自転車の鍵につける木製のかっこいいキーホルダーを探してるまあくんです。キーホルダーやスマホのストラップっていろんな種類があるけど、木製のものはなかなか「これだ!」っていうものがみつからないんですよね。「それなら自分で作ってみよう!」って思って無垢の木材を使った自作のオリジナルキーホルダーの製作にチャレンジしてみたら、とっても楽しかったのでご紹介!
木製のかっこいいキーホルダーが欲しいな
自転車を買い換えたのをきっかけに、かっこいいキーホルダーを鍵につけようと思ってお店やネットで探してみましたが、「これだっ!」ていうものがなかなか見つかりません。木の質感や肌触りが大好きなので、ちょっと大人っぽい雰囲気の木製キーホルダーが希望なんですけど、そういうのってありそうでないんですよね。
前から使ってた「くまモン」のキーホルダーでしばらく我慢しようかな~?
なんて思ってたら、たまたま覗いた家具屋さんで綺麗な木目の木が販売されてるのを発見しました!
綺麗な木目の無垢材の切れ端を発見!
高級料亭のテーブルなどに使われる無垢の1枚板を販売している家具屋さんだったんですが、1枚で何十万円もするような美しい木目をした珍しい樹種の切れ端がなんと1000円というお手軽な価格で販売されてたんです!
店員さん曰く、「他のお店ではこの価格でこのサイズの切れ端はないですよ」とのこと。
これは掘り出しものを見つけちゃったのかもしれません♪
木製のオリジナルキーホルダーを自分で作ってみよう!
この木があったら渋くてカッコイイ木製キーホルダーが自分で作れるかも!?
美しい木目の切れ端をみていたら「ピコーン!」と閃いた感じがしたので、木目や色が綺麗で気に入った、ブビンガ、モンキーポッド、トチなどの樹種を購入しました。
いや~、こんなところでこんな素敵な材料に出会えるなんて、なんてついてるんでしょう♪
気が付けばウキウキのノリノリでニヤニヤしながら自転車を漕いでました(笑)。
ところが・・・
はっ! 加工する道具がないじゃん!
切ったり削ったり磨いたりしたいけど、道具は何にも持ってませ~ん!
至極当たり前の事に気づいて、自分のノリの軽さに驚くのでした(笑)。
木工のできるワークスペースを完備したレンタル工房を発見!
困ったな~と思いながらネットで調べてたら、木工のできるワークスペースを完備したレンタル工房を発見しました!
DIY FACTORYという最近できたショップみたいで、日曜大工に必要な道具の販売や日曜大工教室なんかをやってるみたい。しかも2時間1000円でいろんな道具が使えるワークスペースを貸してくださるとのこと。
うん!こりゃいいところを発見したぞ!
そう確信した私は会社のお姉さんを誘って早速予約をするのでした~。
材料をもっていざDIY FACTORY OSAKAへ
休みの日にワクワクしながらDIY FACTRYへ向かう私と会社のお姉さんたち。街中で日曜大工みたいな工作が気軽にできるとこってないので、ちょっと新鮮な感じがしてとっても楽しみ。みんなの足取りも自然と軽くなります。
が、、、
材料の木の塊がめちゃくちゃ重~い!!
木って意外と重いものなんですね。幼稚園の時の様に二人で仲良しこよしで持たないと指がちぎれちゃいそうです(笑)。
外国っぽいおしゃれな雰囲気のDIY FACTORY OSAKA
大阪の難波駅から歩くこと5分くらい。DIY FACTORY OSAKAに到着しました。
おお~っ!なんかとってもおしゃれで楽しそうな雰囲気に期待感満点です。
木工というと作業着や木の屑やペンキまみれのイメージもあったりしますが、これなら女性もおしゃれに楽しめそうですね。
店内もワクワクする道具や材料がいっぱい
店内には日曜大工に使うありとあらゆる工具やグッズ、ウエアなどが販売されてました。よく知ってる金づちやのこぎり、ペンキだけでなく、見たこともないような工具も並んでて、なんだか見てるだけでめちゃくちゃ楽しそうです。
期待に胸を膨らませながら受付で会員登録をして、店員さんに1000円を払うといよいよレンタルのワークスペースへ。
木工や金属加工が可能なレンタルのワークスペース
そしてこちらが今回レンタルするワークスペース。
おお~っ!まさに日曜大工の為の工房ですね。
所狭しといろんな工具がならんでて、中央には学生の頃の図工室を思わせるテーブルとイスがあります。
工作用のエプロンをかりて身なりを整えたら気分はもうカリスマ日曜大工士(笑)。
工房の使い方や道具の使い方を簡単に教えてもらったらいよいよ製作開始です!
