ベランダ菜園の水切れが超怖いまあくんです。長期の休暇や出張でも水切れさせない留守中の水やり方法を考えてみたので紹介します!
- 留守中のベランダ菜園の水切れが心配
- 長期の休暇や外出時の水やり方法を考えている
- 家庭菜園や盆栽を絶対に水切れさせたくない
という方にきっと役に立つと思うので、是非参考にしてくださいね。
留守中のベランダ菜園の水やりはどうする?
ベランダ菜園をやっていて、毎年「どうしようかな?」と迷うのが、長期の留守中の水やり方法です。
特に夏場は野菜も大きく育って水をぐんぐん吸い上げていきますし、プランターや鉢植えなんかで栽培している場合は、毎朝水やりしないとすぐに水切れしちゃうので、外出中もめちゃくちゃ心配だったりします。
お盆休みに家族みんなで3泊4日で旅行するとか、実家に1週間ほど帰省するとか、一人暮らしで2泊出張するなんてときはどうしたらいいんだろうってなっちゃいますよね。
100均の水やりグッズだと心もとない
そんなときにすぐに思いつくのが100均なんかの水やりの手間を減らすために鉢にボトルを突き刺すタイプの水やりグッズ。でも、それだと夏場はせいぜい1日~2日くらいが限界なんです。あっという間にカラッカラに乾いて水切れ確定。。。なんてことになったことがあるのは僕だけじゃないと思います。
ペットボトルの水切れ対策だと2日が限界
もう少し水の容量が大きい方法もあって、水を入れた2にℓのペットボトルを逆さにしてプランターに突き刺しておく方法もありますが、これまた2日くらいが限界。3日目にはすっからかんになって、土が砂漠の様に乾燥してたりします。
もちろん状況によってはもっと長持ちする場合もありますが、どれくらい水が持つのかよく分からないというのが怖いところなんですよね。
・めちゃくちゃ晴れてて暑いし、そろそろ水切れしてないかな~?
・明日の朝までは何とか持つかな~?
・水切れしたらもうすぐ収獲の野菜が台無しになる!
なんて感じでソワソワしながら休みを過ごすことになってしまいます。
ちなみに僕はベランダ菜園のメロンの水切れを恐れるあまり、休暇中の予定を早めて1日早く帰った事とか、出張後に始発の新幹線で帰ってきたこともあったりします(笑)。
夏場のプランターは特に水切れしやすい
というのも、夏場は成長しまくった野菜がぐんぐん水を吸い上げるので、プランターの水が早く亡くなりやすいんです。しかも高温で水が蒸発しやすいのもあって、ちょっとやそっと多目に水をやったくらいでは全然だめなんです。
少しでも油断しようものなら、帰宅時には写真の様に水切れしてる野菜の葉をみて絶叫する羽目になります(笑)。
留守中も水切れさせないベランダ菜園の水やり方法!
というわけで、今回はどんなに暑い日でも、野菜の葉っぱが目いっぱい茂っていても、何日留守をしようとも、絶対に水切れをさせない方法を試してみます!
どんな方法か一言でいうと、ズバリ!水道から直接水やりしちゃえ大作戦です!
安易すぎるような気がしないでもありませんが、この方法なら電源は不要だし、自動給水機の様な水を貯めておくタンクや水の補給作業も不要です。
そして、なによりも大事な、何日外出が続いても水を供給し続けられるという目的を果たせるはずです!
でもって、用意したのはこちらの道具です。いろんな部品があって分かりにくいと思うので、セッティングの流れに合わせて使った道具も紹介していきますね。
最初は水道にホースを接続します。ベランダに水道がついてる場合は蛇口にホースを差し込むだけだと思うんですが、わが家のマンションはバルコニーに水道がついていないので、まずはキッチンからベランダまでホースで水を引き込みます。
ホースはホームセンターなんかでも販売されている安価なごく普通のホースを選びました。
長さはいろんなものがあるので、水道からプランターまでの距離に合わせてセレクトしましょう。僕は余裕をみて10Mにしておきました。
そしてホースをキッチンの水道の蛇口に接続する時に役立ってくれるのがこちらのコネクターです。
ホースをつなぐパーツと、それを蛇口につけるための3種類のパーツがセットになっていて、その名も「台所などの泡沫蛇口にホースをつなぐ」という超分かりやすい道具なんですが、これがあれば「ホースをつなぐのは無理なんじゃない?」と思ってしまいそうなキッチンの泡が出るタイプの蛇口にもホースを接続することができます。
わが家のキッチンの蛇口に合うパーツを組み合わせてねじ込んで・・・
ホースも差し込めば、ばっちり接続することができました。
キッチンからバルコニーまでホースを引っ張っていったら、今度はホースを分岐させるパーツをつけるんですが、そのためにこちらの接続用パーツをつけておきます。
差し込んでねじを回せば取り付けられるはずなんですが、ホースがやや太めで差し込みにくかったので、パーツを完全にばらして中央の白い輪っかをつけてからねじ込んだらうまくいきました。(青いホースの先端に付けている白いパーツをはめるのに苦労しました。太いホース用のコネクターも販売されているので、ホースの太さに合わせてセレクトしましょう。)
あとは水を各プランターへ分岐させるこの左側のパーツをつければいいんですが、おや?
