ほどほど自炊派男子のまあくんです。最近包丁の切れ味が悪くなったので、愛着を持てる一生ものの包丁を探してみたところ、料理をするのが他のくなるくらい切れ味や握り心地がすごくいい包丁に出会うことができました!今回は一生ものの包丁の選び方やタダフサの万能包丁についてご紹介!
包丁の切れ味が悪いと料理が楽しくない!
毎日ではありませんが健康と節約のために自炊をし、時にはおしゃれで彩り豊かな新しいレシピにチャレンジしてみたりしてる「ほどほど自炊男子」のわたし。いつもの様にご飯を作ってると、最近なんか料理が楽しくないな~って感じ始めました。
なんで気分が乗らないのか考えてみたら、原因はこれ。包丁の切れ味がイマイチだから。
固いものはもちろん、やわらかいトマトやパプリカでさえ、皮が切れなくて中身のやわらかいところがつぶれかけたりするんです。
もちろん刃を研げばそれなりに切れ味が復活するんですが、昔はもっとスパスパ切れて、料理するときって気持ちよかったような気がするんですよね~。
包丁は何十年も長い期間使うもの
日頃気にも留めてなかった自分の包丁をまじまじと眺めてみると、かなりくたびれてきてる様子。
しかもよく考えたらホームセンターで購入したのは10年ほど前。カットしたものが刃にくっつかなくなる丸い穴あき形状が気に入って購入したんですが、いつの間にやらすっごく時間が経ってたんですね。
当時1280円で購入したんですが、よくよく考えたら包丁ってほぼ毎日使う上に何年も長いこと使うもの。
包丁は消耗品や使い捨ての日用品として買うのではなく、「一生使えるくらいの良いもの」を購入したほうがいいに違いないって思い始めました。
一生モノのよく切れる素敵な包丁を探してみよう!
切れ味はもちろん、デザインや使い心地もよい長く使えるものを買おう!
そう思い立ったらすっごくワクワクしてきました。
ちょうどボーナスがでたばかりの私はほぼ最強状態。マリオでいえばスターをとってクリボーを蹴飛ばしながら駆け抜けてる状態で包丁の購入を決心するのでした。
絶対一生モノの自分にピッタリの包丁を探すぞ~!
包丁で有名なのはグローバルや堺刀司、ヘンケルス
『包丁 比較』とか『包丁 おすすめ』とかのキーワードで検索して最初にでてきたのがグローバルというメーカー。
名前に似合わず日本の刃物メーカーで、包丁の刃の部分から握る柄の部分までが一体の金属でできていて、継ぎ目がないのが特徴。
それから材質は医療用メスで使われる超硬質モリブデンやバナジウムでできてるんだって。なんだかハイテク感いっぱいだな~。
ほかにもハングリーというドラマで向井理が使ってたり、料理の鉄人なんかでも使われてた大阪の『堺刀司』製の包丁や、ドイツのヘンケルスというメーカーなど、刃物を名産とする地域のカッコよくていかにも切れそうな包丁がでてきました。
日経トレンディおすすめのタダフサ製の三徳包丁
でもって何日かネットでレビューを調べたり、百貨店で実物を眺めたりしつつも、決められない状態が続いてたある日。
日経トレンディでこんな記事を発見しました。
こだわりの優れもの特集みたいな記事だったと思うんですが、柔らかさとスタイリッシュさあわせもった木目の柄と、なんだかとってもカッコよく見える質感の刃を備えたその包丁は『タダフサ』というメーカーのモノみたい。
見た目に惹かれて内容をみてみると、「切れ味」と「さびにくさ」を両立した末永く使い続けられる包丁なんですって。
興味がわきまくった私はさらに詳しく調べてみたところ、以下の様な特長がありました。
タダフサの万能包丁(三徳)の特徴
- 家庭用包丁では珍しい鋼とステンレスの3層構造
- プロの使う鋼包丁の切れ味とステンレスのサビにくさを両立
- 工房の職人による手作りで切れ味は折り紙付き
- 木製の柄の部分は「抗菌炭化木」採用で衛生面も安心
なんだか自分が欲しかった条件をほぼ全部満たしてる気がします。
ちなみに私がいろいろ調べた結果、選択基準としてチェックしていった項目はこちら。
まあくんが欲しい包丁の特徴
- 一生使いたくなるくらいカッコイイ!
- 料理が楽しくなるくらいよく切れる
- 包丁の柄は木製で握りやすい
- 柄の継ぎ目に汚れがたまりにくいもの
- 錆びたりしないで長持ちする
おお~っ!全部満たしてるじゃん!
