種まきの季節がやってきてソワソワしてるまあくんです。今年もマンションのベランダで土を使わないで野菜をおしゃれに育てますよ。しかも今年はさらに手軽で誰でも楽しくおしゃれに野菜を育てられる新しい方法を試してみます!土を使わないのはもちろん、使う道具もおしゃれで機能的なものを厳選してチャレンジしてみるので、応援してくださいね。
土なしベランダ栽培にチャレンジする野菜
まずは今年、土なしベランダ栽培にチャレンジする野菜を紹介しま~す。
- 家庭菜園といえばこれ!定番のレタス
- かわいくて収穫が楽しい中玉トマト
- プチぷよって名前が面白い黄色いミニトマト
- 常備しておくとなにかと便利なネギ
- 薬味やお弁当の彩りとして大活躍のシソ
- なんだか体によさそうな気がするエゴマ
- 土なしで育つかどうかちょっと不安なミニニンジン
どうでしょう。この多様性に富んだ野菜のセレクト。なんだかとっても楽しそうでしょ♪
一見、普通の野菜の様に見えますが、実はそれぞれにこだわりの品種を選んでます。
レタスはシャリシャリ感があってスーパーでも高値で販売されているフリルレタスでリッチ感満点。
トマトはアンチエイジングに効くリコピン含有量が多い機能性野菜フルティカでお肌すべすべを狙ってます。
ネギとシソは過去水耕栽培で失敗したたので新しい方法でリベンジすべく育てやすいものをセレクト。
エゴマは体で作ることができない必須栄養素のオメガ3脂肪酸で健康体をゲット。
ミニニンジンは普通は土で育てるものだけど、新しい方法で土いらず人参を作ってみたい!
てな感じで夢と希望(欲望?)、そしてチャレンジ精神をいっぱい抱いてセレクトした選りすぐりの野菜の種なんですよ。
あ、いっこ忘れてました。
プチぷよイエローっていう名前の黄色いミニトマトは、あまりにもゆるくてかわいい名前が気になって、ついつい衝動買いしてしまったものです(笑)。
土を使わない新しい方法で野菜の種まき
そして今回、土を使わない新しい栽培方法で使う道具がこちら!
なんと今回はたったこれだけの道具でおいしい野菜を育ててみようと思います。
土もなければスコップもありませんよ~。
マンションのベランダに土を持ち込むと管理も処分も大変なので、野菜の栽培に最適な高機能のスポンジや水耕栽培風の環境を実現するプランターを使って栽培してみます。
いままで数年間、家庭向けの水耕栽培やスポンジ栽培などいろいろ試してるうちに思いついた方法なので、きっと上手く育ってくれるはず!
そんな期待と確信をもって栽培にチャレンジしてみます!
栽培用の貯水機能付きプランターを用意
まずは栽培用のプランターを用意します。アイボリーの本体にグリーンの帯が入ったおしゃれなカラーリングがなんだかおしゃれで栽培が楽しくなりそうなこの角型プランターは、リッチェルというブランドのミエルノPlusプランターという商品で、なんと貯水機能がついたプランターなんです。
アイボリーの容器に中に水や培養液をいれておくと、白い不織布のテープを水がしみあがっていく仕組みになっていて、グリーンの容器の中の土やスポンジに適度な水を供給してくれます。
このプランターを発見したときに、培養液をポンプで循環させたりエアレーションのブクブクで酸素を供給してる水耕栽培の機能を、電気も装置も不要で実現できるんじゃないか、ってピコーン!って閃めいた感じがしたので即購入してきました。
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野菜の栽培に適した専用スポンジを入れる
プランターを用意したら、普通だったら中に土を入れますが、今回は土の代わりに野菜栽培用に作られたスポンジのキューブをプランターいっぱいに入れます。
このスポンジキューブなんですが、普通に水耕栽培で使われてるスポンジ(皿洗いなんかに使うスポンジと同じもの)とは全く違うものなんです。ロックウールという素材でできてて、吸水力や保水力が野菜の根を育てるのにちょうどいい感じなんです。しかもキューブ状になっているので、キューブの隙間に空気も挟まれて、水も酸素も供給される状態になって根が生育しやすくなるようです。
一般的なスポンジだと、水に浸かってるところは濡れててそうでないところは乾いてるっていう状態になりやすいので、根がいわゆる水没状態になってしまいますが、これなら土に近い状態を再現できるはずです。
ちなみにロックウールは建築材料として家の断熱材としてつかわれてて、触るとチクチクするものもあるんですが、このロックウールキューブは手で触ってもホワホワでした。
ロックウールキューブを敷き詰めたら水で湿らせてあげます。上から水をかけるだけで写真の様にぐんぐん水を吸っていきますよ。普通のスポンジだと水に浮いちゃうので手で押さえて吸水させる必要がありますが、このロックウールスポンジは水をかけるだけでいいのが便利なところです。
あっ!しまった。使う道具は写真のものだけっていいましたが、水やり用のペットボトルを忘れてましたね(笑)。
と冗談を言ってるうちに、種まきのためのプランターが準備できました~!
