ステイホームで退屈どころか楽しすぎて仕方がないまあくんです。カラフルでかわいいラディッシュの種を見つけたのでベランダ菜園で育ててみたら、早くも間引きついでの収穫を楽しめたので紹介します!
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カラフルでかわいいラディッシュの種発見!
いきなりですがこんな種を発見しました~!
種自体は黄土色のツブツブで、ごくありふれたアブラナ科の種っぽい感じですが、これはラディッシュの種です。
パッケージに赤や紫色のカラフルな丸い実が印刷されてて、とってもおしゃれな感じなので即買いしたんですが、ラディッシュって皆さん知ってますか?
『ラディッシュ』っていうと外国のおしゃれなウサギさんが食べてる野菜の様なイメージがありますが、馴染みのある言葉でいうと『はつか大根』ですね。
はつか大根は、すらりと伸びた茎と双葉の状態でスーパーなんかで販売されているので皆さんご存知だとおもいますが、なんとこんなかわいい実がなるみたいですよ。
白い実がなるのは知ってたんですが、赤や紫いろの実もなるみたいですね。これはなんだか楽しそうっていうか、食卓が華やかになりそうです。
早速育ててみることにして、いつもの土を追加わないほぼ水耕栽培の方法で種まきを始めるのでした。
ラディッシュの種まきの方法
で、何度も紹介しているほぼ水耕栽培のプランターの準備の方法はすっとばして、メインの種まきに行ってみます。
といってもラディッシュの種まきはとっても簡単です。だって、はつか大根ですからね。小学校の頃にも理科の授業で育てたことがありますし、小さいころ読んでた科学と学習っていう教材付きの雑誌についてた栽培キットでそだてたこともありますから、何も見なくても大丈夫です。
培地の準備ができたら、ラディッシュの種をつまんで、できるだけ等間隔にパラパラと蒔きます。
パラパラと・・・
等間隔に・・・
って、手に全部ついとるやんけ~っ!!!!
思わず関西のノリでつっこんでしまいましたが、種が手に引っ付いて、うまく種を蒔くことができません。
そういえばさっき手を洗って、濡れたままの手で種をさわっちゃったんでした。。。
皆さん、種まきをするときは乾いた指でやりましょうね。
濡れた手でやるとこんな風に種が手にまとわりついてうまく蒔けなくなりますよ。
なんか毎年の様にこのくだりをやってるような気がするのは私だけでしょうか(笑)。
仕方ないので手にまとわりついてるたねをロックウールキューブになすりつけて、ついでに種が隠れる様にキューブを耕すようにほぐしておきました。
あとは直射日光が当たらないように100円均一のウッドチップを敷き詰めてあげて・・・
貯水槽付の栽培容器にハイポニカという液体肥料を500倍に薄めた培養液を注いであげます。
培養液の量はこの覗き窓から確認することができるんですが、種の時はやや高めの水位がいいので、のぞき窓がほぼいっぱいになるくらいに量を調節しておきます。
あとは蒔いた種の名前と種まきの日にちをプランターにマーカーで書いて・・・
暖かいお日様の光がよく当たるところに設置すれば、ハイ、ラディッシュの種まきの完了です!
う~ん、ほんとにとっても簡単ですね~♪
10分ほどで、できちゃいました。
ラディッシュの発芽
アブラナ科の野菜の種はたいてい数日もあれば発芽するんですが、僕の場合はそう簡単にはいかなかったりします。
というのも、僕が種まきをすると、春なのになぜか翌日から急に気温が下がったり、雨が続いたりするんです。
ここ数年のことなんですが、4月1日に種まきしても、4月25日に種まきしても、必ずこうなるんです。。。
ひょっとして僕は「寒の戻り男」(そんなのがあるかどうかは知りません。)なんでしょうかね(笑)。
なんて変な心配をしてたら、なんと4日後の4月29日にばっちり発芽してくれました♪
かわい~っ♪
こんなかわいい発芽したばかりの状態をみたら、朝からテンション上がりますね。
つやつやしてて、フレッシュな緑色で、ウッドチップの中からピヨっと顔を出してる様子がたまりません♪
それから毎日すくすくと成長し、3日たった5月2日には、ラディッシュの双葉をこんなに大きくなりました。
ハート形の双葉もどんどん大きくなってます。いままで育てたアブラナ科の野菜と比較すると、水菜なんかよりも大きくなってる気がするな~。
密に茂ったラディッシュの苗
さらに5月5日になるとこんなにもびっしりと茂った状態に育ちました。
いや~、予想以上に元気でもりもりそだってくれて嬉しいな~♪
って、喜んでる場合じゃありません『『
これは『密です!』
このままじゃコロナ感染が!
