寒い時期からのメロンや夏野菜の育苗にチャレンジしてみたまあくんです。プロの農家さんは2月や3月から種まきして苗を育てるそうなので、家庭菜園でも加温したら発芽や育苗ができるのか試してみたのでご紹介!
夏野菜の苗を種から早く育てたい!

いつも4月にメロンやトマトなんかの夏野菜の種まきをしている僕ですが、インスタやXとかで家庭菜園をやってる方の投稿を見ると
ほよ?なんでそんなに早く成長してるの?
ええっ!?もう花が咲いたの?うちはまだ双葉だよ!
ってことがよくあります。
以前から「なんでかな?」って思ってたんですが、よく考えてみたら、多くの方が「苗」を購入して植え付けしてるのに、僕は「種」から育ててるからでした。
そりゃワンステップ遅れるわけです(笑)。
しかも、僕の場合は4月の加温が不十分で、発芽から後の生育も遅め。。。
ってのがいつものパターンなので、今回はそれを打開すべく、加温する前提で3月からメロンやトマトの育苗にチャレンジしてみます。
果たしてどんな結果になるのか、ドキドキワクワクのチャレンジ開始~♪
家庭菜園で3月から加温して育苗する
思いたったらすぐやるのが僕のいいとこなんですが、今日はすでに3月16日。
はっ!すでに出遅れてる!急がねば!
というわけで大急ぎで加温環境をつくって種まきをしちゃいます。
そうそう、加温とか保温といっても、本格的なでっかい温室は必要なく、種を発芽させて苗を育てるスペースがあればいいので、気軽に家にあるもので対応することにしました。
育苗の場所は窓際の明るい場所に

でもって最初にきめたのが育苗スペースです。なかなかいい場所が見つからなかったんですが、思い切ってこたつを窓際に寄せてその上で栽培することに。
今日はあいにくの曇天で寒空が広がってますが、ここなら直射日光も入りますし、明るくてあったかそうですよね。
そして何より、毎日観察しやすそうです♪
温室代わりの加温容器

ででん!温室の容器にはガラスの水槽を使う事にしました。なんかやけにキラキラしてて綺麗でしょ。
これはアクアリウムを趣味にしてる方々の憧れブランド、ADAのハイクオリティな水槽なんですよ。
この水槽を育苗に使っちゃうのは、おそらく僕だけだと思います(笑)。
加温は育苗用の保温マットを採用

そして、一番重要な加温はこちらの育苗用の保温マットを採用しました。
以前も使ったことがあるんですが、育苗や爬虫類などの小動物の保温等、これを使うと優しく安全に加温ができるんです。

ガラス水槽の中に設置するとちょっと大きかったので、端っこを折り曲げて使うことにしました。自由に折り曲げられるのもこのシートのいいところですね。
育苗する夏野菜の種まき

続いて種まきです。育苗の培地はいつも使ってる100円ショップダイソーのプラスティック容器と育苗用のスポンジを使うことに。
※ちなみに写真では育苗用のスポンジを容器のサイズに合わせてちぎって使ってますが、1個づずちきって並べておいた方が植え付けの時に断然楽ですよ。僕はおっちょこちょいなので、すっかり忘れてました(笑)。

種まきするのはなんといってもメロンの種。これは欠かせません!

それからトマトの種も蒔いてみます。毎回思う事ですが、種がちっちゃ~い!
こんなにちっちゃい種なのに、まだまだ寒い時期にちゃんと発芽してくれるのかな~?

なんて心配をしながらも、こうやって種をひとつぶづつスポンジの切れ込みに埋め込んでいきます。

跡は何の種だったか分かるようにネームプレートを設置しておきます。
野菜種類に合わせたマークを入れてみたんですが・・・ヘタすぎますね(笑)。

そんなこんなで種まき&ネームプレート設置完了!
なんか楽しくなってきましたよ~♪
まだ収獲できたわけでもなければ、発芽したわけでもないんですけど、それでおワクワクするのが種まきのいいところですね。
保温した場合の温度はどうなる?

ガラスの水槽に種まきした栽培容器をいれてあげれば保温開始です!
って、このままじゃあったかい空気がダダ洩れでした。。。

あったかい空気が逃げて行かない様に、手前は透明フィルムをかけて開け閉めができるようにしておきました。
これなら水やりの時や温度調整したいときも自由に開け閉めできます。
それにしても、ガラスの壁や薄い透明フィルムだけでどれくらい保温できるのかドキドキするな~。
そして保温マットの電源をいれて待つこと1時間。どれくらい温度があがったのかな?

室内の温度をみてみると19℃。温室の中はどうかな~?

おおっ!温室の中は28℃!ばっちり加温できてるじゃないですか!
しかも28℃と言えば、発芽適温に近いので、これなら寒波が来ても全然問題なさそうです♪
外気より9℃くらい上げる力があるというよりは、28℃くらいに維持できるといった方がいいのかもしれませんが。とにかく期待できそうです。

そうそう、言い忘れてましたが、保温マットの上に直接栽培容器を置くと、スポンジの温度が上がりすぎちゃうかもしれないと思ったので、下に木の板を敷いておいたんですが、これが良かったみたいですね。
寒い時期でも加温したらばっちり発芽してくれた!

そして種まきから5日後の3月21日。ばっちり発芽してくれました~♪
ほんとに小さくてかわいい双葉を広げようとして、太陽の方に向かって伸びていこうとしてますね。
けなげでかわいいな~(^-^)

さらに数日すると、メロンの種も無事に発芽してくれました~!
メロンの種は発芽率がほかの種に比べると高くないので、ここまで簡単に発芽してくれるとは思ってなかったので、嬉しさ倍増です。
寒い時期の加温栽培チャレンジの結論としては、ほぼすべての野菜の種が発芽してくれました。
リーフレタスにトマト、メロンとほんとになんでも発芽できちゃうみたいですね。
あれ?そういえば黒豆はどうなった!?
よくみたら黒豆が全く発芽してませんでした(+_+)
結局その後も最後まで発芽しなかったので、黒豆の場合はもっともっと温度が必要なみたいです。
それでも、それ以外はばっちり発芽してくれました。
というわけで、結論としては、黒豆を除いて、「寒い時期の加温による発芽作戦」大成功です!
今回は水耕栽培の為にスポンジを使った育苗をしてみましたが、土を使ったポットでも同じように加温すれば発芽してくれると思います。いろんなやり方があると思うので皆さんも試してみてくださいね。
油断大敵の寒い時期の加温育苗
発芽までは順調だったんですが、この後事件が発生します。詳しくは次の記事をみてね!
コメント