植木鉢にはこだわるまあくんです。かっこいい植木鉢を探してたら「食器やマグカップの方がおしゃれでいいな~」って思うことがよくあるんですが、実際に穴をあけてみたらスパスパと簡単に穴をあけることができてびっくり!今回は陶器の器に穴をあけて植木鉢にしちゃう方法を紹介します!
- マグカップや食器を植木鉢にしたい
- 陶器に水抜き用の穴をあけたい
- 陶器の穴あけで失敗したくない
という方は、僕が試してみた方法ならきっと役に立つと思うので、記事を読んでみてくださいね。
マグカップや陶器に穴をあけたい
観葉植物やミニ盆栽にピッタリの植木鉢を探してる時って、なぜか植木鉢じゃなくて、食器やマグカップなんかが目に留まったりしませんか?
というのも、植木鉢って無骨だったりぼったりしてて、あんまりおしゃれじゃなかったりするんですが、食器やマグカップは洗練されたデザインや色のものがたくさんあるんですよね。
僕の場合、9割くらいの確立でそうなってます(笑)。
でもって今回見つけたのがこちらのシンプルだけど味わい深い素材感のあるコップです。
アクタスというインテリアショップで販売されてたんですが、円柱形のシンプルな形と、艶消しのグレージュの色に一目ぼれしちゃいました。
昔からそうなんですが、僕の場合、
- 質感は艶消し
- 色はグレージュ
- 形状は切立(きりたち)
の物を見ると「かっこいい!」って感じちゃうみたいです。
そして、このコップの底には当然穴なんてあいてません。。。
今までだったら、穴をあけずに工夫してそのまま使ってたりもしてたんですが、今回はイワシデというめちゃくちゃ水はけのいい所でないと育たないハイレベルのミニ盆栽を作りたいので、ばっちり水抜き穴をあけてあげることにします!
100均の道具で穴をあけるのはちょっと怖い
そんなこんなでネットの情報を調べてみると、100均でも購入できるセンターポンチと言うとがった鉄の棒とハンマーを使って陶器の底に穴をあける方法が紹介されてたんですが、これがかなりの確率で失敗して陶器を割ってしまってる様子。
一期一会的な感じで一目ぼれした陶器なので、ケチって陶器を割ってしまうなんて絶対嫌です。
というわけで、もっと安全かつ確実に綺麗な穴をあけられる方法を採用することにしました。
陶器の底に簡単に穴をあける方法
それでは陶器の底に簡単にかつ確実に穴をあける方法を試してみます!
穴あけに使う道具
まず用意したのはホールソーと呼ばれるドリルの刃です。
「こんなの見たことないよ」って方がほとんどだと思うので簡単に解説しときますと、
こちらの刃は「ホールソー」と呼ばれる大きめの穴をあけるドリル専用の刃で、六角形のパーツが差し込める一般的な電気ドリルで使うことができます。
つまり、DIYなんかでよく使う家庭用電気ドリルに差し込んで使うことができる穴あけ用の刃、と言うわけです。
そして最大の特徴はこの先っちょの部分。この凸凹&ギラギラした部分は、なんとダイヤモンドの粉が埋め込まれてるんです。
ダイヤが入ってるから、固い陶器もゴリゴリ削って穴をあけられるってわけですね。
ちなみにこの先端部分はいろんな直径のものがあります。植木鉢のサイズに合わせて必要なサイズのものを選びましょう。
僕の場合はミニ盆栽で使うコンパクトな陶器なので、直径8ミリの物をセレクト。価格はおよそ750円くらいでした。
このホールソーをドリルの先端にカチャっとはめ込むと準備完了です。
僕は電気ドリルが実家にあったんですが、持ってない方は購入または、ホームセンターでレンタルしましょう。レンタル料も1日数百円~と良心的なところが多いようですよ。
陶器の底を上にして平らなところに置く
それでは作業開始!
陶器を裏返し、平らな安定したところに置きます。
おおっ!アクタスのロゴがはいってて、かっこいい底面ですね。
アクタスさんにはもうしわけないんですが、このロゴを目印にして穴をあけていきます。
穴をあける部分に水を垂らして、ドリルを回転させたら、写真の様にドリルを斜めにして、ドリルの先端の角が陶器の底に当たるようにします。
水を垂らすのは粉が散ったり、ドリルと陶器の摩擦で熱が発生しない様にするためなんですが、それよりもっと大事なポイントが以下のふたつです!
