種まきの時期到来にときめいてるまあくんです、今年もおいしくって栄養満点の野菜を目指して、土を使わないほぼ水耕栽培のチャレンジを始めます!
今まで育てたことのない珍しい野菜栽培にもチャレンジしますよ~♪
[toc]
今年もほぼ水耕栽培で野菜づくりチャレンジ
マンションのベランダ水耕栽培で野菜を育てて9年目になりました。
今回も土を使わない『ほぼ水耕栽培』で野菜を育ててみたいと思います。
ちなみに、なんで『ほぼ』ってついてるかというと、野菜工場なんかで使われている本格的な設備を導入した水耕栽培とはちょっと違うからです!
ポンプやLED照明不要で、おひさまの力を使って育てる方法で、土の代わりに専用のスポンジを使った誰でもできる簡単な方法なんですよ。
しかも安くて手軽な道具で野菜を元気に育てることができるのでお得なんです♪
ひとことでいえば簡単にできてお得な『水耕栽培っぽい栽培方法』ってことですね。
マンションのベランダとか、太陽の光が当たるとこだったらどこでも気軽に家庭菜園ができるので我が家では気が付けば8年も続いてたりします。
ほぼ水耕栽培で育てる野菜の種
それではさっそくですが、今年栽培にチャレンジする野菜&種を紹介します!
どんな特徴があってどんな種なのかも合わせて紹介しますね。
絶対成功させたいメロン
まずは、過去何度か育てたことがあるメロンです!しかも赤肉!
みただけでも甘くておいしそうで高級感があるいわゆる夕張メロンです。
ほぼ水耕栽培だったらベランダでもメロンが育てられるんです。
ただ、収穫時期の見極めが難しくて毎年試行錯誤してるので、今年は究極においしい時期にバシッと収穫しておいしくいただきたいと思います。
ちなみにパッケージに書いてる登熟日数55~57日というのは、受粉をしてから食べごろに熟すまでの日数の目安。なのでいつ受粉させたかがと~っても大事になります。
いつもは適当にしてたんですが、今年は徹底管理してみようと意気込んでたりします。
暑さにもつよいレノンウェーブという品種なんですが、たった6粒の種で626円と、種も高級感満点です(笑)。
甘くてほくほくのカボチャ「ほっこり」
こちらは定番のえびすカボチャの種です。中でも甘くてホクホクの味がたのしめるという「ほっこりえびす」という品種をセレクトしました。
カボチャは僕が一番好きな野菜である上にまだ一度も育てたことがないので成長がとっても楽しみです。
種はまさにスーパーで販売されてるカボチャのたねそのまんまですが、なんと真っ赤にコーティングされてました。
中玉トマトのフルティカ
続いてトマトです。トマトはめちゃくちゃ品種が多いんですが、その中でもアンチエイジング効果抜群のリコピンをたくさん含んでるフルティカという品種をセレクト。
中玉というお弁当にも料理にも、そしてパクっと食べちゃうのにも最適なサイズと、真っ赤でかわいい形が大好きなのでセレクトしました。
栄養も満点でおしゃれなんて、言うことなしのトマトちゃんですね。
種は見えないくらい小さくて、写真の様に袋にはいってないと風で吹き飛んで行ってしまいそうなくらいペラペラです。乾いてる感じだし、ほんとに生きてるのかな~と毎年心配してたりします(笑)。
おいしいうえに栄養も満点なので人気が高いらしく種のお値段も626円と結構します。でもその分大満足のトマトが収穫できちゃうので迷わず買いました。
茎ブロッコリーのグリーンボイス
そしてこちらも初めての栽培になりますが、ブロッコリーです。普通のブロッコリー違って塊ではなく、株の形で成長する茎ブロッコリーです。
この形だと長期にわたって必要なだけ収穫していけそうだったので茎ブロッコリーグリーンボイスをセレクトしました。普通のブロッコリーより柔らかくて茎までおいしくいただけるそうですよ。
種は菜の花の種に似てる感じのオーソドックスな姿をしてました。茎ブロッコリーの種も意外とお値段高めで626円です。たくさん収穫してその分楽しむぞ~。
ズッキーニのダイナー
そしてこれまた初栽培の野菜、ズッキーニです。
