ルバーブを種から育てる!超簡単な栽培方法で収穫できちゃったよ!

新芽もどんどん出てくる

最近までルバーブを知らなかったまあくんです。甘酸っぱくておいしいルバーブの種が販売されていると知って早速育ててみたら、初めてとは思えないくらいうまく育ってばっちり収穫できたので、新年最初の記事としてご紹介!

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ルバーブとは

食べられるルバーブの茎

みなさんルバーブって知ってますか?

私は数年前までルバーブという名前の野菜があるとは知らなかったんですが、ダノンビオというヨーグルトでルバーブを知りました。

そのときはピーチやいちじくなんかの横に置いてある「ルバーブ」という文字にフルーツか何かかと思って食べてみたんですが、これが甘酸っぱくておいしいんです。

甘いだけでなくて、酸っぱいだけでなくて、イチゴの甘酸っぱさとはまた別の奥深いおいしさが気に入って毎朝食べてたんです。

ところが食べてはみたものの、結局野菜なのかフルーツなのか全く見当がつきません。

そこで調べてみたらわかったのがこちらです。

ルバーブを分かりやすく解説!

ルバーブは日本ではショクヨウダイオウ(食用大黄)と呼ばれる多年草の野菜です。

「ダイオウ」っていわれても全然何のことか分かりませんよね。

大黄は古くから漢方薬や生薬として胃の薬として使われてきた植物だそうです。

ルバーブはイメージ的にはフキと似た姿をしていて、赤い茎が特徴です。

その茎を煮込んでジャムにすることが多いんですが、実はフルーツではなくて野菜なんですよ。

野菜なのに煮込むとフルーツの様な甘酸っぱさとルバーブ独自のうまみがある不思議な植物です。

ヨーロッパでは普段から食べられていますが、日本では馴染みがなくほとんど知らないのではないでしょうか。

シベリア原産なので、寒い地域が栽培に向いているらしく、日本では北海道や長野県で栽培されているそうです。

そうそう、ルバーブには、様々なビタミンやミネラル、食物繊維がたっぷりふくまれているので美容でも注目されてるんですって。

私はとにかく「おいしい!」と思って気に入ってたんですが、ビタミンミネラルが豊富で美容にいいときいたらより一層たくさん食べたくなっちゃいました(笑)。

ルバーブの種

ルバーブの種

そんな時に見つけたのがこちら!

ルバーブの種です。

 

ルバーブ自体があまり日本で見かけることがないのに、種なんか手に入るわけがないと思ってたんですが、普通に販売されてました(笑)。

ふふふっ、これでいつでもルバーブ食べ放題。。。なんかやる気が出てきました♪

早速購入して開封してみると、こんな摩訶不思議な種が出てきました。

種をベンガラ色の和紙でくるんだというかなんというか、とにかく今まで見たことがないような姿をしてます。

「ほんとに種ですか?」って聞きたいくらいですが、ここは何も言わずに栽培を開始します!

ルバーブの栽培時期

ルバーブは一般的に種まきをして育てるのが難しいと言われているようで、苗を入手して4月くらいに植え付け、5~6月頃に収穫するのがおすすめなんだそうです。

でも私がやりたいのはいつものほぼ水耕栽培で土を使わないで育てる方法。苗を買えばもれなく土がついてきちゃうので、ここは種からの栽培にこだわってチャレンジしてみます。

ルバーブの栽培時期

購入した種のパッケージをみてみると、種まきの時期は4~5月、そして9月と記載されてます。

9月!?

春だけじゃなくて秋蒔きも可能なのね♪

これはいい情報です。ネットの情報では春に植え付けや種まきする話しかなかったのですが、この種は9月でもいいみたいです。

そして今はちょうど9月。春まで待てないので早速育てててみます!

