知的財産管理技能検定2級に挑戦!公式テキストと過去問題集だけで受かるかな?

役立つ資格は取っておきたいと思ってるまあくんです。知的財産管理技能士という試験をしってますか?
企業内で特許や著作権について適正に運用できる人を認定するための国家資格なんですが、独学で受けてみたら結構おもしろかったので今回は知的財産管理技能士の試験の概要や試験勉強の準備などについてご紹介!

知的財産管理技能士の勉強&受験してみよう!

intellectual property22あるとき仕事をしてたら、「この雑誌の写真をお客様のプレゼンに使ってもいいのかな~?」って疑問がわいてきました。
勝手に人のものを使っちゃダメ!
ってのは子どもの頃お母さんから教わりましたが、購入した雑誌の写真はコピーして勝手につかってもいいのかな~?
そんなことを考えてたら、横から上司が「法務部から特許の登録延長するか打診がきたから検討して書類回しといて~」と指示が。
会社では自分の部署の特許に関する業務の窓口も担当してるので、「よくわかりません。」と言うわけにもいかず、いろいろ調べてみることに。

え~、調べてはみましたが、、、全然わかりません!

特許の仕組みや効果、登録を延長するかどうかの判断基準はなんなのか、分からないことがいっぱいです。

特許の「出願」はわかるとして、

特許公開ってなあに?
特許登録ってなあに?
なんで特許は権利維持にお金がかかるの?
これってほんとに特許取ってる意味があるのかな~?
疑問が次々にあふれ出てきます。

会社で自分がだいたアイデアで特許を取得したこともありますし、窓口業務で法務部から指示のあった作業をすることもありますが、そもそも内容をほとんど理解してなかったんですね。
しかも周りの先輩や上司も私と同じで、建築の経験や知識はありますが、知財に関する権利関係の知識はほぼゼロなんです。

こりゃまずい!!!

というわけで、私の様な仕事をする方のために用意された知的財産管理技能士なる資格を勉強&受験してみることにしました~。

そもそも知的財産管理技能検定ってなあに

知的財産管理技能検定ってあまり聴きなれない言葉ですが、調べてみたところによれば2008年に新しくできた国家資格で、企業内で知的財産(特許や著作権、商標など)を適正に運用するために必要な知識を身に着けていることを認定する技能検定のことです。

おお!国家資格なのか~、なんかかっこいいな~。ちょっと気分が盛り上がってきましたよ。

あっ、どんな資格かよくわからないって方のために、下にもう少し詳しい定義や例を挙げておきますね。

知的財産管理技能士とは
知的財産教育協会によれば、知的財産管理技能士というのは
『企業や団体の中にいながら知的財産を適切に管理・活用して、その企業や団体に貢献できる能力を有する人が「知的財産管理技能士」』
なんだそうです。
たとえば、
・新しい機能をもった扇風機を開発したんだけど、特許を取った方がいいのか、企業秘密として内緒にしといたほうがいいのか?
・自分と同じブログタイトルで他の人がブログを始めた場合は「コラー!」って怒ってもいいのか?
・雑誌の写真やレンタルDVDをコピーして友達にあげた場合は著作権はどうなるのか?
・学校のイベントでトトロのDVDを上映したら権利上問題はないのか?
なんてことがバッチリと判断できるようになります。
ちなみに弁理士というのは、産業財産権に関わるすべての事務手続を代理することができる国家資格なので、知的財産を扱うという意味では近い関係にありますが、知的財産管理技能士とは全く別の資格です。

知的財産管理技能士は何級をうけたらいいの?

