" />

小指の付け根が痛い靴擦れ対策!革靴の革を伸ばしてみた!

革靴の革を伸ばすシューストレッチャー

新しい革靴を履くといろんなとこが靴擦れするまあくんです。足の形がおかしいのか靴がおかしいのか分かりませんが、よくあるのが小指の付け根が痛くなるパターン。そんな靴擦れを「革靴の革を伸ばして痛くなくしてくれる」素敵なアイテムを発見したので、今回は革靴の革を横に伸ばせるシューストレッチャーをご紹介!
[toc]

小指の付け根が痛くなる靴擦れ

新しい革靴を履いていて小指の付け根が痛くなったことってありませんか?
私の場合は「かっこいい!」って思ってひとめぼれして購入した革靴に限ってこの小指の付け根部分が痛くなる靴擦れが発生します。
革靴の靴連れといえば「かかと」が一般的な気がしますが、私の場合はこっも頻繁に起こってるんです。そして、かかとの靴擦れと違って、「履いてるうちに革が柔らかくなって平気になる」なんてこともありません。。。

新しい革靴を履いてお出かけ~♪

→おや?小指の付け根が痛い

→新しい革靴は仕方ない、と思って我慢するけどやっぱり痛い

→状況悪化!めちゃくちゃ痛い!

→帰宅して足をみると真っ赤になってる!

→靴に八つ当たりした後に、下駄箱に封印する

ってパターンになるんです(笑)。

革靴の形と足の形があってない

小指の根元のヒリヒリ感と、せっかく購入した革靴が履けないことにイライラが募ったので、対策を考えてみることに。
日本人の足は甲高で外国製の革靴は合わせにくいなんて話をよく聞きますし、僕の足が横に広めの形なのかな~?と思ったりしつつ、靴擦れの起きた革靴と自分の足の形を合わせてみると・・・

革靴と自分の足の形を比較

全然あってないじゃん!!!

写真でもわかりやすいように赤い靴下をはいて革靴の横にならべてみたらあらびっくり!結構形が違います。

さらに革靴の上に足を置いてみると、痛くなった小指の付け根部分が窮屈になってるのがばっちりわかります!やっぱり足指つけね部分の幅が革靴と違うのが原因みたいです。

っていうか、足の幅が広いかどうかは別にして、そもそも革靴って人間の足の形とは全然違う形をしてることに気づきました。。。
就職してから革靴は長いこと履いてますが、「ま、マジか・・・そうだったのね・・・」っていう、ぐったり感満点な衝撃を受けちゃいました。

こんなに形があってなかったら靴擦れになるのも当然です。
そういえばおじいちゃんが庭仕事の時に履いてた地下足袋とかはほんとに足と同じ形になってて、指も一本一本入るようになってたな~。

靴は「サイズ合わせが重要」っていうけど、そもそもサイズを合わせるのがつま先からかかとの長さだけで、足の幅や全体的な形はあわせてないですもんね。
なんか今更ではありますが、すごい重要なことに気付けた気がします。

かっこいい靴は小指の付け根が靴擦れしやすい

かっこいい革靴

というわけで、小指の付け根が靴擦れして痛くなる原因は人間の足の形とあってない「革靴のかっこいい形」にあることが分かりました。

が!

だからといってかっこ悪い革靴を履くのもなんか違う気がします。

「痛くないけどダサいよ」って言われて履こうとか購入しようという気にはなりませんもんね。
それに購入してしまった靴は返品するわけにもいきません。ここは買ってしまった靴擦れ機能付きの?かっこいい革靴を何とかする方法を探します。

革靴の革を横に伸ばせるシューストレッチャー

革靴の革を伸ばすシューストレッチャー

でもっていろいろ調べてみたら意外と簡単に見つかったのがこちらのアイテム。コロニルのシューストレッチャーです。
どうやら私と同じ経験をした方や悩みを持ってる方はかなり多いらしく、革靴の横方向のサイズが合わなくて痛い思いをした場合に革をやわらかくするスプレーやら革を伸ばして形を変えることができるアイテムなんかが販売されてました。

