新型水耕栽培で育てたフリルレタスの栽培結果を報告し忘れてたことに気づいたまあくんです。昨年9月の初旬に種まきしたフリルレタスはどうなったのでしょうか?今回は新型水耕栽培で育てたリーフレタスの成長や収穫の様子をご紹介!
昨年秋に種まきした新型水耕栽培のフリルレタス
こちらが昨年9月初旬に新型水耕栽培で種まきした野菜たち。ハーブを中心にレモンバームやイタリアンパセリ、オレガノは初めてのチャレンジでしたが、何度も育てたことのある定番のリーフレタスも新型水耕栽培で育てたんです。今までの旧型水耕栽培とどんな違いがでるかな~。
プラスチックカップを使った旧型水耕栽培
ちなみにこちらは今まで栽培してた旧型の水耕栽培です。プラスチックカップの中で綺麗な黄緑色の葉っぱが育つ様子がなんだかハイテク感があっておしゃれですよね。このプラスティックカップは苗が風で倒れたりしないようにという目的で採用してたのですが、野菜が大きくなってくると野菜がカップにぎゅうぎゅうになっちゃうって事と、カッターナイフで加工する手間やカップ代の費用が掛かるのが弱点なんです。
新型水耕栽培のフリルレタス
でもってこちらは種まきから34日目の新型水耕栽培のフリルレタスです。 種まき&発芽の様子は過去の記事でも紹介したことがあるので成長期からみていきますね。(ここまでの詳細が気になる方は以下の記事をご覧ください。)
●旧型水耕栽培と新型水耕栽培の違いや、新型水耕栽培の種まきの様子はこちら
→『ハーブの水耕栽培にチャレンジ!秋野菜の種まき編』
●新型水耕栽培の発芽から苗の成長の様子はこちら →『ハーブの水耕栽培!発芽と成長編』
レタスの苗は水耕栽培のトレーの中に敷かれた魔法の土の上に植わっていますが、プラスティックカップなしでもここまですくすくと育ってくれました。トレーの立ち上がり部分が風よけになってくれてるのか、強い風が吹いても苗が倒れたり折れたりするようなことはなかったので、意外と心配はいらないのかもしれませんね。
型にはめられず自由に育ってきた!
そして種まきから55日目。11月頭の様子です。葉っぱが結構大きく広がってきましたね。カップがあるとこれがカップに抑えつけられてもっと細くギュッとなった感じで育ってくるのですが、自由にのびのびと育ってます。
さらに成長をみまもると
もう葉っぱが食べられるな~、なんて思いながらもじっと我慢して成長をまちます。そして種まきから72日たつとこんなに立派に育ちました。ギザギザの葉っぱがいっぱい連なってキラキラ輝いてます。フリルレタスの緑色ってホントに綺麗ですよね。
こんもりとしたかわいいフリルレタスの山盛りトレーができました♪
元気いっぱいにモリモリと育ってトレーからあふれんばかりに広がってるレタスをみてるとこっちまで元気になってきますね。プラカップなしで自由奔放にそだてるとこんなに大きくなるみたいです。まさにレタスの『山』ですね。
ちなみに旧型水耕栽培だとこうなるよ
ちょっとリーフレタスの品種は違いますが、旧型のプラカップで育てた場合はこんな感じになります。こちらもばっちり成長してくれてますが、根元を見るとプラカップがあるので葉っぱが横に広がらず、真上にすらっと伸びてから上部で大きく広がっていますよね。縦に伸びる野菜の場合は問題ありませんが、横にも広がる野菜の場合はプラカップが邪魔になって成長を阻害する場合もあるので、野菜に合わせて使い分けるのがいいのかもしれません。
いよいよドキドキワクワクの収穫です!