切れ味は本物だけど、プロ並のメンテをしないと錆びちゃうとか、写真ではかっこよくても実物の質感がイマイチとか、価格が飛んでもないとか、たいていはどれか要求を満たせなかったんですが、この包丁こそ私が求めていたものなのかもしれません!
どんな包丁か詳細や現在の価格をチェックしたい方はこちら!
タダフサの万能包丁を購入!
いろんなメーカーの包丁の実物をみても「これだ!」っていうのはなかなか見つからなかったんですが、この包丁には必要な機能だけでなくデザイン的な魅力もあったので『これに違いない!』っていう確信の様なものを感じてすぐに楽天で注文することに。
お値段は1万円程だったので、一生モノと呼ばれる包丁の中では比較的リーズナブルな感じ。
届くのを首をなが~くして待つのでした。
包丁工房タダフサの万能包丁の特徴
でもって待つこと数日。届きましたよ~包丁が!
一流の高級包丁ではありますが、包装は意外とシンプル。印刷された火箸?みたいな道具のデザインが入ってるだけの質素なものですが、なんだか品の様なものを感じます。環境配慮の意味でも無駄な部分をそぎ落としてるという意味でもこういうのは大好きです。
誕生日プレゼントを開けるときの様にワクワクしながら開封してみると、こんな感じで段ボールに型抜きをしたケースにピッタリと収められた包丁が出てきました~!
刃の部分が紙にくるまれた包丁なんか購入したことがないので、なんか少し緊張しちゃいますね(笑)。
金属製の刃の表情がかっこよすぎる!
開封して最初に感動したのがこの刃の部分のカッコよさ。刃先の方を向かって流れる様なヘアーラインと切れる部分の波紋、全体的な光沢感がかっこよすぎてめちゃくちゃ切れそうな予感がします。
そして驚いたのがまな板の上に置いたときの音。文字では表現できませんが、シャキーンっていうか、映画とかで剣士が剣を置いたときの音がするんです!
なんだか中世の騎士の気分で料理ができそうです(笑)。
ちなみに今まで使ってた包丁と刃の様子を比べてみたらこんな感じ。
新品かどうかの違いはあれど、刃の色っていうか質感が全然違いますね。
柄の持ちやすさやなじみやすさが素晴らしい
次に驚かされたのがこの木製の柄が手になじむこと。軽く握ると、ちょうど手の中に納まって力を籠めなくてもしっかり握れてる感じがします。それに肌触りもすべすべで、握っただけで癒されるようなちょっと不思議な気分です。
それから持ちやすいせいか包丁自体が軽く感じるのもちょっと不思議~。
前の包丁も握りやすいような形状をしていたので「握りにくい」と感じたことはなかったんですが、握り比べてみて初めて全然違うってことに気づきました。
一見なんの工夫もないただの丸っこい棒みたいに見える包丁の柄ですが、かなりの優れものの様です。手になじみまくってて、長年使ってきた包丁なのかなって勘違いしちゃうくらいでした。
柄の継ぎ目の部分を衛生的に保てる工夫が
木製の柄と包丁の継ぎ目部分は汚れが貯まりやすかったり、水分が残って木部分が腐るとかカビが生えるとかしやすい部分なんだそうですが、この包丁は刃と柄の接続部分が工夫してあって、段差もないので、普通に洗うだけでいつも衛生的に使えます。こういう小さな配慮が大きな違いにつながるんですよね。
タダフサの包丁の切れ味を試してみた!
新しい包丁の使い心地が気になって仕方なかったので、早速料理を作ってみることに。どれくらい切れるのか試したかったのでこんなにいろんな食材を用意してみました~。
この包丁独自の上手な使い方
一流の包丁にはそれなりの使い方があるはず。すぐ使いたいのをぐっとこらえて、包丁に同梱されてた説明書にあった「包丁の上手な使い方」をちゃんと読んでおきました。
上手に使うコツが簡潔に記載されてますが、「余計な力を入れずに」っていうのがどうしたらいいかちょっと分からなくて悩ましいですね(笑)。
きゅうりの輪切りで切れ味をチェック
最初に切れ味を試してみたのはキュウリの輪切り。小学校の家庭科の授業で習う超基本ですね。
切ってみるとあら不思議!切れ味がすご過ぎて、キュウリを切っているのに、そこにキュウリがないみたいな感覚です!
