ジャストサイズのスーツをパターンオーダーで作ってみた！大阪のグローバルスタイル編

着るものは肌触りと着心地だけで選んでしまうまあくんです。デザインや組み合わせなど、カッコよく着こなすには他にも大切なことがあるのは分かっているものの、どうしても肌触りと着心地を最優先しちゃうんですよね。今回は思い切って既製のビジネススーツではなく、パターンオーダーで注文してみたので、その様子やよかったこと等をご紹介！

スーツのサイズって自分の体に合わせるのが難しい

皆さん仕事用のスーツってどこで購入してますか？私は若者向けの量販店とか、ちょっとおしゃれしたいときはビームスなどのセレクトショップで購入してました。28000円とか38000円といった価格帯でツーパンツなんてのもお得でいいですし、セレクトショップだったらデザインや生地にこだわってみたりします。でもこの既製のスーツ、なかなか自分にジャストサイズのものがみつからないんですよね。

スーツが自分の体に合わない理由

４４だと小さいし４６だとちょっと大きい。肩幅に合わせるか、着丈で合わせるか、はたまたウエストか。どれかに合わせるとどれかが合わないんです。もちろん調整してくれたりもしますが、ぴったりとはいかないのがつらいところ。私の場合は太ももやおしり周りの下半身ががっしりしてて上半身はスマート体型みたい。最近のボディラインがでるタイト系のスーツの場合は、パンツの動きやすさをとるかスーツのタイトなシルエットを残すかなんて考えてたらほんとに悩んじゃいます。
最終的には大は小を兼ねるで、ちょっとがっぽりしたサイズになって、着心地は楽だけど、シルエットがダサいなんてことになっちゃったり、逆にタイトなサイズを選ぶと座敷で正座した時に脚が拷問の様な状態になったりします（笑）。

自分にピッタリのスーツをオーダーしてみよう！！

そんなことを考えながらショッピングをしてたら、たまたまオーダースーツ専門の店を発見しました！
そっか、オーダーならジャストサイズのカッコイイスーツをつくれるかも！
オーダースーツの存在は知ってましたが、何十万円もすると思ってたので、候補に入りもしなかったんです。でも意外とそうではないみたい。いつものスーツ代からちょっと背伸びするくらいでなんとかなりそうな感じです。

毎日長時間使うものほどよいものを

もちろん、高い買い物になるのは間違いないのでちょっと迷いましたが、ビジネスパーソンにとってスーツは毎日のように来ている大切なアイテム。スーツの着こなしが人の印象にも大きな影響を与えたりします。それにジャストフィットのスーツなら長時間の仕事でもきつくてイライラしたり緩すぎでだらしなく見えることもありません。毎日長時間使うものはお金がかかってもちゃんとしておこう！そう思ってオーダースーツを作ってみることにしました。

グローバルスタイル（GLOBAL STYLE）でスーツをオーダーします！

でもって入ってみたのがグローバルスタイルというお店。パターンオーダースーツをリーズナブルなお値段で提供してくれるということで、最近人気がでて、ビギンなどの雑誌などでも取り上げられてるお店です。

まずはスーツの生地選びから

自分でもオーダースーツ作れるかな～と思ったりしながら恐る恐るお店に入ってみるとスーツの生地が所狭しと並んでました！
とりあえずふらふらと店内を回ってみてると、店員さんが生地の説明をしてくれました。大きく分けて艶やかな風合いのイタリア製の生地、ざっくりしてて丈夫な印象の英国の生地、そして形態安定の化繊を混ぜた生地の３タイプがあるそうです。「へ～っ」て思いながらも全部の生地をチェックする私。今回はグレーのスーツを作りたかったのでじっくりみたり触ったりして生地を選びます。

生地選びに迷いまくる

といっても反物の生地からスーツの出来上がりを想像するのは意外と難しいんですよね。とにかく肌触りとグレー系をキーワードにして全部チェックしました。でもって候補に挙がったのが４種類。
①イタリア製のグレー地に白のラインが入った生地
②イタリア製のグレーの生地
④イタリア製のグレー地にストライプの入った生地
③英国製の紺色で織によるストライプが入っている生地

なぜか１個だけ紺色が入っていますが、紺色の色具合や織の模様、艶感、そして肌触りがドンピシャで私好みだったので候補にいれてみました（笑）。

４種類までは決まったものの、ここからが決められません。どれも甲乙つけがたいんです。。。
店員さんのアドバイスも聞いたりしながら結構考えましたが、それでもなかなか決められずいろんなことを試しました。照明の加減で色の見え方が変わるので窓の近くの自然光でためしたり、マネキンのスーツの上に生地をあててみたり腕周りに生地をまいてみたり・・・
たぶんテレビだったら早送りされてしまうだろうと思うくらいあれこれ迷いました（笑）。

で、いろいろシュミレーションして試した結果、結局当初買おうと思っていたグレーの生地ではなく、フィーリングで選んだ『紺色』の生地になりました！
やっぱり、ピンとくるものがあったので、直感を信じてみたいと思います。

