インバスケット試験を終えてそわそわしてるまあくんです。「事前に知っておけば対策できたのに!」みたいなもどかしさでいっぱいなので、今後インバスケット試験を受ける方のために、インバスケット試験の対策に役立つおすすめの問題集や参考書をどどんとご紹介!
インバスケット試験に役立つ問題集や参考書
実際にインバスケットアセスメント試験にチャレンジしてみたわけですが、上司からのアドバイスでチャレンジ前に問題集や参考書を読んで演習問題をやっておきました。
インバスケット関連の書籍はそんなに多くは出版されていなかったのですが、それぞれ内容が全く違っていたので、インバスケット試験について短時間で効率的に勉強したい!という方の為に、実際にインバスケットアセスメント試験を受けた僕が読んで勉強してみた感想を紹介します。
究極の判断力を身につけるインバスケット思考
株式会社インバスケット研究所 代表取締役 鳥原隆志 WAVE出版 1500円+税
本屋さんの検索システムで「インバスケット」で検索をかけて出てきた本の中で、役に立ちそうに感じで最初に購入したのがこの書籍。
実際のインバスケットの問題に近いスタイルで問題と参考回答が掲載されていたのと、目次がわかりやすく構成されていたので直感的に即購入しました。
この参考書の特徴
最初にインバスケットについての概要説明や取り組み方が簡潔にまとめられていて分かりやすい。
それ以外はほとんど実践問題で構成されていました。
演習問題では突然リーダーに任命された主人公が様々な案件をこなしていくのを一緒にみていき、自分だったらどうするかを選択肢から選んだ後で解説を読んで新しい視点を学ぶというスタイルでインバスケットの流れや考え方を学ぶことができる。
300ページほどの本で210ページ以上を演習問題に使っているのが最大の特徴で、演習問題をたくさんやりたい方にもおすすめの一冊。
一瞬で正しい判断ができるインバスケット実践トレーニング
鳥原隆志 朝日新聞出版 760円+税
次に購入したのがこちらの書籍。
私が候補に挙げたインバスケット関連書籍のなかで、唯一コンパクトサイズでお値段もお手頃っていうのが決め手になりました。これなら出張時とかに新幹線で気軽に読むことができます。
この参考書の特徴
コンパクトで値段がお手頃なため、持ち歩きしやすく気軽に読むことができました。
他の本は結構かさ張るので出張時はどうしても敬遠してしまいがちですが、いつでも持ち歩いて隙間時間を活用して読むことができます。
この本ではインバスケットで重要視される9つの要素についてインバスケットの問題が用意されており、インバスケットでどんなことが評価されているのかを知りながら取り組むことができます。
一つ一つの問題が基礎問題の様な内容になっているので複雑に関連する多数の案件をこなす力をつけるのは難しいと思いますが、どんな着眼点で案件に取り組めばよいかは分かりやすくて基礎を学びたい方向けだと思います。
ビジネスの思考プロセスを劇的に変える!インバスケット・トレーニング
株式会社インバスケット研究所 鳥原隆志 同文館出版 1400円+税
インバスケットの講習がまだ先だったので追加で読んだのがこちら。
ちょっと派手でエマージェンシーな感じのする表紙がひっかかって購入を控えていたのですが、目次をみた時にインバスケットに必要なスキルを10個をそれぞれに解説をするスタイルだったので、理解を深めるために購入しました。
この参考書の特徴
他の書籍と同じく最初にインバスケットの概要が説明されており、その後、インバスケットで重要となる10の要素について意味を詳しく解説してある。
演習問題はほとんどなく、解説をわかりやすくするための例題がある程度でした。
これも案件同士の関連性を見抜く練習はできないので基礎的な評価項目を知って基礎力を付けるといった使い方がよいと思います。
決断力と行動力が覚醒するインバスケット集中講義
株式会社インバスケット研究所 代表取締役 鳥原隆志 日本実業出版 1500円+税
最後に購入したのがこちらの書籍。本当はたくさん問題をこなしてインバスケットの特殊なスタイルに慣れたかったので問題集的なものを探したんですが、全然みつからないのでこちらも補足勉強くらいのつもりで購入しました。
この参考書の特徴
他の本とは明らかに違い、ある数人のメンバーがインバスケットの講習に参加し、講師がディスカッション形式で組織のリーダーに必要な能力を教えていくという様子を描いた本でした。
読者はでてくるメンバーのやり取りをたどりながら12個のビジネスに必要な力を把握することができます。
登場するメンバーはいろんな質問をされてインバスケットトレーニングをすることになるのですが、演習問題といった感じではなく物語が進む感じであくまでも読み物って感じです。
私がタイトルをつけるなら『ある会社員のインバスケット物語』と名付けたかも知れません(笑)。
あっ!ブログを書いてて気づきましたが、よくみたら4冊とも同じ著者の本でした。インバスケットに対する内容の展開が結構違う4冊だったので気づきませんでしたが、そんなこともあるんですね(笑)。
インバスケット試験対策で一番おすすめの本
というわけで4冊の本を読んでからインバスケットアセスメントにチャレンジしたわけですが、チャレンジ後に改めてみてみると一番役に立ったのはこの本でした。
っていうか、「この本だけに集中してればいい結果がだせたのに!」ってことに後から気づきました!
