自炊するときは十六穀米や黒米を混ぜてご飯を炊いてるまあくんです。「野菜以外にも水耕栽培できるものないかな~」なんて思ってたら、いつも食べてるお米が思い浮かびました!お米って水を貯めた水田で育ててるからきっと水耕栽培できるに違いない!
ほんとにマンションのベランダでお米は育つのでしょうか?今回はチャレンジを始めたお米の水耕栽培についてご紹介!
お米の水耕栽培にチャレンジ!
野菜以外に水耕栽培できるものないかな~なんてご飯を食べながら考えていたら、ちょうど箸でつまんでるお米が目に入りました。
これいけるかも!?お米は水をいっぱい貯めた水田で作ってるんだから水耕栽培とおんなじかも!?
なんて閃いた私は早速調べてみることに。すると「バケツ稲」といってバケツに土を入れてお米を作る方法があるみたい。なんだか育てられそうな気がしてきました。私はさらにそれを発展させて、土を使わないで育ててみたいと思います。
どうせつくるなら収穫後にみんなでご飯を楽しみたい
バケツ稲の収穫量を調べてみるとバケツ1つで作れるお米はお茶碗1杯か2杯が限界みたい。う~ん、収穫してみんなで楽しむにはちょっと少ないかな~。とおもいつつ、いろいろ探して見つけたのがこちら。黒米です。文字通り黒いお米なんですけど、普通のお米ではなくもち米なんです。最近は健康志向の高まりに合わせてミネラル豊富な五穀米や黒米を混ぜたご飯が流行っています。色や食感も変わっておいしくなるうえに栄養も満点だなんて、なんだかワクワクしますよね。なので今回は黒米(もち米)を育ててみようと思います。これなら普通のお米に混ぜて炊けばもちもち食感の栄養満点ご飯がいっぱいできるので、収穫もみんなで楽しめそうです。
それにしても野菜やお花の種と違ってお米の場合は農家さんにお願いして分けてもらわないと手に入らないと思い込んでたんですが、普通に販売されてるもんなんですね。バケツ稲が流行ってるからかな?
早速黒米の種籾を購入!
早速ネットで注文して届いたのがこちらです。100mlで308円と結構良心的な価格。
ちなみに今回購入した種籾は朝紫という名前の黒米で、丈夫で育てやすい上に、他の黒米よりたくさん収穫できるという優れものです。しかもブルーベリーアイでも有名な目にいいといわれているアントシアニンを豊富に含んでるんだそうです。
種籾は普通の種まきとは違うやり方で発芽させるみたい
説明を読んでみると、普通の種と違って10~14日くらい吸水させた後30℃の室温で「芽だし」をさせるみたいです。今はまだ4月だし、30℃なんて無理なんじゃないかな~と思いながらも、種まきの時期が4月中旬って書いてあったのでとにかく蒔いてみることに。
黒米の種籾はこんな感じ
袋から種籾を出してみると、あれっ!? 黒くない!
意外なことに、種籾の色は普通のお米とおんなじ色でした。私の実家ではお米を作っているので稲刈りを手伝ったこともありますが、普通の種籾と何にも違いがないみたいです。ほんとに黒米なのかな~?ひょっとして間違っていれちゃったとかでしょうか?
種籾に吸水をさせます
ちょっと怪しいと思いながらも浅目のプラスティックトレーに水をはり、そこに種籾をバラバラと蒔きます。
種籾が浮いちゃった
水の上に蒔くだけだと種籾が水に浮いてしまったので、写真の様にジャブジャブやって水にしっかり浸かるようにしました。
室内において様子を見てみます
このまま10~14日間吸水させて、「芽だし」という発芽を待つわけですが、今年の4月末は例年よりちょっと肌寒い様な気がしたので、室内の窓際のあったかそうなところに置いておくことに。
黒米が本当の姿を現した!
放置すること4日。様子を見るとこんなことになってました!吸水した種籾が黒くなってます!なんか水も茶色いしどうしたんでしょう。
「本性を現したな~」なんて思いながら不思議そうに黒米の色を観察する私。ちょっと小学校の理科の気分を思い出しました(笑)。
それからネットで調べてみたら水が傷むとまずいって書いてあったので、綺麗な水と入れ替えます。
水替えをしてさらに様子を見ます
水替えをしてあげたらこんな感じに綺麗になりました。それにしても黒米らしい色になってくれたので「種籾を入れ間違えたわけじゃないんだな」って分かってほっとしたな~。
根や芽がでてきたぞ!
種籾を水につけて8日後。ついに根が出てきました~!!
まだ一部の種籾だけではありますが、あんなに固かった種籾から白い根がニョロって出てきてます。中には緑色の芽も伸びてきてるものもあるみたいですね。
植え付け用のでっかい容器を用意
発芽したのでいそいそと植え付け用の容器を用意しました。写真は100円均一ショップのダイソーで購入してきた容器です。普通のバケツより大型でたくさん稲が育てられるんじゃないかと思って購入したんですが、なんと200円。100円ショップなのに2倍も奮発しちゃったってわけです(笑)。容器の中に入ってるのがiphone6なのでなんとなくサイズが伝わるでしょうか?
