メロンの種まき!ベランダ水耕栽培でメロンを育てる方法を試してみたよ

ベランダ家庭菜園でのメロン栽培歴3年目のくんです。しかも普通のプランターではなく水耕栽培でチャレンジしてます。素人栽培ではありますが、今年も甘くておいしい立派なメロンを目指して頑張るぞ~!っと意気込んで栽培を始めたので、ワクワクドキドキのメロンの栽培方法を皆さんにも紹介していきたいと思います。というわけで、まずは種まきから双葉になるまでの様子をご紹介!

高級感満点のマスクメロンの種を買ったよ

wc2016sp-corn-melon-planting12メロンの栽培で重要なのはなんといっても種選び。甘くておいしくて、できれば夕張メロンとかプリンスメロンとかみたいに網がかかってて高級感ただようメロンがいいな~と思って選んだのがこちらのメロンの種です!

ひとつめは左側の赤肉が特徴的なレノンという品種で、過去2度水耕栽培にチャレンジしたことのあるメロンです。
そしてふたつめは右側のパンナTFというプリンスメロンのようないかにもメロンらしいセレブ感をたたえたメロンです。

メロンの種の特長をみてみると

wc2016sp-corn-melon-planting16レノンの特徴は、こんなことがかいてありました。

  1. 低温期の栽培でもつるのびがよく肥大性も優れるため早まきが可能
  2. 種子部が小さく果肉が厚く日持ちもする
  3. 太めのネットが安定して発生する

まあくん流に言い換えると「ちょっとぐらい寒くてもぐんぐん育って、みためもよくておいしい大きな実ができるよ」ってことですね(笑)。

2回経験済みの安心感があったのと、昨年は5月くらいの天候不順で雨や低温で水耕栽培の野菜の成長が遅れたこともあって、「寒さに強い」ってのは心強いなと思って購入しました。

メロン(レノン)の種はこんな感じ

wc2016sp-corn-melon-planting38袋をあけてみると7粒の種が入ってました。メロン食べるときにみる種がちょっと色づいたかなって感じで、見た目はいたって普通のメロンの種ですね。
ただ、価格の方はまさに高級赤肉メロン。なんと7粒で626円しました!
ひと粒100円ちかくする超高級メロンの種です。撮影中も落としてなくさないように緊張しちゃいました(笑)。

 

プリンスメロンっぽいパンナTFの特長は

wc2016sp-corn-melon-planting17今度はプリンスメロンみたいなグリーンの果肉のパンナTFの特徴を見てみます。

  1. 高温期の収穫でもつるもちがよく、トンネル栽培に最適
  2. ネットの発生が安定しているため作りやすい
  3. 固めの肉質で日持ちに優れる

つまり「夏の暑さの中でも網がきれいにかかったカッコイイメロンが収穫できて、その実は日持ちするよ」ってことですね。つるもちがいいってのがどういう意味か分かりませんが、メロンの価格を大きく左右するといわれるT型の蔓の部分が美しいまま保てるってことかな?

ぷっくりした方いい感じのメロンの種

wc2016sp-corn-melon-planting39パンナTFの方はレノンに比べてタネがプックリしてかわいい感じですね。こういう地味なかわいさってなんかいいですね♪
こちらも9粒で626円とちょっとセレブなお値段です。

あっ!ひとつ言い忘れてましたが、この二つの品種の特徴は交配後60日くらいで実が熟して収穫できることです。メロンは実ができてから食べごろというか収穫時期の判断が難しいので、こういう収穫の目安がバシッとパッケージにかいてあるのが気に入って購入しました。

水耕栽培の苗床にメロンの種をまきます!

wc2016sp-corn-melon-planting41それではいよいよメロンの種まきです。
といっても作業はとっても簡単!あらかじめ用意しておいた水耕栽培用のトレーにこうやって種を等間隔に一粒づつ蒔いて魔法の土をかぶせるだけです。写真は土の表面においている様にみえますが、実際は指の第一関節くらいの深さの穴を指であけてタネをそこに入れて、上からそっと土をかけてあげました。

ここで「水耕栽培のトレーって?」「魔法の土ってなあに?」って疑問に思われた方は、水耕栽培の基本と必要な道具について詳しく紹介したこちらの記事を参考にしてくださいね。メロンと同時に種まきしたトウモロコシの紹介記事で詳しく解説してます。

『トウモロコシも育てられるかな?スイートコーンの水耕栽培!』

4月1日ベランダ水耕栽培でメロンの種蒔き完了!

wc2016sp-corn-melon-planting43というわけで、あっという間にメロン種蒔き完了です。私は成長日数とかが数えやすいように毎年きりのよい4月1日に春野菜の種まきをしてるんですが、皆さんは休日の午前中とかにやるのがいいと思います。朝日を浴びながらバルコニーで種蒔きするととってもすがすがしい気分で一日すごせますよ。

それからここで補足説明ですが、私のチャレンジしている水耕栽培は厳密には『固形培地耕』や『ヤシ殻培地耕』というそうです。水耕栽培はスポンジに苗を固定してエアレーションした培養液に根が広がって育っていくもので、土も魔法の土も使いませんが、私の試している方法はポンプによるエアレーションやスポンジによる苗固定の代わりに魔法の土(ヤシの繊維)を使って苗の固定や酸素の供給をしているので、厳密にいうと名前が違うそうです。
それでも根の部分が培養液に浸かっていることや土を使っていないことから私は水耕栽培と呼んでいたのですが、誤解を生んだり分かりにくくなったりするとまずいので、「100円ショップのグッズや身近な道具で家庭でもできる水耕栽培みたいな方法」という意味をこめてハイブリッド水耕栽培って呼ぼうかな?って思ってます。

メロンの発芽はまだかな~?

wc2016sp-meron-grow01種まきをしたら楽しみなのが発芽。いつ発芽するのかと、毎朝ワクワクしながら見守ります。

が!