ホールソーで陶器に穴をあける時のポイント
- ドリルを回転させてから陶器にあてる
- ドリルを斜めにして角を陶器にあてる
このふたつは絶対に忘れない様にしましょう。
でないと、ドリルがぐらついて不安定になり、陶器の底面であばれまわって傷まみれにしてしまうという恐ろしいことになります。
①も②もドリルの先端を安定させ、開けたいところに綺麗な穴をあけるための超重要ポイントですが、これさえ注意すればだれでも綺麗なあながあけられるので、ばっちり覚えておきましょう♪
それから、ゴリゴリと予想よりも大きな手ごたえがあるので、陶器が動かない様におさえておき、ドリルもぶれない様にしっかり握っておくとうまくいきますよ。
ちなみに僕は陶器にドリルの先を押し当ててからドリルを回そうとして、ドリルの先がグリっと変な方に向かっていってしまって、危なく自分の手に穴をあけてしまうところでした(笑)。
ドリルを斜めから垂直に立てて穴をあける
ドリルを斜めにして先っちょだけを当てて削ると、小さな穴が開いてくるので、そこを軸にしてドリルを回転させながらゆっくりと垂直に立てましょう。そうすると写真の様な状態になり、ホールソーの直径の穴があき始めます。
おお、陶器が削れて出た粉が水に混ざって泡立ってきてますね。
このときもゴリゴリと削れる感触が結構伝わってくるんですが、30秒ほどやってても穴が開く様子がありません。
なかなか穴があかないな~と思って様子を見てみると・・・
おおっ!しっかりと穴が開きつつあるようです!
しかもずれることなく中心に綺麗にあけられてますね。
あと少しで貫通うするんじゃないでしょうか。
そして、1分ほどゴリゴリという感触を感じながらドリルを当てていると、ズボッとドリルが貫通して、穴が開きました~!
ゆっくりドリルを抜いてみると、綺麗に丸い穴が開いてます。どうやら成功したみたいですね。
内側は少し穴の周りが少し欠けてましたが、植木鉢として使うのには全く問題なさそうです。
ドリルで穴をあける時は思ったより長くかかるな~ってこともあるとおもいますが、慌てずゆっくりと穴をあけましょう。ドリルで穴をあけるというよりは、少しずつ削るイメージでやるといいかもしれません。
逆に抑えすぎると勢い余ってドリルがテーブルを貫通したり、陶器にドリルの本体が当たって割りつぶしちゃうなんてことになるかもしれませんよ(笑)。
とにかくドリルがぶれない様にしっかりにぎりっておくことと、上から強引に押さえすぎないようにするとうまくいくと思います。
お気に入りの陶器に穴をあけて植木鉢に
あまりにも綺麗に穴をあけられたので、今まで穴があったらいいのになって思ってた陶器も全部穴をあけてみたんですが、失敗することもなく簡単に綺麗な穴をあけることができました♪
陶器に穴をあけて植木鉢にしちゃおう作戦、大成功です!
おかげでこんなにかっこいい植木鉢でミニ盆栽をつくることができました。
って、植木鉢に植え付けずにずっとポットのまま置いといたのでイワシデの葉が結構傷んじゃってますね(笑)。
陶器の穴あけはドリルとホールソーの刃さえ用意すれば、誰でも5分くらいで簡単に穴をあけることができちゃうので、「この器を植木鉢にできたらいいのにな~」なんて思ってる方がいらっしゃったら、是非試してみて下さい。簡単かつ確実に綺麗な穴をあけられると思いますよ♪
コメント
コメント一覧 (2件)
あじさいさんこんばんは〜。
なんと!めちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます!そう言ってもらえるとすご〜く嬉しいです(o^^o)
ブルーベリーいいですね。僕も生ブルーベリーが食べてみたくて
導入を検討してるとこです。
今後もめいっぱい果樹栽培を楽しんでくださいね!
初めまして。いつもブログを楽しく拝見しています。
こちらのブログの果物栽培に関する記事のおかげで、自分も果物の栽培に興味を持ち、今はブルーベリーなどを育てています(^^)
お礼を申し上げたくて、コメントしました。
ありがとうございます(^o^)