土をなくして虫を撃退!家庭菜園のプランターを水耕栽培にする方法

虫が苦手なまあくんです。ベランダ家庭菜園のプランターで育ててるイチゴに虫がいっぱいついてるのを発見してびっくりしたのをきっかけに、土を使うのをやめてスポンジ水耕栽培にしたらとっても綺麗になりました。今回はすでに栽培中の野菜を水耕栽培に変更する方法をご紹介。

土で育てると虫も病気も発生しやすい

木製プランターで育ててるイチゴ

話はさかのぼって去年の冬の事です。

こちらはベランダの家庭菜園でここ数年育ててるいちごちゃん。
木製のプランターからこんなイチゴがぶら下がって実る様子がとってもおしゃれで、ベランダを楽しくしてくれる野菜のひとつです。

毎年のように虫と病気が発生

べと病になったイチゴ

ところがこのイチゴ。よく病気やら虫の被害にあうんです。今年の冬もなんか葉っぱの色というか調子がおかしいな~と思ってたらどうやらべと病という葉っぱの表面がベトベトしちゃう病気になっちゃったみたい。

イチゴの葉にハダニがついてる

「また病気か~」と思いつつ何気に葉を裏返してみると、

「うわっ!!」

って思わず手を放してブンブン振り回しちゃったぐらいハダニやらアブラムシやらが引っ付いてます!

背筋がゾクッとしちゃったじゃないか!とちょっぴり怒りつつも、再度そ~っと葉をめくって撮影する私。他の葉は大丈夫じゃないかという期待を裏切り、どの葉もばっちり虫にやられてる様子です。

これはいかん!水耕栽培で育ててる野菜は虫や病気に強いのに、このイチゴだけが毎年やられるのは

きっと土で育ててるから虫の卵やら冬眠する場所があるからに違いない!

そう確信した私は、すでに土のなかで育ってるイチゴをスポンジ水耕栽培化することに。

土をなくしてスポンジ水耕栽培化するための道具

ポンと植えてたま~に水やり

病気や虫を呼び込みやすい土をなくしてスポンジ水耕栽培化するために用意した道具がこちら!

ポンと植えてたま~に水やり」というユルイ名前のプランターです。いろんな形やサイズ、色のものがありますが、私がよく使ってるのはこの角型と丸型の2種類。

貯水槽付のプランター

普通のプランターとどこが違うかっていうと、こんな風に2層式になっていて、野菜を育てる部分と水をためておく貯水槽に分かれてるんです。

野菜を育ててる部分の水がなくなって乾いてくると、白い不織布をしみわたって水が貯水槽から上に引き上げられる仕組みですね。

水耕栽培専用の液体肥料

ハイポニカ液肥

水耕栽培には専用の肥料を使います。一番定評が高くて一般的なのがハイポニカ 液体肥料ですが、これはブログで何度も紹介してるので、詳しい説明は省きますが、ハイポニカだけで野菜の成長から開花、結実までぜ~んぶ対応できる優れものの液体肥料です。

くわしくはこちらの記事で紹介してます。

野菜のスポンジ水耕栽培にオススメのかわいい道具7選

土耕栽培からスポンジ水耕栽培へ変更する手順

それでは実際にイチゴを土耕栽培(土をつかった普通の栽培方法)からスポンジ水耕栽培に変更する手順を写真を使いながら詳しく解説します!

プランターから土ごとイチゴの株を引き抜く

朽ちてきた木製のプランター

まずは木製プランターからイチゴを引っこ抜きます。

根を傷つけないように土ごと引っぺがしてくださいね。

といいつつ、木製プランターの内部が朽ちてきてて根が木の板の中にまで伸びてたので、ブチブチっていう音を立てつつ根が切れまくっちゃいました(笑)。

写真をみると板の表面に根がびっしり張ってるのがわかりますよね。

そうそう、冬の作業だったんですが、スコップで土を掘り返してたら小さい卵らしきなものがいっぱいでてきました。おそらくクモの卵じゃないかと思うんですが、やっぱり土の中は虫の巣窟になってたみたいです。きっと見えてる以上にいろんな虫が潜んでるんだと思います。

あうう、また背中がゾクゾクしてきちゃいました(>_<)

ほんとに苦手なので写真はやめときますね。

根についた土を綺麗に洗い流す

土ごと引き抜いたイチゴの株

ここからは根についてる土を全部洗い流すわけですが、まずは病気や虫でやられまくってる葉や茎を取り除いて、元気な部分だけに選別します。

病気がひどいと水耕栽培にそのまま病気をもっていくことになるので、ここはとっても大事なんですよ。かわいそうですが、元気な部分だけお引越しさせましょう。

続いて株ごとバケツにはった水の中に入れてあらかた土を落としておきます。

左に映ってるのはホタル草です。これもイチゴと同じプランターに植わってたので、一緒にスポンジ水耕栽培にお引越しします。

根の土を洗い流す

さらに今度は水道の流水で丁寧に土を洗い流します。土は一切残らないようにこうやって綺麗に洗い流しましょうね。

葉も綺麗に洗う

ついでに葉っぱの方も綺麗に洗い流して虫や病気を取り除いておきます。

虫が「あ~れ~っ!」っていいながら流れていってると思うとなんか楽しくなってきました(笑)。

洗いあがったイチゴの株

そして洗い流し終わったイチゴの株がこちら。根が茶色い色をしてはいますが、土は一切ついてません。虫も洗い流してピッカピカの株になりました。

そうそう、ここで大事なポイントが。あらかた土を落としてから洗ってるとはいえ、洗面やキッチンの流しで根を洗うと排水溝が大変なことになるので、ベランダや土をキャッチできる不織布なんかを排水溝にかけてから作業しましょう。

