甘くてでっかいメロンの収穫を夢見て、種からの栽培を毎年楽しんでるまあくんです。メロンの種はもう本当にたくさんの品種があるんですが、今回は家庭菜園向けのメロンの種で、一番糖度が高いメロンが収穫できるおすすめの種をズバッと紹介します!
- メロンを育てるなら一番甘い品種がいい
- 甘いメロンが収穫できなくて困ってる
- とにかく高糖度のメロンを追求したい
という方に、きっと役に立つと思うので、ぜひ参考にしてくださいね。
一番糖度が高いメロンのおすすめの種は?
メロンを栽培しようとして最初に悩むのが育てるメロンの品種です。
メロンの種を購入しようと思ったものの、一体どれにしたらよいのやら・・・
って、悩んでしまうくらいたくさんの品種があるんですよね。
メロン栽培の初心者だったら、
どの種を選んだらいいか検討もつかない。。。
なんてことになると思うので、そんな皆さんのために、今回はおすすめの種の品種をズバリ言っちゃいます!
一番糖度が高いメロンのおすすめの種の品種は『ナポリ』です!
その糖度はなんと16~17度!
もうびっくりするような甘さなんです。
あっ、それから念のためにもう少し詳しく説明しておくと
- 一般的な菜園向けのメロンの品種で
- 個人が少量から購入することができ
- 一番平均糖度が高いメロンの種は
ナポリです!ということになります。
プロの農家さんしか買えないようなレアな品種や種が少量販売されていないものは除いていますので、念のためご了承くださいね。
※例えば、肥後グリーンという品種のメロンは糖度16~17度とナポリと同じ糖度をほこりますが、100粒4950円と大容量のものしか販売されていないので、大量生産する農家さんでないと使いきれません。
今回は10粒以下で数百円で個人が一般的に購入できる、いわゆる一般的なメロンの種でセレクトしています。
メロンが甘いと感じる糖度は?
糖度が16~17度?
いきなり糖度とか数字をを言われても、どれくらい甘いのかわかんないよ?
って方も多いと思うのでちょっと補足しますね。
一般的に人間がフルーツを食べたときに甘いと感じる糖度は14度以上といわれています。
そして、スーパーや八百屋さん、百貨店なんかで販売されているメロンの糖度はおよそ12~18度くらいです。
ん?18度のメロンもあるなら、糖度16~17度の品種って大したことないんじゃないの?
って思ちゃうところですが、実はそんなことはありません。
メロンは品種によって平均糖度が違う
実は、販売されているメロンの糖度と品種による平均的な糖度は違うものなんです。
例えば高級フルーツショップで販売されているメロンは18度越えといったようなメロンもありますが、それは
- 何十年もメロンの栽培経験を持つ農家さんが
- 温室なんかをつかって全力で育てたうえで
- そこからさらに厳選したメロンが
18度越えの糖度で出荷されてるんです。
なので、同じ品種の種を使っても、普通の人が家庭菜園で育てたら18度のメロンは収穫できないわけです。
それに対してメロンの種のパッケージに記載してある糖度は、一般的な育て方で育てると、目安としてこれくらいの糖度のメロンができるよっていうものなので、失敗さえしなければ表示されている糖度のメロンが収穫できる可能性が高いんです。
なので、甘いメロンを栽培したいときは、種のパッケージなんかに書いてある目安の平均糖度が重要なわけです。
ナポリという品種のメロンはパッケージに記載している糖度が16~17度で、市販されている個人向けの種の中では最高数値※です。
しかも上手に育てれば、さらに高糖度のメロンになるかもしれないという可能性まで秘めているんですよ♪
想像しただけでおいしさが口の中にひろがってきちゃいます。
い、いかん、説明してたらワクワクが止まらなくなってきました(笑)。
※まあくんがネットでいろんなメロンの種を必死に調べまくった調査結果に基づきます。
糖度が高めのメロンの種はほかにもあるよ
ちなみに、ナポリ以外にも高糖度のメロンの種はあります。
僕がネットで調べまくったところによると、大体14~16度のものが多く、
- 糖度が17度には達していない
- 糖度が17度に達するときもあるけど、低い時もある
というものがほとんどでした。
そのあたりのことも考えると、家庭菜園で初心者や一般の方が育てるメロンの品種としては、やっぱりナポリが一番安定して糖度が高い実がなる可能性が高いメロンの種と言えます。
メロンの種「ナポリ」の特徴
ナポリというメロンの品種についての特徴も紹介しておきますね。
- 網目のかかったメロンらしい見た目
- 赤肉のメロンで、きれいなオレンジ色
- 1.7㎏ぐらいのでっかい実が収穫できる
- 極上のおいしさ
- 雌花が付きやすく安定して着果する
- うどん粉病に抵抗性がある
いかにもメロンですと言える美しい網目のかかった外観に、オレンジ色の果肉、そして極上と表現されるおいしさに1.7㎏というでっかい実がなる・・・
もう言うことないじゃないですか~!って叫びたくなるくらい素敵なメロンです!
