪
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
高リコピントマトならではの育て方が必要なの?
高リコピントマトという特別なトマトを栽培するときに疑問に思うのが、普通のトマトと違う高リコピントマトならではの育て方があるんじゃないかってこと。
ずばり!普通のトマトと同じでOKです!
私の場合はマンションのベランダの水耕栽培で育ててみましたが、今まで育ててきた普通のトマトと全く同じ栽培方法でOKでした。特別なものは何も必要ないので、種の袋に書いてある育て方や、普通のトマトの栽培方法をネットや本で調べておけばおいしくて栄養いっぱいのトマトを育てることができますよ♪
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