でないと私の様に洗面所の排水がえらいことになって、予想外の労力をかけなければならなくなります(笑)。

スポンジ水耕栽培の植え込み方

土の代わりになるスポンジキューブ

イチゴの株がきれいになったので、今度はプランターに植え付けていきます。

まず土の代わりになるスポンジ(ロックウール)のキューブをしきつめて・・・

イチゴをスポンジキューブで植えこむ

イチゴの株をその上においたら根の周りにロックウールキューブを詰めていきます。
土で育てるときは底に石や軽石をいれたり、水はけのいい小石を入れたい知りますが、スポンジ水耕栽培はそんなことをしなくていいのでとっても手軽なんですよ。

ウッドチップで表面を保護

ロックウールキューブをそのままにしておくと藻が生えやすくなるので、直射日光が当たらないようにウッドチップをかぶせておきます。
見た目的にもおしゃれになるのでオススメの方法なんですよ。

薬剤散布で虫も病気も撃退

もうすでに綺麗に洗い流してるので虫はついてませんが、ひょっとしたらどこかに虫や病気がこっそり潜んでるかもしれないので、薬をスプレーしておきます。

この薬はカダンセーフという商品なんですが、いわゆる有害な農薬と違って食品にも使われてる安全な成分でできた薬なので安心して使えるものなんですよ。

安心して使えるので、私は農薬=カダンセーフのみをつかって野菜を育ててます。

スポンジ水耕栽培化したイチゴ

というわけで、土で育ててたイチゴがあっという間にスポンジ水耕栽培になりました~!

こうしてみると、さっきまでベトベトムシムシ(笑)してたのが嘘のように綺麗でおしゃれなイチゴになりましたね。これだから水耕栽培がやめられないんです♪

水やりのタイミングが分かる覗き窓

あとはこの栽培容器の下の方についてる覗き窓をみながら、培養液がへったら追加してあげるだけ。毎日上げてた水やりが、ほんとに「たま~に」でよくなったので管理も楽になっちゃいました♪

スポンジ水耕栽培化の効果まとめ

ところでちょっと心配だったのが、土をなくしてスポンジに切り替えてもイチゴの実がちゃんとなるかってこと。

 

実がならなければ意味がありません。

土を使わないイチゴ栽培

でもそんな心配はいりませんでした。太陽の光を浴びてすくすくと育ったイチゴは、すぐにこんなにかわいい実をつけてくれました。

プランターから垂れてきてる真っ赤なイチゴがかわいいでしょ。

スポンジ水耕栽培で収穫したイチゴ

ほら~、こんなに真っ赤で綺麗な形のイチゴが収穫できました♪
しかも土を使わないので、洗わなくてもとっても綺麗でツヤツヤと光ってます。

しかも食べてみると、酸っぱさが控えめで甘くておいしい!
品種や育て方にもよると思いますが、どうやら水耕栽培にすると酸味が抑えられて、その分甘く感じるみたいです。う~ん、いいことづくめですね。

水耕栽培化のメリットまとめ

ここで普通の土をつかった栽培方法をやめて水耕栽培にするメリットをまとめておきます。

・嫌いな虫が発生しにくくなった

・病気も発生しにくくなった

・水やり頻度が減って楽になった

・イチゴの酸味が減っておいしくなった♪

・土で排水溝が詰まるんじゃないかという心配がなくなった

・いろんな種類の土や肥料をそろえなくてもOK

・綺麗でおしゃれに栽培できるようになった

 

こうやってまとめてみると、虫や病気が減るだけじゃなくて、いろんなメリットがあるんだな~。

特に重くて扱いにくい土は周囲を汚したり排水溝を詰まらせたりするのがデメリットなんですが、そういった部分がなくなっておしゃれで綺麗に栽培ができるってのが嬉しいですね。

虫が気になったら水耕栽培にしてみては?

というわけで、毎年発生する虫や病気がいやになって、思い切って土耕栽培からスポンジ水耕栽培に切り替えてみたら、虫や病気の発生がすごく減りました。

植え替えたのは昨年の冬なんですが、一度アブラムシが発生したくらいで、今冬は虫も病気も発生してないので、かなり効果があるみたいです。

もちろん全く発生しないってことはないと思いますが、土に比べると水耕栽培の方が予想以上に虫が発生しにくいみたいです。おそらく土の中に潜んで越冬したりできないからでしょうね。

しかもおしゃれで水やりなんかの管理もとっても楽になるので、もし毎年虫や病気に悩まされてるかたがいらっしゃったら一度試してみてください。きっとすっきりさっぱり気持ちよく栽培できるようになると思いますよ♪

役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!

水耕栽培化するなら徹底的に

いったん全部取り払ってすっきりしたベランダベランダのプランターをスポンジ水耕栽培化するなら思い切って一気にやりましょう。

土で育ててるものと混在すると、結局残った土のなかで虫が卵や成虫の状態で越冬してまた温かくなるとでてくるって感じで繰り返すことになります。
病気も土の中に潜んでるものがあるようですので、まとめて一気にやるのがポイントです。

私は栽培してる野菜が減る冬の時期に育ててる野菜を全部撤去して、残ってるものを水耕栽培化しました。

今では土を使って育てているのは瀬戸ジャイアンツというレアブドウだけ(しかも新しい土をいれた上に消毒しまくりました。)で、ほかは全部水耕栽培です。

くれぐれも土耕栽培を混在させて虫や病気に付け入るスキを与えちゃだめですよ。

 

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