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水耕栽培のメロンをぶどう棚に仕立てて育てたらどうなるの?

上からぶら下がるメロンの実

甘くてでっかいメロンを目指して水耕栽培中のまあくんです。今回は栽培中のメロンにもっともっとお日様の光を当ててあげる多面、ブドウ棚にメロンの茎を這わせてみたのでご紹介!

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大きく育ってきた水耕栽培のメロン

水耕栽培キットで育ててるメロン

こちらは水耕栽培キットで大事に大事に育ててる我が家のメロンの株。

7月31日の写真なんですが、今年は6月~7月末までほんとにずっと雨や曇りという近年まれにみる天候不順だったので育ちが遅めかな~?

めちゃくちゃ茂ったメロンの葉

と思いきや、ベランダの腰壁の外側を覗いてみたら、こんなにもツルを伸ばして葉を茂らせてました♪

もう引っ張り上げるだけでも大変なくらいの量です(笑)。
天気が悪くてもしっかり元気に育ってくれてたんですね。

こっそり実ってるメロンの実

でもって、なんだかツルが重いな~って思ったら、なんと小さくてかわいいメロンの実が実ってました~!

この前受粉しといた雌花がしっかりと育って大きくなってくれてたみたいです。

メロンちゃんこんにちは~。ベランダのそとでよく振り落とされなかったね~。なんて挨拶をしつつ、このままにしとくわけにもいかないなと思ってたら・・・

ぶどう棚

すぐ隣にブドウ棚があることに気づきました。

しかもちょうどブドウの収穫を終えて、無駄に伸びまくった枝を剪定したばかり。ブドウ棚はスカスカで空きがあります。

おおっ!ちょうどいいスペースがあるじゃないですか!

ぶどうの枝を剪定したら、下で育ててるメダカの日よけがなくなってちょっと困ってたので一石二鳥です。

よし!メロンをブドウ棚で育てられるように仕立ててみます!

水耕栽培のメロンをブドウ棚に仕立てる

絡み合ったメロンの茎

思いついたらすぐやるのがまあくん流です。

まずは水耕栽培キットをブドウ棚のすぐ隣に移動して、メロンのツルをこうやって伸ばして整理します。

ツルを整理・・・

1本ずつ丁寧にほぐして整理・・・

 

できませ~ん!

自由奔放に育ったメロンはツル自体が絡みまくってる上に、葉っぱや茎についてる超小さいとげとげがブラシみたいな役目を果たしてお互い絡み合いまくってました。

しかもツルから伸びた細い触手みたいなものがクルクル~って隣のツルに巻き付いてて、もう網みたいになってるんです。

無理に引っ張ってもすぐにツルが引っ掛かって千切れそうになるし、もうほんとに大変!

なんですが、せっかく思いついた名案をあきらめたくなかったので、丁寧に触手みたいなものを1本づつチョキチョキとハサミで切ってほぐしていくのでした。

ところで今気づいたんですが、メロンの伸びているツルは、「茎」と「ツル」とどっちが正し呼び名なんでしょうね(笑)。それともツタかな?

ぶどう棚の横棒にメロンのツルを絡ませる

ブドウ棚にメロンのツルを伸ばしていく

それなりにメロンのツルをほぐすことができたので、1本ずつブドウ棚に巻き付けていきます。

といっても1本のツルから何本もツルが分岐してたりするので、結果的に3本ずつくらいまとめて引っ掛ける感じになります。

3回くらいツルを絡ませると、早くも写真の様な状態になって、ぶどう棚がメロンの葉でいっぱいになっちゃいました。

メロンのツルをぶどう棚に這わせる

葡萄棚の下に垂れたツルもこうやって拾い上げて横棒に絡ませて・・・

メロンの実を丁寧にブドウ棚に引っ掛ける

さっきの小さいメロンの実はツルがはずれて落ちたりしないようにしっかりと棒に絡ませつつ、大きく育つようにツルを光が一番当たりやすいところに伸ばして・・・

ぶどう棚に仕立てたメロン

と頑張ってツルを絡ませていったら、こんな感じにできました~!

