ボトルアクアリウム歴3年のまあくんです。ボトルアクアといえば夏のイメージがありますが、ポイントをおさえておけばヒーターなしでも冬もきれいな水草を楽しむことが出来ます。今回は冬でも楽しむことが出来るエビとメダカの水草ボトルアクアリウムの秘密を紹介します!
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冬でも楽しめる水草のボトルアクアリウム
皆さんボトルアクアリウムって知ってますか?
数年前から流行ってるみたいなんですが、ガラスのボトルに水草や小魚、エビなんかを入れて楽しむアクアリウムです。
写真は我が家のボトルアクアリウムなんですが、とっても綺麗でおしゃれでしょ♪
水を浄化するフィルターやヒーターなんかの設備がなくても、ガラスの入れ物さえあれば作ることが出来るので、僕の様な初心者でもこんなに綺麗なボトルアクアリウムが簡単に作れるんですよ。
でもってこのボトルアクアリウムは春から秋にかけて楽しむものっていうイメージがあるんですが、実際にやってみると、なんと冬でも綺麗な状態で維持することが出来ちゃいました。
よくある熱帯魚のアクアリウムの場合は、冬はヒーターを入れて暖かい環境を維持するのが一般的なので、ボトルアクアリウムもヒーターがないと水草も枯れちゃうんじゃないかな?
って思いますよね。
ところが、使う水草や入れる生き物、ボトルを設置する場所など、コツを抑えてうまく管理すれば、冬もとってもきれいな状態を維持することが出来るんです。
冬でもきれいな水草のボトルアクアリウム
たとえばこのボトルアクアリウムの写真は超寒い日が続いてた2月初旬の様子なんですよ。
まじで!?
ってびっくりするくらい綺麗な水草でしょ。しかも小さい魚が泳いでたりして、見た目的にはもう夏のボトルアクアリウムですよね。
寒い朝に布団からでて、「さむっ!」って思いながら着替える時にのボトルアクアが目に入ると、「意外とあったかいのかな?」って錯覚しちゃうくらいです(笑)。
ボトルアクアを作るときに冬も楽しめるようにあらかじめ工夫をしておいたってこともあるんですが、いろんな偶然が重なった結果、予想以上に綺麗な状態を維持することができてめちゃくちゃ嬉しかったので、そのポイントを皆さんにも共有しちゃいます♪
寒い冬もヒーターなしでボトルアクアリウムを楽しむポイント
それでは寒い冬でもヒーターなしで綺麗なボトルアクアリウムを楽しむためのポイント、テンポよく順番にいきますよ~!
室内の日差しが当たるところに置く
冬のボトルアクアの維持に1番大事で、「これがないと絶対無理!」って断言できるくらい重要なのが、お日様の日差しです!
一般的にボトルアクアの維持には直射日光が当たるのはよくないといわれていますが、真冬は別です。ぽかぽかした日差しがボトルアクアの水の水温を上げてくれたり、水草の光合成を促進してくれるので、日当たりがよいところに置きましょう。
直射日光に当ててもよい理由は太陽高度が低くなるからです。冬の直射日光は夏場にレースのカーテン越しに当たる光と同じくらいの弱い日差しになるので、ボトルアクアに日差しが直接当たっても大丈夫なんです。
僕は室内の窓際にカウンターを設置して、太陽の光が当たるところに置いてるんですが、2月の北風がぴゅーぴゅー吹いてる日でも、昼間はぽかぽかした日差しのおかげで水温が上がり、水草もお魚さんも元気に過ごしてくれてます。
そうそう、光が当たるところだと、水草も緑色に輝いてとってもきれいなんですよ。
それに暖かい日だと2月でも写真の様に水草から光合成でできた酸素の泡が出てきたりして、逞しく生きてるんだな~って実感することが出来ます。
ボトルアクアに入れるのはメダカとエビがオススメ
次に大事なのが入れる生き物です。
鮮やかできれいな熱帯魚を入れたくなるところですが、魚はメダカにしましょう。
熱帯魚の場合は水温が25度程度必要で20度を下回ると体調を崩してしまったり死んでしまいますが、メダカなら逞しいので水が凍りさえしなければ大丈夫です。
最近は熱帯魚以上に綺麗なメダカが販売されてるので、おすすめです。
それからエビは残ったえさや魚の糞をお掃除屋する役割を担ってくれる優秀な生き物なので絶対に入れておきましょう。
フィルターのない水槽で、ボトルアクアリウム内の水質を維持するのにとっても役立ってくれます。っていうか、いないと綺麗なボトルアクアを維持するのは無理です。
エビはいろんな種類がありますが、ミナミヌマエビという種類がボトルアクアリウムのサイズ感にピッタリです。ちいさくてとってもかわいいんですよ。
ボトルアクアリウムにメダカは何匹入れられるの?