じゃなくて、苗の成長が阻害されちゃいます。
それに実がなるスペースも全然ありません。
むむ~、これは思い切った間引きが必要ですね。
ラディッシュの苗の間引き作業
さー、間引くぞ!
と思ったものの、あまりにも元気にびっしり茂ってるので、どこから間引いたらいいか分かりませんね。つまもうと手をのばしてみたものの、どれをつまんだらいいか分かりません。
とりあえず、葉っぱが欠けてるものを引っこ抜いてみることに。
苗をそっとつまんで上に引っ張ってみると・・・
スルリと抜けました!
これくらいの苗ならまだ根が大きく伸びてないので引き抜くのが簡単みたいですね。
そうそう、元気に育ってくれているかわいい苗を引っこ抜くのは心が痛むかもしれませんが、心配はいりません。
そうです。この状態はいわゆるスーパーで販売されているはつか大根の状態なので、間引き=収穫なんです。
引っこ抜いても捨てるわけじゃなくて食べるので、むしろワクワクするくらいです♪
ヒョロヒョロの苗や小さい苗を中心に密度が下がる様にスルスルと間引いていきます。
う~ん、なんか楽しいな~♪
と間引くのが楽しくなってきたときのことです。
間引き方が分からないくらい密に生えたラディッシュ
げっ!こんなに密集して、どれを抜いたらいいの!?
って迷うような生え方をしてるところに差し掛かりました。
むむ~っ、種まきの時の失敗がここででてこようとは。。。
苦労しながらもロックウールキューブごと攪拌して種をまんべんなくばらまいたつもりが、偏りまくりだったんですね。
仕方がありません。こんなときは迷わずズバッと間引きます!
というわけで、まとめて10本くらいずつズバズバと抜こうとしたんですが、まとめて抜こうとすると、周辺のロックウールキューブまで持ち上がってきて培地が大変なことに。
残す苗まで傷めてしまいそうだったので、2~3本ずつ丁寧に抜くことに。
それでもキューブが根についてきちゃうこともあったりするので、左手で根元を押さえつつ右手で抜くようにするとうまく間引けました。
そして間引き終わったラディッシュがこちらです!
おやっ?なんだかぐったりしてませんか?
確かに・・・
密集してたのがスカスカになったことと、隣の苗を抜くときに残す方も少しもちあがったりしたこともあり、苗がやや不安定な状態になってる様です。
ま、まずい・・・
さすがにこのままではまずいと思って、写真の様にロックウールキューブが持ち上がって露出した部分を元通りにもどしたり、
倒れた苗の根元を押さえて苗を正しい向きに起こしてあげます。
ラディッシュ君たちも、支え合って育ってきた兄弟たちが一気に抜かれて行ったのでショックを受けているのかな?
とか勝手に想像しつつ、さらに大事に育ててあげようと思うのでした。
収穫したラディッシュの若葉
でもってこちらが収穫したラデッシュのスプラウト(もやし状のもの)です!
軽く間引くつもりが、ごっそり間引いていっぱい収穫できちゃいました(笑)。
朝の採れたてなので超新鮮で、なんだか嬉しい気持ちになったので、ちょっと気合をいれて朝食を作ってみることに。
そしてできたのがこちらです!
じゃ~ん!
まあくん特製、ラディッシュいっぱいのワンプレートモーニングです♪
赤いトマトの上にのってるラディッシュの緑がとっても綺麗ですね。
こうやってみると、普通のはつか大根の双葉の2倍以上大きく育ってるのがよくわかりますね。元気で丈夫に育ってる証拠です♪
食べてみると、茎がシャキシャキしてとってもいい食感です。はつか大根にある少しピリッとした辛みが全然なくて、ちょっとマイルドなはつか大根ってとこでしょうかね。
見た目も味も120点です♪
食卓をカラフルで楽しくしたい方は育ててみて
というわけで、間引くといいながらばっちり収穫を楽しんだラディッシュですが、なんとここまで種まきからたったの10日です。
簡単に育てられて、あっという間に収穫が楽しめちゃうので、気軽に野菜の栽培を楽しんでみたいなって方は是非試してみてください。
きっといつもの食卓がカラフルでヘルシーな食事に代わると思いますよ♪
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
間引くのは段階的に
そうそう、今回僕は一気に間引いたのでたくさん収穫できたんですが、料理の彩りをよくする為に使うなら、一度にこんなにたくさん必要なかったりしますよね。
そんなときは冷蔵庫にいれて保存するのではなく、必要な分だけ間引くのをオススメします。
苗の間引きは少しずつ段階的にやっても全く問題ないので、毎朝食事に必要な分だけ収穫(間引き)していってもいいんです。
そうすれば毎日新鮮な採れたてのラディッシュを楽しめるので、試してみてくださいね♪
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