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綺麗な水草のボトルアクアリウムの作り方!初心者向けに詳しく解説します!

超綺麗な水草のアクアリウム

キラキラ輝く綺麗な水草のアクアリウムが大好きなまあくんです。手軽に美しい水草が楽しめると人気のボトルアクアリウムですが、やっているうちに綺麗な水草が長期間維持できる超おしゃれなボトルアクアリウムの作り方やコツが分かってきたので、初めての方にもわかりやすいように詳しく解説しま~す♪

シンプルで初心者でも簡単にできる方法なので

  • おしゃれなボトルアクアリウムをつくってみたい
  • 綺麗な水草を長期間維持したい
  • できるだけ安くアクアリウムを楽しみたい
  • 初心者でもできるボトルアクアリウムの作り方を知りたい
  • 失敗したり無駄な費用をかけたくない

といった方にきっと役に立つと思います。
実際に僕がいろんな方法をたくさん試してみた中で「一番良かった!」という実績付きの方法なので、ぜひ参考にしてくださいね(^^♪

長期間維持できる水草のボトルアクアリウム

超綺麗な水草のアクアリウム

ジャン!
こちらが今回紹介する「超美しい水草のボトルアクアリウムの作り方」で作ったボトルアクアリウムです!

自分で言うのもなんですが、もうほんとに綺麗でしょ♪

しかも、ただ綺麗なだけじゃないんですよ。
つくってからもう3年以上経ちますが、今でもこの綺麗な状態を保ててるんです。

意外かもしれませんが、これってすごいことなんですよ。
というのも美しい水草のボトルアクアリウムは、最初に綺麗に作れるかどうかはもちろん、『長期間維持できるか』が超重要なポイントなんです。

このポイントを押さえておかないと、ボトルアクアリウムを作ってはみたものの、

  • 思ってたより小さくておしゃれじゃなかった
  • 最初は良かったけど、水草がだめになった
  • 藻が生えて見た目がいまいちになった
  • 必要ない道具を何度も買ってしまった

みたいな失敗や後悔をすることになります。。。

ちなみにこの失敗や後悔は全部僕が体験してたものです(笑)。

でも大丈夫!この失敗をしたことで、綺麗で長期間維持できるボトルアクアリウムの作り方がばっちり分かったんですから、全然へこたれてませんよ。

この失敗を含めた経験を活かして、初心者でも綺麗に作れて長期間維持できるボトルアクアリウムの作り方を、詳しく紹介しますね。

初心者でも長期間維持できる綺麗な水草のボトルアクアリウムの作り方

それではボトルアクアリウムの作り方や大事なポイントを順に解説します!

大きめのガラスボトルを用意

大きめのガラスボトル

ボトルアクアリウムを作るときに一番重要なのがガラスボトルの大きさです。

ガラスボトルは球の形で直径25㎝以上の大きめのものを選びましょう。そうすると以下のメリットがあります。

  1. レンズ効果で水草が美しく見える
  2. おしゃれなインテリアになる
  3. 綺麗な水草を長期間維持できる

球の形を選ぶと、ボトル自体がレンズのような効果をだしてくれて、水草が大きく綺麗に見えます。

四角いものだと面と面の継ぎ目に線が入って水草を見るときに邪魔になることが多いんですが、球体ならどの角度からみても邪魔になるものがないので、水草がとっても綺麗に見えるんですよ。

直径25㎝以上をおすすめするのは、部屋のデスクの上やカウンターの上に置いたときに、「綺麗なアクアリウムがあって素敵に見える」のがこれくらいのサイズだからです。

これよりも小さくなると大きな部屋に小さい環境植物を置いた時と一緒で、インテリアを豊かにする効果が小さくなります。


それから25㎝以上の大型のガラスボトルにすると水量が多くなるので、水温や水質が安定し、水草やエビや魚にとって良い環境が得られます。
逆に小さいガラスボトルにすると水温や水質が安定せず、長期間の維持が難しくなるので、ある程度大きめのガラスボトルを選ぶのが大事なポイントです。

