メロンの収穫時期が間近になってきてそわそわしてるまあくんです。今回は見極めが超難しいと言われているメロンを収穫するタイミングの見分け方を紹介します!
- 甘くてでっかいメロンを収穫したい
- メロンの収穫のタイミングを見極め方を知りたい
- メロンの収穫で絶対失敗したくない!
という方にきっと役に立つと思うので是非参考にしてくださいね。
ちなみに僕も経験があるんですが、収穫のタイミングを間違うと甘くないメロンを食べることになっちゃいます。
しっかり収穫のタイミングを見極めて、甘くておいしいメロンを収穫しましょう!
メロンを収穫するタイミングの見極め方
家庭菜園で育てているメロンを収穫するタイミングは以下の5つのチェック項目を確認して総合的に判断するのがポイントです。
というのも、ひとつのチェック項目を満たしても、ベストなタイミングとは言えないからです。
逆にすべてのチェック項目を満たすのを待ってたら、収穫時期を見逃しちゃうなんてこともありえるので、ほとんどの項目を満たしてるかな?という視点で柔軟にチェックするのがコツです。
※ちなみに、プロの栽培農家さんやIT農業をやってる方は結実からの累積温度なんかでチェックしてるみたいですが、一般人の家庭菜園レベルでチェックするのは無理だと思うので、今回は誰でもチェックしやすい内容を紹介しますね。
収獲のタイミングの見分け方1
メロンの実の近くの葉やツルが枯れている
メロンの実の一番近くの葉やツルが変色したり枯れてきているいるかチェックしましょう。完全に枯れてなくても黄色く変色してきていればOKです。
上の写真はツルが枯れた状態の様子です。
こちらはメロンの実の近くにある葉が枯れている様子です。ここまで完全に枯れていなくても葉が黄色くなって枯れ始めていればOKです。
※メロンの実の方に栄養が行くことで起こる現象です。
収穫のタイミングの見分け方2
メロンのヘタにヒビが入り始めている
メロンの実がついているヘタの部分、ツルの付け根にひびが入ってきていたら収穫のタイミングです。「ひびが入る」というよりも、「網がツルの方に伸びて行く」と表現する方もいらっしゃいます。
上の写真はヘタの部分にヒビがたくさん入ってますよね。これくらいひびが入っていたら収穫しましょう。
※メロンの実がツルから外れる準備を始めてる証拠です。
収獲のタイミングの見分け方3
メロンのお尻にヒビが入っている
メロンのお尻の部分には白いコルクみたいなものがありますが、ここにひびや割れ目が入っていたら収穫のタイミングです。コルク部分のヒビはぱっと見では分かりにくいので良くチェックしてくださいね。
※コルク部分のヒビは比較的早く入り始めます。この特徴だけで収穫するとちょっと早かったかな?という事になるパターンが多いので、ほかの特徴も確認して収穫するのがポイントです。
収獲のタイミングの見分け方4
メロンの実の緑色が下から薄くなってきた
熟して糖度が上がってきたメロンの実はお尻の方からだんだん色が変わってきます。
緑色が白っぽくなる、もしくは緑色が黄緑色になるといった様に、緑色が薄くなるのがポイントです。
メロンの実の下から2分の1くらいの範囲の色がかわってきたら収穫のタイミングだと判断しましょう。
上の写真は左側が上、右側が下なんですが、左側はまだ緑色なのに対し、右側が白くなってきています。
ただ、メロンは熟していくとだんだん全体が白くなっていくため、いつの間にやら全体的に白っぽくなってきている(緑色が薄くなっている)ことがよくあります。その場合は色が変わったことに気づきにくいので、普段から白っぽくなってきていないか、色をチェックしておくと収穫のタイミングを見抜くことができますよ。
収獲のタイミングの見極め方5
メロンの結実から50日以上経ってる
これは分かりやすいようで意外とチェックしにくい項目だったりしますが、受粉が成功して結実してから50日以上たったら「そろそろ収穫の時期だな」って心構えをして、上記のメロンの変化をチェックしましょう。
これは「登熟日数」と言われるもので、結実してから収穫までの日数がメロンの種のパッケージなんかに記載されています。
メロンの品種やその年の気候によっても日数は変わりますが、たいてい50~60日くらいのものが一般的なので、実がなり始めて50日以上経ったら、収穫のタイミングをチェックし始めるのがいいと思います。
で、このカウントをするためには、受粉の日を覚えておく必要があります。
僕の場合は写真みたいな感じで、人工授粉をした日を書いた札をつける様にしてるんですが、「気づけば受粉してちっこい実ができてた!」なんてこともあると思います。
そんな時は素直に「○月○日に結実してるのを発見!」みたいな感じで札をつけておきましょう。そうすれば、「+7日くらいと考えると登熟日数が足りてるかな?」といった感じで、登熟日数を予想することができるので便利です。
とにかく、「この子は一体いつ受粉したんだろう?」と全く分からなくなることを避け、だいたい○月○日くらいに受粉したということが分かるようにしておくのがポイントです。
メロンの収穫時期の見極め方チェックリスト
チェックしやすい様に収穫時期を見極めるチェックポイント5つをまとめておきますね。
- メロンの実の近くのツルや葉が枯れている
- メロンの付け根の部分にヒビが入っている
- メロンのお尻にヒビが入っている
- メロンの実の緑色が下から薄くなってきた
- メロンの結実から50日以上経っている
全部満たしていなくてもOKです。
⑤の登熟日数を満たしたら①~④の項目をちぇくして、4つ以上の項目をみたしていたら収穫しましょう。
メロンをベストなタイミングで収穫しよう!
というわけで、メロンの収穫時期を見極める5つの方法をお知らせしましたが、最初にお伝えしたように、全部の条件がそろわない場合もあると思います。
僕の場合はお尻のコルクの部分のひび割れを判別するのが苦手で、「う~ん、ひびが入っていると言えば入ってるような、入ってないと言えば入ってないような・・・」みたいなことがよくあります(笑)
そんなときは4つ以上を満たしていたら収穫のタイミングだと思って収穫しましょう。
そうすれば、写真みたいに甘く熟したおいしいメロンをベストなタイミングで収穫できると思いますよ♪
役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!
メロンは追熟を忘れずに
そうそう、ベストタイミングで収穫したからといって、喜び勇んで、すぐにカットして食べてはいけませんよ。
メロンは「追熟」と言って、収穫した後にさらに甘くするために時間が必要です。
収穫後、おおむね1週間を目安に常温で管理して、より甘くなるのを待ちましょう。
そうすればとろけるようなさわやかな甘さのメロンを満喫できると思いますよ♪
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