甘くてでっかいメロンを育てたいという僕の夢を実現するために生まれてきた品種なんじゃないでしょうか。
しかもメロンの栽培で失敗しやすいうどん粉病に強かったり、雌花が付きやすくて実がなりやすいって特徴まであって、初心者にうれしい性質が満載です。
僕はもう何年もメロンを育ててきましたが、たいていうどん粉病に襲われてますし、花は咲くけど雄花ばかりで雌花が全然見つからない!なんてことも多かったので、種の説明を見た瞬間に「これだ!」って思っちゃいました。
しかも購入したら、8粒入りのはずが、9粒入ってて、それだけで嬉しさ爆発中だったりします(笑)。
逆にデメリットはないのかと思って穿った見方をしてみたんですが、全然見つかりません。
しいて言えばつる割れ病の耐性はないみたいですが、普通のメロンでも耐性がないので、デメリットにはならないし、ナポリちゃんすごい!って感じですね♪
そうそう、1.7㎏っていうのは想像がつきにくいかもしれませんが、メロンの中でもでっかい部類で、持つとずっしりして立派なメロンだねって感じるサイズですよ。
甘くてでっかいメロンを収穫したいなら、種はナポリがおすすめってわけです♪
比較的糖度が高いメロンの種
ついでにナポリにはかなわないけど、種のパッケージなどに記載されている平均糖度が比較的高くて、大きな実が収穫できるものを紹介しておきますね。
果肉の色や耐性など、好みに合わせてセレクトしていただけると嬉しいです。
メロンの種 フェリーチェ
フェリーチェはSNSなどで情報交換をしている方から教えていただいた品種なんですが、家庭菜園で育てやすく、比較的高糖度ででっかい実がなる品種です。メロンがかかりやすいう、どん粉病やつる割れ病にも耐性があるので安心して育てることができます。
プリンスメロンのようなグリーンの果肉を希望される方におすすめです。
- 糖度:16度
- 果重:1.4~1.8㎏
- 果肉:黄緑色
- 耐性:うどん粉病、つる割れ病
どうでもいいと言われるかもしれませんが、フェリーチェも5粒入りのはずが6粒入っててニヤリってなっちゃいました(^^♪
メロンの種 ロイヤルレッド
糖度17度も可能なんだけど、15度くらいのときもある、みたいに少し糖度の振れ幅がある品種です。
それでも15度以上あれば十分甘い高糖度のメロンの部類に入ります。
重さも1.6㎏とでっかい実がなりますし、うどん粉病&つる割れ病の耐性もあるので、初心者でも育てやすい品種です。
夕張メロンのようなオレンジ色の果肉が希望の方にはおすすめです。
- 糖度:15~17度
- 果重:1.6㎏
- 果肉:オレンジ色
- 耐性:うどん粉病、つる割れ病
メロンを種から育ててみよう!
というわけで、甘くてでっかい実が収穫できるメロンの種をどどん!と紹介してみましたが、探してみると結構いろんな種があるもんですね。
いつもは赤肉で夏の暑さに強いレノンウェーブを栽培してるんですが、今年は僕もナポリの種を使って超甘くてでっかいメロンを育ててみたいと思います。
温室を使わない場合は4月の初旬から中旬くらいに種まきに良い時期がやってきますので、メロンの栽培が気になってる方や今年チャレンジしてみようと思っている方は早めに種を用意してぜひトライしてみてください。
きっとでっかくて甘~いメロンが収穫できると思いますよ♪
役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!
糖度20度のメロンの種もあるよ
そうそう、私は栽培したことがないんですが、メロンらしいグリーンの色や白い網がかかった外観でなくてもよければ、糖度20度を狙えるメロンの種もあります。
ムーンライトという品種で、外観は黄色をしてたり、果肉が白っぽかったりするので、ちょっと「ウリ?」「瓜だよね?」って聞きたくなっちゃうかもしれませんが、メロンなんだそうなので、とにかく高糖度を追求したい方はチェックしてみてくださいね♪
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