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小さいガラスボトルの涼しげなミニ苔盆栽!落として割れたプチ盆栽をリメイク!

小さいシデの葉っぱがかわいい

小さくてかわいいものにキュンとしちゃうまあくんです。お気に入りのプチ盆栽が割れてしまったので余ってたガラスボトルに植え替えてみたら夏らしい涼しげなミニ苔盆栽が出来ちゃったので、簡単な納涼苔盆栽の作り方を紹介します!

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ミニ苔盆栽を落として割っちゃった!

それはベランダでアクアリウムのボトルの水替えをしていた朝の事です。

コツン

んっ?なんか当たったかな?

と思った直後に足元から聞こえる「パリーン!」という音。

何が起きたのかと足元をみてみると・・・

割れて大惨事の苔盆栽

うそ~っ!

大事なミニ苔盆栽が割れてる!!!

は、はわわわわ。

思わず伸ばした手が震えちゃうくらいの衝撃的な惨状が広がっていました。

大好きなミニ苔盆栽 石木花

かわいいプチ苔盆栽

こちらはちっちゃくてとってもキュートなプチ苔盆栽。

石木花(せきぼっか)というブランドで販売されているもので、直径3㎝くらいのほんとにちっちゃい鉢にイワシデという苗が植えられてて、ぷっくりとした形がとってもかわいいでしょ。

小さいシデの葉っぱがかわいい

イワシデの木の苗は細い枝と小さい葉なのに、すでにその樹形から趣も感じる奥深さがあります。しっとりとした葉もとっても素敵だな~。

モフモフの苔

そして足元はフカフカで綺麗な苔の絨毯でおおわれてるんです。ぷっくりとしてて器と調和した丸みが超かわいいでしょ。

小さくてかわいいのに、自然の趣まで感じさせてしまう和テイストの縮景が私のお気に入りなんです♪

なのに、なのになんでこんなことになってるのでしょうか?

落として割れたプチ苔盆栽

鉢はぱっくりと割れてるし。苔もボロボロ。イワシデなんか、根がむき出しでエライことになってます!

ドラえも~ん!タイム風呂敷でもとに戻して~っ!

って泣き叫ぶのび太くんの気持ちです。

水入りのペットボトルをぶつけちゃっただけで、完全に自分の不注意なんですが、我ながらほんとにおっちょこちょいだなとぐったりしながら反省するのでした。

そうそう、プチ盆栽の方はこのまま放置しておくわけにもいかないので、とりあえずありあわせの道具でなんとかしなきゃ。

慌てていそいそと対策を練ります。

涼やかなガラスボトルのミニ苔盆栽の作り方

でもって探してみたらでてきたのがガラスの小さいボトル。

苔ボトル用に購入してたものなんですが、緊急事態なのでこれを使って、ミニ苔盆栽を仕立て直してみたいと思います。

ミニ苔盆栽づくりの道具と手順

VISIONのガラス器

まずはガラスボトルを用意しましょう。コップやキャニスターなど透明度が高くて薄いガラスのものがおすすめです。

私はVISION GLASSというシンプルで料理なんかにも使える耐熱ガラス製の製品を使いました。

根腐れ防止と、水を綺麗に保つバクテリアの住処づくりの目的で、底に薄く砂利を敷き詰めます。苔を扱ってるお店だったら小分け販売されていますし、なければ「ろ過砂利」という熱帯魚う飼育などで使う砂利でもOKです。

もともとの土を入れる

続いて割れた苔盆栽で使われてた土を一生懸命拾い集めて入れます。結構頑張って拾ったんですがこれだけしか回収できませんでした。

土はもともと植わってた時と同じものが木にとっていいはずなんですが、これくらいで足りるかな~?ちょっと心配だったりしますが、悩んでも仕方ないので、とにかくできるだけのことをしつつ作業を進めます。

木の苗の植え付け

植木の苗の根を置く

続いて鉢が割れて吹っ飛ばされた時に土が取れて根が露出してしまった苗木をそっと土の上に置きます。この時、完成した時のことをイメージして木の高さや位置を決めましょう。