普通の土を使った栽培方法だと、プランターの底にネットを敷いて、水切り用の石を並べて、粗い土、腐葉土や肥料などを混ぜた栽培用の土を順番に敷き詰めていく必要がありますが、今回の方法はそんなの一切なしです。スコップもいらなければ手も汚れてないのが嬉しいな~♪
育てやすい春野菜の種
それでは今回種まきする野菜の種を順番に見てみましょう!
フリルレタスと中玉トマトフルテイカ
まずは一番オーソドックスで活用頻度の高いフリルレタスと赤くておいしそうな中玉トマトの種です。過去何度が育てたことがあるんですが、育てやすさや収穫量がピカイチ。比較的病気知らずでたくさん収穫できるので初めての方におおすすめの種です。
上の写真がフリルレタスの種です。レタスの種って細長くってとっても軽いんですよね~。濡れた手で蒔こうとすると、指に引っ付いたままとれなくなったり、どっかにいっちゃったりするので注意が必要です。
ちなみに私はくしゃみで全部吹き飛ばしてしまったことがあります(笑)。
そしてこちらがトマトの種。トマトの種はぺったんこで中身が無くなったか乾いて死んでるんじゃないかって思ったりしますが、これでしっかり発芽してくれるんですよね。しかも今回の種はリコピン含有量いっぱいのレアなトマトなので丁寧に種まきします。
ミニトマト プチぷよイエロー
なんともゆるかわいい名前の黄色いミニトマトは赤ちゃんの様な触感が楽しめるらしいです。赤ちゃんのほっぺは食べたことがないので、想像がつきませんがとっても楽しみですね。
このミニトマト種は「白くてでっかくてトマトらしくないな~」、なんて思ったんですが、これはペレットといって、種の周りを粒状態の材料でコーティングしてるんだそうです。種まきしやすくするための処理なんだそうですが、トマトがミニだと種もミニなんでしょうかね?
えごまと芳香あおしそ
つづいてエゴマと芳香あおしそ(おおば)です。青しそっていったり大葉っていったりするのでわかりにくいかもしれませんが、同じものですよ。
まずは大葉の種。黒くて丸くていわゆる普通の種らしい種ですね。
そしてこちらが初めて見たエゴマの種です。
おお~っ!白い!
種の表面に不思議なシワというかメロンの模様みたいなのが入ってて、なにより白いのが不思議だな~。化石やサンゴみたいですが、ちゃんと生きてるのかな~?
育てやすいネギ 京千緑
そしてネギは作りやすさで選んだ京千緑です。しゅっと伸びた美しい形で育てやすいと書いてあったので迷わず選びました。
そしてネギの種ですが、何度見ても不思議な色と形。焦げて炭になったんじゃないかと思うような黒色です。
乾いてしぼんだ様な形をしてますが、これでちゃんと発芽するんだから不思議ですよね~。
今回のチャレンジの目玉!ミニニンジン ピッコロ
そして最後に今回のチャレンジの目玉!ミニニンジンのピッコロです。パッケージを見ると元気なオレンジ色と緑が綺麗でかわいいミニニンジンの写真があって、見てるだけでワクワクしてきます。
水耕栽培を中心に育ててきた私は人参は育てたことが無いので人参の種は初対面です。どんな種かワクワクしながらそっとだしてみたら、こんな色の種が出てきました。
ん?干からびてる!?
と眉間にしわを寄せてタネを見つめてしまいましたが、これが人参の種の姿なんでしょうね。穀物が乾いたときの感じですが、微妙にいろんな色が混ざってるのがイタリアンパセリの種に似ててイタリアをイメージさせるような気もしないでもありませんが、とにかく蒔いてみましょう!
ロックウールキューブに直接種まき
種はこうやって一粒ずつ、パラパラとロックウールキューブの培地に直接種まきいちゃいます!
えっ!?まず小さいスポンジに種まきして発芽してから植え付けするんじゃないの?
って思った方もいらっしゃるかもしれませんが、ロックウールキューブが土の機能を果たしてくれるのだとすれば、わざわざスポンジに種まきして植え付ける必要はないはずです。ここは土に直接種まきするようにロックウールキューブに種まきします。
だいたい6か所くらいを目安にふた粒づつくらい蒔いておきます。
※ちなみに人参ははじめてで発芽するは不安だったのでいっぱい蒔いておきました(笑)。
キューブの上から直接種を蒔くと、隙間に落ち込んでいく種もあれば、写真の様に種が表面のったままのものも出てきます。こういう種はロックウールキューブの隙間に入るようにツンツンとつついて薄い土の下に種まきするようにロックウールキューブの下に入れてあげときました。
直射日光を遮り藻を防ぐ!