パーツ同士が同じ形をしてるから取り付けられません。。。
むむ~、仕方ないのでホームセンターへ駆け込んでみると、これまためちゃくちゃたくさんの部材があってよく分かりませ~ん!
そんな中、なんとかそれらしい部材を発見!。
2つのホースをつなぐホースニップルという部材なんですが、名前的にも箱に書いてある説明の図的にも間違いなさそうです。これを購入して帰ることに。
そしてはめてみると、パチッという音を立てて気持ちよくはまってくれました。
よし!間違えたりしないで正しい部材を選べたみたいです。
細いホースを分岐させる部材をこうやって差し込むと・・・
パチンと心地よい音を立ててはまってくれました!
なんかすごく気持ちいいな~。
このジョイント部材は白いところをスライドさせると簡単に外すこともできるので、結構便利そうです。
あとはこの黒い部材の分岐部分に細いホースを接続して水を分岐できる様にします。
1か所以外は栓がしてあるので、それを外して、プランターの数だけホースを接続します。
今回は栽培中のメロンのプランター3つへ水を供給しますよ~。
こんな風にホースをプランターに引っ張っていって~。
分岐したホースの先端をプランターに差し込んであげれば、はい準備完了!
部材が足りなかったことを除けば、パーツをねじ込んだりはめたりするだけの作業なので、簡単かつ短時間で作業できちゃいました♪
水道から供給する水の量を調整
いよいよ水の供給です。水道の蛇口を少~しだけ緩めてみると・・・
こんなにいっぱい水が出てきました。ちょっと出すぎですね。このままだとジャブジャブになっちゃいます。。。
と思ったら、水が全然出てこないホースもあります。
同じようにポタポタってくらいの水が出てくれるといいんだけどな~。なんでだろ?
いろいろ試行錯誤してみたところ、どうやら分岐用のホースの先端の高さが大きく影響してることが分かりました。
そうだ!理科の実験でならったパスカルの原理みたいなやつだ!(記憶がおぼろげでごめんなさい。)
栽培しているプランターや栽培容器の高さが違うのでどうしても出てくる水の量が変わっちゃうってわけですね。
そこで、各ホースの先端の高さを調整したり、水が出すぎるホースにクリップをつけて流量を調整したりしてすべてのホースから同じように水がポタポタと滴るくらいに設定してあげました。
ほら、いい感じでしょ。これなら僕が何日外出しても水切れになる事はないはずです♪
さあ、いよいよ今日からお盆休み。実家に帰省したり外出があったりしますが、もう水切れの心配はありません!家庭菜園も長期休暇も水切れを気にせず目いっぱい楽しんじゃいますよ~♪
留守中の水切れ対策のポイント
というわけで、
- 電源不要
- でっかい水のタンク不要
- 長期間の留守でもへっちゃら
- コストも控えめ
- 供給箇所も増やしやすい
とメリットがいっぱいな水切れ対策が出来ちゃいました!
水道出しっぱなし、というのが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際やってみると、出してる水はポタポタと滴るくらいの少量なので、水道代が跳ね上がるようなことはありませんし、元々水やりで使うはずだった水なので問題ありません。
それから、万が一接続部分から漏水したとしても、それは水道のシンクの中やバルコニーの中の話なので、室内を水でぬらす心配も一切ないので、安心のシステムだと思います。
長期間の留守中のベランダ菜園の水切れが心配な方は、水切れ対策のひとつの方法として、一度検討してみてくださいね♪
役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!
水道不要の自動水やり器もあるよ
そこまで長期の留守をするわけじゃないし、プランターの数も多くないから「バケツにためた水をちょっとづつあげるくらいでいいよ」って方はこちらの自動給水システムがおすすめです。
電源不要で決めた時間に決まった量の水を自動であげてくれるので、お値段はそれなりにしますが、チェックしてみてくださいね。
コメント
コメント一覧 (2件)
ゆかさんこんにちは~。
少しでもお役に立てて良かったです。
そして応援ありがとうございます(^^♪
とても勉強になりました!ありがとうございます♪
色々な野菜の栽培、もっと見たいです(*^O^*)
これからも楽しみにしてます(*´∀`)ノ