超簡単なルバーブの育て方

今回ルバーブを育てるのは、やはりいつものほぼ水耕栽培。土を使わないからベランダで野菜を育てるときはやっぱりこれが一番いいんですよね♪

ちなみに先に言っちゃいますが、この方法で育てると、途中何の問題もなく、すくすくと順調に育ち、ばっちり収穫できちゃいました。

っていうか、いつもだったら起こるいろんなハプニングも全く起こらず、順調すぎてちょっと寂しかったくらいです(笑)。

というわけで、収穫まで一気に紹介しますよ~。

ちなみにほぼ水耕栽培の種まきや培養液などについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。

ルバーブの種まき

ルバーブの種まき

種まきといっても作業は超簡単!

いつものようにほぼ水耕栽培用のプランターにロックウールキューブを入れて水で湿らせたらルバーブの種を蒔きます。

パラパラと・・・

って、この種のサイズと形じゃパラパラとは負けないので、一粒づつポンポンとロックウールキューブの上に置いて、写真の様に指で上から押さえてキューブの中に埋め込みます。

種かが隠れればいいので、深くもなく浅くもなく、種が湿るような位置まで押し込みます。

涼しい木陰で発芽を待つ

種まきをしたのはまだまだ残暑が厳しい9月10日。

あまに暑い日差しに種がゆだってしまうほどの暑さなのでぶどう棚の日陰に置いて発芽を待ちます。

ルバーブの発芽と双葉

ルバーブの発芽

そして種まきから1週間ほどたった9月16日。

プランターを覗いてみると、こんなにかわいいルバーブの芽が出てました~。

ピヨっと合わせた両手を開いたような形で地面からでてきたルバーブの芽は、あの不思議な種の形からは想像がつかないぐらい普通にかわいいですね(笑)。

ルバーブの本葉がでてきた

赤ちゃんの様な双葉はあっという間に大きくなり、さらに1週間たった9月23日には本葉が出てきました。

これまたお店のロゴやイラストなんかで描かれていそうなぐらい典型的な双葉の形をしてて、普通すぎるかわいさですね(笑)。

葉を広げて大きく成長

10月になったら涼しくなってきたので、ブドウ棚の下より明るく直射日光が当たるところに移動して成長を促します。

ルバーブらしい形や色になってきた

大きくなってきたルバーブ

そして種まきから40日ほどたった10月19日。

ちょっと成長が遅いな~と思いつつも水(培養液)を挙げていると、ルバーブは徐々に成長し、何となくではありますが、特徴である茎の赤さが表れてきました。

こんなに小さいときから赤くなるんですね。

日差しを浴びるルバーブの葉

そして11月1日。温かくて穏やかな朝の陽ざしに包まれてルバーブの葉がとっても綺麗に見えてます。

が!

なんか手前に全然育ってないルバーブの苗くんがいますね。。。

なんでこうなったのかは全然分かりませんが、日当たりがわるかったのかな~?

そうそう、いつも光の方を向かって育つ野菜の後ろ側から撮影してるので、たまには違う向きから見てみようと思ってルバーブの栽培容器の向きを変えてみると・・・

葉が大きくなったルバーブ

おおっ、茎だけでなく葉っぱも元気に育ってるみたいですね。濃い緑の色とツヤツヤした葉の表面が生き生きしてます。

ルバーブの発芽率は低い?

ルバーブの苗の間引き

二日ほど様子を見たんですが、ヒョロヒョロだった小さい苗は育つ様子が見られないので、仕方なく間引くことに。

よく考えたらルバーブの種まきをしてから一度も間引いてなかったんですが、発芽率が低いってことかな?

沢山種を蒔いて発芽したのが4つ・・・

この栽培容器の場合は3株ぐらいがちょうどいいので、まいっか(笑)。

成長が遅いルバーブ

それにしてもほかの野菜たちの元気さが異常なくらいです。ルバーブがゆっくり着実に育ってるのを横目に、驚くほどのスピードでガンガン育ちまくり(笑)。

人参と芽キャベツの向こう側にルバーブが置いてあるんですが、葉の影に隠れて全然見えませんね。

ゆっくりだけど着実に育つルバーブ

ゆっくり立派に育つルバーブ

そして11月19日。ルバーブはこんなに大きくなりました~。

初めて育てるので生育状態がいいのか悪いのか、早いのか遅いのかも分かりませんが、今のところ虫に食べられることもなく病気をすることもなく、とっても綺麗で元気に育ってくれてます。

