水耕栽培の野菜だけでなく花やハーブや果物、年中綺麗で楽しいベランダになったらいいなと思ってるまくんです。冬になると寒くて殺風景になりがちなベランダですが、私は「なんでも寄せ植え」をして年中楽しんでいます。育てるだけでなく収穫や飾りつけなんかも年中楽しめるので、今回はまあくん流なんでも寄せ植えをご紹介!
ベランダを緑いっぱいの楽しい感じにしたい
みなさんベランダってどんな風に使っていますか?
私はマンションのベランダを庭代わりにして、野菜の水耕栽培をしてます。
なのでベランダは大きく元気に成長する野菜やたわわに実った野菜の実でとっても楽しい感じになってます。
部屋からみても光を通した葉っぱの緑が気持ちの良い緑いっぱいのベランダなんですよ。
冬になるとベランダが殺風景になっちゃう
ところが冬になると水耕栽培の野菜も収穫を終えてこんな風にちょっと寂しい感じになっちゃいます。荒涼としていますね。。。
ベランダの床にはグリーンの人工芝を敷いてはいますが、何もないとやっぱり殺風景。
こんなときに、春夏秋冬季節を問わず、年中明るくて緑いっぱいの楽しいベランダにする方法がないかな~?
と思って初めて見たのが「なんでも寄せ植え」です。
といっても「なんでも寄せ植え」という手法が一般的に確立されているわけではなくて、私がやってる寄せ植えの方法を勝手にそう呼んでみただけだったりします(笑)。
それでは「なんでも寄せ植え」がどんなものか、寄せ植えの仕方や効果、コツなんかを順を追って紹介しますね♪
春夏秋冬、季節を問わず気軽に楽しもう!「なんでも寄せ植え」のやり方!
殺風景なバルコニーを何とかするために「寄せ植え」をしようと思い立った私は、まずはホームセンターでこんな素敵な木製のプランターボックスを購入しました。価格は1480円で、この味のある木製の質感なら納得の価格です。
一度植え付けたら終わりではなく、年中次々にいろんなものを寄せ植えしていくつもりだったので、少し大きめのものを選んでいます。
寄せ植え用のプランターボックスの底の穴にネットを敷きます
プランターボックスの底には水抜き用の穴が開いていたので、ネットで土が外に流れないようにしておきます。
ここで普通だったら底面に水はけのいい砂利とかをしいたりするのですが、今回は水はけのよい魔法の土(ヤシの繊維)を使うのでネットだけしいて次の工程に移ります。
購入した花やハーブ、育てていた株なんかをまとめてレイアウト
次は寄せ植えの一番楽しい作業。購入してきた花の株や野菜の苗なんかをプランターボックスの中に苗カップのままレイアウトしていきます。
最初に背の高いマリーゴールドを配置して、次は周りの背の低いものを囲う様に・・・
そして彩を考えて、明るい緑の葉っぱの後ろに濃い色の葉っぱを配置して立体感を・・・
寄せ植えのセオリーや基本は気にしないで自由にレイアウト
ほんとは寄せ植えには相性のいい植物の組み合わせだとか、高さやサイズを上手く組み合わせて美しく見せる手法なんかのセオリーや基本がちゃんとあるんですが、私はあまりセオリーにとらわれないで自分の好きなようにレイアウトしてみました。
なぜかというと趣味の園芸などで紹介されている寄せ植えの様に、一度寄せ植えして完成というわけではなく、年中次から次へと花や苗を追加していくスタイルで寄せ植えを継続させたいと考えているからです。
最初に必死にバランスをとって完璧なレイアウトにしても、植物の追加を繰り返せば無意味になるので、最初から気にしないことにしたってわけです。
レイアウトができたら土を入れて寄せ植えにするよ
マリーゴールドにイチゴの苗、、ミントの香りがするハーブに育てかけていたステビア、花の終わったカンパニュラの株なんかをいろいろレイアウトしてみて、これがよさそうというレイアウトが決定したら黒い苗用のカップを外して植物を配置し、その隙間に土を入れていきます。 といってもバルコニーに土を持ち込むと処分が大変なので、私はヤシの木の繊維を使った魔法の土を使ってみました。これは燃えるゴミで出せるっているtっても不思議べ便利な土なんですよ。詳細はこちらをご覧ください。→『水耕栽培で使った便利な道具をご紹介!』
大きめのプランターボックスに植えたい好きな植物を配置して、魔法の土をいれるだけでなんでも寄せ植えの完成です!