そして種まきから88日目。ついに収穫で~す! 9月初旬から育てて気が付けばもう12月の初旬。夏野菜のイメージがあるレタスが冬になって食べられるなんてちょっと不思議な感じもしますが、そっとつかんではさみで根元から切り取ります。
そしたら結構根元が太く育っていたのか、固くてなかなか切れません。いままで収穫したもののなかで一番切りにくかったんじゃないかな? それだけ立派に育ってくれたってことですね。なんとこんなに太い茎になってたみたいです。カットすると茎の断面からじゅわっと水がしみだしてきて、みずみずしさ満点です。
ジャーン!新型水耕栽培で育てたフリルレタスです♪
新型水耕栽培でこんなに立派なフリルレタスが収穫できました~♪
ずっしりと手の上に乗るフリルレタスは手に吸い付くようなみずみずしさで、太陽の光で輝いてます。乱暴に扱うとレタスの葉はぺきっとおれちゃうので丁寧に扱います。う~ん。それにしてもこれはきっとおいしいに違いありません!このサイズなら普通だったら200~300円はするのでなんだかとってもお得感がありますね。
みずみずしすぎて茎から水がでてくるよ
ちょっと写真ではわかりにくいかもしれませんが、カットした茎の部分から乳液の様な白い水がしみだしてきてます。すぐに乾いてしまいましたが、まさに採れたて野菜らしい新鮮さを感じます♪
今回は重さを量ってみました
いつもは興奮して忘れちゃうんだけど、今回はばっちり計測してみました。そしたら198g!こんなに立派なレタスが収穫できたんですね~。嬉しい限りです。それにしても、198って数字がスーパーの198円って感じがするのは私だけでしょうか。あと2グラムあれば200gの大台にのったのにな~(笑)。
自家製野菜でお料理開始!
採れたてレタスを使って早速お料理です。いつもなら生で味わったりサラダでいただくのですが、あまりにも寒かったので、レタスしゃぶしゃぶにしてみました。写真はお肉を箸でつかんでますが、あくまでも主役は自家製フリルレタスですよ(笑)。レタスをしゃぶしゃぶしてからゴマダレでいただくと、シャキシャキした食感と豚肉のうまみが絡まってとってもウマウマです♪ シンプルイズザベストですね。
レタスを使った食物繊維いっぱいのダイエット雑炊
レタスはまだまだいっぱいあったので、キノコやひじきなどの健康によさそうな食材と合わせて和洋折衷のまあくんオリジナル雑炊を作ってみました~♪
こちらは完全オリジナルレシピっっていうか、適当に作った完全創作料理ですが予想外のおいしさに我ながらビックリ!
ちょっとくったりしたレタス、プリプリしたぶなしめじ、ネギのシャキシャキ感が渾然一体となってとってもおいしいんです。麺つゆを使ってつくったんですけど、正直ここまでおいしくできるとは思ってなかったので、きっと水耕栽培の神様がご褒美をくれたんだと思います♪
食物繊維やミネラルもいっぱいでダイエットにもよさそうなので、『まあくんヘルシー雑炊』と命名しました(笑)。
フリルレタスの新型水耕栽培大成功!
というわけでプラカップを使わない新型水耕栽培でフリルレタスの水耕栽培大成功です!
プラカップを加工する手間を減らして費用も削減、そして野菜も大きく立派に育つなんてうれしすぎます。ちょっとお岩に誰かと乾杯したいくらうれしい気分です(笑)。
小さなチャレンジだけど、大きな意味があるよ
今回のチャレンジはいつも使ってたプラカップをやめてみただけの小さなチャレンジですが、実はある思いがあって試したものです。
カッターナイフでプラカップを加工する作業がなくなれば、手間がかからないというだけでなく、小さな子どもでも安心して水耕栽培にチャレンジできるようになります。水耕栽培は成長する様子を見守ったり収穫を楽しんだりと、子どもの自由研究とかに最適だと思うので、もっと気軽に誰でも楽しめないかなって思ってたんです。今回の工夫で誰でも楽しめる水耕栽培にちょっぴり近づけたんじゃないかな~。
もうすぐ春の種まきの季節です♪
寒い日が続いていますが春はもうすぐそこまでやってきています。無農薬でおいしい新鮮な野菜が収穫できるのが家庭菜園のいいところ。しかも水耕栽培ならマンションのバルコニーでも土を使わないで100円ショップの道具で楽しむことができます。
そして誰でも楽しめる安全で手軽な水耕栽培!
おしゃれに野菜を育ててみたいな~とか思ってる方や子どもと一緒に楽しんでみたいって思ってる方がいらっしゃったら、是非チャレンジしてみてくださいね。
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
食べる直前に必要なだけ収穫するとおいしく食べられるよ!
10時くらいにフリルレタスを収穫してそのままキッチンにおいといたら夕方にはこんな感じになっちゃいました。どうやら水分が減ってくったりしちゃったみたいです。冬だし冷蔵庫いれなくても大丈夫かもとか思って放置するとせっかくのシャキシャキ感がなくなっちゃうので食べる直前に必要なだけ収穫することをおすすめします。なんてったって、家庭菜園のいいとこは好きな時に好きなだけ収穫できることですもんね♪
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