ちなみに刃物のついた工具を使うので、服装は長袖長ズボンに靴がいいそうで、ぴらぴらした服や草履は危ないので気を付けてねって事でした。
さ~、世界でたったひとつのカッコイイ木製オリジナルキーホルダーの製作開始です!
でっかい電動丸のこで木材の塊をカット
キーホルダーを作りたかった私はまずはこの無垢材の塊を板状にカットします。カットしているのはブビンガという樹種で、木の外側と内側で色が違ったり、綺麗な木目がでていてかっこいいんですよね。なんだか創作意欲を駆り立てられます。
それにしてもでっかい電動丸のこ。使い方は教わりましたが、すごい音と迫力で回る歯をみてたら手まで切れちゃいそうで怖くなってきました(笑)。
こわ~!すごい迫力の工具にビビりながら作業
ちょっとビビりながらもノコの歯を木材にあててみると、チュイーンという音と共に木材が切れていきました。
怖がって迷いながらやると切断面が凸凹したりゆがんだりするので、バシッと思い切ってやるのがいいみたいですが、道具の使い方も加減も分からない初心者の私たちはビクビクおどおど。
それでも何度かやってみてるうちに、だんだん要領が分かってきて綺麗にカットできるようになりました。
鉛筆でキーホルダーのデザインを描きます
木材を板状にカットできたら、今度は鉛筆でキーホルダーのデザインを描いていきます。
今回はシンプルな四角やちょっと複雑な形のシルエットにもチャレンジしてみることに。
えっ?千葉県に住んでるネズミさんに似てるって?気のせいです!(笑)
凸凹した木の断面に絵を描くのって意外と難しくてちょっと歪んじゃいましたがフリーハンドにしては綺麗に描けてるでしょ。
糸ノコで下書きに合わせて木材を切断します
そして次は木製キーホルダーづくりの大事な工程。糸ノコで下描きの形に合わせて木材をカットしていきます。
ちょっとでも線からずれたら失敗でやり直しになっちゃうので、ほんとにドキドキこわごわ。
ちょっと緊張気味で端っこからカットしてみたら、これまたすごい震動と音を発する機械が怖いのなんのって(笑)。
失敗しながらもすこしずつ上達してきた
初めての体験にワクワクドキドキしながら作業を進める私たち。慣れない道具に失敗もいろいろしちゃいまいた。
私は切ってはいけないとこまで切って木が割れちゃったりしましたし、会社のお姉さんは糸ノコの歯を折っちゃって「きゃっ!」って驚いたりもしてました。
慣れない道具になれない作業。そして失敗。
でも意外な事に楽しんです!これが。
工房のスタッフさんは親切に道具の使い方や上手に加工するコツを教えてくれるので、出来なかったことができる様になったり、上達して綺麗に加工できたりすると、とっても嬉しくなるんですよね。
最初はおしゃべりしながらやってたのが、気が付けばみんな自分の作業に夢中になってました(笑)。
ミッキーの複雑な形も加工してみます
意外と難しいっていうか、怖くて思うように切れなかった糸ノコですが、いろいろカットして試しているうちに、コツみたいなものが分かってきました。で、なれたら素早くスムーズに滑らかにカットできるようになってきたんです。
ほんとに短時間でこんなに慣れるの?っていうぐらい上手くなりました。
これならいけるに違いない!と思ってミッキーの形にもチャレンジしてみる私。
曲線は無理せずちょっとづつカット
大きく曲がった曲線を切るのは結構むずかしいので、写真の様にちょっとづつカットしていきました。決して線からずれてるわけじゃないですよ。いきなり線の通り小さい丸を切るのは無理ので、こんな風に大きめの曲線を意識しながら少しずつ丸くしていくんです。
難関の耳と耳の間の部分もカットできたよ!
耳と耳の間の部分は特に難しかったですが、なんとかそれっぽくカットできました。
カットしているうちに材料が小さくなってしまうと持つところがなくなって最後までカットできないってことになるので、写真の様に棒の先っちょを加工していって最後に棒から切り離すみたいな感じで加工していくのがいいみたいですね。
初めて糸ノコカットしたミッキーのシルエット
でもっていろいろ工夫しながらカットしたミッキーのシルエットがこちら!
か、かわい~♪ 自分でいうのもなんですが、かわいすぎます(笑)。
ちょっと凸凹してたり線からはみ出してたりしますが、なんとなくミッキーぽくなってきました。
それにしても自分で作るとちょっとぐらいゆがんでても、かわいさ2割増しくらいに感じるから不思議ですね(笑)。
嬉しくなってたくさんつくっちゃいました!