私はラタトゥイユという野菜の煮込み料理が大好きなので、チャレンジしてみることにしました。いわゆるキュウリの西洋版なんですが、日本のキュウリと違って焼いたり似たりするとおいしいんですよ。黄色とかもあるんですが、今回はたくさん収穫できて定番のダイナーという品種をセレクトしました。
種はカボチャの種とすっごく似てて、一回りくらい大きいかな~って感じでした。
お値段は346円と一般的なお値段です。
定番のリーフレタス
最後は超定番で毎年育ててるリーフレタス。
レタスを収穫するというよりは朝食をおしゃれにしてくれるベビーリーフを収穫したくて育てることにしてます。
といのも、大きくなるまで育ててると、夏はアブラムシに襲われる可能性が高いんです。春先に収穫して楽しむのがポイントです。
種は小さいうえに細くて軽いので、湿った指で触ると引っ付いて「ウッキー!!!」ってイライラ爆発すること間違いなしなので、乾いた手で種まきしましょう。
ほぼ水耕栽培の種まきの方法
それでは種の紹介がおわったので、いよいよ種まき作業にいってみましょ~。
今回紹介するのは私がいままでいろんな栽培方法にチャレンジしたなかで最もおしゃれで簡単な方法。まあくん流「ほぼ水耕栽培」です♪
野菜を育てる栽培用プランター
まずはほぼ水耕栽培にぴったりの貯水機能付きプランターを用意します。
貯水機能がついたプランターはいろんなものがありますが、今回は中でもおしゃれで機能的なリッチェルのミエルノ プランターを使います。
このプランターは写真の様に培養液をためておく外側の白い容器のなかに、野菜を植えておく緑色の内側の容器があります。そして、ペロンと垂れている白い不織布で水をしたから上に吸い上げていく仕組みになってます。
でもこの不織布で水を吸い上げるのは栽培の最初の段階だけ。まあくん流ほぼ水耕栽培では、野菜の株は緑色のプランターの中で固定しますが、根を直接白い容器の培養液まで伸ばして育てていきます。
続いて用意するのが土の代わりに使うスポンジです。さいころのようなキューブ状のスポンジで、ロックウールという材料でできているものです。
これは洗いものなんかに使う普通のスポンジと違って保水力が抜群で、しかもキューブ状の形をしているおかげで酸素も適度に供給されて根が育つのに最適なんです。
手に乗せるとこんな感じでホワホワしてて、軽くて使いやすいので、ここ数年ロックウールキューブを愛用しています。
こんな感じでプランターにロックウールキューブを入れておきます。
土をつかわなければ、スコップもいらないのでなんだか不思議な感じもしますが、これで野菜を育てる培地ができました。
今年は6個のプランターを使って野菜を育てようと思うので、同じようにロックウールキューブを詰めていきます。
簡単すぎて鼻歌がでてくるぐらいですね。
ってのんきにやってたら突然強い春風が・・・
うわあああ~っ!
慌てて押さえましたが時すでに遅し!
春の強風にロックウールキューブが吹き飛ばされてベランダ内が腕白な子供の遊んだ後みたいな状態に・・・
みなさま、油断は大敵です。
いそいそと片づけたら、ペットボトルに用意しておいた培養液をスポンジにしみこませます。
また風が吹いてきて飛んでったら困りますもんね(笑)。
スポンジの吸水力が高いので、上からバシャバシャと培養液をかけるだけで全体的にしみわたっていきます。
ほぼ水耕栽培の培養液の作り方
しまった!培養液のことを紹介してなかったですね。
水耕栽培で野菜を育てるときの培養液というと、なんかすごい技術でつくられた特殊な液体が必要なんじゃないかっておもうかもしれませんが、意外と普通の液体肥料を使っています。
家庭菜園で野菜を育てるほぼ水耕栽培の場合はハイポニカ液肥という液体肥料を500倍に薄めて使うだけでOKです。写真の赤と青の液体を混ぜて500倍に薄めて使うわけですが、なんと茎や葉っぱの成長だけでなく、花や実がなるときまでこれだけでOKという優れものの肥料なんですよ。
普通だったら季節や野菜に合わせていろんな種類の肥料を用意してあげないといけない上に、嫌なニオイがあったりしますが、この液体肥料はニオイもなくておしゃれに使えるのが特徴です。
野菜の種を蒔く
いよいよ種をまきます!