最後にロックルールキューブの上からインテリアバーグというウッドチップを敷き詰めます。なんでこんなチップを敷き詰めるかというと、これをしないと、ロックウールキューブに藻が生えちゃうからです!
藻は野菜の害になるものではありませんが、見た目がイマイチで栄養を取られてる(気分になる)ので、絶対防ぎたいもの。藻はどこからともなく侵入し、水分と温度、そして直射日光によって成長するので、常に湿った状態のロックウールキューブは危険なんですが、このインテリアバーグを敷き詰めておけば直射日光が当たらなくなるので、藻を最小限に抑えることができます。
こんなゴツゴツしたウッドチップを敷き詰めて、きゃしゃでデリケートなタネがきちんと発芽して伸びてこられるのかかなり心配だったりしますが、これがクリアできれば劇的に簡単で衛生的に野菜を栽培できるので今回思い切ってチャレンジしてみます!
※まだ上手くいくかどうかわからないので、発芽報告をするまでは真似しないことをオススメします。
→2018.04.24追記 バッチリうまくいってるので真似しても大丈夫ですよ~(笑)。
土を使わないスポンジ水耕栽培の種まき完了!
というわけで、あとは日当たりのよい温かいところへプランターを設置すれば、土を使わないスポンジ水耕栽培の種まき完了です!
※発芽に日光は必要ないので、藻を抑えるために発芽するまでアルミホイルで蓋をしておくといいですよ。
いや~、ほんとに簡単!
これなら10分もあれば野菜の種まきができちゃいますね♪
新しい栽培方法がうまくいくといいな♪
数年前は家庭向け水耕栽培の方法でヤシ殻繊維を水でふやかしておいたり、プラスティックカップの底をカッターでくりぬいたりといろんな作業をしてましたが、この方法ならプランターにロックウールキューブをいれて水で湿らせ、種を蒔い田植えからインテリアバーグを敷き詰めれば種まき完了です!
スコップも要らなければ土で手が汚れたり臭いのする肥料も不要です。
我ながらすごい方法を発見したかも!?と嬉しい気持ちでいっぱいになりましたが、もちろん成功するかどうかはこれからにかかっています。
正直うまくいくかどうかはまだ分かりませんが、成長していく様子を楽しみながらタイムリーに紹介していこうと思いますので、みなさん是非応援やアドバイスをお願いしいますね♪
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
野菜の名前をプランターに書けるマジック
レタスだけとかトマトだけみたいに単品で育てるときはいいんですが、たくさんいろんな野菜を育てるときは、どのプランターにどの野菜を植えたか分かるようにしておきましょう。
そのときにオススメなのが、ポストチョークというブラックボード用マーカーでプランターに直接書いておくこと。
写真の様に直接プランターに野菜の種類やマークを自由に書けるのでとってもおしゃれなんですよ。
しかも、水で湿らせたティッシュでふき取るときれいさっぱり消えるので何度も描いたり消したりできるんです。
しかも今回使った白色だけでなく、カフェのブラックボードに使うようなおしゃれなナチュラルカラーもあるのでインスタ映え間違いなしですよ。
野菜の場合は短冊みたいなプラスティックのプレートに油性マジックで野菜の名称をかいて土に突き刺すってのが一般的かもしれませんが、野菜が育ってくると邪魔になったり、用意するのが面倒だったりします。ポストチョークを使えばそんなこともありませんし、工夫次第でとってもおしゃれでかわいくできるので、一度試してみてくださいね♪
コメント
コメント一覧 (4件)
chisatoさんこんばんは〜!
いいアイデアですね。
僕も見習ってがんばろっと。
タネが元気に発芽してくれるのを祈ってま〜す(@^^)/
ロックウール、通販だと送料かかるのでホムセンで種巻き用の買ってきて1つを豆腐みたいに4つにカットして3寸にんじんとゆう物を種まいてみました!
ウッドバーグ結構乗せたので心配です(焦)
トマ子さんおはようございます!
そうなんですよ~。トマトはでっかくなるので
いつもだったら大きめの栽培容器で育ててるんですが、
今回はコンパクトに育てるチャレンジ中なので植え替えなしで試してみる予定です。
プランターの貯水槽に根を張らせて水耕栽培にして剪定しながらそだててみるので
結果をお楽しみに~(@^^)/
まあくんさん、たまに楽しく拝見しています。
発芽おめでとうございます!一つ質問です。
プランターはあまり大きくなく深さもないようですが、中玉トマトやミニトマトも間引き後、このプランターで
育てるおつもりでしょうか?
やはり深さのあるプランターに植え替える予定でしょうか?
数年前ミニトマトを育てましたが結構大きく育ちますし根も深くつきますよね・・・?