で、試験を受ける決意をしたものの、試験の内容を調べてて最初に迷ったのが受験する難易度のランクです。
知的財産管理技能士は1級、2級、3級とランクが別れており、それぞれ試験範囲や難易度が違うんです。

「むむ~、やっぱり1級がいいに決まってるよな~」、なんて思いつつ調べてみると、公式HPにはこんな解説がありました。

1級(特許専門業務)

知的財産分野のうち、特に特許に関する専門的な能力がある。
具体的には、企業等において、特許に関する戦略、法務、リスクマネジメント、情報・調査、国内権利化、外国権利化、契約、エンフォースメント(権利行使)、価値評価・資金調達に関する深い専門的知識を有し、業務上の課題の発見と解決を主導することができる技能があると認められます。
1級(コンテンツ専門業務)

知的財産分野のうち、特にコンテンツに関する専門的な能力がある。
具体的には、ビジネスを行うコンテンツプロデューサーやライツ担当者、契約法務担当者等、事業サイドと契約法務サイドの両方のスキルを持つ「コンテンツビジネス専門人材」として、企業等において、リスクマネジメント、契約、エンフォースメント、資金調達、価値評価、関係法規、コンテンツに関する業務(コンテンツ開発戦略・創造支援・保護・関係法規等)について深い専門的知識を有し、業務上の課題の発見と解決を主導することができる技能があると認められます。

1級(ブランド専門業務)

知的財産分野のうち、特にブランドに関する専門的な能力がある。
具体的には、企業等におけるブランド・マネージャー、商標・意匠グループ責任者、広報・宣伝部門責任者、マーケティング・マネージャー、経営企画担当者等 「ブランドマネジメント専門人材」として、 国内外におけるブランドに関する権利取得手続や ライセンス・模倣品対策等について深い専門的知識を有し、 業務上の課題の発見と解決を主導することができる技能があると認められます。

2級

知的財産分野全般(特許、商標、著作権等)について、基本的な管理能力がある。
具体的には、企業・団体等において知的財産に関する戦略、法務、リスクマネジメント、調査、ブランド保護、技術保護、コンテンツ保護、デザイン保護、契約、エンフォースメント(権利行使)に関する幅広い基本的知識を有し、業務上の課題を発見し、一部は自律的に解決できる技能があると認められます。

3級

知的財産分野について、初歩的な管理能力がある。
具体的には、企業・団体(学校・官公庁等)において知的財産分野の特にブランド保護、技術保護、コンテンツ保護、デザイン保護、契約、エンフォースメント(権利行使)に関する初歩的知識を有し、それに関する課題を発見することができ、一定条件下ではその課題の解決までできる技能があると認められます。

どうやら1級は特許やコンテンツ、ブランドなどの専門的な各分野に分かれて用意されてるみたいで、かなりマニアックな内容の様です。それに対して2級と3級は特許権や意匠権、著作権や商標権など、全体を網羅したクラスで、3級は「初歩」レベル、2級はそれよりハイクラスで「基本」レベルの様です。

自分が学びたいのは特許や商標、著作権などの知的財産に係る全体像を知りたいので、全般を対象にしていて、よりハイレベルな2級を受験してみることにしました。

各級に応じた受験資格のチェックがあるよ

どうやらウェブで簡単に受験申し込みができるようだったので、早速申し込みをしようとして分かったのが受験資格が必要って事。
おや?誰でも受験できるわけじゃないのね(汗)。

え~っと、2級に必要なのは・・・

  • 知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者
  • 3級技能検定の合格者
  • 大学などにおいて検定職種に関する科目について10単位以上習得した者
  • その他

げっ!
誰でも受験できる3級と違って、2級は実務経験2年が必要なの!?
3級の合格者も受けられるので、まずは誰でも受験できる3級を合格してから受けることもできますが、それだと2級取得までに時間がかかるし、なによりも受験勉強も2回もすることになるから大変そうだな~。

う~ん。。。。

知財主事をやってることを思い出した!

あれっ?
僕は建築士で建築のお仕事してるけど、よく考えたら特許の仕事もしてるな~。
部署の中でも知財主事って肩書ももってるんだよな~。

知的財産に関する業務を2年以上やってるじゃん!

