いろんな品種のトマトを栽培してみたいまあくんです。トマトの種や苗を買うときに、どの品種にするか迷いまくるので、育てたい品種をまとめて寄せ植えにしてみたら、いい感じに実り始めたので、多品種をひとつのプランターにまとめて寄せ植えする栽培について紹介します!
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栽培するトマトの品種を迷う
全国の家庭菜園でトマトを育ててる皆様!
種や苗を選ぶときに、「どの品種にしようかな~」って迷ったことはありませんか?
定番のトマトにお弁当の付け合わせに便利なプチトマト、甘くておいしいフルーツトマト等、トマトの品種は多種多様。
赤や黄色、オレンジのトマトなんかもありますし、リコピンがいっぱい入ってるとか、栄養素の違いなんかも入れると数えきれません。
トマトの品種が多すぎるから選べない
調べてみたら、日本で品種登録されてるトマトだけでも240種類。世界には10000種類のトマトの品種があるんだって。
そりゃ選べないはずです。
僕はいつも、
甘くて赤い中玉トマトも育てたいし~
お弁当用のプチトマトは外せないし~
オレンジのトマト?一回育ててみたい♪
あっ!リコピンがいっぱい含まれたアンチエイジングのトマトも絶対育てなきゃ!
ってな感じになってます(笑)。
厳選しようと思うんですけど、それでもいつも4~5種類は育てなくなっちゃうんですよね~。
いろんな品種のトマトをプランターに寄せ植えしよう
でもって、そんなときに思いついたのがトマトの寄せ植えです。
よくお花なんかをおしゃれな植木鉢に寄せ植えにしてるのを見かけるので、トマトもプランターで寄せ植えにしたらいいんじゃないかって思っただけなんですが、そんなのあんまり聞いたことがないのでうまくいくかどうかわかりません。
というのも野菜を育てる時は、根や葉がいっぱい広がってもいいようにある程度間隔をあけて植え付けるのが常識なんです。
トマトだったらひとつのプランターに1品種を2株くらいが一般的だと思うんですけど、それを4品種くらいをまとめて寄せ植えにしたらどうなるのかな~?
多品種のトマトを一緒に栽培してみた
なんて考えてる時間があったら試してみればいいじゃん!
それがまあくん流の栽培方針です。というわけで早速多品種のトマトをひとつのプランターに寄せ植えしてみよう大作戦開始です!
今回は菜園上手という一般的なサイズのプランターを使って寄せ植えをしてみますよ~。
●今回使ったプランターのサイズや値段をチェックしたい方はこちら!
気になるトマトの品種の種を全部購入
育てるトマトの品種を絞らなくてよくなったのをいいことに、育てたいトマトの種を早速集めてみました~。
いや~、自由に選べるって楽しいですね♪
今回寄せ植えするとトマトの種
寄せ植えするトマトを少し紹介しておきますね。
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- フルティカ:リコピンいっぱいの中玉トマト
- シンディオレンジ:オレンジの中玉フルーツトマト
- イエローアイコ:黄色い楕円形のミニトマト
- CF千果:赤くてかわいい定番ミニトマト
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食べやすくてちょうどいいサイズの中玉トマトとミニトマト、赤、オレンジ、黄色の3色、栄養や形、甘さもかなえていろんな特徴を持ったトマトを選定してみました。
種まきの時はネームプレートを設置しよう
購入したトマトの種は発芽容器にならべたスポンジに蒔いて水耕栽培方式で発芽させます。
トマトの多品種寄せ植え栽培の種まきで重要なことはただひとつ!
どの品種の種だったか分からなくなっちゃうのを防止することです!!!