葡萄だなにメロンがしっかりと巻き付いて伸びて言ってますよ。

葉の向きがめちゃくちゃのメロン

って、もう葉の向きとかめちゃくちゃですね(笑)。

葉を太陽の方に向けようとしても、重さやツルの癖でくるっと回って裏返ったりして、なんだかいまいちな見た目になってます。葉っぱの裏が見えてる状態で大丈夫かな~。

若干うまくいってない感を感じ取りつつも、しばらく様子を見ることに。

すくすく元気に育つメロン

ぶどう棚からぶら下がるメロンの実

翌日から8月に入り、皆さんご存知の様に梅雨があけていきなり気温30℃越えの猛暑に突入しましたが、メロンは僕の心配をよそにガンガン成長してくれました。

光の当たり具合や風通しが良くなったのがよかったのかもしれませんね。

毎年発生しているうどん粉病も発生することなく元気に育ってます。

そうそう、見てください。ブドウ棚の下にメロンの実が何個も実り始めてますよ♪

そして分かりにくいですが、左の方には瀬戸ジャイアンツの実が実ってたりもします。

この調子で行くとマンションのベランダがフルーツパラダイスになるかも~♪

メンテナンス作業がしやすいブドウ棚仕立て

毎日ペットボトル2本分の水がなくなっちゃうくらいの強い日差しと暑さの中で、メロンは元気に育っていくわけなんですが、ここでちょっと気づいたことが。

それは普通に床にツルを這わせて育てるのに比べて、メロンのお世話がすごくしやすくなったことです。例えば1本のツルにメロンが2個実りそうになっているのが見つけやすくなりました。

床に這わせていると上から見ても葉っぱしか見えないのでメロンの実がどんなふうに実ってるのか全然分からなかったりするんですよ。

こうやって成長が遅い方をちぎって、栄養が分散するのを防ぎやすくなりました。

ふふふっ、きっとこれで大きくて甘いメロンが育つに違いありません♪

それからメロンが実っていない無駄なツルの整理もしやすくなりました。

ほっておいてもメロンが実らないだけでなく、栄養を奪ったり、水切れの原因になったりするんですが、ブドウ棚の下から見上げると、メロンのツルがどうつながっているかがすごく分かりやすいので、剪定がしやすくなりました。

前は間違えて必要なツルを切ってしまうんじゃないかとドキドキしながら剪定してましたが、これなら安心して作業できます。

メロンをブドウ棚に仕立てるメリット

これからメロンをどう仕立てる検討される方の為に、メロンのツルをブドウ棚に這わせて仕立てるときのメリットをまとめておきますね。

  1. 無駄なツルがひと目でわかるので剪定しやすい
  2. 雌花やメロンの実を見つけやすい
  3. 風通しがいいので病気にかかりにくい
  4. お日様をしっかり浴びてよく育つ

いろんなメリットがあるんですが、一番大きいのは2の雌花メロンの実を見つけやすいってことかもしれません。

メロンのツルは上から見ても葉で覆い隠されてるので咲いている雌花を見つけられなくて受粉のチャンスを逃すとか、メロンが実ってるのに気づかなくて剪定ができなくて大きく育たないとか、結構面倒なことがあるんですが、ブドウ棚仕立てにすると、下から覗くことができるので葉に邪魔されないで雌花や実を簡単に見つけられるんです。

見落としがなければちゃんとお世話ができるので立派なメロンを育てられる!

というわけで、これはやってみるまで分からなかったすごいメリットだと思います。

メリットいっぱいのメロンのブドウ棚仕立て

ぶどう棚に仕立ててから10日後の8月10日。メロンのツルはこんなに綺麗に葉の向きが整ってきました。

あんなにあちこち変な方向に向いていた葉もちゃんと太陽の方を向いて育ってくれてるみたいでホッとひと安心。

それに、光を透過して綺麗なフレッシュグリーンに光ってる葉をみてたら、本当に植物の生命力ってすごいな~って感心させられます。

いつも思うんですが、ベランダで育ててる野菜とかの葉を透過する緑の光って、ほんとにとっても綺麗ですよね。いつも「僕も負けずに頑張らなきゃ」って気にさせてくれたり「気持ちいいな~」ってリフレッシュさせてくれるので、僕にとっては魔法の光みたいなもんです。

上からぶら下がるメロンの実

そしてメロンの実もどんどん大きくなってきましたよ~!

しかもたくさん実ってます♪

この調子で行くと、ブドウ棚にメロンがいっぱいぶら下がってるフルーツパラダイスが本当に実現しそうな気がします。

でっかくて甘いメロンを目指してこれからも頑張るので応援してくださいね~♪

上からぶら下がるメロンの実

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