そしてその中でも評価が高かったのがこちらのコロニルのシューストレッチャーというアイテム。なんと革靴の革を横方向に伸ばすことができるそうです。同じストレッチャー系アイテムはいろんな種類のものが販売されていましたが、レビューを見ると値段が安いものは樹脂製とかで使用中に強度不足で壊れちゃうことが多いようだったので、木製&金属金具の耐久性が高いものを購入したんですよ。

は~、どんな効果があるか気になって仕方ない(っていうか僕の足をひどい目に合わせた革靴に早くお仕置きしてやりたい)な~(笑)。

シューストレッチャーで革靴の革を伸ばしてみた

革を伸ばすために用意したのは、靴擦れを起こして痛くなる革靴とシューズストレッチャーだけです。
それではさっそく作業を始めてみます。

靴擦れが起きる部分にアタッチメントをつける

まずは靴擦れが起きちゃう小指の付け根部分が当たるあたりにこのアタッチメントを付けます。このアタッチメントが飛び出している分だけ革が伸びるってことなので、位置や範囲を慎重に調整する必要がありますが、最初はよくわからないので、テストのつもりでとりあえず大き目のものを大体の位置合わせをしてつけてみました。

ハンドルを回してシューストレッチャーを設置

シューストレッチャーの使い方

アタッチメントを付けたらシューストレッチャーを革靴の中に入れます。
なんかマネキンに靴を履かせてる気分になってきました(笑)。

つま先部分までストレッチャーを押し込んだら、今度は金具部分を回してストレッチャーの幅を広げて革がぴんと張った状態にします。

ちょっと分かりにくいと思うので補足しておくと、シューズストレッチャーの仕組みは、金属の棒部分を回すことで、木製の足型の部分が左右ふたつに割れて開いていくようになっています。小さい革靴に大きい足を入れて伸ばしちゃえ~!って考え方ですね。
ストレッチャーが左右に開いたときに、アタッチメント(突起)をつけてる部分は、より革が押されて伸ばされるので革が伸びる効果が大きくなるってわけです。

上の写真はストレッチャーで革を伸ばしている状態です。右側の革がポッコリ張りだしてるのがさっきアタッチメントを付けたところです。この位置が靴擦れが起きる小指の付け根になっていないといけないんですが、ちょっとずれてるみたいだったので、アタッチメントの大きさや位置を調整します。

私の場合はでっかいの1個と小さいの1個を組み合わせて設置してみました。

そうするとちょうどいい感じで靴擦れの部分を膨らませることができました。指をさしてるところが伸ばしてるところです。
それにしても、この広げ加減が難しいっていうかよくわかりません。ストレッチャーを広げるときは特に何回転回すとか決まりはないんで、伸ばし具合は自分で加減することになります。

  • どれぐらい伸ばした状態にしたらいいのかな~。
  • これぐらいじゃ効かないかな~
  • こ、これ以上は革靴が壊れるかも?

なんて考えながら恐る恐る金具を回して革を伸ばす私。

極端にやると革が痛んだり形が崩れたいりするので、ほどほどに広げておきました(笑)。

革靴の革が伸びるまでの時間は?

シューズストレッチャーで革伸ばし

そしてこのまま放置すること3日間。一般的に革を伸ばすのは1週間くらいやっとくらしいのですが、せっかちな私は3日間で外してみることに。どんな効果があるのかな~♪

伸ばして3日後の革靴の様子

革を伸ばした後の革靴

3日後にシューズストレッチャーをはずしてみたら、靴擦れしてた部分がほんのり膨らんでいる様子。どうやら極端に出っ張ったりすることなく、きれいに革を伸ばすのに成功したようです。
でもほんとにちょっぴり膨らんだだけみたいだけど、大丈夫なんでしょうかね。

若干効果を疑いつつも反対側も同じようにストレッチャーを設置します。アタッチメントを今度は反対側につけて同じ1台のストレッチャーを兼用で使います。今度は金具を回す加減も何となくわかってるので2分で作業完了しちゃいました。
革靴の革を伸ばすっていうと特殊な器具や薬を使って職人のテクニックが必要な気がしてましたが、意外と誰でも簡単にできちゃうもんなんですね~。

革靴の革を伸ばすことに成功!

