木の風合いや肌触りが大好きなまあくんです。一生使える銘木の一枚板の購入にチャレンジしてみたんですが、専門店の在庫の種類の多さと銘木の個性の強さにびっくり!迷いすぎて買えない病になりつつも、持ち前のフットワークと頼りになる店員さんのサポートで一生モノの超素敵な一枚板を購入できました!
知識や経験がないと僕みたいに「迷いすぎて買えない!」ってなるのは間違いないので、購入までの出来事と、実際に購入してみて分かった購入時のポイントを紹介します!
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カッコよくて綺麗な木目の一枚板を探そう!
コロナ禍で在宅勤務が増えてる今日この頃。ブログ執筆用に買ったデスクを仕事にも使ってみたんですが、ちょっと狭くて書類を広げたりする仕事がやりにくかったりします。
それに書き物をしようとすると、天板の溝にペンが突き刺さって紙が破れたりして仕事が進みません。。。
むむ~っ、パソコンでブログを書くときは気づいてなかったんですが、床材を使った天板は継ぎ目の溝にペンがはまっちゃって書きにくいみたいです。
これからもコロナ禍で在宅勤務が続くと思うので、ここらでちゃんとしたデスクを購入する必要がありそうです。
そういえば、最近はまってるボトルアクアリウム用に「味わい深い木のカウンターが欲しいな」って思ってたし、以前からおしゃれなダイニングテーブルを探してたってこともあるので、この際思い切って素敵な家具を探してみよっかな~。
あっ!まだ使ってない定額給付金10万円と、海外旅行用に貯めてた20万円があったな~。
よし!それなら普通の家具じゃなくて、味わい深くて一生使えるって言われてる銘木の一枚板を買っちゃおう!
というわけで、おしゃれでかっこいい一枚板を探し始めるのでした~。
銘木の一枚板とは
ご存じない方の為に分かりやすく解説しとくと、「一枚板」っていうのは普通の木製テーブルの天板が数枚の板を張り合わせて作られているのに対して、一枚板は1本の丸太から切り取られた継ぎ目のない無垢の板のことを言います。
様々な樹種のものがあり、表面には表情豊かで美しい木目が見えます。大きな板は樹齢100年とかの大きな木からしかとれないので、木目が美しくて形がよいものはとっても高価なんですよ。資産価値があるとか一生使えるとも言われています。
それから普通のテーブルの板より分厚くて立派な見た目をしてるのも特徴です。
それから「銘木」っていうのは家具や楽器なんかに使われる美しくてレアな樹種を言います。
つまりかっこよくてレアな木を贅沢につかった無垢の継ぎ目のない板。これが銘木の一枚板ってわけです。なんだか説明してるだけですごいものの様な気がしてきました(笑)。
一枚板のサイズと樹種はどうする?
でもって銘木一枚板のテーブルやデスクなどを購入しようと決心して最初に考えることになったのが一枚板の樹種とサイズ。
簡単に決められたのはサイズの方で
- デスク:今のデスクと同じサイズ 幅120㎝奥行60㎝
- テーブル:将来的にも使える様に 幅180㎝奥行85㎝
- カウンター:幅100㎝奥行25㎝
くらいのサイズを目安に探すことに。
なんですぐにこんなに正確に希望する寸法が決められたかというと、私が建築士だからです♪
一級建築士は家具のサイズもばっちり把握しているのです(笑)。
ところが、一級建築士でも迷ったのが一枚板の樹種。
う~ん、オークやメイプル、ウォールナット、ナラにヒノキ、ブラックチェリーとか、家を設計するときに床材や家具に使われる木はいろいろ知ってますが、一枚板の場合は何がいいのかな~?
いろんな樹種やサイズの一枚板を探せる検索サイト
こんな時はグーグルで調べるのが一番です。ネットで「一枚板」で検索してみると、いろんなお店のサイトが出てきました~。
が!
結構見にくいサイトが多くて苦戦する私。
何が悪いのか具体的にうまく伝えられないんですが、検索機能が弱かったり画像がイマイチだったりして、ストレス満点なんです。
も~、もうちょっと何とかならないの~?
ってぼやいてたら見やすくて調べやすいサイトを発見しました!
それがATELIER MOKUBA(アトリエ木馬)というブランドが出してるサイトなんですが、一枚板の在庫がスパッと検索できて画像も豊富。楽しくチェックできるので、ここを集中的にチェックしました。
そしていろいろと調べた結果、今回購入する樹種は
第1希望 ベリ
第2希望 ブラックウォールナット
に決定しました~!
