新しいことにチャレンジしすぎてブログがおいついてないまあくんです。それでもやめられないベランダ菜園の水耕栽培。秋は野菜がすっごく綺麗に育つので楽しいんです♪
今回は水耕栽培キットMASUCO(マスコ)で秋冬のトマトや水菜の栽培チャレンジの様子をご紹介!
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水耕栽培キットMASUCO(マスコ)で秋冬も綺麗な野菜を育てます♪
こちらは水耕栽培専用キットの「マスコ」です。夏は食べきれないくらいたくさんのトマト(数百個レベル)が収穫できた素晴らしいキットなんですが、秋もこれをつかって野菜を育ててみます。
そうそう、マスコはトマトの様な大物野菜を育てるプレートだけでなく、小さめの葉物野菜なんかを同時に5株育てるプレートもついてるので、今回は写真の様な5つの穴があいてるプレートを使って数種類の野菜を同時に育ててみます!
水耕栽培キットマスコのセッティング
夏の栽培が終わって綺麗に洗っておいた水耕栽培キット。
蓋をあけてみると、なぜかこんなに白い汚れがついてました~。
てへっ、洗い方がちょっと甘かったみたいです(笑)。
容器が乾いて残っていた水耕栽培用の培養液(液肥)の成分が出てきただけなので、汚いってわけじゃないですよ。
種まきの時は常時スポンジが水につかった状態にする為に水位設定の目盛りは①にして、水が一番多く貯められる状態にします。
ペットボトルで上の貯水槽としたの貯水槽に水耕栽培専用の培養液を注いで水中ポンプのプラグをコンセントにさすと・・・
培養液が循環し始めました~。水がキラキラと揺らめいて綺麗ですね♪
いつもブログを読んでくださってる方はもう常識になってるかもしれませんが、培養液というのは水耕栽培専用の液体肥料を薄めたもので、イエナのキットを購入した場合はこんなボトルが添付されてますし、中身は【ハイポニカ液肥】という名前の商品なので、アマゾンや楽天で簡単に購入することができるものを使います。
培養液を満たした状態で上から栽培用プレートを載せると、こんな風に栽培スポンジを詰める穴にちょっぴり水がかかるような状態になりました。
これでスポンジをはめると培養液が供給されるというわけですね。
秋冬に育てる野菜の種はトマトや水菜、芽キャベツ
種をまくところが5か所あったので、今回は欲張って5種類の野菜を同時に育ててみます。
まずメインは季節外れではありますが、中央のプチトマトを育てます。
ふふふっ!真冬にトマト。収穫できれば超お値段が高い冬のトマトを自宅でとり放題。
めちゃくちゃテンションが上がります♪
そして秋冬定番のミズナ。しかも茎が紫色をしてておしゃれな見栄えの上に、シャキシャキしておいしい紅法師ちう品種をセレクトしました。
あとはちょっと変わり種として、コロコロとしたちっこいキャベツが鈴なりになるメキャベツと、昨年育てたときに余った種を使いたかったので、イタリアンパセリと、「謎の種」を植えます。
「謎の種」っていうのは写真の上側に移ってるものなんですが、みんなをじらしたくていってるんじゃなくて、ほんとに何の種かわからなくなっちゃった種です(笑)。
一体何の野菜なんでしょうね~。できてからのお楽しみです。
冬にトマトは育つの?
ところで、気になって仕方がない方もいらっしゃると思うので確認しておきますが、トマトは普通春に種まきをして夏に収穫するものです。今回使った千果というトマトも種のパッケージをみてみると、こんな風に春に種まきしてねって表が記載されています。
でも、秋冬でも意外とトマトは育つ気がするんです。
なんでかっていうと、昨年マイクロトマトという超ちっちゃいトマトを育ててみたら、予想外に普通に育って収穫できたので、「プチトマトでもいけるんじゃない?」という安易な予想でチャレンジしてみます♪
専用スポンジに種を蒔く
それでは種まきいってみましょ~!
さっきの栽培用の穴にスポンジをはめます。
このスポンジキューブには写真の様に切込みがはいってて隙間があるので、そこに種を挟み込むように蒔きます。
種を隙間に押し込む・・・
あっ!スポンジが穴から下に落ちちゃう!!!
ま、まずい!
慌ててつまんで引っ張りだします。
種を隙間に入れるときに指で上から押さえるとスポンジごと穴から下へ転落してしまうので注意しましょう(笑)。
種を蒔いたら感想を防ぐために上からサランラップをしてあげて、日当たりの良い場所に置いておきます。
ちなみに種まきをしたのは9月7日。残暑が厳しくてまだまだ暑い日が続いてるのできっとすぐに発芽してくれるはずです。
猛暑で全然発芽しない種たち
ところがどっこい。種まきから1週間たっても全然発芽する気配がありません。
直射日光でスポンジが黄色くなっていく様子にちょっとおかしいなと思ってツンツンと触ってみると・・・
あつっ!
スポンジに含まれた水がお湯みたいになってます!!!
こ、これじゃ種が茹でられちゃうよ!