メロンみたいな大きな種の場合はこんな感じで培地の隙間に種を入れてあげたら、あとは上からチョンチョンと押さえて種が見えないようにします。
カボチャの種も同じですね。真っ赤な色をしてますが、こうやって培地の上に置いたら指で押さえて埋め込んで・・・
ゆ、指が真っ赤になっちゃいました(笑)。
種を埋める深さは種のパッケージに書いてある内容に従いましょう。
リーフレタスやブロッコリーなんかの小さい種はこんな感じでパラパラ~と蒔いてあげます。
特に上からロックウールキューブをかぶせなくても、隙間に落ち込んでいくので大丈夫です。
藻を防ぐウッドチップを被せる
このまま放置すると、湿ったスポンジの表面に緑色の藻が生えたりするので、バーグチップと呼ばれるウッドチップを被せてあげます。
写真はアマゾンで購入したものなんですが、100円均一ショップでも販売されています。チップができるだけ小さいものを選びましょう。
中身はこんな感じですね。今回アマゾンで購入したものはちょっぴり大き目の様です。
このウッドチップを敷き詰めれば種まき作業の完了で~す!
栽培容器にスポンジを入れて培養液をしみこませたら種を蒔き、ウッドチップを被せるだけなので、なんと10分くらいでできちゃいますよ♪
プランターに野菜の名前を書いておこう
そうそう、ある程度育つまではどのプランターになんの種を蒔いたかわからなくなってしまうかもしれないので、こうやってマジックで書いておくといいですよ。
私はポストチョークマーカーというマジックを使ってるんですが、書いたり消したりが簡単にできる上に、チョークで書いたみたいな味がでるのでオススメです。
温かいところに設置
種まきをしたプランターは日当たりのよい温かいところに置いておきます。
たいていの野菜は日光がなくても発芽するので、発芽するまで室内の温かいところに置いておくのもいいと思います。
ちゃんと発芽してくれるかちょっと心配
私はいつも4月の頭に種まきをすることにしてて、今年は4月2日に種まきしたんですが、今までにないくらい寒かったのでちょっと心配だったりします。
というのも、種のパッケージを見ると、メロンもカボチャもズッキーニもトマトもたいてい20℃以上が発芽の条件なんです。かろうじてリーフレタスだけが15℃以上で発芽するみたいなんですが、なんとこの日の気温は
なんと最高気温でも11℃!
どうりで種まき中に手が震えてきたはずです。寒すぎです!
北風がピューピュー拭いてたりもしますが、とにかく日当たりのよさそうなあったかいところに置いて、発芽を見守りたいと思います。
は、発芽してくれるのかな~? ( ^ ^;)
コメント
コメント一覧 (4件)
さかちゃんさんこんばんは〜。
いえいえ〜、大したことないですよ。
ルバーブ栽培めいっぱい楽しんでくださいね(@^^)/
まぁくんさん、お返事ありがとうございます!
ヤシの繊維とあまり差がなかったことをお伺いできてよかったです。
日光が必要なところとそうでないところをうまくコントロールしてあげることがポイントだったのですね。 φ(.. )メモメモ
それにしても人参などの根菜からメロンまで幅広く手掛けられているので、とても参考になります。
個人的にはルバーブでつくったジャムが大好きなので、挑戦してみたいと思っています。
これからも楽しく拝見させていただきます!
さかちゃんさんこんばんは〜。
ブログ読んでくださってありがとうございます!
ロックウールと椰子の繊維だと、
生育にほとんど違いはなくて
どっちも元気に育ってくれてます。
実は僕も夏場の水温管理を失敗して
培養液や根が腐っちゃった時があるんですが、
原因は夏場の直射日光がプランターに直接
当たることなんです。
プランターは日陰だけど葉っぱには日光が当たる様にするのがベストで、
それが難しい様でしたら
すのことかの日除けをプランターの周りに回してあげるとうまくいくと思いますよ。
是非試してみてくださいね〜(@^^)/
お世話になります。いつもブログを楽しみにしております。
私もブログをみて、リッチェルのミエルノPlasプランターを早速買ってみました。
まぁくんさんは、1)ロックウールキューブ+インテリアバーグ、2)ココピート(椰子)、3)細かい種のものは別途ロックウールキューブで発芽した後に1)の3つほど試されているようなのですが、1)と2)では生育に差がでるのでしょうか?
ロックウールはややコストがかかりそうだったので、2)の安価なココピートでやってみたところ夏場だったこともあり、水温コントロールと水やりのタイミングが難しくて枯らしてしまいました
やはり1)のロックウールキューブがおすすめですか?
(ポンプも使われていないので、キューブの水分と酸素がじゅうぶん行きわたって要るのかと想像しています)