このクラスのサイズのガラス容器になると、100円ショップやペットショップではなかなか見つけることができません。

先ほど写真をお見せした僕が3年以上美しい状態を維持できているガラスボトルは直径が31㎝あるもので、楽天で購入した商品です。

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サイズがカウンターやデスク上に置くのにちょうどいいことや、ガラスが薄くて透明度が高いので水草がきれいに見えるので、自信をもっておすすめできます♪

お値段はそれなりにしますが、継ぎ目やシーリングがないので一度購入すれば一生使うことができますよ。

ソイルではなく珪砂を使う

珪砂

水草を育てる場合はソイルと呼ばれる粒々に加工された土を使うのが定番ですが、ボトルアクアリウムを長期間維持するためには珪砂を使います。

というのもソイルは2~3年で崩れて泥のようになってしまい、必ず新しいソイルに交換する必要があるからです。長期間維持したくても、2~3年でリセットしてソイルを入れ替えなければなりません。

珪砂ならソイルのように崩れてしまう事がなく、半永久的に使うことができるので、ボトルアクアを長期間維持することができます。

パックに入って販売されており、300~500円で購入することができるので、ソイルより安く購入できるのも嬉しいメリットです。

※通販でも購入できますが「製品よりも送料の方が高い!」って事になるので、できれば近所のホームセンターやペットショップなどで購入するのがいいと思います。

珪砂を洗う様子

珪砂はこんな感じで使う前に水洗いをして使います。洗わないと泡が出たり水が白く濁ったりするので、お米を洗う要領でバケツに入れて洗いましょう。

珪砂を入れる量

珪砂は大体深さ5㎝くらいの深さがあれば水草を植えこむのにちょうどよい状態になります。

珪砂を入れて水を入れる

珪砂を入れたらカルキを抜いた水をガラスボトルに注ぎます。
この後水草の植え付けをするために腕を入れたりするので、注ぐ量は半分くらいにしておきましょう。

カルキを抜くためにはバケツに水をいれて一晩おいておくだけでOKです。
それが面倒な場合や時間をかけたくない場合は液体のカルキ抜きを使えば一瞬でカルキを抜くことができます。

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カルキ抜きはどのブランドの物でも同じような効果がありますので、安いものを選びましょう。300~400円程度で購入できます。

元気な水草をたくさん植える

そして綺麗なボトルアクアリウムをつくり、長期間維持するために最も重要なポイントが、元気な水草を一度にたくさん植え付けることです。

これを守らないで、小さい水草の苗をチビチビと植え付けたり、輸送中にヘロヘロになった水草を植え付けると、水草よりも藻が元気に大繁殖したりしてしまったり、生育までに時間がかかった上に最終的に美しい水草のボトルアクアにならずに大失敗したりします。

とにかく完成系に近い状態になる様に、元気な水草を一度にたくさん植え付けましょう。

ボトルアクアリウム用の綺麗な水草

でもって、その時に役立つのがこちらの水草屋さんです。上の写真はその水草屋さんから購入した水草なんですけど、もう見るからに元気そうでとっても綺麗ですよね。

郵送されてきた水草


メールで依頼すると、こんな風に様々な色や形の水草を組み合わせて、ボトルアクアリウムにぴったりのセットをパッキングして送ってくれます。

A~Dの記号が書かれていますが、Aは後ろの方に植える背の高い水草、Dは手前に植える背の低い水草、みたいな感じで、レイアウトが美しくできるように分類してくれてるんですよ。

しかも写真の様に多種多様な形や色の水草を入れてくれてるので、自然の中の水草環境を再現したようなアクアリウムを作ることができます。

杉の木の様な水草
例えばこんなクリスマスツリーのような形の水草や・・・
赤い水草

茎や葉っぱの裏が赤紫の水草や・・・

かわいい丸い葉っぱの水草

丸くてかわいい葉っぱの水草まであったりします。

名前が分からない水草

中には名前も分からないような水草もあったりしますが、きちんと名前が記載されたシートをつけてくれてるので、新しい発見ができたり、勉強になったりもするのでめちゃくちゃ楽しいんですよ♪

水草の森の苗パールグラス

逆に自分で普通に水草を集めようとすると、ペットショップや通販で上の写真ような培養苗や成長した株を1ポット780円とか1280円とかで購入して組み合わせなるのが定番なんですが、予想以上にお金がかかたり、余って無駄にしてしまったりすることがあります。

