金芽ニレケヤキのミニ盆栽!葉っぱが超かわいくておしゃれな樹種

ミニ盆栽にコケを貼る

超かわいい色や形の葉っぱをしたミニ盆栽にはまってるまあくんです。おしゃれなインテリアとして流行ってるみたいですが、『金芽ニレケヤキ』という樹種は見てるだけでときめくくらいおしゃれな葉っぱをしててすごいんです。今回はその金芽ニレケヤキを植え付ける様子を紹介します!

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金芽ニレケヤキとは

金芽ニレケヤキ

突然ですが皆さん!この写真の超かわいい形の葉っぱの木をご存じですか?

絵にかいたようなかわいい形の葉っぱが細い枝からピヨピヨっとついてて、なんだかとっても愛らしいですよね。

僕はこれを見てるだけでちょっとほっこりした気持ちになっちゃいます。

この超かわいい葉っぱをもった木は『金芽ニレケヤキ』っていう品種の木です。

「金芽」とか「ニレ」とか、聞きなれない言葉だと思うんですが、要は「けやき」の木なんですよ。

ケヤキの木は皆さんもたいていどこかで見たことがあると思います。

道路わきや公園にたくさん植わってる大きな木のことで、例えば東京の都庁の周辺の大きな街路樹や公園に植わってる大きな木はたいていこのケヤキです。

でもって、欅(けやき)の木のなかでも葉っぱがちっちゃいものを「ニレケヤキ」と呼びます。ニレは「楡」っていう字を書くんですが「ちっちゃい」って意味なんだそうです。

それから「金芽」っていうのは「春に出てくる新芽が金色をしてるよ」っていう意味なので、全体でまとめてみると

金芽ニレケヤキは、『金色の新芽がでてくる葉っぱのちっちゃいケヤキの木』

という意味になります。

葉っぱが小さいので、最近はやってるミニ盆栽にぴったりで、太い枝のものだと大木のような風格を小さい盆栽で表現できるので、愛好家の方にもとっても人気の樹種なんですよ。

金芽ニレケヤキが最も美しいのは春

この金芽ニレケヤキが美しくてかっこいいのは何といっても春です。

冬の金芽ニレケヤキ

ケヤキの仲間は落葉樹なので、冬はこんな風に枝だけの寒々しいみためになりますが・・・

金芽ニレケヤキの発芽

春になるとこんな風に小さい黄緑色の新芽がでてきます。

ひょっとして枯れてるんじゃないかと思ってても、ちゃんと春に備えて力を蓄えてるんでしょうね。植物ってほんとにすごいな~。

そして少しづつ暖かくなるのにつれて、あっという間にこんなに綺麗な葉が広がり始めるんですよ。

外はまだまだ寒いのに元気いっぱいのフレッシュグリーンがたまりませんね。

金芽と呼ばれているのは、この新緑の葉が黄色(黄金色)をしているからなんですよ。

金芽ニレケヤキの超かわいい葉っぱ

金芽ニレケヤキのかわいい葉っぱ

この葉っぱがびっくりするくらい綺麗で美しいんです。

小さいギザギザした形の葉っぱはイラストで出てくるような「葉っぱの中の葉っぱです!」って言えるくらい葉っぱらしい形をしてるでしょ。

それから若い葉ほど黄色(金色)で、成長していくと濃いグリーンになっていくので、そのグラデーションがまたとっても綺麗なんです♪

金芽の綺麗な色の葉っぱ

葉っぱの縁のギザギザ下部分が黄緑色で葉の中心が緑色になってる縁取り付きの葉もあって、ほんとにフレッシュ感満点ですね~。

朝日でツヤツヤしてる緑のグラデーションをみてたら、こっちまで元気になっちゃいます♪

金芽ニレケヤキをおしゃれな鉢に植え付ける

金芽ニレケヤキの植え替え

この超かわいくてきれいな葉っぱの金芽ニレケヤキですが、ミニ盆栽でも人気が高く、おしゃれな鉢に植え付けられたミニ盆栽は結構高価で、6400円とか1万円とかしたりもするんですよ。

ところが植木市とかだと金芽ニレケヤキの木自体は1000円くらいで購入することができるので、今回はそれを自分でおしゃれな鉢に植え付けてみることにしました~。

でもってこちらは植え付け前の金芽ニレケヤキ。

植木市で1100円で購入してきたんですが、鉢がダサい。ダサすぎる。。。

おしゃれ感とは無縁のデザインで、インテリア性ゼロです。

これを丸っこくてかわいい鉢に植え替えてインテリアになるミニ盆栽にしますよ~♪

まずは鉢から木を抜き取ります。こうやって幹の部分をもって、ぬきとり・・・

意外と外れないもんですね。あまり激しくやると木がダメになっちゃうかもしれないので、丁寧に優しく力を入れてみると・・・

パコって感じで鉢から土の塊が外れました!