とっても簡単ですね。ちなみにこの寄せ植えを始めたのは昨年の9月末です。
なんでも寄せ植えをするときの大事なポイント
それからこのなんでも寄せ植えをするときのポイントがあります。それは土を入れ過ぎない事。ヤシの繊維の魔法の土を使う場合も普通の培養土を使う場合もそうですが、プランターボックスいっぱいに土を入れてしまうと、次の苗を追加するときに土があふれてしまいます。余った土を処分するのは大変なので、控えめに土を入れて、植物の追加や植え替えに対応できるようにしておきましょう。
1週間くらいすると寄せ植えがなじんで成長しはじめたよ
寄せ植えをしてから約1週間。季節がよかったせいか、あっという間にこんなに茂ってきました。もう10月だというのに、イチゴやステビアの葉が元気に大きく広がってきています。
プランターボックスからあふれんばかりに育っていく様子はみているこっちが元気になるくらいでいいですね♪
ここからがなんでも寄せ植えの醍醐味、苗の追加植え付け
でもってここからがなんでも寄せ植えの楽しいところです。寄せ植えしてるもので、元気がなくなったり、花が終わって枯れたりしたものがあったら、そこに新しいものを植え付けます。たとえばステビアが寒さで傷んでしまったので、私はカレンジュラを植えてみました。
なんでも寄せ植えでは花が終わって株が枯れても、それは失敗じゃないんです。
状況に合わせて新しいものを追加してあげればOKです。カレンジュラは3月のまだ寒い時期だったのに、こんなに元気なオレンジ色の花を咲かせてくれました。
寄せ植えでは季節によって大きく育つ主役が変わるよ
それから5月になるとカンパニュラがこんなに大きく咲いてくれました。最初寄せ植えした時は花が終わって弱り切った小さな株だったんですが、自分の季節がやってきたら、株がみるみる元気にそだっていって、こんなに立派になってくれたんですよ。
そして梅雨前になると千日菊もこんなにたくさん咲いてくれました。まるで競い合ってるように次から次に咲いていきます。
本当は花の時期や生育特徴を理解して植え付けてあげるといいのかもしれませんが、なんでも寄せ植えでは結果オーライで自然に任せて楽しむスタイルにしてみました。
寄せ植えのメンテナンスはどうやるの?
なんでも寄せ植えでは植物のシルエットや色のバランスなんかはあまり考慮せず、常にいろんなものを自由に追加していったり、自然に成長して花を咲かせるのを待つスタイルですが、あまりにも成長しすぎて見苦しくなったり、他の植物に迷惑を掛けそうな状態になった場合ははさみで簡単に剪定したりします。といっても本当に大きすぎたり色が汚くなった葉っぱをカットするくらいで、あとは自由競争に任せています(笑)。
気が付けば写真みたいにプランターボックスを覆い尽くすぐらいこんもりと花でおおわれるときもありますが、気にしないで長く伸びすぎたイチゴのランナーをカットするぐらいにとどめて、あとは元気いっぱいに育てます。
なんでも寄せ植えのメリットや効果は?
メリット1 なんでも寄せ植えには失敗がない
普通の寄せ植えと違って「なんでも寄せ植え」のいいところは『失敗がない』ということ。
一度寄せ植えをしたら完成で、そのままを維持するのでなく、常に新しいものを取り入れていったり交換したりして成長したり変化したりしていくのがなんでも寄せ植えなので、失敗がないんです。なので気軽に継続できるのがいいところですね。
メリット2 真冬でも彩鮮やかな花や実が楽しめる
普通だったら冬は葉っぱの緑も黒々としたり枯れたりしてしまいますが、写真の様にケイトウの花を植えたり冬に育つイチゴを植えたりすれば、真冬とは思えなくカラフルで楽しい感じのベランダが楽しめます。
メリット3 年中切り花や収穫も楽しめるよ
年中緑いっぱいで花が咲いてたり実がなっていたりするので、こうやって花をバルコニーから摘んできて室内に気軽に飾ったりすることもできます。こういうちょっとしたことで朝食がいつもよりおいしく感じたり、気持ちよく朝の時間を過ごせたりするんですよね♪
真冬でもかわいいイチゴが収穫できたよ
そうそう、皆さん聞いてください! 今年は真冬にこんなイチゴが収穫できちゃいました!
写真は昨日(12月23日)のベランダのなんでも寄せ植えに実ったイチゴの様子です。
クリスマス前だというのに、こんなに鮮やかでツヤツヤの綺麗なイチゴが実ってくれました♪
普通だったら寒くて朝バルコニーに出たいとは思いませんが、これを見つけたときはパジャマのままバルコニーに飛び出しちゃいました(笑)。
素人でもこんなにかわいくて立派なイチゴも育てられたよ
私は野菜栽培のプロではありませんが、思いつくままに寄せ植えをして。毎日お水を上げていたらこんなに立派なイチゴを収穫することができました♪
食べてみたら予想以上に幸せいっぱいに甘さで大満足。普通の四季なりイチゴなんですが、酸味が全然なくってやわらかい甘さがとっても気に入りました。
野菜栽培の知識や経験がなくても、こういった予想外の収穫も体験できちゃうのがなんでも寄せ植えのいいところかもしれません。
気軽にやってみよう!まあくん流?「なんでも寄せ植え」
というわけで、殺風景なベランダをなんとかしたくて寄せ植えを思いつくままに1年間やってみたら、1年中色とりどりの花やかわいいイチゴの収穫まで楽しめちゃいました♪
私はこの寄せ植えスタイルをまあくん流「なんでも寄せ植え」と命名してこれからも楽しんでいこうと思います(笑)。
成長や変化を楽しみつつ、年中花や収穫が楽しめる上に失敗もないのがいいところだと思うので、興味がある方は自分の気が向くままに「なんでも寄せ植え」を試してみてくださいね♪
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
寄せ植えの肥料はどうしたの?
なんでも寄せ植えに使った肥料ですが、私は野菜の水耕栽培をやっていることもありハイポニカという液肥を毎日あげていました。
普通は植え付け前に固形肥料をまぜて、苗の生育期には液肥、花の時期には追肥を、なんて感じで季節や野菜の成長に合わせて肥料の種類や成分の配合を変えたりすると思いますが、ハイポニカという液肥は季節や野菜の成長に合わせて肥料の種類や配合を変える必要もなくてとっても手軽で簡単に花やイチゴの収穫が楽しめました。
手間なしでうまく育てたいという方は一度検討してみてくださいね。
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