そうそう、よく聞かれるっていうか、実際にボトルアクアリウムを作るときに悩むのが「魚は何匹くらいいれられるの?」って疑問です。
水質や環境維持を考えると1リットルに1匹が基本といわれてたり、設備や環境、水替えの頻度で変わるから何とも言えないっていわれてたりしますが、一般の方には理解しにくいってうか、結局どうしたらいいかわかりませんよね。
そこで、私の経験から分かったことを紹介しておくと
写真に写ってるような水草がしっかり育ってる直径18cmくらいのボトルアクアリウムなら、小さめのメダカなら3匹くらいがちょうどいい感じです。
メダカが大きくなってきたらこのサイズのボトルアクアリウムには合わなくなってくるので大きな水槽に移していますが、基本的に寒い冬にメダカはあまり大きくならないので、いつも秋くらいに小さい子供めだかを入れて、そのまま春まで育ててます。
ボトルアクアリウムにエビは何匹いれられるの?
あっ!それからエビの数もよく聞かれるんですが、小さめのエビなら3~5匹くらい入れるとちょうどいいくらいのイメージです。
少なすぎるとお掃除が追い付かなくなるし、多すぎると酸欠や水質悪化の可能性が出てくるので、いろいろ試した結果、これくらいの数に落ち着きました。
合わせて考えると、
- 直径18cm丸いガラスボトル
- 水草がしっかり育ってる状態
- 水替えは週に一回
- 冬の季節
の場合は
小さめのメダカ3匹、ミナミヌマエビ3~5匹
がバランスが取れてちょうどいい感じです。
寒さに強い水草を入れる
冬でも綺麗な緑を楽しむためには水草も寒さに強いものを選びましょう。
僕のボトルアクアリウムにはいろんな水草を植えていますが、寒さに弱いものは成長が止まり、葉の表面にコケや藻が生えてダメになっていき、寒さに強いものだけが成長を続け、きれいな状態を保ってくれています。
[box class=”box26″ title=”寒さに強かった水草”]
- マツモ
- ニューラージパールグラス
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マツモは日本の水草で、金魚鉢にもよく入っている水草ですが、冬もきれいな緑色の姿を見せてくれます。
意外だったのはニューラージパールグラスなんですが、熱帯の水草であるにも関わらず、低水温でも光が当たるところだとばっちり成長してくれました。ゆっくりではあるものの成長して元気な姿を見せてくれます。
そのほかのロタラなどの有茎草と呼ばれる仲間のものは水温が低いと成長しなくなって藻にまみれた状態になるので、気をつけましょう。
ヒーターなしでボトルアクアを楽しむコツのまとめ
というわけで冬の寒い時期でもヒーターなしで綺麗なボトルアクアリウムを楽しむためのコツをまとめるとこちらの3つです。
室内の直射日光が当たるところに置く
生き物はメダカとミナミヌマエビにする
寒さに強い水草を入れる
この3つのポイントを守り、週に1回水替えをしてあげれば綺麗なボトルアクアリウムを楽しむことが出来ます。
冬も綺麗なボトルアクアリウムを楽しもう
というわけで、こんなに寒い2月の真冬にも関わらず、朝起きて水草が綺麗にきらめいているボトルアクアリウムみてたらすごく嬉しくなっちゃったので、思わず勢いで記事をかいてみましたが、いつの季節でも緑や水がきらめいているのを見るのってほんとにいいものですね。
ちょっと大げさかもしれませんが、水草と水のきらめきやエビがいそいそとお掃除をしてくれてたりしてるのをみてたら「今日も一日頑張ろう!」って気持ちにさせられて、なんだか幸せな気分になっちゃいました。
※写真は夏の写真みたいに見えてますが2月の我が家の写真ですよ(笑)。
ボトルアクアリウムはガラスボトルがあれば、底砂と水草、メダカとエビをれるだけで簡単に作ることが出来るので、試してみたいと思った方は是非チャレンジしてみてください。
必要なものはホームセンターやamazonなんかで気軽に購入することができますし、予想以上に簡単につくることができますし、水草やメダカをみてたら毎日がちょっぴり楽しくなると思いますよ♪
役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!
ヒーターありのボトルアクアリウムも楽しいよ
そうそう、熱帯魚や熱帯の水草を入れたボトルアクアリウムの場合は、無理をしないでヒーターを入れてあげましょう。
こちらは我が家の直径30cmのボトルアクアリウムですが冬でもヒーターのおかげで熱帯の水草が元気に育ってくれてます。
色や形が様々な水草を育てることができますし、鮮やかな色の熱帯魚をいれられるので、ヒーターなしよりも表情豊かなアクアリウムを楽しむことが出来ます。
僕は熱帯魚ではなくメダカを入れてるんですが、成長も早くて冬なのに卵を産んでたりするので、夏と同じように楽しめてます。
育てない魚や水草に合わせてヒーターの有り無しを選んで楽しむのがおすすめですよ♪
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