ニューバランスのスニーカーのかかとの内側が破れて困ってるまあくんです。このまま履き続けるのは恥ずかしいしけど処分するのはもったいないな~と思ってたら、簡単に自分でかかとの内側の破れを修理する方法が見つかって、実際にやっていたら効果抜群で嬉しかったので紹介します!
- 破れたスニーカーのかかとを自分で修理したい
- 限定モデルや愛用のスニーカーを長く使いたい
- 破れた原因や予防法を知りたい
- 新しいのを買って靴擦れするのは嫌
という方々にきっと役立つと思うので参考にしてくださいね。
かかとの内側が破れたニューバランスのスニーカー
まずはかかとの内側が破れてしまったニューバランスのスニーカーをご覧ください。
ちょっと様子がおかしいなと思いつつも履き続けたために、かかとの部分がお見せするのが恥ずかしくなるくらいひどい状態になっちゃってます。
普通なら新しいスニーカーを購入するところですが、これは大阪のショップだけで販売されてた期間限定モデル。
超気に入ってるし、同じデザインの物はもう販売されてないので、絶対手放したくないんです!
ちなみに、メンズでベージュ系のカラーリングで、革をアクセントに使ったモデルって結構レアなんですよ。
ニューバランスのかかとの内側が破れる原因
ニューバランスのかかとの内側が破れるって話はよく聞きますが、原因として考えられるのは
- かかと部分が高くなっていて足とこすれやすい
- かかと部分が柔らかい素材でできている
ということです。
固くて丈夫な化学繊維の生地ではなく、履き心地をよくするためにやわらかくて肌触りの良い生地を使っているので、摩擦が多いかかとの部分だと破れやすくなるってわけですね。
履き心地が抜群にいいニューバランスならではの悩みとも言えます。
かかとの内側の破れの修理に必要な道具
この激しく破れてしまったかかとの内側の生地ですが、意外なことに自分で簡単に修理することができます!
「靴かかと補修」で破れを補修できる
それがこちらの「靴かかと補修」というシートを使った修理法です。
ネーミングがそのまんま過ぎて分かりやすいんだか分かりにくいんだかって感じですが、こちらのシートがあれば、自分で簡単に修理できちゃうんですよ。
この「靴かかと補修」というシートは、スニーカーや革靴のかかとの内側を修理するための専用のアイテムなんですが、素材やカラーのバリエーションが豊富なのが特徴です。
自分のスニーカーに合いそうなものを探してみて下さい。きっと近いものがあると思いますよ。
このシートは合皮でできているんですが、表面を触るとすべすべしっとりしててすごくやわらかい感触がします。
よくあるつやつやした合皮とは一味違うんですよ。
僕の場合はベージュ系のスニーカーだったので、ベージュグレーとグレーコーヒーという色のセットを購入しました。
※2色セットで4足分の8枚がセットになって販売されています。
靴専用ブラシ
あとは絶対必要というわけではありませんが、靴専用のブラシがあれば便利です。
かかとを修理する前に靴についた汚れや埃を落とすのに使います。一見綺麗に見えてるスニーカーでも、ブラッシングしてみると埃がボフボフでてくるので、汚れは必ず落としてから作業するという意味でもあると便利です。
使い古した歯ブラシなんかや100円均一の物でもいいと思いますが、僕は愛用しているニューバランスのスニーカーだったので、こちらのスエード専用のブラシを使いました。
スニーカーのかかとの内側の破れを修理する方法
それではここから僕が実際にスニーカーのかかとの内側の破れを修理したときの写真を使いながら、修理の方法を詳しく解説しますね。
かかと部分の汚れやほこりを落とす
まずは破れたスニーカーのかかと部分を綺麗にしておきましょう。
埃や毛なんかが付きやすい部分なので、汚れてないかチェックしておきます。
靴用ブラシなどをお持ちの方はそれを使うのもいいと思いますし、ついている毛やゴミを指でつまんで取り除いてもOKです。
汚れたままだと、かかと補修シートがしっかり貼り付けられなくなる可能性があるので、しっかり綺麗にしておいてくださいね。
シートを仮置きして色を合わせる
すでに色を決めて補修シートを購入してるわけですが、近い色が2色入っているので、どちらがいいかを最初に決めましょう。靴の内側に当てて見比べてみるのはもちろん・・・
スニーカーの外側の色にも合わせてあげるのが綺麗に仕上げるポイントです。
僕の場合は内側だけ考えるとアイボリーっぽい方がよかったんですが、外側の色も考えるとベージュっぽい色の方がよく合うことがわかったので、そちらを選択しました。(商品上はグレーコーヒーという色です。)
シートを仮置きしてサイズを合わせる
続いてサイズを合わせます。それにしてもひどい破れようですね。スポンジが飛び出しちゃってます。。。
靴かかと補修のシートは大と小の2種類のサイズがあるんですが、小さい方だと破れてる部分を覆うのは無理そうです。
大きい方をあててみると、これなら穴を全部埋めることができそうですね。
このままだとはみ出してしまう部分があるので、サイズを調整します。
補修シートはこんな風にハサミで簡単にカットできるので、目分量でいいので、余分な部分をカットしましょう。
僕はシートの高さを抑えるために上下をカットしました。
靴が破れたところをちょうど覆い隠せるサイズになりましたね。
続いて反対側の靴です。
こっちは破れ具合が違ってて、かかとのかなり上の部分まで裂けちゃってますね。
さっきと同じサイズのシートをあてても、上の方がカバーできないのでこんな風に少し上にとがった形にしてみました。
この靴かかと補修シートは破れ方や靴の形に合わせて自由にハサミでカットしてサイズを調節できるのがいいところです。
靴かかと補修シートを貼り付ける
色とサイズの調整ができたら、シートを貼り付けます。
このシートはシールになっていて、裏の紙をはがすと接着面がでてくるのでこれを靴に直接貼り付けます。
この時、結構ドキドキすると思います。
というのも失敗してずれたりすると破れてるところを覆い隠せなかったり、ダサい感じになってしまうからです!
