大地震や豪雨、台風と災害続きで少し不安になってきたまあくんです。スーパーの水や食材がすぐ売り切れになる状況を体験して、非常食や防災グッズを準備していないとほんとにやばい!って不安を感じました。そこで自分も防災グッズを購入して揃えてみたら、今まで知らなかった大事なポイントが分かったのでご紹介!
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非常用の防災グッズの必要性を実感
災害や異常気象が続く今日この頃。大地震や集中豪雨、超強烈な台風とほんとに様々な災害が短期間に起こりました。そして実際に体験して分かったのが、非常用の防災グッズを準備しておく重要性。
というのも、スーパーやコンビニの食料や水があっという間になくなって手に入らなくなるんです。カップラーメンやパンなんかの簡単に食べられるものはもちろん、電池なんかも売り切れになっちゃうんですよ。
地震で被害を受けた中心地や台風の被害が大きかったところなら分かるんですが、被災地ではなくても売り切れになるんです。
不思議に思って「なんでかな?」って考えてみたんですが、答えは意外と簡単でした。
地震の場合は大阪の高槻市というところあたりが震源地で被害が大きかったんですが、その地震が「東南海の大地震につながるんじゃないか」という不安で被災地以外の方々もこぞって水を買いだめしたみたい。
日ごろから不安に思いつつも準備してなかった人が慌てて行動を起こしたってわけです。
台風の場合は強風で電柱がやられて停電が発生。幸い私のおうちは大丈夫だったんですが、道路を隔てた向かいの街区では1日以上電気が復旧しなかったそうです。
停電すると食事を作ることはもちろん、照明も使えませんし、スマホの充電もできません。そんな状況になった方々が電池や簡単に食べられるものを慌てて購入したので売り切れてしまったみたいです。
さらに、そんな体験をした方々は次に台風が来るときはめちゃくちゃ警戒してしっかり買い置きをしておくので、台風が来る前日になるたびにスーパーやコンビニから商品がなくなるってわけです。
つまり、地震の場合も台風の場合も事態が発生してから慌てて動いたからこんなことになったんです。
う~ん、これって悪循環っていうか、ダメパターンにはまりまくりな感じがします。
当たり前のことで、誰しもが分かってることではありますが、やっぱり非常時のことを考えて防災グッズをきちんと準備しておかないと、いざという時に慌てても手遅れってことですね。
私も以前から非常用に水は用意してありますが、それでも数本だけだったりします。
被災地でなくてもスーパーやコンビニの商品があっという間になくなってる様子や停電が長く続いて復旧しない状況を見てるうちに、なんだか不安になってきたので
「よし!いい機会だ!本気でしっかり災害対策をしよう!」
と決心するのでした。
自分に必要な防災グッズを考える!
災害や防災用のグッズといえば、水や食料はもちろん、懐中電灯や毛布、薬など、様々なものがあります。
もう種類が多すぎて、「そんなにそろえるのは無理!」
って言いたいくらいです(笑)。
しかも本当に災害の時に役立つかどうかもわかりません。
そこで、まずは大地震や台風なんかの災害時に電気や水、ガスといったライフラインが断たれたときに絶対必要となるものを用意することにしました。
ひょっとしたらこれは地震に備えるとか台風に備えるというより、停電とか断水に備えるといった方が正しいかもしれませんね。
3つに分けられる防災グッズ
調べてみたところ、防災グッズとひとことでいっても、使う目的によって、大きく3種類に分かれるそうです。
①災害から身を守ったり避難するためのもの
ヘルメット、懐中電灯、靴、雨具、防寒着、タオル、電池、筆記用具、薬、現金、等
②災害時に自宅で生活をするためのもの
水、非常食、懐中電灯、電池、携帯用バッテリー、ランタン、非常用トイレ、等
③災害時に避難所で過ごすめのもの
毛布、枕、耳栓、水タンク、等
全部揃えることができればすごく頼もしいですが、自分に必要ないものにお金をかけるのはもったいないし、コストパフォーマンスを考えて購入する必要があります。
私の場合は家は比較的新しい鉄筋コンクリートのマンションだし、「地震で倒壊することはなさそうだな~」っていう推測をもとに、地震や台風でも家が壊れて住めなくなることはないという前提で検討することにしました。