ベリっていうのはアフリカの木で、上の写真みたいに適度な濃さの木目とミミと呼ばれる白い縁がついてるのが特徴です。黄色っぽくもなく赤っぽくもなく、白木っぽくもないという中間色で、黒や焦げ茶の木目が入って重厚感もあるのでかっこいいんです♪
ブラックウォールナットは、ウォールナットの中でも色が黒っぽいもので、これまた高級感とセンスを感じさせる風合いがたまりません。
ちなみに第2希望にしてるのはウォールナットは経年変化で色が赤っぽくなる傾向があって、その色があんまり好きじゃないからです。
ベリの一枚板を買いに専門店「アトリエ木馬」へ
調べてみると、その一枚板の専門店のショールームが近所にあることが分かりました。なんてラッキーなんでしょう。実物を見られる~♪
ワクワクしながら早速行ってみると、お店にはすごい数の一枚板が並んでしました。
す、すげ~っ!見たこともないような色や模様をした様々な樹種の板。こんなにたくさんの在庫があるとは思ってなかったので、なんだかワクワクしてきました♪
定員さんが出てきてくれたので、「ベリのカウンターを探してて・・・かくかくしかじかで・・・」といろいろ状況を説明すると、在庫のベリをだして見せてくれました。
めちゃくちゃ迷いまくって全然買えない一枚板
ところが、結構下調べをしてきたものの、なかなか決められない私。ベリが欲しかったけど、このベリじゃない気がするな~。
というのも、一枚板は普通の製品と違い、形や色、模様が一枚一枚違うんです。しかもちょっとやそっとではなく、同じ樹種でも全~~~然、違うんです!
ほら、この写真をみただけでも同じ木とは思えなくくらい個性豊かでしょ。
こっちはサイズもお値段もぴったりだけど、なんか木目がくねってて違うかな~とか、
木目がまっすぐですっごく綺麗だけど、縁のミミの色が黄色っぽくてやだな~とか
サイズは全然違うし、お値段も手が届かないくらい高いけど、超好みの色と木目だなとか、
わがまま言いだしたら切りがないけど、「でも~」って状態になっちゃいました。
どうせ買うなら一生使えるほんとに気に入ったものが欲しい!
そう思った私は店員さんに希望を伝え、ほかのお店の在庫も確認してもらうことにしてお店を後にするのでした。
で、そのあと大き目の一枚板をカットして使う方法を提案いただいたんですが、さすがに高価で綺麗な一枚板をカットして使うのはもったいないと思ってその時は見送ることに。
う~ん、こんなにいっぱい在庫があるのに、難しいもんですね~。
お得に一枚板を購入できるチャンス到来!
理想の一枚板に出会うのって難しいんだな~って思いながら半分あきらめてたら、ある日店員さんからメールが。
内容は「店員さんも驚くほどお得に購入できるシークレットセールをするので検討してみては?」という内容で、在庫品が50%オフになるとのこと。
そ、それはチェックしておかねば!!
セールに食いついて買い物にいってはセール対象外の商品を買ってしまうという癖のある私は今回こそはお得な買い物をすべく、いそいそとお出かけするのですが・・・
やっぱり買えませんでした。
いくら安いといっても、一生使うテーブルは簡単に妥協して選ぶことはできなみたいですね。
スタッフさんの対応がとっても好印象
そうそう、大事なことを忘れてました。
超スーパーウルトラ優柔不断モードの私の為に、嫌な顔ひとつしないで重い板を出したりしまったりしてくれる店員さんがとっても好印象だったんです。
時にはテーブルにしたときにどんな感じになるかセッティングしてみせてくれたり、さらには塗装した時の色を再現するために板を濡れた布で拭いてみたりと、本当に親切に対応をしてくれる店員さん。無垢材や銘木の知識も豊富で色んなことを教えてもらいました。
挨拶もなしにいきなりよってきて「それぴったりですよ。似合ってますよ。もう買うしかないですよ」ってすごい勢いで押し売りしてくる洋服屋さんの店員さんとは大違いです(笑)。
あまりの対応のよさに、店員さんに申し訳ないな~と思いつつ、お礼をいってお店を後にするのでした。
は~、それにしてもなかなか見つからないな~。
それでもあきらめきれない私。後日、再度ショールームに行こうと思ったら定休日だったので、同じアトリエ木馬の別のショールームに行ってみることに。
偶然見つけたウォールナットの一枚板にひとめぼれ
やってきたのは、大阪梅田にあるアトリエ木馬のショールーム。これまたかっこいいお店のサインですね。
こっちにも個性豊かな一枚板がたくさん展示してあります。しかも予想以上にハイグレードで表情豊かな様子。
なんか想像以上にグレードアップしてるみたいで、一番右の栃の銘木はなんと300万円もするそうです。
ち、近づくのが怖くなりました。(笑)。
おそるおそる店内を見回していると・・・
なんかめちゃくちゃかっこいい色と模様の板を発見!
