室内でベビーリーフを栽培!簡単な育て方のポイント

室内で栽培したベビーリーフ

ベビーリーフを室内で育ててるまあくんです。野菜と言えば屋外で育てるのが常識ですが、ベビーリーフは室内で育てた方手軽でおいしいベビーリーフを収穫できるって知ってますか?今回は室内でベビーリーフを育てたい方の為に、上手な育て方のポイントやメリットを紹介します。

  • 庭やベランダがないから室内でベビーリーフを育てたい
  • 虫が嫌いだから室内でベビーリーフを育てたい
  • キッチンや窓際でおしゃれにベビーリーフを育てたい

といった方々にきっと役立つと思うので、ぜひ参考にしてくださいね。

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室内でベビーリーフを育てる時のポイント

室内で育てたリーフレタス

室内でベビーリーフを育てる時に重要なポイントは以下の3つです!

これが実践できれば室内でもおいしくて綺麗なベビーリーフを育てられます。
逆に言えば、うまくいかない時はこのどれかが実践できてないってことなのでチェックしてみてくださいね。

ちなみに上の写真は僕が実際に室内の窓際で育てたベビーリーフです。もりもり元気に育ってるでしょ(^^♪

土を使わないで育てる

土を使わないで水耕栽培で育てたベビーリーフ

室内で育てる場合は、土を使わないで水耕栽培やスポンジ栽培で育てましょう。

理由は以下です。

  • 土には虫や病気がついている可能性がある
  • 新たに虫や病気が繁殖する可能性がる
  • 室内を土で汚してしまう可能性がある

畑の土はもちろん、販売されてる土についても、虫や虫の卵、病気もとになる最近やウイルスが混入している可能性があります。
また、最初は入っていないくても、後から土に虫や最近が入り、繁殖してしまう事もあります。

コバエやアブラムシが発生した、病菌になってしまった、等たくさんの事例がネットにでてたりしますが、いずれも『土』が原因になっていることがたくさんあります。

土は外から見ても中に含まれている虫や病気の存在が分からないので、一番簡単で確実な対策は『土を使わないこと』です。

それから土を使うとどうしても室内を土で汚してしまう場合が出てきます。

僕の場合はすでにほとんど全部体験済みなんですが、収穫の時に根についていた土も持ち上がって周りに土が飛び散ってしまったり、倒して全部ぶちまけてしまったり、小さい子どもや猫がいたずらをしてしまったりと、予想外の事態が結構な頻度で発生しちゃいます。

カーペットの上や食事の近くで土が飛び散ったりしたら家族に叱られてしまうので、ここでも土を使わないことがポイントになります。

土を使わない栽培方法としては、水耕栽培やスポンジ水耕栽培がおすすめです。
虫の卵や病原菌が潜んでいることは100%ありませんし、こぼしても水がでるだけで、土が飛び散ることもありません。

日光の当たる明るい窓際で育てる

日光が当たる場所で育てているベビーリーフ

いうまでもありませんが、おいしくて綺麗なベビーリーフを収穫するためには日光がとっても重要です。
必ず直射日光の当たる明るい窓際で育てましょう。

一日中日差しが入らなくても直射日光が半日くらい当たる場所であればOKです。

窓際で育てたベビーリーフ

南側の窓際はもちろん、東側や西側の窓でも栽培可能ですので、直射日光を少しでも当ててあげる様にしましょう。

ちなみに北側の窓では元気なベビーリーフを育てることはできません。
実際に試してみたところ、ひょろひょろ~とした色の薄いベビーリーフになってしまいます。

なので、マンションなどで北側にしか窓がないとか、キッチンの北側の窓際で育てたいという方は植物栽培用の照明を使うなど工夫をすることをおすすめします。

逆に言えば、1日3~4時間直射日光が当たる明るい窓際であれば室内のどこでも栽培することができます。

自宅のリビングやダイニングの窓際はもちろん、キッチンや洗面所なんかでもOKです。
窓際の直射日光が当たる場所であれば、会社の打ち合わせスペースやデスクの上なんかでも可能です。

ここで陥りやすい失敗事例を紹介しときますと、真南の窓は5~7月くらいの間、直射日光が入らなくなる場合があります。
特に窓に庇がついている場合は明るいし光も入ってるけど直射日光は当たっていないという状態になることがあるので、油断しない様に注意しましょう。