フフフッ!なんてったって一級建築士ですからね。おうちの安全性は自分で判定するのです(笑)。
それから最近被害の多い洪水や浸水については、ハザードマップを確認して自分の部屋がある階まで水がくることはなさそうなのが分かったので、避難所にはいかないで自宅で過ごす前提で、最低限必要となる防災グッズの準備をしてみました。
最低限必要な防災グッズ
ここからは家から脱出したり避難所へ避難する必要がなく、災害後も自分のマンションで過ごす前提で購入した最低限必要な防災グッズを紹介しますね。
飲料水
何はともあれ生きていくのに必要なのが水。そして、被災時にすぐ売り切れて入手できなくなるのも水です。なので真っ先に準備しました。
水があれば飲むだけじゃなくて歯磨きや体をふくのに使ったり、ケガの処置なんかにも使えるので絶対役立つこと間違いなしです。
一人暮らしではありますが、多めに2リットルを12本、500mlを24本購入しておきました。
500mlを用意したのは、冷蔵庫が使えない状態で口をつけて飲むという状態を考えて、小分けになってるほうが衛生面でよさそうだなと思ってのことです。
お水の場合は防災用の特別なものでなくても1年くらい賞味期限がありますし、期限が迫ったら普通に消費することができるので、迷ったり抵抗感を感じることなくすぐ購入できました。
ちなみに環境にやさしいラベルレスの水を発見したのでそれにしておきました。ごみを捨てるときにラベルをはがす手間が省けるので日常使いにも便利ですよ。
ここで分かったポイントは
水は多めに購入しておくと安心
置き場所を確保する必要があり
2ℓタイプだけじゃなくて500㎖タイプもあると便利(なはず)
調理不要で食べられるおいしい非常食
非常食というキーワードで検索するといろんなものが出てきたんですが、その中でも以下の条件を満たすものを厳選しました。
長期間(3年以上)保存できる
調理不要で食べられる
栄養がある
おいしい
尾西食品の非常食 アルファ米のご飯シリーズ
でもって購入したのがこちらの西尾のご飯シリーズ。何がすごいかというと、保存期間がなんと5年。
しかも水だけでご飯をつくることができ、しかもおいしいんです!
というのも購入後に実際に1個食べてみたんですが、おいしさはコンビニのおにぎりレベルです。
わかめご飯や赤飯、チキンライスまであったりしてなんと12種類の味が楽しめることもあって、非常食というより日常使いしたいくらいのおいしさなんですよ。
非常食というといざという時まで使ってはいけないような気がしますが、普通の食材とは使い方や見た目がちがうので、使い勝手や味、量なんかを確認する意味でも一度作っておくと絶対役立ちます。
こちらの記事で実際に食べてみたときの様子を紹介してるので興味がある方はぜひのぞいてみてね。
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ここで分かったポイントは
賞味期限が長いのがいい
調理不要で箸やスプーンがついてるのがいい
もちろんおいしくないとダメ
買ったら一度食べてみよう!
そのまま食べられるオールブランのシリアル
いつも朝食で食べてるシリアルです。そのまま食べられて常温で保存でき、しかもおいしいので保存食にちょうどいいですよね。
多機能防災ラジオ
災害時は停電で電気が使えなくなる可能性が高いので、明かりの確保と情報収集の為にライト付きラジオを購入しようとしたら見つかったのがこちらの多機能防災ラジオ。
なんと最近のものは懐中電灯やラジオ機能だけでなく、発電機能やスマホの充電機能までついてるんです。
最近のアイテムはほんとにすごいな~。
これを見つけるまでは気づいてなかったんですけど、停電時にスマホのバッテリーが切れたら、ほんとにな~んにもできなくなりそうですもんね。
電話やメールができないのはもちろん、私の場合は時間やスケジュールもわからなくなっちゃいます。
あ!仮に公衆電話があったとしても、家族の電話番号も覚えてない・・・
スマホはマジで重要ですね。
実際に多機能防災ラジオを使ってみたら、スイッチの切り替えでライトやラジオ、非常用アラームや充電機能を切り替えることができる簡単設計。
発電機能が面白そうだったので、レバーを回してみようとおもったら・・・
むむむ~、レバーが出てきません。どうやって使うのかな?