たまにしおれてきた下葉を取り除いてあげるくらいで、ほかには何もしてないんですが、葉っぱもすごく大きくなってきましたね。

茎が赤くなってきたルバーブ

さらに成長を見守り、少し寒くなってきたような気がしてきた12月3日。

ルバーブの茎が太くなり、赤さを増してきました。どうやら収穫が近そうですね。寒くなっても綺麗な色のままで着実に成長してるみたいなのでこのままさらに育てます。

収穫できるサイズに成長したルバーブ

葉も茎も大きくなった

師走の忙しさのなかクリスマスや年末の大掃除を乗り越え、年が明けるとルバーブはこんなに大きく成長してました。

最初は丸い形をしていた葉も少しギザギザしてきて、葉脈もくっきりと目立つようになってます。ルバーブは成長の最初だけでなく、収穫が近くなる頃にも大きく姿を変えるみたいですね。

そして・・・

真っ赤な茎になったルバーブ

茎が太く真っ赤に染まってます~♪

もう赤というより深紅ですね!

これは綺麗でおいしいジャムが作れそうですよ~。

ルバーブの収穫

ルバーブの収穫

それでは2020年の初収穫! ルバーブの収穫行ってみましょ~♪

いや~、それにしてもこの紅色が正月のめでたさを表現しててとってもいいな~。

おもむろにはさみでルバーブの茎の根元の方をちょん切ります。

収穫したはさみに赤い汁

おおっ、はさみにこんなに鮮やかな色の汁が。これが取れたて野菜の新鮮さなんですよね。

ルバーブの葉と茎

ジャジャーン!令和2年の初収穫!

りっぱなルバーブを収穫することができました~!

青々とした葉っぱと鮮やかな紅色の茎。新鮮でおいしそうなルバーブです♪

ルバーブの収穫

そうそう、収穫といっても株事全部ちょん切ったわけではありません。
こんな風に若葉や新芽は残して収穫しました。こうすることでさらに育てて長期にわたってたくさん収穫することができるんですよ。

簡単手間なしで育てられるルバーブ

というわけで、種からのルバーブの栽培大成功で~す!

種から育てるのは難しいとか、本来春に育てるものとか、いろんな不安要素はありましたが、種からでも、そして秋でも、ばっちり育てて収穫することができました。

いつもだったら水切れしたり虫にかじられたり、病気になったりと、様々なハプニングを乗り越えて収穫にたどり着くんですが、今回はほんとにあっけないくらい何事もなく、上手に育てられたのでびっくりです。

種まきをしたら定期的に水をあげて、しなびた下葉を取り除くだけでこんなに綺麗に育つなんて、ほんとにルバーブの生命力はすごいですね。

これならだれでも簡単手間なしで育てられると思うので、ルバーブが好きな方は自分で種から育ててみてはいかがでしょう?

きっと「もう収穫できるの?私なにもしてないわよ」って驚くくらい簡単に育てられると思いますよ♪

 

○今回使ったルバーブの種はこちら!

 

 

 

役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!

ルバーブは植えた次の年に収穫する

ルバーブの収穫に大喜びの私ですが、収穫した後に気づいたとんでもないことが!

ルバーブは植え付けた年に収穫するんじゃなくて、1年間経ってから収穫するんだそうです!

なんでかっていうと、株を充実させてより大きく育てるためなんだって。

種まきしたり苗を植え付けて育て、冬を越して次の年に収穫する。

それが正しい栽培方法なんです~!

私としたことが、ついうっかり収穫しちゃいました。。。

はっ!

ルバーブの栽培時期

よく見たら、種のパッケージにも冬はいったん枯れるけど、次の年の収穫するって書いてありあります!

収穫後のルバーブの株

なにごともないといいつつ、またまた大うっかりをしてしていたまあくんですが、でも大丈夫!

収穫後のルバーブは枯れることなくさらに成長を続けくれてます。新芽もどんどんでてきてるみたいなので、このまま成長させて、春にはまたたくさん収穫したいと思います(#^^#)

 

新芽もどんどん出てくる

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