渋くてダンディーな紳士の為のデザインって感じがします。
それもそのはず。店員さんによればこれは神代楠(じんだい楠)といって、1000年くらい前に木が土や湖の中に沈んで保存され、最近掘り起こされた超レアな木なんですって。発見されなければ木炭になってたであろう木を途中で掘り起こしたのがこの神代と名前がつく一枚板なんだっそうです。
炭化が始まって少し黒くなっていってるのが特徴なんですが、とにかく木目が渋くてカッコいいな~。
欲しいな~なんて思って値札をみてみたら、なんと80万円もするみたい!!!
お値段も1000年物の価格ですね(笑)。
サイズも値段も関係ないくらい素敵なウォールナットの一枚板
でもってまたまたベリを中心にいろんな板を見せてもらいます。
ここでも店員さんも対応が丁寧で、一枚一枚の特徴をメリットデメリット織り交ぜながら詳しく解説してくれて好印象でした。
こんな誠実な店員さんばかりだったら世の中はもっと買い物しやすくなるに違いない。
とか勝手に妄想をしつつ、店員さんが板を出す作業をしてくれてるときに店内をうろついてたら、こんなテーブルを発見しました!
ええっ!? な、なにこれっ! めちゃくちゃカッコいいじゃん!
本体の色と言い木目と言い、うまく言えませんがとにかっこいい!
好き!かっこいい!素敵!っていうかもう欲しいっ!!!
ってときめきまくるくらいのかっこよさです。
店員さん曰く、「今この店にある板の中で一番スタッフに人気がある板で、入荷するときは他のお店と取り合いになったくらいの板なんですよ。」とのこと。
説明してくれる店員さんも目が輝いてて、こっちまで興奮しちゃいました(笑)。
それにしてもなんて美しい木目なんでしょうか。縁から中心に向かって波が打ち寄せるような模様とグラデーション。ウォールナットの嫌な赤みがほとんどなくて僕の好みにぴったりです♪
ミミといわれる小口の部分も普通のウォールナットではない味のある形と色が超グッド。
ウォールナットは二番候補だったけど、これはひょっとして、運命の出会いかも!
もうすぐにでも買いたいと思いつつも、かなり高価だったうえに、セール対象外だったので冷静になって踏みとどまる私。このままではまたセールに食いついてセール対象外の商品を定価で買う愚か者になってしまいます。
さっきの神代楠と比較して見せてもらったり、ほかの板や値段も比較して見つつ・・・
最終的には衝動買いを防ぐためにいったん帰宅して再検討するのでした。
ついに銘木ウォールナットの一枚板のテーブル購入!
その日は寝る間も惜しんでネットで情報を再チェックしたり、ほかのメーカーの板もチェックしたり、足りないお金をどこから捻出するかを計算しまくったりと、気づけば購入前提で検討を繰り返してる私。
いままででは一枚板は高価だし、無理はしなくていいという認識だったんですが、もう完全に購入モードです(笑)。
最後は「賢いお金の使い方ができるコンフォート原則」に合っていることを確認して布団に入りました。
そして翌朝。
「あのウォールナットの一枚板を購入します!」ってスタッフさんに電話しちゃいました~♪
自分でもこんなに高価な一枚板を購入するとは予想してなかったんですが、「これがいい!」って直感したのと、「たぶんこんな素敵な一枚板に出会えるのは一生に一度しかないに違いない!」と確信できたので、思い切って購入しちゃいました。
こうしてみると、一枚板を探すのって結婚する相手を探すのと一緒かもしれませんね。
「ビビッときた」とか、「勢いで」とかいろんな表現がありますが、一枚板も一期一会の出会いを感じたときには迷わず決心をする。そんなものなんじゃないかと思います。
銘木の一枚板の購入と配送の手続き
後日お店に支払いと配送の手続きに行くと、購入した一枚板がデスク風にセッティングされてました。おお、何度見てもかっこいい!
そしてsold outの赤いリボンがなぜか誇らしく感じる私。ちょっとニヤけてしまいそうなのを我慢しつつ、スマートなふりを装って購入書類にサインしました。
それにしても憎い演出ですね~。名前を書くだけなんですが、ワクワクドキドキ、なんだかテンションが上がりまくりました♪
そうそう、無垢の板は使い方が悪いと割れや反りなどの不具合が出る可能性があったり、傷がつくこともあるんですが、アトリエ木馬だと2年の保証が付くそうです。無垢の板は自然のものなので保証なんか付けられないことが多いんですが、2年も保証してくれるなら安心ですね。
無垢の一枚板の納品&セッティング
そして待ち遠しい日々を過ごし、いよいよ配送の日。
無垢の一枚板はとっても重くて50㎏~60㎏くらいあるので、しっかり準備をしてまちます。
一枚板を載せる安物のデスクを綺麗に掃除して待ってると、スタッフの方がやってきて・・・
こんなに立派な一枚板をセッティングしていってくれました~!