そうでした。肩書的にも役割り的にも知的財産に関する実務経験があることをすっかり忘れてました。
というわけで、ばっちり実務経験があるってことで、知的財産全般に関する管理業務の基本的な能力が判定される知的財産管理技能士2級の申し込みをしました。
それにしても、最近物忘れが激しくなってきたような気がしますが、こんなんで試験受かるんでしょうかね(笑)。

資格試験の受験料って意外と高いのね

ウェブでの申し込みでは受験料の支払いも同時にすることができます。いろんな支払方法がありましたが、私はクレジットカードでスマートに決済しました。
学科試験7500円、実技試験7500円をスマートに決済・・・
高っ!
2級の受験料は15000円もかかるみたいです。結構かかるもんですね。
ちなみに3級はちょっとお安くなって11000円。
そして専門性の高い1級だとなんと31900円でした。
資格のレベルに合わせてお値段もハイレベルになるみたいです(笑)。

試験に向けて参考書や過去問題集も購入

さて、勢いにのって申し込みはしたものの、どうやって勉強しようかと思ったら、知的財産管理技能士検定のホームページの中には公式テキストの案内もありました。『公式』って書いてあるってことは、きっと合格のために必要なテキストに違いない!
と思ってボタンを押してみると、アップロード株式会社という知的財産管理技能士に関するテキストや問題集を扱っている業者さんのページへ。でもって2級の公式テキストを探してみたら、これまたいろんなバリエーションのテキストセットが用意されてて迷う羽目になるのでした。

知的財産管理技能士2級スタンダードセットを選択

intellectual property11テキストは、公式テキストや厳選過去問題集、模擬テストをはじめ、完全マスターと呼ばれる参考書などいろんなものが用意されてて、どれを買ったらいいのか迷います。なぜ迷うかというと、これまた結構お値段が高いからです!
合格の為ならフルセットで全部!
ってちらっと思ったりもしましたが、すでに受験料15000円かかってるので、逆に必要最小限で取り組むことに。
2級スタンダードセットという公式テキスト、過去問題集、模擬テストが含まれたセットを購入しました。ただ、スタンダードセットで割引価格が適用されても10800円もしたので、丁寧につかって試験がおわったら古本屋さんにもっていこうと企むまあくんなのでした(笑)。

知的財産管理技能士を目指して勉強開始!

intellectual property16試験を受ける準備もばっちり整ったので、夜寝る前や定休日はもちろん、出張の新幹線の中等、限られた時間を有効に使いつつ勉強をしていきます。まず公式テキストを読んで、なんとなく内容を理解したら過去問で確認!というローテーションで各パートごとに進めていけばスムーズに勉強できるはず!と思って取り組んでいたんですが、これが意外としんどいんです。
テキストを読んでも聞きなれない言葉や概念がでてきて内容が理解できてなかったり、テキストには書いてなかったことが過去問にいっぱい出てて、「そんなの習ってないよ~」って訴えたくなるような状況が結構あるんですです。
しかも、同じ適用期間の20年でも特許のときは「出願から」20年だけど、意匠のときは「登録から」20年とか、微妙~な違いがあってそこが試験にでてたりするんですよ。

むむ~、なんだかすっきりしないな~、覚えられそうにないな~、とストレスを抱えつつも、まあ最初は仕方ないと思いながら頑張るのでした。

気が付けばあっという間に試験当日に!

intellectual property02そんなこんなでちょこちょこ勉強してたらあっという間に試験当日に。
時間って不思議で、待ち遠しいものはなかなか来てくれませんが、待ってほしいものはあっという間にきちゃうんですよね。
試験は午後からなので、午前中のカフェや移動中の電車、会場についてからも1秒を惜しんでテキストをおさらいする私。
試験直前の集中力ってほんとにすごいですよね。3時間ほどで公式テキスト1冊丸ごと目を通しておさらいできちゃいました!
この集中力が1週間くらい続いたら東京大学も受かるんじゃないかな~(笑)。

そうそう、今日が試験と気づいたスタバのおねえさんがソイラテにFIGHT!!ってかいてくれました。ソイミルクのシールに表情豊かな顔まで書いてくれてて、なんだかやる気がでてきちゃいました。そこら辺の神社とかよりご利益たかそうで頼もしい限りです。

 

というわけでチャレンジすることになった知的財産管理技能検定。ちょっと長くなってきたので試験当日の様子や合否結果は次回ご紹介しますね!

『知的財産管理技能検定の試験体験記!試験当日の様子や解答速報のドキドキの結果は?』

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

気に入ったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CONTENTS