魔法の土を多めに入れます
バケツ稲ならここで土を使いますが、私は水耕栽培にしたい(土を使いたくない)のでヤシの繊維でできた魔法の土を使います。ほんとは他の野菜の水耕栽培と同じく水切りトレー方式で魔法の土はちょっぴりだけ使ってやりたかったのですが、大きい水切りトレーが見当たらなかったので 、水切りカゴなしでチャレンジしてみようと思います。容器に魔法の土をいれたら平らにならしておきます。
植え付ける種籾がちょっと微妙
こちらが植え付ける種籾です。黒い種籾から白い根と緑色の芽が出ているものもあれば、根だけのものもありますね。じっくり見ると微生物みたいでなんかちょっと気持ち悪い気もしますが、きっとこれがおいしくてヘルシーな黒米に育ってくれるんでしょうね。
一粒ずつ丁寧に植えていきます
魔法の土に人差し指で浅い穴をあけ、種籾を一粒づつ丁寧に入れていきます。根っこが下で芽が上向きのほうがいいかな~なんて細かいところも配慮しながら植えてあげました。
覆土しないって書いてるけど・・・
種籾が入っていた袋には 「播種床を光線透過率70%の寒冷紗などで多い覆土しない」と記載されてましたが、「播種床ってなあに?」とか「寒冷紗はもってないよ?」という素人丸出しのチンプンカンプン状態になった私は、とりあえず説明書きの意図をちょっとだけくみ取って 軽~く 薄~く 覆土して水をやっておきました。皆さんはこんないい加減なやり方を真似しちゃだめですよ(笑)。
黒米の種籾の植え付け完了!
というわけで種籾の植え付け完了です。普通のバケツ稲の栽培方法の場合は、①種籾の吸水と発芽、②発芽したら仮植え付け、③苗がある程度成長して葉が大きくなったら水を満たしたとこに田植えという工程を経るようですが、まあくん式水耕栽培はそういった手間を省いて効率よく栽培したいので、「発芽後の仮植え付け」=「田植え」というやり方にしてみようと思います。ですので、苗を水田に田植えするときのことを想定して種籾同士の距離をきちんとあけて植え付けました。この大きな桶で5か所です、おそらく成長が悪いものも出てくると思うので、最終的には3~4株の稲にしたいと思いいます。
芽が大きく成長してきた!
種籾をまいてからは意外となかなか成長してこないっていうか芽を出してこなくてやきもきする日が続きました。それでも根気強くまってたら、植え付けから10日後、こんな芽が出てきました♪
赤い茎に緑の葉っぱが特徴的で、ス~ッとまっすぐ伸びてます。普通の稲と違って黒米だから茎が赤いんでしょうかね。珍しい黒米にしたおかげでいろいろ新しい発見がありそうでとっても楽しみです♪
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
30℃でなくても4月中旬が蒔き時だよ
種籾の説明書きには「吸水後30℃室温で1日芽出し」と書いてあるので、真夏にならないと発芽させられないんじゃないかなってちょっと心配してたんですが、肌寒かった4月末でもきちんと発芽(根)してくれました。種の袋にも4月中旬が播種期と書いてあるので迷わず種まきしてOKと思います。
種籾が大量にあまっちゃった
結局植え付けたのは5粒くらいなのに、種籾はこんなに発芽させてしまいました。。。
種籾のまま保存しておいたとしても、来年芽が出てくるかどうかわかりませんし、種籾を購入するならご近所の方や友達にも種籾をおすそ分けしてと一緒に育ててみるのがいいかもしれません。みんなで育てたらきっと楽しみが何倍にもなると思いますよ♪
コメント
コメント一覧 (4件)
シニータさんこんばんは~。
嬉しいコメントありがとうございます!
いや~、そういっていただけるとブログを続ける励みになるな~。
種まきは今ならまだ間に合うと思うので明日の種まき頑張ってくださいね。
ワクワクドキドキの水耕栽培をお互い楽しみましょう( ^^)/
はじめまして。
シニータと申します。
先週突然ベランダ菜園をやりたいと思いつき、こちらのブログにたどりつきまいた者です。
水耕栽培の記事がとても楽しくてわかりやすくて、とても助かりました。まあくんのお人柄が出ているのか、読んでいてとてもほっこりした気持ちになれます( ´∀`)
おすすめの道具もハイポニカも用意したので、明日の朝さっそくレタスとトマト、バジルの種まきします!
5月下旬まで種まきできると袋に書いてあったものの、ギリギリなので
ドキドキですがf(^_^;
またちょくちょくブログ読ませていただきますね。
お米の続報も楽しみにしてます!
mokaさんこんばんは~。
なんと!種籾は浮くものなのですね。
もう必死に混ぜて沈ませました(笑)
情報ありがとうございま~す(^^)/
こんにちは。 水耕栽培のブログ中心に 時々 読ませていただいています。
種籾は 浮きます!
が、浮くものは 中身が軽いので(当たり前ですが)発芽しても、成長率が悪いんですよ。
農家では 薄い塩水に入れて 浮くものは除去してから 育てるようですよ。