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ベランダでスイカの水耕栽培にチャレンジしてみた!

夏に向けてでっかいスイカを育てようとしてるまあくんです。赤くてシャリシャリして甘~いスイカをベランダで育てられたら、楽しい夏になるに違いない!というわけで、今回はマンションのベランダでスイカの水耕栽培にチャレンジしてみました~!

スイカをベランダ家庭菜園で育ててみよう!

いよいよ暑い夏がやってきそうですね。夏といえばそう!スイカです。
赤くてシャリシャリしてて甘~いスイカを軒下で食べてる様子を想像してたら、急に自分でスイカを育てたくなっちゃいました(笑)。
ベランダ水耕栽培でメロンを育てたこともあるし、スイカもいけるかも!
なんて軽いノリではありますが、今回はでっかくて甘いスイカを目指してベランダ家庭菜園で育ててみたいと思います。

甘くておいしいスイカができる種

でもって用意したスイカの種がこちら!
数あるスイカの品種のなかでも「甘くて」「栽培が簡単で」「でっかい」スイカが収穫できるという素敵な品種『紅まくら』というスイカの種です。
いや~、こんなに私の望む事をすべて満たしてくれる種が見つかるなんて超ラッキーです。
それにしても紅まくらという名前はスイカが真ん丸じゃなくてちょっぴり面長になるからなんでしょうね。
たぶん、きっとそうだと思います(笑)。

水耕栽培でスイカを育てるよ

育てる方法は土を使わない水耕栽培(正確にはヤシ殻繊維耕栽培)で育てます。
写真で栽培トレーの中に薄く敷いてある土の様に見えてるのが、ヤシの繊維を使った培地で、その下には水の層(培養液)があるんですよ。

私がいつもやってる水耕栽培の種まきの方法は毎回紹介してるので省略しますが、詳しく知りたい方はこちらをご覧くださいね。
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スイカの種まき後の様子

そして4月18日に種まきをしてから数日後。毎朝起きるとすぐにベランダにでてスイカの種が発芽してないかチェックします。

が、

一向に発芽する気配がありません。。。

あれれ?

メロンの時はもうとっくに発芽してたとおもうんだけど、おかしいな~?
お~い、ちゃんと生きてる~?
なんて呼びかけつつも発芽を信じて待ちます。

スイカの種がようやく発芽!

でもって種まきから13日も経った5月1日の朝。
スイカの種が発芽してました~♪

丸くってプックリしたスイカの芽は黒々としたヤシ繊維の培地からスッと伸びてて、活力のある緑が輝いて見えるのは私だけでしょうか?
みてたら嬉しくなってきてツンツンしたくなってきました(笑)。

そして次の日には双葉が開きだし、4日後の5月5日にはこんな立派な双葉を広げた状態に。
外のレタスなんかの葉物野菜と比べると発芽が遅くて心配しましたが、茎も太くて立派ですし、葉も分厚くて逞しく育ってくれてるみたいですね。

ところでバッチリ発芽してくれたスイカの種ですが、よく考えたら8粒蒔いて発芽したのが2粒だけ。。。
発芽率が低すぎです(笑)。
たまたまかもしれませんが、多めに種まきして間引くくらいがよさそうですね。

着実に成長していくスイカ

成長具合が気になって水耕栽培のトレーを持ち上げてみると、培養液の方に向かってこんなに根が伸びてました。
根が成長する=茎や葉も大きく成長して立派なスイカが収穫できるってことなので、順調に育ってる証拠ですね。

発芽から10日後になると、本葉もでてきましたよ。

スイカと共に成長しているものが・・・

発芽から2週間後の5月14日。ちょっと本葉の部分が伸びてきてスイカらしくなってきました。
で、スイカに負けず劣らず成長っていうか繁殖してるのが培地を緑色に染めてる藻。
直射日光が当たるのと、やや培養液多めで育ててたこともあり、一面が緑になるくらい繁殖しちゃいました(笑)。

特に野菜の栽培に害はありませんが、見た目がいまいちでちょっと恥ずかしいので、次回は日光に当たらない様にシートを敷いて直射日光を防ぐとか、培地の表面を乾かし目に管理するとか工夫してみたいと思います。

スイカらしいツタがのびて成長してきたよ

そして発芽からちょうど1か月経った5月31日。こんな風にスイカっぽいツタが伸びた状態に成長しました~。
それにしても今年は天候にも恵まれて晴れた日が多かったんですが、ちょっと成長が遅いような気もします。
なんとな~く葉っぱが黄色っぽいような気もするし、スイカってこんなものなのかな~?

スイカのお手入れ中に事件発生!

天気のいい6月6日の朝、いつもの様にスイカにお水をあげてから成長具合を確認してたら、やっぱり葉が黄色っぽくなってる気がします。

おやっ?なんかおかしいぞ。
と思いながら葉や茎の様子を確認しようとしたら、なんと茎に手が引っかかって葉っぱを1本折っちゃいました!

し、しまった~!
ごめんよ~。
慌てて元に戻そうとしてみましたが、折れたものは戻りません。ちょっと反省をしつつ葉っぱを撤去するかどうか迷ってると・・・

スイカの葉の裏にハダニ発生!!!