一週間たっても発芽の気配がない。。。

同時に種まきしたリーフレタスやトマトなんかは1週間ほどで発芽して双葉がでてるっていうのに、全然発芽する気配がないのでさすがに心配になってきました。

むむ~。種がダメになってたのかな~? とか

まだ時期が早かったのかな~?なんて心配が膨らんでいきます。

ちっこいメロンの芽を発見!

wc2016sp-meron-grow03若干心配になりつつも毎朝水やりをして様子をみていると、ある朝こんなちっちゃくてかわいいメロンの芽が出てました~♪
柔らかい朝日のなかに明るい緑色のかわいらしい芽が輝いて見えます。メロンはだいたい2週間くらいで発芽するみたいですね。

あまりに嬉しくて、出産のときのお父さんってこんな気持ちなんだろうな、なんて大袈裟なことをおもってしまうのでした。

いかにも双葉な感じの葉がでてきたよ

wc2016sp-meron-grow05そして翌日。こんな風に小さな小さな双葉になってました。
一日で茎がこんなに伸びて葉が開くんですね。よくエコのマークとかで使われるいかにも双葉って形をしてますが、茎が太くてしっかり丈夫な子が発芽してくれたみたいです。

レノンもパンナTFもおんなじように発芽したよ

wc2016sp-meron-grow09ちなみにさっきまでの写真がレノンで、こちらがパンナTFですが、こっちも同じタイミングで発芽してくれました。それにしてもしっとりしめった魔法の土の色とグリーンの発芽のコントラストがきれいだな~。

根っこはまだまだこれからかな?

wc2016sp-meron-grow11水耕栽培なので根の様子が気になって栽培トレーの底をみてみたら、こんな細くてか弱い根が培養液に向かって伸びてきてました。まだまだ成長はこれからって感じですが、これから培養液をいっぱい吸い上げてぐんぐん育ってくれると思います。

レノンとパンナTFはどっちもおんなじように育ってるな

wc2016sp-meron-grow13ここまでの生育状態は左のレノンも右側のパンナTFもほぼ同じ感じです。発芽が早い種の遅い種があるみたいで、最終的にはどちらも5~6粒づつ発芽してくれました。
やはり数粒くらいは発芽しない外れもあるみたいですね。いったんこのまま育てて、ある程度成長したら、間引きを考えたいと思います。

毎日のメロンの成長が楽しみすぎる♪

wc2016sp-meron-grow17というわけで種まきから約20日。こんないプックリとした肉厚の双葉を元気に広げてメロンが育ち始めました。
素人だとか、マンションのベランダ菜園だとか、そんなの関係ありません。この育てる楽しさはだれもが体験できます。
100円ショップなどで身近に手に入る道具で簡単にメロンが育てられる簡単ハイブリッド水耕栽培。立派なメロンを目指してチャレンジを紹介していきますので応援してくださいね~♪

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役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!

種蒔きから根が張るまでは水やりは丁寧に

wc2016sp-meron-grow18ハイブリッド水耕栽培は栽培トレーの底に培養液を入れて育てていくわけですが、種まきの時は普通のお水をあげます。
トレーに入れる水の量は魔法の土の底が水に浸かるくらいが目安で、ジャブジャブはダメですし、水が魔法の土に届かないのもNGです。水の加減は丁寧に確認しましょう。
もしトレーに水は入れていても魔法の土に水位がとどいてないと、左側のトレーの様に魔法の土が乾ききってしまって、苗がぐったりしちゃいます。右のトレーの様に魔法の土がしっとり湿ってる状態になるようにしましょう。

それから培養液にはハイポニカ液肥という肥料を使いますが、これは発芽後に使い始めます。(それまでは水のみ。)培養液の詳細についてはこちらの記事で詳しく紹介してますので参考にしてくださいね♪

培養液の詳しい情報 →『野菜の水耕栽培で使った便利な道具を100円均一のものを中心にご紹介!』

 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • ばっしーさんおはよ~ございます。
    去年のことまで覚えててくださってありがとうございます!
    そうなのです。昨年の教訓も踏まえて今年はバッチリおいしいメロンを育てますのでお楽しみに~(@^^)/

  • 待ってました!この記事!
    前回の投稿からずっと楽しみにしていたので、早く続編が知りたいです(^-^)

    去年は旅行中にお水が足りなくなって大変だったんですよね?
    今年は甘味も十分なメロンが栽培できますように‼

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