っていうか、デカっ!!!
最初に思ったのはやっぱりこれです。広いお店では小さく見えてた家具やテレビが、自分の部屋に運び込まれると大きく見えるのは職業柄知ってはいるんですが、それでもデカって思っちゃいました。素人と一緒ですね(笑)。
でも「そんなことはどうでもいい!」と思ってしまうほど美しいウォールナットの一枚板。
今日からこのデスクで仕事ができるんだなと思うと、思わず杢目を眺めながら滑らかな木肌をスリスリしちゃいました。
そして愛用してるノートパソコンとアクアリウムボトルを置いたら、もう気分はエリート弁護士の先生。
1200㎜の幅のデスクの上に1800㎜の幅の一枚板をおいたので、作業スペースも大幅に増加したし、なんだか仕事が2倍の速さでできるような気がするな~♪
※まだイスがないのでとりあえずピアノの椅子を置いてます(笑)。
それにしてもなんでこんなにかっこいいんでしょうね~。
形も色も杢目も肌触りも、全部が大好きです♪
うふふふってテレビの役者さんみたいに微笑んじゃいそうな自分に笑ってしまいました(笑)。
一生使える美しい無垢の一枚板で毎日が楽しく
というわけで、ようやく購入できた無垢の銘木一枚板。
探しに探してようやく見つけた、この世でたった一枚の私だけの超かっこいい板です♪
このデスクの前に座ってるだけで、なぜか満足感があるというか、充実してる気分になるからほんとに不思議。
在宅で仕事をするときも余裕がでるっていうか、目に入る木目をみるだけで幸せっていうか、気に入ったものがある生活ってホントにいいなって実感できました。
仕事は忙しいし、時間が足りなくて焦ったりストレスでイライラしたりすることもありますが、このデスクに座ってるとなぜか心がときめいて充実した気分になれる。そんな素敵なデスクをゲットできてほんとによかったなって思います。
たぶんあの店員さんに出会わなかったら、こんな素敵な板に出会えてないと思うし、値段に怖気づいて買ってなかったんだろうな~。丁寧に対応してくださった店員さんたちがほんとにありがたかったなって思います。
はっ!またセール対象外の商品をかっちゃってるじゃん(笑)。
もしデスクやダイニングテーブルを買おうと思ってる方がいらっしゃったら、普通の家具以外に銘木の一枚板の購入も検討してみてください。
いままで思いもしながった充実感のある楽しい暮らしが始まるかもしれませんよ♪
さ、今度はこのデスクに合う素敵なイスを探しにいこっと♪
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
好みの一枚板をスパッと探せるサイト
実際やってみて分かったんですが、ネットで好みの一枚板を探すのはすっごく大変だったりします。
原因は、そのお店にどんな板がどれくらいあるのか全体像が把握できない事。そして検索機能が弱くて思うように欲しい板を探し出せないことです。
時間をかけてサイトに掲載されている板を全部みたけど、結局好みの板はないじゃん!なんてことになったりします。
そんな状況にちょっとイライラを感じつつも調べ立てて見つけたサイトがこちら。
ATELIER MOKUBA(アトリエ木馬)が出してるサイトです。
どこがいいかっていうと、こんなメニューで一枚板の在庫がスパッと検索できます。
- 価格
- サイズ
- 樹種
- 樹種の色
- 用途(テーブル、カウンター、ベンチ等)
- 在庫している店舗
- 並べ順(安い順、サイズ順、樹種順等)
全体像を見渡せたうえで条件を絞って検索できることが特によくて、樹種だったら80種類以上もあるんですが、リスト表示されていてぱっとすべての樹種が見渡せて、しかもそれぞれの樹種のストック枚数まで分かるんです。
例えば、ウォールナットだったら327枚も在庫があって、クラロウォールナットやイングリッシュウォールナットっている珍しい樹種も数枚取り扱ってるんだなとか、逆にブラックウォールナットはないんだなっていうのがすぐに分かりました。
それから地味に嬉しいのが並べ順機能で、私は「安い順」で並べてお得な一枚板がないかチェックするのに活用しちゃいました。
そうそう、初心者の場合は樹種の名称をきいてもどんな色と模様の木なのか分からないと思いますが、色からも検索できるので、初めての方にも超親切です。
これから一枚板を探そうと思っている方は、是非チェックしてみてくださいね。
[sanko href=”https://stock.mokuba.co.jp/retail/products/search” title=”一枚板を探しやすいサイトはこちら!” site=”ATERIE MOKUBA”]
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