シューストレッチャーで革を伸ばした後

そしてこちらも3日間待ってからシューズストレッチャをはずしてみると、ほんのりアタッチメントの形が分かるかな~ってくらい革が伸びた様子。指さしてるところなんですが、伸ばしたと知ってる私以外は気づかないくらいの変化です。革が伸び切ってだらしなくなったらどうしよっかな~なんて思ってたんですが、どうやら大丈夫のようですね。

伸ばした革靴を履いてみると

これでほんとに靴擦れしなくなるのかな~?と半信半疑で革靴を履いてみると・・・

革靴が足にフィットして痛くない

シューズストレッチャ使用後の革靴

おお~っ!
小指の付け根部分が圧迫されてない!!!
指さしてるあたりがちょうど小指の付け根あたりなんですが、今まで感じ出た押さえつけられる感じがなくて歩いてもちっとも痛くありません。
こころなしか小指自体も横から圧迫されなくなって自由な感じがします。
外からの見た目的にはほとんど変化が分かりませんが、ほんのちょっと革を伸ばすだけで、靴擦れしなくなりました。ダサい形になったらどうしよっかな~なんて心配もありませんでしたが、かっこいい形を維持したまま履きやすい靴になってくれたみたいです♪

痛くて履くのが嫌だった革靴が快適に

快適になった革靴

というわけで試してみたコロニルのシューストレッチャーを使った革靴の革伸ばし。革靴のデザインを損なうことなく革を部分的に伸ばして靴擦れ知らずの快適に履ける革靴に変身させることができました♪

デザインが気に入って購入したにもかかわらず、痛くて履くのが嫌で仕方なかった革靴が、快適に履くことができる素敵な革靴になってくれるのはとっても嬉しいな~。
ほっといたら下駄箱に封印されて、断捨離したくてもできない呪われたアイテムになるところですが、ばっちり活躍してくれる状態になりました。

しかもシューストレッチャーは一度購入すれば何度も使えるので、革靴を買う時に「かっこいいけど、履いたら痛いんじゃないかな~」なんて心配もなくなって心強い限りです。

みなさんもせっかく購入したのに靴擦れで履くことができない呪われた(?)革靴があったら是非一度シューストレッチャーを使ってみてください。快適に履けるお気に入りの革靴になってくれるかもしれませんよ♪

役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!

コロニルのシューストレッチャーのメリット

コロニルのシューズストレッチャー

シューズストレッチャーはほかの会社の製品もたくさんあり、シューズフィッターやストレッチャーという鼻前で販売されていますが、実際につかってみて、コロニルにしてよかった~って思ったポイントがあります。

それは
1個で両足対応できる

丈夫にできていてしっかり革を伸ばせる

っていうふたつです。

一般的にはシューズストレッチャーは足の形に合わせてあるので左右対称の形のものが1対必要なんですが、これはアタッチメントを使うことで左右どちらでも使うことができるようになっているんです。
めったに使うものではないので1個で済むと収納場所に困らないというメリットもありますし、1個でいいので価格が安く抑えられたり、同じ価格ならよりしっかりした作りのものが購入できるのがいいところ。

特に力をかけるねじ部分は強めに回すと壊れてしまったというレビューを書き込まれている他社製品もたくさんあったので、しっかりした構造なのがコロニル製のいいところだと思います。

ストレッチャーはサイズをきちんと選びましょう

窮屈な革靴の革を伸ばしてくれるシューストレッチャーですが、男性用とか女性用があったり、サイズで別れてたりと、同じ製品でもいろんな大きさのものがあるので、自分の靴に合うサイズのものを選びましょう。間違て購入して使い物にならないただの置物にしないように気を付けてくださいね(笑)。

★今回私が購入した男性用タイプがこちら!

 

★女性用タイプはこちら!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です