一度貼り付けてしまうと、はがすのは難しいですし、無理にはがしたらさらに大きく破れたり、接着力が弱くなったりする可能性があるので、一発勝負なわけです。
そんなドキドキいっぱいの状況の中、失敗しない貼り付け方を編み出しちゃったので、こっそりお教えしますね。
まずはシールを写真の様に内側に折りたたんでつまんで、かかとの中央にシートの中央を合わせておきます。
そしてかかとの中央部分にシートの中央部分を貼り付けていき・・・
続いて右半分を靴に貼り付けます。
つづいて左半分も貼り付けて、全体をしっかりおさえて・・・
かかとの上の部分もはがれない様にしっかり貼り付けたら・・・
靴補修シートの貼り付け完了です!とっても簡単でしょ。
ポイントは靴の中央にシートの中央を貼り付けて、位置と向きを合わせてから左右順番に貼りつけるってことです。
この方法なら、左右のバランスが歪んでしまうとか、貼る位置がずれてしまうという事がないので、まっすぐ正しい位置に貼ることができますよ。
というわけで、作業すること10分くらいでニューバランスのスニーカーのかかとの内側の破れを修理することができました~!
最後に、はがれたりしない様に、しっかり上から押さえて接着しておきましょう。
かかとの破れを補修した後の履き心地や見え方は?
気になるのがかかとの内側の破れを補修した後の履き心地ですが、これが抜群に良かったんです。
試しに靴下をはかないで裸足ではいてみたりもしたんですが、引っかかりや厚みの違和感を感じることもなく、むしろすべすべして気持ちいいくらいでした♪
ニューバランスの履き心地を損なうことなく補修ができるのはほんとに嬉しいですね。
それから、つぎはぎをしたみたいに見えたらダサいかな~ってちょっと心配してたんですが、そんなことは全然なくて、普通に脱いでおいてある分には補修してるのが気づかないくらいでした。
というのも、かかとの内側って普通にしてるとほとんどみえないんです。
補修の方法を説明する写真はかかとの内側を見えやすくするように撮影してますが、靴を普通に置いて上から見たら、ほとんど見えない位置なので、脱いで玄関においてあっても、誰かに気づかれるなんてことはまずないと思います。
かかとの内側の破れの修理にかかる費用
今回のかかとの内側の破れの修理にかかった費用は「靴かかと補修シート」の780円だけです。
※スエード専用のブラシも購入した場合は600円追加になります。
スニーカーを買いなおせば1~2万円かかりますし、修理に出しても数千円以上かかりますが、自分で直せば数百円ですんじゃいます。
しかも、費用が掛からないだけでなく、新しいお気に入りのスニーカーを探す手間も時間も省けるのでコスパは最強ですね。
自分でかかとの内側の破れを直して長持ちさせよう!
というわけで、実際に自分でかかとの破れを直してみたら、不器用な僕でも「えっ!?こんなに簡単に短時間で直せちゃうの?」って驚いてしまうくらい手軽に修理できたので、皆さんもぜひチャレンジしてみてください。
愛用しているスニーカーをさらに長期間楽しむことができる様になるので、きっとますます愛着のわくスニーカーになると思いますよ♪
役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!
ニューバランスのかかとの内側の破れを予防するには
今回破れたスニーカーの補修方法をご紹介しましたが、この靴かかとシートは破れの予防にも役立ちます。
破れてしまってからだと、破れ具合によっては補修シートが貼れなくなったり、変な形のシートを貼ることになるかもしれませんが、破れる前なら、綺麗な整った形のシートを貼ることができます。
シートを貼っても履き心地は変わらないので、そろそろ破れるかもしれないとか、破れる前の段階で予防措置として貼り付けておく方法をおすすめします。
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