他の本にはなかったいいところをまとめるとこんな感じ。
実際の試験に近い演習問題がある
中身をブログに載せちゃうと出版社の方から叱られそうなのでテレビの様にぼかし入りです(笑)。
演習問題では主人公に対して20の案件があたえられ、複雑にそれぞれの案件が関連していました。
つまりそれぞれの案件をすべて把握してから回答を考える応用力みたいなものを学ぶことができます。これは本番でも問題の意図を見抜くのに役に立ちました。
インバスケット試験の具体的な回答の仕方がわかる
これはほかの書籍にはなかった内容です。
ほかの書籍ではたいてい案件について「こういうことに注意して考えましょう」っていう解説がついていたのですが、『解答用紙にこんな感じで回答をするんですよ』っていうアドバイスが掲載されていたのはの本だけです。
実はこれが結構というか相当大事なんです。
私はインバスケットアセスメントを受けるまではこれの重要性に気付いていませんでしたが、短文できちんと丁寧に連絡をするのは結構むずかしいので、コツをしっておくとかなり有利になると感じました。
インバスケットアセスメントでは手書きで伝言メモみたいな書式に上司や部下への連絡を書くスタイルで回答するわけですが、日頃メールを使っている私たちにとってはどんな風に記載すればいいのか分かりません。
メールだったらCCで共有できる情報もメモだったら
- 一人づづに宛てて書くのか?
- 回覧するのか?
といった疑問がでてきますが、本番にそんなことを考えている余裕はありません。
この本では回答例が具体的に挙げられているので、そういったコツがわかると思います。
本番の様な状況でインバスケットの演習をできる
いろんないいところのある本ですが、おすすめする一番の理由は「本番に近い問題形式になっているから」です。
与えられる条件や案件の構成、添付資料の種類など、本番の試験に一番近かったと思います。
もちろん私が受けた時にたまたま形式が似てたというだけで、毎回スタイルや問題の内容が変わっていると思いますが、少なくともほかの書籍に比べて一番本番に役に立ったと感じました。
あとから「この本だけ2回読んどけばよかった」と思ったくらいです(笑)。
インバスケット試験独特の方法やコツを把握しておこう
インバスケット試験は高校や大学はもちろん、そのほかの資格試験とも全く違うスタイルの試験です。
不用意にチャレンジすると冷や汗をかきながら慌てふためいた挙句に後悔しまくることになると思うので、試験の概要を把握し、スタイルに慣れておくことをおすすめします。
そうすれば、逆にインバスケットアセスメント試験を楽しめると思いますよ。
は~。それにしても自己啓発に役立つとはいえ、制限時間に追われてこんなに異常な緊張やもどかしい思いをする試験はもう受けたくないな~(笑)。
インバスケット試験の時に一番役に立った参考書はこちら!
ちなみにこの書籍はアマゾンの電子書籍サービス「Kindle Unlimited」なら無料で読むことができます。
今なら初月30日無料なので、勉強期間だけ会員登録して読み終えちゃうってのもありだと思います。
お得に読みたい方は活用していてね。
コメント
コメント一覧 (2件)
りぃこさんこんばんは~。
コメントありがとうございます!
お役に立てそうで嬉しいです。頑張っていい結果を出してくださいね~( ^^)/
まあくん 様
体験談拝見いたしました。
会社で急にインバスケットアセスメントを受けることになり、
何が何だか分からずに、こちらの体験記を拝見し、大変助かりました。
なかなか何をどうしていいか分からない中、手にとるように分かる
体験談 ありがたかったです。
アップ頂きありがとうございました。
結果はどうであれ、精いっぱい受講する予定です。
ありがとうございました。