残暑の中の種まきは遮光が大事
地球が壊れかけてるのか、びっくりするほどの温度になってたので、慌てて段ボールで日よけを被せてみました。
段ボールは意外と断熱効果が高いらしく、日陰は温度が上がらないですむので、これなら大丈夫のはずです。
種もすでに茹でられている可能性がたかいので、改めて蒔きなおしておきました。
秋栽培野菜の発芽と間引き
すると、そこから7週間後の9月21日。ようやく発芽してくれました~!
発芽っていうか段ボールを開けたらすでにかわいい双葉を広げてました(笑)。
トマトもすっごくか弱い感じではありますが、発芽して茎をのばし始めたみたいです。
ここからは段ボールの被せ物はなしで育てていきます。
野菜の種は寒くてもダメなのはもちろん、暑すぎても発芽しないんですね。ちょっと勉強になりました。
っていうか、9月は水耕栽培のスポンジがお湯みたいに熱くなるとは気づかなかったのでびっくりです!
発芽から3日後の9月24日。早くも本葉が広がりだしたので、早めに間引きをしておきます。
苗の間も暑さに注意!
種まきから27日後の9月30日。発芽した双葉は本葉を広げ、それぞれの野菜の特徴をあらわした形に成長してきました~。
まずはプチトマト。すっと伸びた赤紫の茎に本葉が何枚か広がり始めました。まだまだ子供ですが、元気に育ってくれそうです。
そしてこちらは芽キャベツ。すでにキャベツらしい濃い緑色の暑くて丈夫な葉が何枚も広がってきています。まだまだ小さくでかわいいな~♪
続いて秋栽培にぴったりのミズナちゃん。
って、ぎゃ~、くったりしてる~っ!!!
だ、大丈夫か~!?
例によって直射日光でスポンジがすごい暑さになってたので、こうやって分厚い木の板で遮光してあげました。
ちょっと油断するとこんなことになるのが9月の残暑。気を引き締めて見守らねば!
と一人漫才をしつつも、週に1度くらい培養液を継ぎ足してあげながら見守ると、ゆっくりではありますが、少しずつ野菜は成長してくれました。
と、ここまで何事もなく野菜が育ってるように紹介してますが、
実は全然発芽しなかったイタリアンパセリと謎の種。
スポンジには緑色の藻が茂りすぎて黒くなってしまってます。
やけっぱちで上からいっぱい種をまいてみたりもしましたが全然発芽する気配もない上に、汚くてみていられなくなったので、撤去することにしました。
それにしても謎の種は一体何の野菜だったんでしょうね。謎のままになりました。
水耕栽培キットは根が元気に育ちやすい
10月14日。マジで恐ろしいくらいの暑さというか、全然秋を感じない温かい日が続く中、野菜は少しづつ元気に成長し・・・
元気に成長・・・
なんかトマトがすごい曲がってませんか?
トマトなどの大株を育てるときは違うプレートで根をしっかり固定できるようになってるんですが、今回は背の低い葉物野菜を育てるプレートと小さいスポンジで育ててるのでトマトの株の固定が若干甘いようですね(笑)。
ちょっと不安になったので根の育ち具合を確認してみると、こんなに白くて綺麗な根が大きく広がり始めてました。
はっ、水菜のスポンジが外れて落ちこんできてる!
慌ててもとに戻しておきました(笑)。
トマトや芽キャベツはすごく大きく根がはってますが、水菜はまだそんなに根が伸びてないみたいですね。
秋は天気がいいので元気に野菜が育つ
その後は天候に恵まれて野菜はほんとにすくすくと育ってくれました。
そして10月19日。朝ベランダにでて野菜の様子をみてみると、こんなに綺麗な色に輝いてました♪
は~、野菜の葉を透過するフレッシュな緑色の光がとっても綺麗ですね。私はこの様子を見るのが本当に大好きです♪
野菜の成長に合わせて、上ものの葉や茎が大きく重くなるので、スポンジだけでは野菜の株を支えきれずに傾いてきたり、
上に抜けてきてるものもあります。
そろそろ支えが必要ですね。
支柱を立てて野菜をさらに大きく育てる
こんな時も水耕栽培キットMASUCO(マスコ)だったらすっごく楽です。
支柱を立てるための穴に写真の様に100円均一ショップで購入した支柱をたてて、それぞれを接続する白いわっかをこていすれば、行燈仕立てにすることができます。
ぐにっと曲がってたトマトもこのわっかの中に入れてもたれ掛けさせるといい感じのまっすぐな姿になりました。
というわけで残暑の暑さで発芽に苦労した秋野菜の栽培ですが、直射日光による暑ささえしのげばその後は順調に成長してくれることがわかりました。
水耕栽培キットを使っているので、水やりも週に1度くらいでいいですし、今のところ間引きと支柱建てをしたくらいで、作業も楽々。
このまま12月くらいの真冬のトマト収穫を目指しつつ、水菜や芽キャベツの栽培も楽しんでいきたいと思います。
それにしても秋に野菜を栽培するのってホントに気持ちがいいですね。皆さんも是非試してみてくださいね♪
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