ところがこちらの水草屋さんだったらそんな手間も無駄もありません。

ボトルアクアリウムで最初から美しいレイアウトができるように大小様々な大きさや彩り豊かな水草を必要な分だけ送ってくれるので超便利かつコスパがいいんです♪

そうそう、この方はボトルアクアリウムのノウハウもたくさん紹介してくださっているので、ぜひ参考にしてください。
僕もこの方の情報のおかげで珪砂を使うようになったんですよ。

水草の植え付けは先の細いピンセットを使う

いよいよ水草の植え付け作業です。

石をボトルアクアリウムの中央に置く

これは絶対必要というわけではありませんが、僕はいつも中央に握りこぶしくらいの石を配置しています。水草をより美しく見せるというか、アクセントみたいな効果を期待して入れています。

好みでやってみてください。もちろん石は使わないで作ってもきれいなボトルアクアリウムを作ることができます。

ピンセットでつまんで水草を植え付ける

水草の植え付けは背が高い水草を後ろの方に植え付けるところから始めます。

  • 遠景に背の高い水草
  • 中景に中くらいの背の高さの水草
  • 近景に背の低い水草

を植え付けると奥行きのある綺麗なアクアボトルを作ることができます。

水草を植え付けるときのポイント

そうそう、この水草を植えつけるときに、忘れちゃいけないポイントがあります。
それは先が細いピンセットを使うことです。

先が細いピンセットと太いピンセットの比較

上の写真の様に、ピンセットには先が細いものと太いものがあります。
先が太いピンセットを使うと、珪砂に水草を差し込んだものの、ピンセットを引き抜いたときに水草も一緒に抜けちゃう、みたいなもどかしいことが起こります。

「そんなの気にしなくて大丈夫だよ~(笑)」とか思って先が太いピンセットで作業を進めると、水草を植え付けるどころか散らかしまくって「ウッキーッ!」ってストレスが爆発したりするので、無理をするのはやめましょう。

逆に先が細いピンセットだとスパスパと水草をスムーズに植え付けることができるので、作業を楽しくすることができますよ。

奥から手前に向かって植え付けていく

後ろから手前に水草を植えていく

それから水草の植え付けは奥の方から手前に向かって植え付けていくと作業がしやすく、バランスもとりやすくなります。
先の遠くに背の高い水草を配置し、そこからだんだんと手前に来るにしたがって低い草を植えていくと奥行き感のあるアクアリウムができます。

植え付け終わった水草

でもって植え付け終わったのがこちらです。

って、手前に引く草が植わってないじゃん!って思ったあなたはもうボトルアクアリウムの初心者卒業です。

この写真は僕が初めてボトルアクアを作ったときの写真なのでご容赦ください。何も知らないで、もうほんとに自由奔放に水草を植え付けちゃってます(笑)。

水を入れて照明をつける

植え付けができたら、ボトルいっぱいに水を注いで、照明を設置したらボトルアクアリウムの完成です!

水草のレイアウトや植え付ける種類は自由ですが、こんな風に最初から底面いっぱいに元気な水草を植え付けちゃうのがポイントですよ。

それから最初は写真の様に水が白く濁った状態になりますが、一晩たてばクリアな水になるので気にしなくてOKです。

照明は植物の育成に適したものを

ジェックスのLED照明リーフグローがおすすめ

そうそう、照明はいろんなものが販売されていますが、アクアリウムの水草に最適な植物専用の照明を使いましょう。
そうしないと水草が育たなかったり、枯れちゃったりしますし、逆に藻が生えまくったりすることもあります。

ボトルアクアリウムを作るときに、サイズがちょうど良くてデザイン性が高く、水草がしっかり育つのがこちらのLED照明です。

ほかの商品に比べてコスパもいいこともあり、ボトルアクアリウムをされている方ならたいてい使ったことがあるという照明で定評がある商品なので、初心者でも安心して使うことができますよ。