切れ心地が軽すぎるっていうか、キュウリの上に包丁をおくだけで重力で自然とキュウリが切れちゃうイメージなんです。
ほぇぇ~、こんなに違うのか~と思いつつ、油断したら指までスパッと切れちゃうんじゃないかと想像しちゃったりするのでした(笑)。
玉ねぎもサクサクと切れて目に沁みない!
次は玉ねぎを刻んでみました~。
玉ねぎといえばそう!目にしみて涙が出る切りたくないものNo1の食材ですが、写真の様にこれまたスパスパと切れちゃうんですね~。そして不思議なことに目に沁みないんです。
おやっ?なんで?
理由はよくわかりませんが、玉ねぎの細胞をつぶして汁を飛び散らせると目に染みるのが、つぶすことなくスパッときれるから目まで玉ねぎの目に染みるエキスが届かないのかも!って勝手に喜んじゃいました。
それにしても、玉ねぎを切るときも切れすぎて抵抗がないので、まな板までズバッと切れちゃうんじゃないかと思って、ちょっとへっぴり腰になっちゃいました。
トマトの切れ味は意外と普通?
続いて包丁の通販では定番のトマト。「包丁をのせて引くだけでこんなにきれいにスライスできました~」みたいなCMをよくやってますが、意外と普通によく切れるなくらいの感覚。
トマト自体はつぶれることもなくスムーズにカットできてるので、包丁の切れ味に私がだんだん慣れてきたのかもしれませんね。
パプリカの意外と固めの皮部分もスムーズに切れるので実をつぶしたりしないで綺麗にカットできました。包丁がよく切れると、切ることに集中できるせいか、カットする幅や大きさが均一にきれいに切れるのも嬉しいメリットですね。
固いサツマイモやカボチャも切りやすい
続いて固くて切りにくいといわれるサツマイモです。切れない包丁だと、切るというより割るみたいなイメージで力任せにズバッて切ってたりするんですが、タダフサの包丁なら、写真の様に柔らかいものを切るかの様に最初から最後までスムーズにカットできました。
サツマイモはたいてい切るときに刃に伝わるグググッていう摩擦みたいな感覚はあるんですが、それに抵抗されてもちゃんと切り進めることができます。
ところでこのサツマイモ独特の抵抗感ってわかるかたいらっしゃいますか?
私はサツマイモのでんぷんの粉が包丁に切られまいと抵抗してるシーンを勝手に想像しつついつもカットしてますが、感じてるのは私だけかな~?(笑)
そしてこちらはカボチャですが、固いカボチャもスムーズに切れちゃいました。
そして切ったカボチャの断面やエッジがもう驚くほど綺麗になってびっくり!
包丁が切れるとこんなに見た目が変わるんですね。五右衛門の斬鉄剣並みの切れ味です(笑)。
固い芯が切りにくいトウモロコシも切れる
想像以上に切れるので、芯が固くて切りにくいトウモロコシにもチャレンジしてみました~。
さすがに他の食材の様に包丁を載せて軽く引くだけではトウモロコシの固い芯を切ることはできませんでしたが、力をいれるとトウモロコシのツブツブをつぶすことなくカットすることができました。
期待が大きかったので、「固いものは意外と切れないのかな~」なんて疑ってみる私。
古い包丁と切れ味を比較
そこで、古い方の包丁でもトウモロコシをカットできるか試してみることに。
そしたら、なんと!包丁がトウモロコシの芯をカットする途中で止まっちゃいました~!
ムキになって両手で力を入れてカットしようとすると、トウモロコシの実がつぶれてきちゃいましたし、切れるときも割れるみたいに「バカッ」ってきれてちょっと怖い事態に。
こうやって比較してみて、改めてタダフサの包丁の切れ味を実感するのでした。
タダフサの包丁のお肉の切れ味は?
包丁のできるのは野菜だけではありません。そう、お肉。これも綺麗に切れると気持ちいいんですが、意外と筋や皮が切れなくてイライラしたりするんですよね。
今回はブログでお肉の切れ味を試すために、ちょっと見栄をはって立派な牛肉を購入してみました~♪
しかも一口サイズなので、カットも不要ですぐ料理できるんですよ~♪
自炊派の私としては手間を省いておいしい料理を作るためにいろいろ考えて買い物してるんですよね~。
はっ!
一口サイズだったら切る必要がないじゃんか!
賢くスマートにお料理してる感を出しながら基本的かつ大きなミスに気づいてしまいました!
切れ味を試すために購入したのに、カット不要の一口サイズを買っちゃうなんてなんておまぬけなんでしょう・・・
自分のうっかりぶりにあきれつつも、気を取り直してお肉をさらに細かくカットしてみます。
おお~、刺身を切ってるみたいに綺麗に切れる~!
