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メロンがうどん粉病になった時の対策は?農薬を使わない治療法を試してみたよ

ベランダ家庭菜園で水耕栽培でメロンを育ててるまあくんです。毎朝メロンの実の成長を楽しんでたら、ある日突然うどん粉病が発生しちゃいました。ほっとくと葉が枯れてしまう恐ろしい病気なんですが、早期対応のおかげで強い農薬を使わずにしのぐことができたので、今回はメロンのうどん粉病と対応方法についてご紹介!

大切に栽培してるメロンがうどん粉病になっちゃった!

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出張から帰ってきたある日のこと、メロンが水切れしてないかな~なんてベランダにでてみると、
おやっ?なんだか葉っぱに白い粉の様なものがいっぱいついてます。
「汚れかな~」なんて思いながらよく見てみると、なんと『うどん粉病』になってるじゃありませんか~!
去年もメロンがこの病気にかかったので、一目見ただけですぐ気づくことができましたが、ちょっとやばい病気にかかっちゃったみたいです!

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メロンの実が大きくなってもうすぐ収穫かな~なんて思ってたこの大事な時期になんてことだ~!と慌てふためく心を抑えて冷静に(かつ大慌てで)対応方法を考えます。

うどん粉病になるとメロンはどうなるの?

ちなみにうどんこ病というのはウリ科の植物(メロンやキュウリなど)がかかりやすい病気で、何もしないで放っておくと葉っぱの表面に白い粉の様なものがどんどん広がっていくんです。でもって、この白い粉の様なものが付いた葉っぱは光合成をうまくすることができなくなり、どんどん枯れていって、ついには株を丸ごと枯らしてしまうという超恐ろしい病気です。
白い粉みたいなものはカビの一種で、胞子がどこからともなく飛んできて広がってくそうなので、どこで栽培してても結構かかっちゃう病気みたいなんです。

私の適当な知識だけではわかりにくいかもしれないので、ちょっと詳しい解説を載せておきますね。

うどん粉病とは

5~6月、9~10月ごろの空気が乾燥した時期に発生しやすい病気。白いカビが葉の表面に繁殖することで起こる病気で、それがうどん粉の様に見えることから「うどん粉病」と呼ばれている。葉の白くなった部分は光合成をおこないにくくなり、放置すると葉が枯れてしまう。うどん粉病原因となるカビは土壌や落ち葉に生息していて、風邪などに飛ばされて繁殖するので、完全に防ぐことが難しく、広がりやすい病気。メロンだけでなく、キュウリやイチゴ、トマトやナスなど、幅広い野菜に広がる病気で、窒素分の多い肥料を与えていると発生しやすいといわれている。
自然治癒する場合もあるが、一般的な治療法としては軽度であれば重曹や木酢液を散布する方法、重度の場合は農薬散布が挙げられる。

数日前からメロンの葉が白くなっていた

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ちなみに、出張前から兆候はあったんです。葉の表面がちょっぴり白っぽくなってる葉があったので、ひょっとして例のうどん粉病かな~なんて思って念のため葉をちぎっておいたんですが、ほかにもうどん粉病にかかっていたのか、胞子が残ってたんでしょうね。あの時もっとちゃんと対応しとけばよかったな~

うどん粉病に効く薬カダンセーフ

うどん粉病とわかればとにかくすぐに対応することが重要です。ネットなどでいろいろ情報もあつめつつ、自分の経験の踏まえて、人畜無害のうどん粉病に効く特効薬、「カダンセーフ」を購入してきてスプレーすることに。

結構白い粉が広範囲に広がってたので、家庭療法的な木酢液や重曹では治らないと判断したからなんですが、普通なら農薬は使いたくありませんよね。

私も家庭菜園でせっかく手をかけて野菜をつくるなら、無農薬がいいなって思ってベランダ水耕栽培では基本的に農薬は使ってないんですが、このカダンセーフは、一般的ないわゆる農薬ではありません。

食品原料生まれのお薬で、科学的な殺虫・殺菌成分を使ってない優れものなんです。食品成分由来の膜が虫や病原菌を包んでやっつけてくれるそうなんですが有効成分はヤシ油とでんぷんからできてるので人にも植物にも優しくてとっても安心なんです。1ℓで1000円程度で販売されているのでホームセンターで購入してきました。