って、「なんだそりゃ~(笑)」って思われるかもしれませんが、ほんとに超大事なんですよ。
だって、トマトの種ってどの品種も同じ色や形をしてて、全然見分けがつかないんです。
植え付けをするときになって、「あれ?フルティカはどれだっけ?」なんてことにならないようにネームプレートは必ずつけておきましょう。
僕は丸くてかわいいガーデン竹ラベルというネームプレートを付けてばっちり分類しておきました。これならどの品種のトマトなのか一目瞭然です。
あっ、トマトじゃない野菜の種も混ざってますけど、気にしないでくださいね(笑)。
多品種のトマトの苗を一つのプランターに植え付ける
そして種まきから一週間ほどすると、こんなかわいいひょろりんとした芽が出てきて・・・
2週間ほどで植え付け出来そうなサイズに育ってきました。寒い時期に室内で保温栽培したこともあって、市販されているトマトの苗に比べるとまだまだ未熟ですが、そろそろ屋外のお日様の光で育てたいので植え付けちゃいます。
間隔を少し詰め気味で植え付ける
それではいよいよ植え付けです。
育苗トレーで育った苗はこんな感じにスポンジからちょろっと根が出始めたくらいでまだまだ幼い感じです。これをスポンジのままプランターに植え付けます。
今回も燃えるごみとして出せる魔法の土を使って育てますよ~。
魔法の土に穴をあけたら苗のスポンジごと優しくトマトの苗を入れて・・・
魔法の土をそ~っとかけてあげたらハイッ植え付け完了です!
超簡単ですね。
そうそう、トマトの苗はひとつのスポンジに3本くらいずつでてるんですが、もう少し成長したら成長が遅い苗を間引く作業をするので、今はこのまま植え付けちゃってOKです。
この時も忘れないようにネームプレートを付けておきましょう。
絶対忘れちゃだめですよ。
苗をひとつ植え付けるごとにネームプレートも刺しましょう。
苗を全部植えてからネームプレートを付けようなんて考えてると、絶対「どれだっけ?」ってなことになっちゃいます(笑)。
多品種栽培で寄せ植えしたトマトの成長は?
それではここからはプランターに寄せ植えした多品種のトマトの苗の成長を見てみましょう!
植え付け後1週間ぐらいすると、本葉がでてきて、トマトらしい形の葉っぱになってきました。
まだまだ茎はひょろひょろしてて、マンションのベランダに吹き付ける風に翻弄されてたりしあすが、それでも少しずつ逞しくなってきてます。
その後もお日様の光をいっぱい浴びて元気に育ち。植え付けから20日ほど経つとお店で販売されてるトマトの苗くらいのサイズに成長してくれました。
大体1か所3本くらいの苗がセットで成長してる感じなので、そろそろ間引きの作業をします。
トマトの苗を間引くときのポイント
でもって、苗を間引くときも寄せ植え栽培の時は、ある注意ポイントがあります。
それは、「すべての品種が残るように間引くこと」です。
この苗は成長が遅いな~、なんて感じでいつもの様に間引いたら、シンディオレンジの苗を全部抜いちゃってた!なんてことにならないように、すべての品種が残るように、品種ごとに成長具合をチェックして間引き作業をましょう。
例えば写真だったら、イエローアイコの苗が3本出てるうち、成長の遅いものを1本間引こうとしています。
品種によっては成長が遅いものもあるので、それを丸ごと間引いて絶滅させてしまわないように気をつけましょうね(笑)。
そしてさらに2週間ほど経つとこんな感じに葉が茂ってきます。
ツヤツヤ青々としていてとっても綺麗ですね~。間隔を詰め気味で植え付けたので、ちゃんと成長するか少し心配でしたが、何にも問題なく成長してくれてるみたいです。
それにしても、トマトの実は色も形も大きさも全く異なる品種のトマトなのに、茎や葉っぱを見ても全く違いが分かりませんね。
いろいろ観察してみましたが、中玉トマトもプチトマトも全く同じトマトの葉にしか見えません。
プロの農家さんだったら見抜けるのかな~?
そしてさらに10日ほどたった5月半ばごろになると支柱が必要なくらい大きくなりました。
間引き作業をしたので、基本的に一つのプランターに1品種1本か2本の株が植わってます。
トータルで一つのプランターに5株くらい植わってる状態です。
若干密な感じもありますが、気にせず育てていきますよ~。
品種ごとに違う色や形の花が咲く
支柱を立ててから成長はさらに加速し、どんどん大きくなるとともに花が咲き始めました!