野菜の切れ味もすごかったですが、お肉の切れ味がまた格別に気持ちいい!
お肉ってやわらかいとよじれたり筋が引っ張られたりして形が崩れてなかなか切れなかったりするんですが、分厚くて柔らかいお肉もこんなにきれいなブロック状にカットすることができました。
包丁が切れるってのはほんとに気持ちいいもんなんですね~♪
こんなに気持ちよく料理ができるならもっと早く購入しとくんだったな~。
食材を切るのが楽しいタダフサの包丁
というわけで、あっという間にいろいろ野菜の牛肉ぎゅうぎゅう焼きの食材がカットできました~!
いや~、力をこめなくてもまな板まで切れちゃうんじゃないかと思うくらいの素晴らしい切れ味と握りの心地よさ、そして料理をしてることが楽しく感じちゃうとってもいい包丁に出会えたようです。
なんだかぎゅうぎゅう焼きの食材もいつもより活き活きして見えますね。
一生モノの包丁だからこそ大事にできる
食材をカットし終わったら包丁を洗って水けをきって乾かします。
いつもなら流しに置きっぱなしにしちゃったり水切りトレーで乾かしますが、気に入った包丁だと、使ったらすぐ洗ってフキンで拭きたくなるから不思議ですよね。
木製だから乾くのに時間がかかるかもしれないと思ってた濡れてる柄の部分も、思ったより早く乾燥して衛生的な状態になってました。
自然と大事にしたく一生モノの包丁を探してみよう
というわけで、チャレンジしてみた一生モノの包丁探しと切れ味お試し料理。
ただの自炊とは思えない位ワクワクしたり素敵な気持ちになれました。
結婚して旦那さんや子供のために腕を振るう奥様はもちろん、一人ぐらしの方も自炊をするなら自分にピッタリの一生モノの包丁を探してみてはいかがでしょう?
きっと毎日の料理が楽しくておいしくなると思いますよ♪
そうだ!この包丁に斬鉄包丁って名前つけちゃおっと(笑)。
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
切れ味を保つ包丁の研ぎ方は?
素敵な包丁を手に入れて大事に使いくなったときに気になるのが包丁の研ぎ方。
説明書には切れ味を保つための包丁の研ぎ方が詳しく解説してありました。
プロも使う包丁だけあって、砥石で研ぐときの本格的な研ぎ方が説明してあったので、今度は砥石も一生モノを探してみようと思います(笑)。
あっ!それから、そんな砥石で綺麗に包丁を研ぐ自信がないよって方のために、タダフサの包丁には包丁を研いで切れ味を購入当初の状態にしてくれるサービスもついてます。
有料ではありますが、この包丁問診票に必要事項を記載して包丁をタダフサの工房に送るとプロが最適な状態に研いで送り返してくれるそうなので、長く使いたいと思われる方も安心ですね。
ちなみに最初の開封時に紹介したパッケージですが、これがメンテナンス時に送付するためのパッケージになるという機能を持ってるので。大事に取っておきましょうね。断捨離が好きでも絶対捨てちゃだめですよ(笑)。
★タダフサの包丁の価格や在庫情報はこちらを参考にしてね。
コメント
コメント一覧 (2件)
文月さんこんばんは~。
ええ~っ!本刃付けがされてないんですか!?ひぇぇ~。
って慌てて確認してみたら、タダフサの包丁はバッチリ研がれた切れる状態で納品されてました~。ホッ(^^)
刃は切れ味の良い鋼をさびにくいステンレスで挟み込んだ機能的な包丁なので家庭用にピッタリなんですよ。
鎌倉時代の刀みたいなティッシュを一刀両断できる包丁を使いこなせる日がいつか来るように料理の腕を磨いときますね(@^^)/
買ったばかりの包丁は本刃着けが為されておりません
きちんと研いで、好みの刃着けを為されてから使用するべきです
写真ではsusの包丁に見えますが、susは硬度も低く、切れ味もいまいちです
又、ハイカーボン素材を挟み込んだ包丁とかもありますが、錆びやすかったりします
きちんと鍛造された物は、例えれば鎌倉時代に鍛えられた刀の如く、錆にも強く切れ味も鋭いです
例えるのなら、空中に浮いたティッシュペーパーを一刀両断できる刃着け、腕があってこそ切れ味鋭いと言えるのです
空中に浮かせたティッシュペーパーを切ってみて下さい