ぎゃ~!!!!
折れた葉の裏になんかちっちゃい粒々がついてる~!!

ビックリしていったん手を放しちゃったんですが、恐る恐るそ~っと葉を裏返してもう一回みてみると、写真みたいになちっちゃ~い虫がいっぱいついてました!

大慌てでネットで調べてみると、どうやらハダニに襲われてるみたい。
最近葉が黄色っぽくなってきたのはこれが原因か!

納得&びっくりしつつも原因をしらべてみたら、ハダニは高温で乾燥した状況が好きらしく、最近雨が降らなくて天候に恵まれてたことや風通しがいいベランダで乾燥する状態が続くというハダニがウハウハな状況になってたみたいですね。

むむ~、今までハダニなんて発生したことないし、水耕栽培ではそういう虫や病気が起こりにくいんですが、今回は隣で育ててたイチゴにも原因があったみたい。
イチゴは水耕栽培じゃなくて普通の土をいれたプランタ―で育ててたので、ハダニがそこに生息してたみたいですね。
今回の教訓を踏まえて来年くらいには全部水耕栽培に切り替えよっと。

スイカのハダニ駆除作戦開始!

原因がわかったのでハダニの駆除開始です!
用意したのは野菜や花を虫や病気から守ってくれるカダンセーフという薬。なんと食品成分からつくられてて化学殺虫成分ゼロなので、無害でとっても安全なんですよ。しかもいろんな虫や病気に使えるので、ベランダ水耕栽培で虫や病気に襲われたときはこれをよく使ってるんです。

カダンセーフをスイカの株全体にスプレーします。葉の表や裏はもちろん、茎や培地の表面にもスプレー。
薬の成分が効くのはもちろん、ハダニは水分が苦手なので、これでもかというくらいかけてやりました(笑)。
余談ですが、カダンセーフのスプレーがいつのまにやらボトルを逆さにしても出る様になってました。葉の裏にスプレーするときにとっても便利ですね。

2日間連続でカダンセーフをスプレー

葉の裏面全体にハダニがいっぱいいた事と、葉が結構黄色くなってたので、翌朝にもスプレーしときました。
滴るぐらいいっぱいスプレーしたし、雨も降ってきてハダニが嫌がる状況になってるので、これで駆逐できるはず。
早く元気になってほしいな~。

ハダニの被害はすさまじかった

薬も散布したし雨も降ってるし「ハダニもこれでイチコロだな」なんて思いつつ見守ること数日。
もう葉の裏にハダニは見つかりませんし、苗もちょっとずつ成長もしてるみたいなんですが、すごくゆっくりだしひょろひょろで、葉も黄色いまま回復する様子がありません。

げげっ!て、手遅れだったんでしょうか?
手は尽くしたのであとはスイカくんの回復力に期待するしかありません。
何もしてあげられない状況に「もどかしいな~」と思いつつもさらに見守ります。

残念無念 スイカの栽培大失敗です!

ハダニ発見から2週間たった6月20日。やっぱりスイカは回復の兆しが見られず、葉は黄色いまま。
そしてほとんど成長してません。

新しい葉や新芽が付き始めていたりもしますが、ここ1週間ほとんど茎が伸びていない事や、この時期にこの成長具合ではスイカの収穫は不可能。。。

ふにゅ~。どうしよう。。。

かなり迷いましたが、長期間病気や虫被害の野菜を放置しておくとほかの野菜にも被害を広げてしまう可能性があるので、ほんとに残念ではありますが、スイカの栽培を断念することにしました(涙)。

でっかくて甘いスイカを夢見て

というわけで大失敗しちゃったスイカの水耕栽培。

スイカのネームプレートをつけた栽培トレーを片づけながら振り返ってみると、栽培の知識も足りなかったしお手入れも行き届いてなかったんだなって感じて、なんだかスイカくんに申し訳なくなってきました。
スイカくんほんとにごめんなさい。

ベランダで甘くてでっかいスイカを育ててみたい!って思って試してみたスイカの水耕栽培ですが、来年はもっといっぱい勉強して、お手入れももっともっと丁寧にして再チャレンジしたいと思います。

あっ!ちょっと湿っぽくなっちゃいましたが、水耕栽培でチャレンジ中のほかの野菜は元気いっぱいに育ってくれてるので、順次紹介していきたいと思います。そっちの記事もお楽しみに~♪

役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!

いろんな野菜を襲ってくるハダニに注意しよう

今回とんでもない被害に拡大しちゃったハダニですが、意外と襲われる野菜は多岐にわたるらしく、今回やられたスイカをはじめ、キュウリやメロン、トマトに葉物野菜と様々な野菜で発生する場合があるそうです。

特に高温と感想を好むそうですので、葉にスプレーをして湿度を上げるとかたまにはシャワーで水をかけるのが有効です。
それから葉の裏をみればすぐに見つかる事や葉の表の変色や粒々で判断できること、水が嫌いなので水で流したり専用の薬で駆除するなど、早期発見さえできれば対策は比較的簡単なので、しっかりチェックしておうちの野菜をハダニから守りましょうね♪

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