こちらはフルティカの花ですが黄色くて夏らしいいつも見慣れてる夏らしい花ですね。
そしてこちらはシンディオレンジの花。花の形がなんとなく違ってて、色も黄色が薄いような気がします。
どうやらトマトは株の葉っぱの形なんかはほとんど同じだけど、花の形状や色は品種によって異なるみたいですね。
ひとつのプランターにいろんな品種のトマトが実り始めた
そして6月になると、一つのプランターにいろんな形のトマトの実がみのりはじめました♪
写真はフルティカの実です。丸っこくてかわいいな~。
こちらはミニトマトのCF千果。小さい実がポヨンとたくさん実ってます。
そして楕円形の実はシンディオレンジです。
こんなに多種多様なトマトがひとつのプランターに実ってるなんて、なんか不思議ですね。
はっ!トマトの実のお尻の部分が黒くなり始めてる!
カルシウム不足が原因で起こる尻腐れ病かもしれません。すぐ対策せねば(笑)。
それにしてもこれがひとつのプランターに実ってるってなんだかすごく不思議です。今まで1品種をひとつのプランターへ植えるのが常識だと思ってたので、こんなにバラエティに富んだ栽培ができるのを見ると不思議な感覚になっちゃいます。
そんなこんなで、いろんなトマトの成長を楽しんでいるうちに、気づけばこんな色とりどりのトマトがたくさん実ってきました~♪
珍しいトマトの詰め合わせセットを栽培してるみたいで、いろんな形や色のトマトを見てると楽しさ満点ですよ。
早く食べ比べしたいな~とか、あれ?どっちがシンディオレンジだったっけ?なんて笑いながら(っていうか焦りながら)楽しむことが出来ます。
僕の場合は、
今日はいろどりを追加したいからプチトマトにしよっと♪
とか
ブルスケッタを作りたいから真っ赤でリコピンいっぱいのフルティカにしよっと♪
なんて感じで用途に合わせてトマトを選んで収穫するのが楽しみっていうか、ちょっと一流のフランスシェフになった気分で収穫するトマトのセレクトを楽しんでます(笑)。
見てください、この収穫したトマトちゃんたち。とってもかわいいでしょ。
僕はつややかな赤色や黄色をしてて、コロンとしたフォルムがかわいくてたまらいくらい大好きです。
多品種のトマトを寄せ植えしてみよう!
というわけで、トマトを栽培する時にどの品種にしようか迷ったら、まとめて全部ひとつのプランターに植え付けちゃいましょう!
トマトはとっても丈夫なので、お日様の光がしっかり当たるところなら多少植え付ける間隔が狭くてもへっちゃらみたいで、元気いっぱいに成長してくれます。(僕は今回10~15cm間隔くらいで植え付けました。)
実際に寄せ植えで育ててみて分かったんですが、トマトを寄せ植えにして多品種栽培をすると、いろんな形や色、味のトマトの収穫を楽しむことが出来ます。
朝食には高リコピンの赤いスライストマト、お弁当にはオレンジ色のミニトマト、寝る前の間食ははフルーツトマトでダイエット、なんて感じでシーンに応じたトマトを収穫できたらめちゃくちゃ楽しいですよね♪
それを実現してくれるのがトマトの多品種寄せ植え栽培です。
「なんか山ほどトマトが採れたけど、消費がおいつかないな~」なんて悩みもなくなると思うので、育てるトマトの品種が決められなくて悩んでる方は是非一度試してみてくださいね♪
役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!
多品種栽培はネームプレートが超大事
記事の途中にも記載しましたが、多品種栽培の場合、ネームプレートをしっかりつけておかないとm、どれがどの品種だか全く分からなくなっちゃいます。
僕もネームプレートを付けてたので何とか判別できましたが、なかったら訳が分からなくなってたと思うので、どんなネームプレートでもいいので、絶対つけておきましょう。
僕は環境にやさしくておしゃれな竹製のものを使ってみました。気になる方はチェックしてみてくださいね。
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