嬉しくなってテンションが上がった私は他の樹種でもミッキーのシルエットや板状のプレートをつくってみました。
いろんな色だったりちょっとづつ形が違ったり、なんだか楽しくなってきましたよ♪
表面をサンドペーパーで磨きます
カットできたら今度は表面をサンドペーパーで磨いていきます。目づまり防止剤のついたこの白いペーパーで磨いていくと、みるみる削れて綺麗になっていきます。表面の凸凹を滑らかにしつつ、カットするときに微妙に歪んでた部分もついでに補正して。。。
やってみて分かったんですが、この段階でカット時に歪んだ部分を修正するのって結構難しいうえに時間がかかります!
最初の下描きをもっと正確に描いて糸ノコのカットを丁寧にするほうが楽だったみたいだな~。
いつもは行き当たりばったりのお気楽モードでチャレンジしてるまあくんですが、次回からは用意周到にやるぞ!と思うのでした(笑)。
すべすべの肌触りに仕上がったよ
最初は粗い目のペーパーでこすり、徐々に目の細かいペーパーで仕上げていく。丁寧に作業して、気が付くとこんなに滑らかなすべすべの肌触りに仕上がってました♪
例によってミッキーの耳と耳の間なんかはとっても苦労しましたし、たくさん磨いてたら時間もかかりましたが、その分いい感じに仕上がってくれてますね。
あれっ?でもなんか色が白っぽくなったような気がしないでもないような。。。
表面の木の粉を綺麗にします
サンドペーパー掛けをすると、木の表面に白い粉がふいたみたいになたので、水洗いして木の粉を落としておきました。湿ると木の本来の色がよみがえってカラフルになってきておしゃれな感じがでてきましたね。完成が楽しみです。
というわけで材料調達から木材のカット、サンドペーパーの磨きまでご紹介しましたが、ちょっと長くなってしまったので、今回はここまでにして、ワックス掛けや金具固定の様子は次回ご紹介したいと思います。
果たしてカッコイイ世界で一つの木製オリジナルキーホルダーはできるのでしょうか?
次回をお楽しみに~♪
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
DIY FACTORY OSAKAのレンタルワークスペース情報
今回の無垢材キーホルダーを気軽につくることができたのはレンタル工房が近くにあったのが大きいと思います。1000円というリーズナブルな価格でたくさんの道具を自由に使えるDIY FACTORY OSAKAのワークスペースは気軽に楽しめるので、私はちょくちょく利用するようになりました。
日曜大工で棚が作りたいけど作業する場所がないとか、道具を持ってないけど気軽に木工してみたい!って方にレンタルワークスペースはとってもオススメなので、興味がある方は一度近所にそういったショップがないか探してみてくださいね。
参考として以下にDIY FACTORY OSAKAの基本情報を載せておきます。
DIY FACTORY OSAKAの基本情報
〒556-0012
大阪府大阪市浪速区敷津東1丁目2番12号 南海電鉄高架下
TEL : 06-6643-9700
営業時間:10時~20時
定休日:毎週火曜日(祝日の場合は営業)
http://www.diyfactory.jp/osaka/
レンタルワークスペースは時間制の利用料金で常備されている工具・道具や塗料類は使い放題。
2時間1000円(税込)で利用でき、延長料金は1時間500円(税込)です。
続きの記事はこちら! →『オリジナルの木製キーホルダーを自分で手作りしてみたよ!仕上げ編』
コメント
コメント一覧 (2件)
まりなさんこんにちは~。
いつもいっぱい褒めていただいてありがとうございます。
「なんでも体験記」なのでいろんなことにチャレンジして
なんじゃこりゃ!!と笑ってもらえるブログを続けていきますのでこれからもお願いしますね( ^^)/
こんばんわ。すごーい笑 家庭菜園からぜんぜん知らない世界がみえる。
…あ、まあくんのブログ、また好きな理由が見つかりました。飽きないんです。私にはお気に入りのブログがいくつかあります!笑 でも有名主婦の家庭菜園のブログとか、意外といかなくなるんですよね。書いてる側もネタに困っちゃうときもありますしね。早く家庭菜園見たいなぁ〜と下心でくるんですが、なんじゃこりゃ笑‼︎と新しいのが見れて楽しいです。
あとは木のぬくもりが好きとか、好みが似てたり合う部分があるからかなーと思いました。このブログはまあくんの生き生きライフワークですね。羨ましいです。何が言いたかったんだろう笑 変わり者ですいません。 とりあえずミッキー(言っちゃってるよ) かわいいっす。おやすみなさい。