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からし菜「コーラルリーフフェザー」を水耕栽培で種から育ててみた!

機能性野菜の水耕栽培にチャレンジ中のまあくんです。アントシアニンがたくさん含まれてるからし菜「コーラルリーフフェザー」が早くも収穫できたので、今回は種まきから収穫までの様子や育てるときのポイントをご紹介!

栄養いっぱいの機能性野菜を育ててみます!

今年は栄養いっぱいの機能性野菜を育ててみよう!ということでチャレンジしてるまあくんですが、早くも成長が早い野菜は収穫ができたので早速ご紹介していきたいと思います。

でもって機能性野菜の水耕栽培紹介記事トップバッターは『からし菜 コーラルリーフフェザー』です!

あんまり聞いたことがないかもしれませんが、名前の通りからしの様なピリリとした辛みがある野菜で、ブルーベリーアイのCMでおなじみのアントシアニンをいっぱい含んでて、目にいいそうなんです。
しかもその量は普通の水菜と比べて10倍以上!
パソコンやスマホが必須で、視力低下や目の疲れが多い現代人には嬉しい野菜ですよね。

からし菜とは?

からし菜ってスーパーや八百屋さんでもあんまり見かけない珍しい野菜だと思うので、どんな野菜なのか紹介しときますね。

からし菜とは
からし菜は、白菜や青梗菜と分類が同じアブラナ科の葉物野菜です。
おでんなどに添えられるいわゆる「からし」はからし菜の種からつくられますが、種だけでなく葉や茎もからしと同じ様な香りや辛さがあることから、からし菜とよばれ、お漬物やお浸しにして食べられています。つまり、おでんにつけるからしの原料にな実をとることができる植物の葉や茎の部分をからし菜とよんでるってことですね。
からし菜の中にはさらに「サラダからし菜」といって味や葉の形が違ったりするものもあります。

アントシアニンいっぱいの「コーラルリーフフェザー」の種

解説はこれくらいにして、今回種まきしたからし菜の種がこちら!
コーラルリーフフェザーという品種のからし菜です。
確かに見た目がサンゴの枝みたいですが、目にいいと言われるアントシアニンがなんと水菜の5倍も含まれてるスーパー野菜なんだそうです。こりゃ収穫が楽しみですね~。
ちなみにタキイのタネで購入したもので、2260粒も入って346円(税込)です。

種蒔きは土を使わないスポンジタイプで試してみました。


スポンジタイプの種まきの準備の様子は別の記事で詳しく紹介してるのでここでは省きますね。
[clink url=”https://xn--l8j0a5jld.com/how-to-cultivate-baby-leaf/”]

発芽したからし菜の種

種蒔きから4日目。可愛い葉っぱが発芽しました!
発芽というよりすぐ双葉が開いたって感じですね。とってもちっちゃいですが、すでに葉っぱの部分に赤紫っぽい色がついてきてるみたいです。

からしなの双葉が真っ黒に!?

種の発芽を喜んだ翌朝。なんと双葉が真っ黒になってました!

へっ???

この子達なんで黒くなっちゃってるの?

一瞬一夜にして枯れてしまったのかとびっくりしましたが、イカスミみたいに黒くなってはいてもしっかり元気に育ってるみたいです。
いや~。ほんとにびっくりしたな~。

からし菜の葉の形がすごいことに

黒い葉っぱにも慣れてきてかわいいな~なんて思ってたら、からし菜の成長に朝起きたらビックリな毎日はさらに続きます。

言葉で説明するより見てもらった方が早いとおもうのでまずは写真をご覧ください。

種まきから25日目。

種蒔きから30日目。

ね、なんかすごいことになってるでしょ。
双葉の次にでてくるものといえば本葉ですが、その本葉が葉っぱって感じじゃなくて、にょきにょきとトナカイの角っていうか、魔物の触手みたいな感じで伸びてくるんです。
しかも色が色なだけに、気持ち悪さも手伝ってえらいことに(笑)。

もう何年も水耕栽培でいろんな野菜を育ててきましたが、なんだかいけないものを育ててる様な気分になった野菜は初めてです。

コーラルリーフフェザーらしくなってきた

種蒔きから40日目。
大丈夫かな?という気持ちを持ちつつも育てていたら、そのうちコーラルリーフフェザーらしい形になってきました。
あれ?あんなに不気味だったのになんか普通になってきたぞ?
ひょっとして醜いアヒルの子みたいに大きくなったら美しくなるのかも?

