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雨に水シミができた普通の革靴を自宅で洗ってみた!洗濯&陰干し編!

今年の梅雨は雨が少なかったな~と思ってたら、突然夕立ちならぬゲリラ豪雨がに襲われたりする今日この頃。お気に入りの革靴に派手に水シミができちゃいました。以前からついていた水シミもあるんだけど、こんなのとれるのかな~?
というわけで、今回は普通の革靴についた水シミを取るために革靴の洗濯にチャレンジしてみました!

雨で派手に濡れちゃった革靴

洗濯前水シミ01

こちらが私の愛用してる革靴。急な雨に濡れちゃってつま先は中まで水がしみ込んでます。少しの雨ならワックスが水をはじいてくれてたんだけど、最近お手入れしてなかったのもあって、派手に濡れちゃって色が変わってますね。

とりあえず革靴を乾かしてみた

洗濯前02

とりあえずそのまま乾かしてみましたらあんなにくっきりとしてた水のシミがちょっと薄くなりました。それにしてももう3年以上愛用してきたので結構くたびれてきてますね(笑)。

しっかり水がしみ込んだ跡がのこってる!

洗濯前06

よくみると水がしみ込んだところとそうじゃないところにしっかりと境目の跡が残ってました。黒以外の革靴は水に濡れるとこういうシミができやすいんだそうです。

革靴の側面にヒビまで入ってる!

洗濯前05

何度も雨に濡れたり乾いたりを繰り返してるうちに革の表面にびが入っちゃってるところもありました!雨が降るとすぐ中まで水がしみ込んでくるのはこのヒビのせいですね。新しい革靴を買いたいところですが、同じモデルはもう販売されてないみたいだったので、思い切って洗濯してみます!

まずは革靴の中敷きを外します

洗濯前準備

まずは洗濯する前に外せるものは外しちゃいます。この靴の場合は中敷きを取り外しておきました。っていうか、本来は中敷きは靴底に貼り付けられてるものの様なのですが、はがれちゃってるので外せたという方が正しいかも知れません(笑)。

革靴を水に浸けちゃいます!

革靴洗濯03

洗面台に水道水を溜めて靴をそ~っとつけます。インターネットで調べてみると、①洗う前に濡れたタオルで全体を湿らせる方法と②貯めた水の中にざぶんと浸けちゃう方法があるようです。黒い靴以外は染料で着色してるせいで色ムラができやすいので、丁寧にタオルで全体を湿らせてから洗うのがいいらしいのですが、すでにシミがついちゃってることもあって私は思い切って①の水に浸けちゃうの方でやってみました。

どんどん水がしみ込んでいきます

川口洗濯031

スーツにしてもネクタイにしても洗えないと思ってるものを水に浸けていくのってドキドキしますね。ワックスがすっかりとれてしまっていたのか、革の表面が水をはじくこともなくどんどん吸水していきます。さらに水シミがつくといけないので、手で押さえて沈めてまんべんなく全体を濡らしました。

革靴を普通の石鹸で洗います

革靴洗濯05

今回はすぐ洗いたかったことと、コストをかけたくなかったので普通の石鹸で洗ってみます。といっても私はバスグッツには気を使ってるのでMarks & Webで購入した無添加の優しい香りがするいい石鹸だったりします。靴に優しい石鹸を使いたい方は『サドルソープ』と呼ばれる革を洗うためにつくられた保湿剤を含んだ専用の石鹸もあるそうなので、楽天とかで調べてみてくださいね。

石鹸でアワアワにして洗います

革靴洗濯07

いよいいよ洗いの作業です。石鹸をよく泡立てて、手で優しくこすり洗いをしました。汚れを落とすためにはスポンジで洗うのがいいらしいのですが、私の靴は泥汚れはほとんどなく、水シミだけだったので手で優しく洗いました。

しっとりした感じに革が柔らかくなってきた

革靴洗濯08

中まで完全に湿ったせいか色が濃くなって、なんだかとっても革が柔らかくなってきました。あんなにしっかりして硬かった革がこんなに『ふにふに』になるもんなんですね~。この感覚はやってみた人にしっかわからないと思うので是非皆さんも体験してみてください。びっくりするくらい柔らかくなりますよ。この柔らかいままはけたら靴擦れもなくて気持ちいいだろうな~。

皮の表面のすすぎも丁寧に

革靴洗濯10

一通り汚れが落ちたら流水ですすぎます。泡と一緒に汚れが落ちていくのってとっても気持ちい!ちょっと楽しみながらも、ブラシをつかって丁寧にすすぎました。石鹸が残るとまた新たなシミの原因になるのでここは手が抜けません。

革靴の中もしっかり洗います

革靴洗濯11

よく考えたら、きっと外よりも中の方が汚れてすごいことになってるはず。靴は洗えないものと思い込んでてせいぜいファブリーズするぐらいだったので中は汗まみれのはずなんです!内側こそしっかり洗っておきたい!というわけでブラシをつっこんで丁寧に洗っておきました。

綺麗にすすげた革靴!

革靴洗濯12すすぎ完了後の様子です。シミもすっかり綺麗になってます。っていうか全体が濡れてシミになったという方が正しいのかもしれません。中の底の部分がはがれかけてますがそれはご愛嬌ということでご容赦ください(笑)。

洗濯後の革靴の表面を拡大!

革靴洗濯15

シミもなくなった上に表面がしっとりとしてとっても柔らかくなってます。ヒビも目立たなくなってるし、これはなんだかうまくいきそうな気がしてきました。

日陰の風通しがいいところで干します。

革靴陰干し02

後は自然の力で感想させます。私はバルコニーの日陰になるところにおいて乾かしてみました。直射日光があたると乾燥しすぎて割れたりするらしいので、絶対に日陰で干しましょう!

表面の水滴をふきとりました

革靴陰干し01

早く乾かしたいこともあって表面の水分をティッシュでふき取ってから乾かしました。ティッシュにちょっとだけ色がついてました。濡れると染料が抜けるんだな~。シミが付きやすい原因が分かったような気がします。

靴の中に詰め物をします

革靴陰干し03

中もぐっしょりとぬれてるので結構乾くのに時間かかるかな~。とりあえず内側の水分をティッシュで簡単に拭いてから、さらに中にティッシュを軽く詰めときました。こうすると内側の湿気をティッシュが吸い取って乾くのが早くなるんですよね♪

というわけでチャレンジしてみた水シミができた革靴の洗濯。なんだかうまくいきそうな気がします!次回は乾燥後の様子やお手入れについて紹介しますのでお楽しみに~。

続きのワックス仕上げの記事はこちら
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★石鹸で洗うのが不安な時は革靴専用の洗剤もあるよ♪