冬なのにトマトが熟すのを見守ってるまあくんです。トマトといえば夏に収穫するものですが、なんと寒い真冬の2月に熟したトマトを収穫出来ちゃいました。そこで今回は冬に熟していくトマトの様子や冬トマトの味、栽培のポイントを紹介します!
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真冬にトマトが熟して収穫できた
皆さん聞いてください!
なんと寒い真冬の2月に熟したトマトが収穫できちゃいました♪
すごいでしょ。今年は特に寒い日が続いたので、自分でもびっくりです。
夏の終わりに種まきして秋からトマトを育てる
といっても、夏の様にぐんぐん育って収穫できたわけじゃなくて、寒空の下でゆっくりゆっくり育っていったって感じで「ほんとに収穫できるかな~?」みたいな心境で、結構ヤキモキさせられたんですよ。
どんな感じだったか、まずはトマトが熟していく様子を簡単に紹介しますね。
今回トマトの種をまいたのは8月24日。夏の終わりとはいえ、まだまだ暑いころですね。
特に冬栽培用の品種があるわけではないので、普通の夏に育てるトマトの種を蒔きました。
そして2週間ほどするとこんなかわいい苗に成長し・・・
間はすっ飛ばして、種まきから2か月ほどたった10月末には、こんなに大きく成長してくれました~。
写真だけみると夏の写真みたいですが、もう秋ですよ(笑)。
でもってさらに1か月ほどすると夏と同じように花が咲いて、小さい実がなり始めました!
か、かわい~っ♪
葉っぱの影に隠れてちょこんと実ったトマトがとってもかわいいですね。
ツヤツヤしててポヨってしてる感じがたまりません。
ときめきながら収穫を楽しみにしてたんですが、こっからが夏とは違ったんです。
超ゆっくり熟していく冬のトマト
というのも実の成長が、ここから極端に遅くなってきたんです。
そりゃあそうですよね。なんてったってもう12月です。急激に寒くなってきて、気温も15度を下回る日が続くようになりました。
トマトは15度以上でないと赤く実らないといわれてるので、我が家のお日様がしっかりあたる南向きのベランダでも、さすがに厳しいのかな~?
雨の日の朝なんかだと、トマトちゃんたちも寒さで縮こまってるみたいに見えます。
去年は暖冬だったから冬でも真っ赤に熟したトマトが収穫できたんだけど、今年は大丈夫かな~?
ところがそんな心配に追い打ちをかけるように、1月になるとさらに寒くなり、最高気温が10℃に満たない日も出てきました。
たしか去年栽培したときは1月くらいには赤く熟したトマトが収穫できてたと思うんですが、今年はまだこんな感じで緑色のままです。
「大寒波」なんて表現が天気予報で流れるたびに、「さすがに無理かも・・・」なんて感じで、僕はちょっと弱気になってきました。
ところが、トマトは僕と違ってちょっとやそっとの寒さにくじけたりはしないみたいです。
超ゆっくりではありますが少しずつ大きくなって、ほんのりと色づいてきました。
おお~!トマトちゃんえらい!頑張れ!
それにしてもトマトはほんとに逞しいですね~。
僕だったら「絶対外にでたくない!」って思うくらい寒いんですが、そんな寒空でもお日様の日差しを浴びながら逞しく育ってくれてます。
そんなこんなで「トマトに勇気をもらっちゃったな~」なんて思ってたら、一月の末くらいに異変が起こります。
トマトが熟す前に枯れてきた?
あれ?
トマトの葉がしおれて枯れ始めてます。全体的に茎も葉っぱも緑色から黄色っぽくなってきてる気がするし、おかしいですね?
まずい!ひょっとして、寒さに負けて枯れ始めちゃったんでしょうか。
ゆっくり育つトマトの成長を焦らずに見守ってたんですが、状況が変わってきたみたいです。
ト、トマトちゃん急いで~!
その後は最高気温が10℃以下ではあるものの、天候に恵まれて天気の良い日が続き、僕は「はやく~」って気持ちを我慢しながら見守ります。
ところがトマトはなんとか黄色くはなってきたものの、そこから全然赤くならないんです。
ふえぇぇ~ん。どうして赤くならないんでしょう。
っていうか、やっぱり気温が低すぎるに違いありません。
枯れ始めたトマトが心配になりすぎた僕は
思い切って温室買おうかな?
なんてちょっぴりパニック的なことを考えたりしながらも、毎日チェックして見守ります。
そしてある朝、とんでもないことに気づきました。
あれ?このトマト、まだ赤くなってないのに、オレンジ色のまましなび始めてる!?
近くの葉っぱも完全に枯れてるし、こりゃも~ダメだ~っ!!!!
ちょっとやけになって、しなび始めてるトマトをちぎろうかと思ったときに、あることを思い出しました。
育てたのはオレンジ色のトマトだった!