体の各部位を採寸してもらう

生地が決まったら採寸です。着丈や肩幅、腕の長さ、ウエストやいろんな部分を測ってもらいます。
「足が短いとか思われたらどうしようか」とか思いつつ、無意識のうちにウエストにちょっと力を入れて細目に測ってもらおうとしている自分んい気づいてちょっとニヤケてしまいました。
なんて見栄っ張りなんでしょう（笑）。
自分の体に自信がないせいか、ちょっと照れながらも採寸をしてもらうのでした。

スーツの各部位の形状決定

次はスーツの各部位の形状決定です。まずはスーツの形を２種類の中から選んで、そのあとは袖の形状やボタン配置、ベンツの位置やラペルの形状などを選んでいきます。スーツの知識がない場合はついつい「普通」とか「流行りので」って選択することになると思うんですけど、それだとオーダーの意味がないので、今回私はとにかく気に入るままに自由に選んでみました。

スーツのサイズ調整はスタッフのアドバイスがとっても大事

基本形と各部位の形状選択が終わったらサイズの調整です。ウエストやズボンのわたり、丈などを試着しながら打ち合わせしていきます。これも基本的な知識がない私はどうしようかとドキドキしてたのですが「袖の丈は一般的にはこれくらい」とか「スリムに着こなすなら少し長めにしておくといい」とか「腕時計はしますか」なんていろいろ希望を聞いたりアドバイスしてくれながら実際にその長さに合わせて見せてくれたので、素人の私でも判断がしやすくてとっても助かりました。
なんでも「すごくにあってます！」とか「ピッタリです！」っていわれるとちょっと大丈夫かなって心配になりますが、希望を聞きながら選択肢を示してくれて、実際に比べて見せてくれて、自分が納得してから選択させてくれるのはとってもありがたいな～。

オプションを選択します

あとはボタンや止めつけの糸の種類や色、ネームの刺繍を付けるかどうかなどを選びます。これは好みで選んでもよさそうだったので気軽にえらんじゃいました。

スーツのオーダー完了！１か月待ちます！

というわけでスーツのオーダー完了です。
気が付けば店に入ってから支払いを済ませて店をでるまでに２時間近くかかってました。
実際にオーダーしてみた印象としては、生地選びが一番時間がかかって、楽しいと感じるとともに大変でもありました。
そもそもたくさんのバリエーションがある上に、生地の質感や色、柄はもちろん、肌触りや価格も影響するので迷うことだらけでしたが、生地さえ決まればあとはスタッフがうまくリードしてくれるので、楽しみながらオーダーすることができました。

グローバルスタイルのパターンオーダースーツが完成！

でもって約１か月後、スーツをオーダーしたのを忘れたころにスーツがやってきます。
これはオーダーだから仕方ないことですが、待ち遠しすぎてすっかり忘れてました（笑）。
完成のお知らせ電話があったので、お店に取りに行くと・・・

自分の体にジャストサイズで気心地＆肌触り最高！

おお～、なんという気心地！
腕や太もも周りも動きやすい上に、無駄なダボつきがなくてスマートなシルエットも保たれてます。そしてなにより気心地というか肌触りが最高です。内側の生地のすべすべ感もいいし、外側の生地も手が当たるたびに気持ちい～！
う～ん、たまりません！
サイズがきつくもなくゆるくもなくジャストサイズっていうのはこんなにいいものだったんですね！
既製のスーツに比べて上着も軽くて重さを感じないのはジャストフィットしてる証拠かもしれません。

既成のスーツで不満なところや気になるところがある方にピッタリ

というわけで試してみたパターンオーダーのスーツですが、フルオーダーの数十万円のスーツでなくても、体にジャストフィットした快適なスーツをオーダーすることが。既製のスーツだとどうも自分の体に合わないなって感じたり、同じスーツであの人はあんなにスタイルよく着こなしてるのに自分はなんで違うんだろうって感じたりしてる方は、ぜひ一度パターンオーダースーツを作ってみることをオススメします♪

意外な効果！快適な上に自信をもってバリバリ働けます

ちなみにこのオーダースーツ。それなりのお値段もして買う時は結構まよいましたが、買ってよかったと思います！
仕事をしててもビシッと身なりが決まってると思うと自信にもつながりますし、周りの反応も好印象。
そして何より肌触りがいいせいかとにかく気持ちがいい！もちろん椅子に座って足を曲げても窮屈だったりすることはありませんし、シルエットもかっこよくまとまっています。
ハードでストレスの多い仕事でも、この気持ちよさがあれば仕事に集中してバリバリ働けそうです♪

それにしても、写真がないとなんかさみしいですね。初めてのオーダーに夢中になってたこともありますが、写真を一枚もとってなかったのを後悔するまあくんなのでした（笑）。

役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報！

自分のスーツやシャツを着ていくか持っていこう

オーダースーツを作る際に希望のスーツの形やサイズを言葉で伝えるのってとっても難しいいんですが、普段着ている自分のスーツやシャツを持っていけば、気に入ってるところや不満のあるところを具体的に伝えることができますし、シャツに合わせて袖丈をぴったりに調整することもできます。
もしオーダースーツを考えてる方がいらっしゃったら、自分の普段着ているシャツやスーツを持っていきましょう！