しばらく格闘してみてもうまくいかないので説明書をよんでみたら、レバーを引き出すコツが書いてありました。
なんだ!こうやればいいのか~。と簡単にレバーを引き出すことができました。
一見簡単でだれでも使えそうでも、実は使い方にコツがあったりする場合もあるので、非常時に使い方が分からないなんてことにならないように、一度つかってみるのが大事みたいですね。
多機能防災ラジオの価格や詳細はこちら!
ここで分かったポイントは
発電機能があれば停電は怖くない
スマホのバッテリー対策をしておこう
実際に使って使い方をマスターしておこう
多機能防災ラジオは意外と安い
非常用トイレ
そもそも防災グッズとしてこんなものがあるとは全然知らなかったんですが、災害時は断水でトイレが使えなくなる可能性があるので、非常用のトイレがと~っても大事なんですって。
食べることの次は排泄ってわけです。
実際に災害が起こった場合も、水や食料、毛布なんかの支援物資はすぐに手配されますが、こういったアイテムは意外となかったりするそうです。
確かに断水でトイレが流せないとなると、その辺の道端でするわけにもいきませんし、即困りそうですもんね。
なかったら困るってのが容易に想像できたので、購入しておきました。
私が購入したのは非常用トイレのなかでも、においが漏れたりしにくい防臭袋のついた二重袋タイプ。15セット入っています。
災害時といえども清潔にしておきたいものですね。
非常用トイレの価格や詳細はこちら!
ここで分かったポイントは
食べ物だけでなくトイレの準備も
防臭対策したものがおすすめ
1日5個使うと考えて数量計算を
日常からストックがある日用品も活用
必要なものを集めていて気付いたんですが、わざわざ「防災用」と決めて専用の場所に保管しなくても、家が倒壊していなければ日ごろからストックしている日用品が活用できます。
具体的にいうと以下のようなものなんですが、常に一定量ストックがあるようにすれば、常に新しいものが保管されてる状態を維持することができますし、保管場所もいらない、そして防災専用品の高価なものを買う必要もないので一石三鳥ですね♪
- 大好きなシリアル
- ビニール袋
- ティッシュ
- トイレットペーパー
- 風邪薬やバンドエイドなどの常備薬
ところで、災害時にはスーパーで売り切れが想定されるものだけでなく、現金も大事なんですって。
北海道の大停電ではATMがシステムが停止してしまい、お金が下せなくて困った方がいらっしゃったそうでなのでしっかり準備しておきましょう。
家が壊れなければ日用品のストックが活用できる
現金も用意しておこう
防災グッズを揃える時に一番大事な事
というわけで、防災グッズを実際に購入して揃えてみたわけですが、実際準備してみて分かったのは、とにかくすぐ行動に移すのが大事ってこと。
必要なのはわかってるけど、いつでもいいような気がする。それが防災グッズです。
私はもう何年も前から「いざという時の為に購入しなきゃ!」って思っていたにも関わらず、数本の水しか揃えていませんでした。
そしてもし大地震が直撃してたら即アウトです。
たまたま地震も台風も免れることができましたが、水も食料も購入できない状態に直面してみて、本当にやばいって実感することができました。
いざとなってから購入しようとしても入手できなくなってしまうのが防災グッズ。
なので、そろそろ準備しとかなきゃって思てるけど何にもしていない方がいらっしゃったら、即行動してください。そうすればいつ災害が起こってもいい状態で安心して過ごすことができますよ♪
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