根がしっかり張ってるみたいで、土は全く崩れませんね。

たくさん土がついてるとミニ盆栽にならないのでこの土をほぐしていくわけですが、ここで気になるのがこちらのコケ。

なんなんでしょうこの不気味な姿をしたコケは!!!

わかめの様にぺろぺろしたコケがびっしり土の表面に生えてます。しかも表面に泡が立ったかのような穴があいてて、その姿はもうほとんどドラクエのバブルスライムです。

気持ち悪いよ~。

と眉間にしわを寄せながらもこの不気味なコケを引っぺがしていきます。

触ったらプチってはじけて毒とか出てくるんじゃないかなと思ってたんですが(完全に私の妄想です)、意外と簡単にひっぺがすことが出来ました。

金芽ニレケヤキの株と鉢のサイズ合わせ

金芽ニレケヤキの根の土を落とす

気持ち悪い苔も取れたし、無駄についてた土も落とすことが出来たので、いよいよ鉢に植え付けます。

こんな時のために用意しておいた小さくて丸っこくてかわいい鉢に植え付けて・・・

って、全然入らんやんけ~っ!!!!!

と関西弁で突っ込みたくなるくらいのはみ出しっぷりです(笑)。

サイズ合わせを完全に失敗してますね。

もうちょっと土を落としたらいけるんじゃない?

って淡い期待を抱きつつ工夫してみましたがやっぱり全然ダメでした。

大きめの味わい深いデザインの器に植え付ける

盆栽を植えるおしゃれな器

ここは気持ちを切り替えて、このハイセンスで味わい深いデザインの器に植え付けることにします。

器の底に根腐れ防止の砂利を入れる

この器は本来食器として使うものなので底穴がありません。

底穴がないと、底に水がたまって根腐れの可能性が出てきます。それを防ぐために、底に根腐れ防止用の砂利を敷き詰めます。

そしてここにさっきの金芽ニレケヤキの木を据え付けると・・・

金芽ニレケヤキの株を据える

うん!ばっちりです!

根の広がり具合といい、上ものの幹や枝とのバランスといい。ジャストサ~イズ!

土を入れる

あとはミニ盆栽用の土をスプーンで丁寧に入れていって・・・

水を上げる

優しくお水を注いで土を湿らせてあげます。

ぐらつきもないし、いい感じに植え付けられましたよ。

木の根元にコケを貼ってよりおしゃれに

ミニ盆栽にコケを貼る

仕上げに器の形に合わせたコケを土の表面に張り付けていきます。

こうやってコケのピースを綺麗に敷き詰めていくのは、なんだかパズルみたいで楽しいですね。

コケ自体もきれいな色でモフモフしてて、持ってるだけで癒されちゃいます。

コケがもふもふしてるミニ盆栽

コケをに敷き詰めると緑のじゅうたんみたいになりました。

さわさわしながらコケの弾力や肌触りを確認してみると、めちゃくちゃホワホワしてて癒されまくりです(^^♪

おしゃれなインテリアになるミニ盆栽が完成!

植え付け終わったミニ盆栽

というわけで、あっという間におしゃれなミニ盆栽の完成~!

それにしてもなんて簡単なんでしょう。これなら盆栽の事は何も知らない初心者さんや子どもでも簡単にできちゃいますね。

元気いっぱいのニレケヤキの葉

それにしても不思議ですね~。

器をかえただけなのに、なぜか金芽ニレケヤキの葉っぱまでより美しくなったような気がします(笑)。

フレッシュな色の金芽ニレケヤキ

この穏やかな光の中でしっとりと光る葉っぱを見てください。もう本当にみずみずしくて、活力があふれるくらい満ちてる感じがして、こっちまで元気にしてくれます。

きっとこの緑のグラデーションがいいんでしょうね♪

元気に根付いた金芽ニレケヤキ

植え付けが終わったら、お日様がしっかり当たるベランダに置いて、毎日たっぷりお水を上げます。

う~ん、いい天気だな~。今日も一日がんばろっと♪

って気持ちにさせてくれるミニ盆栽になってくれました。

そうそう、根っこについた土を落としまくったり、排水用の穴のない小さい器に植え付けたりして、ほんとに大丈夫なの?

枯れちゃうんじゃないの?

って思った方もいらっしゃると思いますが、実際に試してみたら、全然問題なかったみたいです。

っていうか、弱るどころが写真の様に元気いっぱいに育ってくれてます。もう元気すぎて困るくらいです(笑)。

枝が伸びまくりの金芽ニレケヤキ

植え付けから2か月ほどするとこんなに枝が伸びて、葉もわさわさとどんどん茂ってくるので剪定が必要なくらい元気なんですよ。

というわけで、だれでも簡単に育てられる金芽ニレケヤキですが、超かわいい上に誰でも簡単に育てられるみたいなので、是非一度購入して育ててみてください。

きっと超かわいくてきれいな葉っぱに元気づけられて毎日が楽しくなると思いますよ♪

ミニ盆栽にコケを貼る

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