なんて思いつつさらに育てます。

ちなみに今回からし菜と大葉を一緒の容器で育ててて、料理の味にアクセントを加えてくれる薬味を必要な時に必要なだけ収穫して使える素敵なプランターにしようとしてます。名付けて「薬味プランター」です(笑)。

コーラルリーフフェザーが収穫できそう

そして種まきから48日目。
こんなに立派な紫色のからし菜に成長してくれました~。
紫色が濃いってことはアントシアニンがいっぱい含まれてるってことです♪
ここまでやったことはというと、液体肥料を使った培養液を毎日上げただけ。これでアントシアニンをいっぱいつくってくれるってすごいことですよね。
からし菜すご~い!

からし菜コーラルリーフフェザーを収穫♪

ワクワクしながら収穫したコーラルリーフフェザーはこんな感じです。
茎の部分は綺麗な若緑色で、葉っぱの部分が紫色。葉の表側は正に紫色なんですが、裏側は紫と緑が混ざった色に見えますね。

からし菜「コーラルリーフフェザー」の味は?

からし菜はいままで一度も食べたことがなかったので、まずはそのままサラダに混ぜていただいてみると・・・

から~い!

当たり前じゃん!って思うかもしれませんが、からし菜って名前ではあるけど「こんなに辛いの?」っていうくらいからいんですよ。
おでんとかにつけるからしとわさびが混ざった様な辛さがピリリどころかビリリとするくらいのからさです。
こりゃ目がよくなるどころか、目が覚めそうな辛さです(笑)。

調べてみると、サラダからし菜という品種はそのまま生で食べられるくらいの辛さみたいですが、そうでないからし菜は結構辛いのでお浸しとか炒め物とか、火を通して食べるメニューが多いみたい。

水耕栽培で育てた野菜は土を使って育てた場合に比べて葉がやわらかくて野菜臭さや苦みが少ない味の場合が多いんですが、我が家のからし菜はしっかり辛い硬派なからし菜に育ったみたいですね。

というわけで、からし菜はメイン野菜にするのではなく、写真の様にいろんな野菜サラダの上に薬味として少しのっけて食べることにしました。やっぱり当初の目的通り薬味として使うのが一番ってことですね。
オススメは胡麻ドレッシングをかける事。わさび入りドレッシングみたいな感じになっておいしかったですよ。

ところでこのからし菜。スポンジ水耕栽培で育てた場合の状況を紹介してきましたが、私がいつもやってるヤシの繊維を使った水耕栽培でも育てることができます。しかも、スポンジ水耕栽培よりも元気に育って大きくなったのでそちらの様子も簡単に説明しておきますね。

ヤシの繊維の水耕栽培でからし菜を育ててみた!

種蒔きから9日後。こんなに立派な双葉が発芽しました。
スポンジ水耕栽培の時と違って葉っぱが大きいし色も黒じゃなくて紫色をしてますね。

早くも根がこんなに伸びてる!

しかも種蒔きから11日でこんなに根が伸びてます!根が伸びるイコール大きく育つので、これは期待できそうです。

すごいスピードで成長するからし菜

種蒔きから19日目。こんなにもモリモリと育ってきました。あまりにも早い成長に、魔族の触手みたいなシーンは見かけることもなくすぎさりました(笑)。

1か月も経ってないけど収穫できちゃうよ

種蒔きから26日目。はやくも収穫できるサイズに成長しました~。
いや~、ほんとにすごい成長スピードですね。しかもこんなに密集した状態で育てたにも関わらず、どの株もとっても元気に育ってくれました。病気も虫もなかったし、とっても簡単に育てることができました。

からし菜を上手に育てるコツ

というわけで水耕栽培で育ててみたからし菜「コーラルリーフフェザー」ですが、私がいつも紹介しているヤシの繊維を培地に使う水耕栽培の方法であれば、水(培養液)を毎日あげれば、すごい速さで収穫できるくらいまで成長してくれます。
間引きも不要でお日様の光さえあればガンガン育ってくれるので、とっても簡単ですね。

ただ、成長が早いので花がつくのも早くて、そうなると葉を収穫して食べられなくなることや、そもそも大量に収穫してメインとして食べるというより、薬味や彩として使うのに向いてる野菜だと思うので、小さめの容器でコンパクトに育てるとか、プランタ―の端で少し育てるのがオススメです。
それから時差式で1週間ずつずらして種まきをすれば、長い間収穫を楽しめると思いますよ♪

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