培養液の量を管理

種が浸るくらい培養液をいれたベビーリーフの栽培容器

土を使わない、日光の当たる明るい窓際で育てる、というポイントは最初に対応したらあとは何もしなくてOKですが、日々のお世話で重要なのが、培養液の管理です。

  • 種まき~双葉まではスポンジ全体を湿潤にする
  • 本葉がでたらスポンジの半分まで培養液に浸かる様にする

水耕栽培の場合、水やりの代わりに培養液を一定の推移で保つことになりますが、その培養液の量をしっかり管理するのがポイントです。

種や発芽したばかりの時は、種が乾いたりしない様に常にスポンジが湿潤になるように維持する必要がありますし、本葉がでて根がスポンジの中に広がったら、水位をスポンジの半分が浸かるくらいまで下げて根が呼吸できるようにしてあげます。

といっても難しく考えることはありません。

毎朝水が減りすぎていないか確認して、目安になる水位まで培養液を追加するだけなので、とっても簡単です。
毎日手のかかる作業をする必要はありません。

毎朝、培養液が減っていたら追加してあげるというだけで元気に育ってくれますよ。

ベビーリーフの栽培時期

収穫したベビーリーフ

ベビーリーフの栽培に適した種まきの時期は4月~10月くらいが目安です。

室内で栽培する場合は暖房をしっかりしておけばもっと寒い時期でも種まきをして栽培することができますが、普通に室内の窓際において栽培する場合は4~10月に種まきをして12月中旬くらいまでに収穫するというのが目安になります。

気温が低くなると、発芽しなかったり、成長が極端に遅くなったり、色が悪くなったり、様々な問題が起こってくるので、適切な時期に育てましょう。

室内でベビーリーフを育てるメリットとデメリット

元気に育ったベビーリーフ

室内で野菜を育てるのは難しかったりデメリットが多かったりするのではないかと思ってしまいますが、実は室内で育てた方がメリットがたくさんあったりします。

ベビーリーフを室内で育てるメリット

  1. 虫や病気の被害を受けにくい
  2. 温度が維持しやすい
  3. 強風や大雨で痛む心配がない
  4. 世話がしやすい
  5. さっぱりした味になる
  6. おしゃれなインテリアになる
  7. 家族で楽しみやすい

虫がつきにくかったり、温度が維持しやすかったりするのは温室と育てるのと一緒なのでイメージしやすいと思いますが、意外と嬉しいのが、強風や大雨でベビーリーフが傷んでしまう事がないことです。

というのも、ベランダや屋外で育てると、春先の強い風にあおられたり、にわか雨に打たれて、発芽したばかりの苗が倒れたり折れたりすることがよくあるんです。室内ならそういった事態を防げます。

あとはわざわざ靴を履いて外にでないといけない庭やバルコニーと違い、窓際などの身近で目につく位置にあるので、水やりなどのお手入れを忘れることがないのもいいところです。わざわざ気合を入れてお世話をするのではなく、自然とお手入れができちゃう感じです。

それから家族みんなの目に触れるので、「そろそろ収穫できそうだね」といった家族の会話につながるのも意外と嬉しいメリットです。

ベビーリーフを室内で育てるデメリット

  1. 窓際を占領する
  2. こぼしたら室内が濡れる
  3. 青々とした野菜臭いものは収穫できない

逆にデメリットとしては、窓際のカウンターやテーブルなどの上で育てるのでスペースをとるとか、万一こぼしたら床が水浸しになるかもという心配があります。

あとは好み次第の話になりますが、昔ながらのえぐみや野菜臭さの様な青々とした味にはなりません。
僕はさっぱりとしてみずみずしい野菜が好きなので、室内栽培の方が向いてるんですが、お日様いっぱいのもとで育った、青臭い味じゃないと野菜を食べた気にならないって方は屋外で育てることをおすすめします。

※トマトやキュウリと違い、ベビーリーフの場合は「青々とした野菜臭さ」という表現はちょっと過剰かもしれません(笑)。

室内でベビーリーフを育ててみよう

ベビーリーフの朝食

というわけで、ポイントをおさえれば室内でもベビーリーフを簡単に育てることができます

ベランダがないとか、虫が出てくる土や畑は嫌いだけど野菜を育ててみたい、という方にピッタリの方法だと思うので、ぜひ試してみてください。

予想以上に簡単に綺麗なベビーリーフが栽培できるので、収穫を楽しんだり食卓が豊かになる事はもちろん、「こんなに簡単で楽しかったんだ」って驚かれると思いますよ♪

スポンジ培地を使った水耕栽培でベビーリーフを育てる方法は、以下の記事で詳しく紹介しているので、試してみようと思った方はチェックしてみてくださいね。

室内で栽培したベビーリーフ

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