もう4月なのに寒いのを不思議に思ってるまあくんです。いつものように4月2日に種まきしたんですが、気温が低すぎてちゃんと発芽してくれるのか心配で仕方ありません。低温でも野菜は発芽してくれたのでしょうか。今回は発芽に必要な温度や野菜ごとの発芽の結果についてご紹介!
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気温が低くても発芽するのか実験
天気が良かった4月2日。
今年も春がやってきたな~なんて思いつつ張り切って朝から種まきをしてみました。
ところがこの日、めちゃくちゃ寒かったんです。
なんと最高気温が11℃。最低気温は4℃!
2月くらいの寒さです。
天気もいいし、見た目的にはポカポカ陽気っぽい感じなんですが、実際は北風がピューピュー吹いて種まきしてたら手が震えるくらい。
最初は張り切っている上に気温の低さに気づいてなくて、意気揚々と種まきの準備をしてたんですが、途中からあまりの寒さに耐えきれずいったん室内へ避難!
手をこすってあっためながら、「こ、この寒さで発芽するのかな~?」なんて当たり前のことに気づいてしまいます。
天気予報をみてみると、最高気温が11℃とか12℃の日がまだまだ続くみたい。
ちょっと早まったかな?
なんて思いつつも、とにかく種まきをしちゃうのでした。
天気はいいけどすごく寒い
ちょっとでも日当たりがよくて暖かいところに置いて待つこと数日。
ところが全然発芽する気配がありません・・・
普段なら2・3日たてば発芽するはずなんだけどな~。
さ、さすがに2月とおんなじ気温じゃ種がどんなに頑張っても無理かな~。
っていうか完全に冬眠中だよな~。
なんて思いつつも、もう少しまってみることに。
ちなみにこういう時は室内の温かいところに移動させるとか、ビニールハウスに入れてヒーターをつけるとかの対策があるんですが、お手軽簡単が売りのほぼ水耕栽培なので、このままベランダで様子を見ることに。
リーフレタスが発芽!
全く発芽しない状況と温かくならない状況にヤキモキしながら待つことちょうど1週間。
リーフレタスの種が発芽しました~!
しかもこんなにかわいい双葉を広げてます。ごつごつしたウッドチップの隙間からピヨッって覗いてる様子がとってもかわいいでしょ♪
- 4月2日 12℃
- 4月3日 11℃
- 4月4日 14℃
- 4月5日 16℃
- 4月6日 19℃
- 4月7日 22℃
調べてみると最高気温が低かったのは4月の5日くらいまでで、その後は20℃前後だったみたい。写真は4月8日のものなので、どうやら20℃くらいになって発芽をして、2・3日で双葉になったって感じみたいですね。
茎ブロッコリーも20℃くらいで発芽
翌日の4月9日には茎ブロッコリーも発芽しました!
カイワレみたいな葉っぱがピョコンと頭をのぞかせてますね。
リーフレタスと1日違いなので発芽温度としては20℃くらいみたいです。
種まきから12日後にズッキーニが発芽
ズッキーニはちょっと遅めですが、種まきから12日目で発芽しました。
ウッドチップの間に緑色のものが見えてるな~って思ってのぞき込んでみると・・・
いきなりこんな大きな葉が広がろうとしているところでした。
種が大きいと最初から双葉の葉も大きいんですね。
ズッキーニも種が大きくて硬いので発芽に時間がかかるみたいですが、適温としては20℃くらいのようです。
2週間でカボチャも発芽
種まきから2週間たった4月15日。カボチャの種が発芽しました~。
こちらもいきなりでっかい葉っぱが出現して、「ガチョウの口みたいなのが出てきた!」って思ってちょっとびっくりしましたが、分厚くて元気な葉っぱが発芽してくれました。
ズッキーニと種が似ているカボチャも固くて大きいので発芽がやや遅めですが適温としては20℃くらいみたいです。
発芽する気配すらないメロン
驚くほど寒い日に種まきしても気温に合わせて順調に発芽してくれてる野菜たちですが、ここで全く関係ないよって顔をしているのがメロンくんです。
発芽の気配すら見せてくれません。
種まきから20日たった4月20日でもこのありさまです。。。
これはさすがにまずいかも。いつもなら
ま、いっか。って様子をみるまあくんですが、心配になってきました。
というのも
ベビーリーフはこんなにびっしり生い茂ってきてるし・・・
茎ブロッコリーも元気に育ってるし・・・
何か原因があるに違いありません!!!
野菜の種の発芽に必要な気温は?
種のパッケージをよく確認してみたら意外な事実が判明!
メロンの発芽には25~30℃が必要なんですって!
そ、そうだったのね・・・
いままで4月の頭に種まきすると、時間はかかるものの普通に発芽してくれてたので、気にもしてませんでしたが、メロンの発芽にはかなりの温度が必要なようです。
念のためほかの野菜も調べてみたら、リーフレタスやカボチャ、ズッキーニは20~25℃が発芽温度でした。
だから最高気温が20℃くらいになった時点で次々に発芽していったのか~。
とやけに納得しつつも、メロンが心配になる私。
4月になってからの気温を確認してみると18~23℃くらいの日が多かったので、普通に考えればメロンは発芽しなくて当たり前ってことになりますが、日当たりの一番いいところに置いてるしウッドチップであったかさも確保されてるはずだしな~。
ひょっとして腐ってたりして・・・なんて怖いことを考えたら、メロンの種を確認したくなってスポンジをひっくりかえして確認してみることに。
そしたらこんな感じで、種まきした時のままの状態になってました(笑)。
種に異常はなさそうなので、このまま様子をみることにしつつ、念には念を入れて、追加で種を蒔いておくことに。
一粒100円以上するたねなので、来年も使おうかと思って大事にとっておいたのですが、発芽しなければ意味がないので、思い切って使うことに。
早く発芽してね~♪
と声をかけつつ追加で4粒をそっと埋めておきました。
後は気温が上がるのを待って、メロンの種が冬眠から目覚めてくれるのを待つだけです。
野菜の種の発芽の適温は20℃以上が目安
というわけで、実際に何度で発芽するかを確認してみたわけですが、リーフレタスやブロッコリー、カボチャなど、たいていの葉物野菜系は20℃以上が発芽適温のひとつの目安になります。
そして後から気づいたわけですが、種のパッケージに書いてある種まき適温の情報はばっちりあっていました(笑)。
そして毎年発芽が遅めだなと思ってたメロンは25℃以上が発芽の目安なので、普通に屋外で育てるなら4月末くらいに種まきするのがいいみたいです。
いままで何度も育ててて気づかなかったなんてちょっと恥ずかしかったりしますが、寒い日が続いたおかげで新しい知識を増やすことができました。
家庭菜園で栽培を楽しむ分には、私の様に適当かつポジティブ(?)に楽しむのもいいと思いますが、おいしくて立派な野菜を育てたいと思ってる方は発芽温度を考えつつ種まきをして、元気な野菜を育ててくださいね♪
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