中央配置だけでなく、少し端に寄せてみようかとか、いろいろ試してみると楽しいですよ。

ソイルを入れて慣らす

私は片方に長く伸びてる樹形を考慮して中央からちょっとだけ寄せて低めに植えることにしました。

木の位置が決まったら、黒い粒々のソイルと呼ばれる土を周りに入れてあげます。

ソイルは黒土を焼き固めた多孔質のもので、水分を適度に保持してくれます。黒い均一な粒々なので、見た目もおしゃれですし、緑色の苔や苗が映える効果もあるんですよ。

写真の様に指で苗をしっかり固定できるようにソイルを平らにならしてあげます。

苔を苗木の周りに配置する

苔をそっと配置

苔は綺麗に洗ってからこうやってピンセットで挟んで丁寧に配置していきます。

落ちて割れてしまった時はどうしようかと思いましたが、洗うと意外に綺麗なまま残ってくれてました。

小さい木を囲むように苔を置く

半分に割れた苔で苗木を挟むように配置してあげると、こんもりと盛り上がった丘の様な感じが復活してきましたよ。

ピンセットでソイルを回しいれる

苔の周りにソイルを足して、平らにならしてあげます。

霧吹きで水分供給

最後に霧吹きを使って苔とソイルをしっかり湿らしてあげて・・・

苔を念入りに押さえる

ガラス面をティッシュで綺麗に拭いてから再度苔を指で押さえて形を整えると・・・

涼やかでおしゃれなガラスのミニ苔盆栽完成

小さいガラスボトルの苔盆栽

こんなにおしゃれなミニ苔盆栽が完成しました~♪

もうダメかと思ったのが嘘かの様に、しっとりとしたイワシデの葉と苔の緑が蘇り、ガラスのクリアなきらめきが涼やかさを増してくれてます。

プチ苔盆栽を上から見る

上から見るとこんな感じで、黒いソイルの中に丸く苔の島が浮いてて、そこにイワシデが植わってます。

水分量が見える

培地の部分も底にはバクテリアの住処になる砂利。上には水分や空気を適度に含むソイルが入ってていい感じに仕上がってます。

ガラスの器だと、砂利やソイルが層状に見えておしゃれなだけでなく、水分の量や濡れ具合が的確にわかるのも便利ですね。

普通の植木鉢だと中身が見えなくて水やりの量を迷ったりもしますが、これなら中身が見えるので全体が湿ってるくらいの適度な状態を維持しやすそうです。

苔もしっとり輝いてる

それにしてもソイルの黒の中に浮かぶ苔の深くてきれいな緑が何とも言えない美しさです。見てるだけで癒されるな~♪

見てるうちに触りたくなってきました(笑)。

ミニ苔盆栽の管理の仕方

どんなインテリアにも合うガラス器

完成したミニ苔盆栽はいつでも眺められるデスクの上に置くことに。

直射日光が当たらないけど明るい半日陰的な場所がいいそうなので、たまたまではありますが、ここはミニ苔盆栽の生育上もベストコンディションの場所みたいです。

維持管理も簡単で、毎朝湿り具合を見ながら霧吹きで水をスプレーしてあげるだけ。

これなら手間がかからないのでとっても楽ですね。

というわけで、気に入ってたプチ苔盆栽が割れちゃったので仕方なくガラスの器に植え替えたんですが、予想外におしゃれで涼しげなミニ苔盆栽ができちゃいました~♪

人生いろんなことがありますが(そんな大げさな事じゃありませんが)、あきらめないで頑張れば、なんとななるどころかより良くなったりもするものなんですね。

みなさんも「やっちゃった!」って思うようなことが起こったら、あきらめたりぐったりしてないで、是非リカバリーを頑張ってみてください。

そしたら思いもよらないことが起こるかもしれませんよ♪

 

役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!

ガラスのミニ苔盆栽に使ったアイテム

最後に今回使った道具をまとめて紹介しておきますね。

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