そうだ!今回育てたのはオレンジ色のトマトなんでした!!!
・・・・
・・・・
なんておバカなんでしょう。そりゃ赤く熟さないはずです。
そしてオレンジ色のまま枯れ始めるわけです。
オレンジ色のトマトだったんですから!!!
どうやらわたくしは、またまたやらかしてしまったようです(笑)。
今回まいたトマトの種はこちらのシンディーオレンジという品種だったんです。
フルーツの様な食感の中玉トマトで「オレンジ色に熟す」トマトです(笑)。
いや~、種まきから時間がたち過ぎてて、すっかり忘れてました。てへっ!
ちょっと気恥ずかしくなって一人で苦笑いしながら、「も~、それならそうと言ってよ~」とトマトに話しかけてしまいましたが、とにかくトマトは1月の末くらいには、ばっちり熟してたみたいです!
真冬の2月にトマトを収穫
そうと分かったら気を取り直してトマトの収穫です。
めちゃくちゃ寒い真冬の2月ですが、気持ちの良い日差しの中、大きくてオレンジ色に熟したトマトがたくさんできているので、早速収穫しちゃいます♪
どれにしよっかな~♪
冬に熟したトマトの味
でもってこちらが収穫したトマトです。
大、中、小といろんなサイズのトマトが収穫できました~♪
ピヨッと小さいヘタがついてて、とってもかわいいですね。
カットしてみると、こんなにキラキラ光る綺麗な断面が出てきました。
僕はトマトの中のドロッとしているところがあまり好きではないんですが、それがすくなくて、果肉がしっかりとしてておいしそうです♪
どんな味がするのかドキドキしながら食べてみると、意外と甘くてびっくり!
冬でも甘く実るんですね。収穫したばかりのトマトをそのまま食べたのでめちゃくちゃ冷えてたんですが、それでも塩なしで食べられるくらいの甘さです。
で、予想外だったのは皮の硬さです。
果肉は普通のトマトと同じくらいの食感でしたが、皮は夏のトマトに比べると2倍くらい硬くてシャウエッセンのウインナーみたいでした(笑)。
多分ゆっくりゆっくり育っていく間に皮が厚くなったんでしょうね。
いや~、なんにしても真冬の2月にトマトを収穫して食べられるなんてすごいことですよね♪
冬にトマトを栽培する時のポイント
というわけで、ハプニングはありましたが、ばっちり真冬にトマトを収穫することが出来ました。
夏だけじゃなくて冬にもトマトを栽培してみたいって方のために、僕が実際に育ててみて学んだ「冬にトマトを育てる時のポイント」を以下にまとめておきますね。
[box class=”box26″ title=”冬にトマトを収穫するための栽培ポイント”]
- お日様の光がしっかり当たるところで育てる
- 風が当たりにくいところで育てる
- 育つのは超ゆっくりだけど途中であきらめない
- 寒くても水やりは毎朝しっかりと
- 熟した時のトマトの色を忘れない
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お日様がしっかりあたって風があたりにくいところっていうのは、冬の寒さ対策として当たり前のことですが、3のゆっくり育つっていうのは冬ならではのポイントだと思います。
途中であきらめたりしないで、粘り強く見守ってあげましょう。逆に言うと、長く成長を楽しめるってことでもあります。
それから意外なのは4の「寒くても朝の水やりはしっかりと行う」ってことです。寒いからといって遠慮がちにするのではなく、普通に水やりをしてあげましょう。
あと5の熟した時のトマトの色を忘れないっていうのは・・・・
僕自身へのメッセージです(笑)。
そんなこんなで、とんでもない勘違いはありましたが、見事に「オレンジ色」に熟したトマトを収穫することができました!
トマトは夏だけのものではないってことが分かったので、冬も楽しくトマトの栽培を楽しみたいと思います。
冬のトマト栽培に興味がある方は、是非一度チャレンジしてみてくださいね♪
コメント
コメント一覧 (2件)
そいそーすさんこんばんは〜。
いや〜、そう言ってもらえると凄く嬉しいです(o^^o)
ぷちぷよイエローはとっても可愛くて美味しいですし
きっといろんな発見があると思うので
はじめての家庭菜園をめいっぱい楽しんでくださいね(@^^)/
初めまして!今年の春から家庭菜園に初チャレンジしようと思い、色々調べていたところまあくんさんのブログに辿り着きました。
前向きに諦めずに色々チャレンジされていて、とても勉強になります!
まあくんさんのブログを参考に、ハイポニカ+魔法の土+フェルトプランターでトマト(←美味しそうだったのでぷちぷよイエローを真似しました)とナスを育ててみることにしました(^^)
まあくんさんのブログを参考に、楽しみながら頑張ります♪
これからも更新楽しみにしています!