家庭菜園で育てたメロンが大豊作でご機嫌のまあくんです。でもたくさんできたメロンの中には甘くなかったり少し硬かったりと、おいしい!とは言いにくいメロンもあったりします。お店で購入したメロンもハズレで甘くないときがありますが、そんな甘くないメロンをおいしくそして楽しくいただく食べ方を試してみたのでご紹介!
期待外れでがっかりな甘くないメロン
芳醇な甘さと食感がたまらなくおいしいメロン。
大好きな方も多いんじゃないでしょうか。
このメロン。果物の王様と言われるだけああってお値段も高いわけですが、購入してカットして食べてみたら甘くなかったなんてことはありませんか?
八百屋さんやスーパーでちゃんと選んで買ったのに甘くない。そんなことも意外とあったりするんです。
たまにはちょっと贅沢してと奮発して購入したメロンが甘くなかったらがっかり感は計り知れません。
私だったらもうがっかりどころかぐったりです。
甘くないメロンの原因はなあに?
実はこれ、ほとんどの場合は追熟期間の見極めを失敗してることが原因なんだそうです。
販売されているメロンは食べごろを計算して出荷され、「このメロンは1週間後ぐらいが食べごろです」なんていう札がついてたりします。
というのも、『採れたて』がおいしい野菜とは違って、メロンの場合は収穫後にメロンの実が発酵していき、糖度を感じさせにくくしてる物質が分解されることで甘みを強く感じる様になるんだそうです。
これを『追熟』というのですが、品種にもよいますがこの追熟期間はたいてい収穫から1週間前後くらい必要みたい。
なので、メロンを買ってきてすぐ冷やして食べるぞ!
ってなると、熟れてないメロンを食べることになるので甘くないメロンになちゃいます。
しかもこの追熟は常温(25℃以上~30℃くらい)で進むので、たとえ表示通りの期間我慢してから食べたとしても、冷蔵庫で保管してた場合は追熟は進まず、メロンは甘くないままなんです。
いや~、恐ろしい落とし穴ですね~。
奮発して購入したメロンがただの瓜になってしまうかどうかはこの追熟にかかってるわけです。
あとは追熟期間を失敗する以外にもいわゆるハズレのメロンもあるみたいで、SNSなどで「メロンを買ったら甘くなかった」なんて情報が結構出てたりします。
おいしく食べる方法がないか試してみた
私の場合は水耕栽培でメロンの栽培にチャレンジしたら大豊作だったんですが、やっぱり中には固かったり甘くなかったりするメロンがありました。
食べるのもつらいし捨てるのはもったいないし、という状況を打開すべく、そんな甘くないメロンをおいしくいただける方法がないか試してみることにしました。
夏らしいフルーツカクテル風ソーダ―
最初に試してみたのが夏らしいフルーツタップりのソーダ―です。最近はフルーツやハーブのフレーバーウォーターなんかが流行ってるみたいなので、真似してやってみようというわけです。
メロンを賽の目切りにします
まずは甘くなかったりちょっと固かったりするメロンの実の部分だけをくりぬき、実の部分を小さい賽の目切りにします。今回は赤肉メロンと緑色の果肉のメロンを同時に使ってます。
綺麗なグラスにいれて炭酸水を注ぐ
お気に入りのミッキーモチーフのグラスにカットしたメロンをいれたら後はノンカロリーの炭酸水を注ぐだけ。ノンカロリーといっても、お酒を割るときの炭酸水ではなく、トクホの三ツ矢サイダーで甘みがついてて、血糖値を上げにくくする難消化性デキストリンが配合されてる炭酸水です。
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泡に注意してゆっくり注ぎましょう
炭酸水を注ぐと、メロンに触れた瞬間にシュワーっとすごく泡立ってきてあふれそうになりました~。
危ない危ない。ここはパチパチという炭酸水のはじける音を聴きながら丁寧にゆっくりすこしづつ注ぎます。
炭酸水を入れるのに従ってメロンは浮いてきますが気にせずに注ぎます。
とってもおしゃれなメロン果肉入りソーダ―
お気に入りのグラスにメロンを刻んで炭酸水を注げば、あっという間にメロンの果肉入りソーダ―の出来上がりです!