カダンセーフをメロンの葉にくスプレー

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うどん粉病で白く粉が吹いている様になった葉の表面だけでなく、葉の裏側にもまんべんなくスプレーしていきます。

このとき、普通のスプレーなら霧がいきわたるように上の方からふわっとスプレーするところですが、うどんこ病の場合、薬が白い粉に見えてる菌にきちんとかからないと効かないそうなので、葉の白くなった部分がびしょびしょになるまでたっぷりとスプレーしました。

※写真は撮影様にポーズをしてるところなので上からふんわりスプレーしてるみたいに見えますが、実際は葉から5センチくらいのところからスプレーしたんですよ。

翌日メロンの葉っぱを確認してみると

そして待つこと一晩、翌日の朝に葉っぱを確認してみると・・・

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おお~っ!
白い粉が吹いたようになってた葉っぱが元の状態に戻ってきてます。まだ若干白い部分も残ってますが、大部分は撃退できたみたい。これは効き目が大きそうです。

白い粉みたいなのが残っているところはスプレーが十分にかかってなかったところなので、数日様子をみて、白い粉が消えてない部分には再度たっぷりとカダンセーフをスプレーします。

手遅れの葉っぱは取り除く

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かなり効果の高いカダンセーフですが、葉の全面が白い粉に覆われて、葉が黄色く枯れ始めていたものにはあまり効き目がありませんでした。

いわゆる「手遅れ」だったんでしょうね。仕方ないので、枯れかけているものや葉の全面が真っ白で、スプレーしても治りそうにないと思われるものは葉っぱごとちぎって取り除いておきました。

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ちなみにこのうどん粉病で枯れちゃった葉を放置しておくと、さらに病気が広がる原因になるそうなので、きちんと綺麗に掃除してあげるのがいいみたいです。

強い農薬を使わないでうどん粉病を乗り切れた!

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カダンセーフをスプレーすること2回、手遅れと思われる葉っぱの撤去をこまめに行った結果、うどんこ病にかかったメロンを無事に救うことができました~!

黄色くなってた葉は薬を散布してもたいてい枯れてしまいましたが、まだ緑色だった葉は、かなり広い範囲が白くなっていても、きちんと復活してくれたようです。

いろんな野菜がかかってしまいやすい上に、放っておくとあっという間に広がって植物丸ごと枯らしてしまう恐ろしい病気ですが、早期対応できちんと治すことができるので、家庭菜園で葉の表面が白くなってきたなって思ったら、この記事を参考にして的確な対応をすることで大事な野菜たちを守ってあげてくださいね♪

うどん粉病になってしまった時の対応ポイント

最後にうどん粉病にかかってしまった時の対応ポイントをまとめておきます。

  1. 早期発見・早期対応が効果的
  2. 薬剤散布は葉の表面の白い部分が濡れるまでしっかりと
  3. 症状がひどいものは葉っぱごと取り除く(枯葉を残さない)

どれも大切ですが、意外と失敗しやすいのが2の濡れるまでしっかりとスプレーすることです。

私も最初は知らなくて全体的にふんわりスプレーしてたのですが、それでは効き目が半減してしまいます。

カダンセーフはもともと大容量タイプで販売されているので、ケチったりしないで葉の表面のうどん粉みたいな白い部分が濡れて透明に見える様になるまでしっかりとスプレーしましょう。

ちなみに私は必至にスプレーしすぎて手がびしょびしょになっちゃいましたが、逆にそれくらいスプレーしたのがよかったみたいです(笑)。

役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!

カダンセーフは通販でも購入できるよ

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人にも植物にも優しい食品成分生まれのカダンセーフはホームセンターなどで購入できますし、通販でも購入することができます。様々なサイズのものが販売されていますが、うどん粉病に対応する場合は2回くらいスプレーする必要があることと、葉っぱの1枚1枚が濡れるくらいたっぷりと散布してあげるのが効果的に治療するポイントなので、購入するなら1000㎜ℓくらい(1000円程度)のものがオススメです。

それから、うどん粉病が発生する時期はみんなこの薬を買い求めるので、あちこちのホームセンターにいっても売り切れだったってことがよくあります。

あらかじめ購入しておくか、通販で買った方が時間の節約になりますよ♪

参考にリンクを張っておきますね。

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