エビやメダカを入れて生態系をつくる

水草のアクアリウムに小さい魚やエビを入れる

最後のポイントはメダカなどの小さい魚やミナミヌマエビなどの小さいエビを入れてあげて、小さい生態系を作ることです。

魚やエビなどの動物を入れることでボトルアクアリウムの中に植物と動物の生態系が出来上がり、

動物が動くと水も動くので水草に酸素や二酸化酸素が供給されやすくなる

動物の糞がバクテリアに分解されて水草の肥料になる

水草は元気に成長して酸素を放出したり、水質を安定させる

といった循環が起こります。

これを詳しく話し出すと長~くなってしまうので、これくらいにしておきますが、とにかくボトルアクアリウムの中に生態系を作ることで、水質が安定し、藻が生えたりしない水がキラキラ輝く美しいボトルアクアリウムができます。

うまく生態系が機能すると水替えも少なくて済むのでとっても楽なんですよ。

ボトルアクアリウムに入れるエビや魚の種類と数は?

ボトルアクアリウムにエビや魚を入れるときに迷うのがその種類と数ですが、おすすめはズバリ!メダカとミナミヌマエビです。

メダカは丈夫なので暑い夏や寒い夏もへっちゃらですし、元気に動くので水を動かして酸素や二酸化炭素を水草に供給してくれます。ミナミヌマエビはボトルアクアリウムの永遠の課題である藻や苔を食べて掃除してくれたり、魚の糞を食べてバクテリアの分解を助けてくれます。

メダカもミナミヌマエビもサイズが小さいというのがメリットで、水量の限られたボトルアクアリウムに最適なんですよ。

入れる数はメダカやミナミヌマエビなどの大きくならない生き物の場合、水1ℓに1匹くらいが目安です。

ボトルアクアリウムの維持管理について

超綺麗な水草のアクアリウム

ボトルアクアリウムができたら、水質が安定しにくい最初の1週間は毎日半分の水を交換しましょう。

そしてその後はは水質が徐々に安定してくるので週に1回くらいのペースで、半分から3分の2くらいの水を交換してあげればOKです。

そうするとこんな美しい水草のボトルアクアリウムを長期間楽しむことができます。

ボトルアクアリウムをつくってから1カ月ほどたつと、伸びてきた水草をハサミでカットするトリミングというメンテナンスが必要になることもありますが、その段階まで行けばもう初心者ではありません。立派なアクアリストです。

ネットやyoutubeでいろんな情報を集めて自分なりの方法でトリミングをしたり、水草のレイアウトを変えたりしながら、ボトルアクアリウムを楽しんでいただけると思います。

ボトルアクアリウムを楽しもう!

というわけで手順を追いながら長期間維持できるボトルアクアリウムの作り方やポイントを解説してみましたが、どの作業も簡単でとっても楽しいのがボトルアクアリウムのいいところです。

普通のアクアリウムの様に大きな水槽や高性能フィルター、二酸化炭素供給システムや展示台などを購入する必要はありません。ガラスのボトルと珪砂、水草があればすぐにだれでもつくることができるので、興味がある方はぜひ試してみてください。予想以上に簡単に綺麗なボトルアクアリウムができてきっと驚くと思いますよ♪

役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!

水草だけのアクアリウムは長期間の維持が難しい

ボトルアクアリウムに魚やエビは必須

僕もそうなんですが、魚やエビを入れないで水草だけでボトルアクアリウムを作りたいと思うことがあると思います。
特に空間が狭い小さいボトルでアクアリウムを作るときはメダカやエビがかわいそうな気がしますよね。

なので、水草だけで作れたらいいなって思うんですが、実際に作ってみると水草だけではうまくいかない場合がほとんどです。

理由は動物がいないと水が全然動かなくなるので、水草に酸素や二酸化炭素の供給がされにくくなったり、藻が生えやすくなる、水草の栄養不足が発生するなどが挙げられます。

毎日水替えをできるとか適切に液体肥料を添加できるという場合はこの問題は解決できますが、実際はそこまで手をかけることはできないと思いますので、エビや魚を入れて水を動かしてもらったり、肥料になる糞をしてもらうことで自然に近い環境を作ってあげるのがおすすめです。そうすると週に1回の水替えで長期間美しい状態を維持できる様になりますよ♪

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