ついでにミントの葉を上にのせれば気分はデート中のカフェですね。
爽やかさ満点のソーダ―は見た目も涼やかでメロンが入っててちょっと贅沢なご褒美感もあります。
飲んでみるとソーダ―のさわやかな味と、メロンのシャリシャリという触感が程よい感じで涼しげです。
ソーダ―に甘みがあるのでメロンは甘くなくてちょうどいいバランスになってました。
たくさんあって保存したいときはコンフィチュールに
メロンが甘くなかったり固かったした場合、それは丸ごと1個が甘くなかったり固かったりするわけで、結構たくさん量があるので、全部メロンソーダ―にするというのは無理です。
そこで、保存もできておいしくメロンをいただく方法としてコンフィチュールにすることにしました。
以前キウイとリンゴのコンフィチュールを作ってみたことがあるので、それをそのままメロンでやってみることに。
メロンを賽の目切りにして鍋へ
こちらもメロンを賽の目切りにして、鍋に入れて火にかけます。焦げ付かないように弱火にしてヘラで混ぜ混ぜしながら様子を見ていきます。
添加物なしで砂糖とレモン汁のみでつくるジャム
ちなみにちょっと気取ってコンフィチュールという表現をつかってみましたが、ご存じない方のために補足しときますと、普通のジャムの事です。
今回は添加物なしのカロリーゼロの自然甘味料とレモン汁だけを加えて作ってみます。
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砂糖を入れたら水分がでてきた
鍋で火にかけてしばらく待っても特に変化がないので、砂糖とレモン汁を少し加えます。
そしたらメロンから急に水分がドバっと出てきました。
ジュワジュワと泡立つメロン。焦げついたらやばいのでヘラを使ってマメにかき回します。
掻きまわしながら弱火で煮込むこと15分ほど。鮮やかだったジャムの色が変色してきたので火が通ったんだろうと判断して火を止めて冷まします。
瓶に詰めたらコンフィチュールの出来上がり
ある程度さめたら、電子レンジで殺菌したガラス瓶に移し替えればメロンのコンフィチュールの出来上がりです!
あれっ?
赤肉と緑肉のツートンカラーのおしゃれでカラフルなメロンジャムができると思って作ったんですが、なんかちょっと色が茶色くなってますね。
火を通して色が変わったのもありますが、オレンジと緑が混ざると茶色になるということをすっかり忘れてました。。。。
メロンの色ごとに分けてジャムにするべきだったかもしれませんね。
パンにのせたらカラフルなメロントーストに
若干失敗したかなと思いつつも朝食のトーストの上に載せてみたらこんなにカラフルなメロントーストになりました~。
オレンジと緑の果肉がバラバラになればカラフルさも戻って茶色じゃなくなってます。奇跡的にですけど(笑)。
気になる味の方は、煮込みすぎたのか、もともとのメロンの味が悪すぎたのか、ちょっぴり苦みというか野菜の青臭さみたいなものがありましたが、初めて適当に作ったにしては合格かな。←ちょっとというか、かなり自分贔屓の感想です(笑)。
というわけで、簡単にできる甘くないメロンの食べ方を試してみましたが、甘くないメロンも工夫さえすればいろいろ活用できることが分かりました。
もし今後メロンを購入して甘くないなって思うことがあったら、ハズレだったとがっかりするんじゃなくて、「このメロンをいかにおいしくしてやるか!」ってことを考えてみてください。
意外と楽しめると思いますよ♪
役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報
メロンを食べた後の舌のピリピリ感は
ところで甘くておいしいメロンですが、味自体はとっても甘くておいしいのに、食べた後に舌がちょっぴりピリピリするな~なんて思うことはありませんか?
私はちょくちょくあって、アレルギーかな~?とかメロンの食べ過ぎかな~なんて思ってたんですが、このピリピリ勘は追熟によってメロンが発酵している証拠なんだそうです。
世界で一番受けたい授業で解説されてたんですが、メロンが熟れるというのは発酵することでもあるので、この発酵によってできた物質が舌をピリピリさせるそうです。
なので、舌がピリピリしても病気でもアレルギーでもなく、ちょっと熟れすぎぐらいのメロンだったというだけなので心配は不要だそうですよ。
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