プレゼントにはこだわりたいまあくんです。バレンタインのお返し用にナッツやドライフルーツを抱っこしたクマのクッキーが作れるキットで手作りクッキー作りにチャレンジしてみたら、予想以上に喜んでもらえた上に、作る作業もめちゃくちゃ楽しかったので、今回はかわいい「だっこ型クマ」の手作りクッキーの作り方をご紹介!
バレンタインのお返しに手作りクッキーを焼いてみよう
皆さんホワイトデーのプレゼントは何を用意されましたか?
いつもは「なにがいいかな~」ってデパ地下をうろうろしたりするんですが、今回はちょっと趣向を変えて、手作りクッキーを焼いてみることに。
どうせつくるなら「超かわい~♪」って女の子が喜んでくれるような手作りクッキーを焼いてみたいと思います。
ナッツを抱っこしたクマのクッキーを焼きます
でもって今回チャレンジするのは『ナッツをだっこしたクマ』のクッキーです!
クマのクッキーはよくみかけますが、アーモンドとかのナッツを抱いてるクマ型のクッキーだったら超かわいいですよね。普通にしててもかわいいくまが、ハートなんかを抱っこしてたりしたら、絶対かわいいはず!
超かわいい「抱っこクマ」クッキーの作り方
というわけで早速クッキーづくりの開始です!
まずは用意した材料がこちら!
- 薄力粉・・・・・100g
- アーモンドプードル・・・・・20g
- ベーキングパウダー・・・・・小さじ1/8
- てんさい糖シロップ・・・・・50g
- 菜種油(またはサラダ油)・・・・・30g
- きび砂糖(またはグラニュー糖、上白糖)・・・・・10g
- 塩・・・・・ひとつまみ
- ココアパウダー・・・・・大さじ1(ココア味のクッキーの時だけ使用)
- アーモンドなどのお好みのトッピング・・・・・適宜
と、材料を買いにスーパーにいってみましたが、材料がそろいません!
それもそのはず、作ってるのは3月13日の夜10時。
出張から帰ってきてから夜遅くに近所のスーパーで材料を集めたので、当然お菓子作り用の専門的な材料は手に入りません。。。
しかも私はお菓子作りは超初心者の男子。
スーパーをうろうろしながら「アーモンドプードルってなに~?」「どこにあるの~?」
「てんさい糖シロップって砂糖でもいいのかな~?」
とはてなマークをいっぱい浮かべながら迷いまくるのでした。
クマのクッキーの生地作り
そんなこんなで苦労しながらも、とにかく集められる材料でつくってみることに。なんせもう後がないんです。ホワイトデーは明日なのです(笑)。
まずは粉物の薄力粉とベーキングパウダー、塩をボールに入れてよく混ぜておきます。
それから別の容器で混ぜた砂糖、菜種油をそこに注ぎ入れます。
ちなみにきび糖シロップは入手ができなかったのでお砂糖で代用したんですが、ラカントSというカロリーゼロの天然の液体甘味料をつかったのでヘルシーにできるんじゃないかな~。
(っていうかわざわざ砂糖に加えてきび糖シロップを使えってことは、風味付けや味付けに大きく影響するはずなんですが、このときはそんなことに考えも及ばないまあくんなのでした。)
クッキー生地の材料をゴムベラで混ぜる
材料を入れたら粉を混ぜていきます。
ところがこんな感じでボロボロしてなかなかクッキーの生地らしくなってくれません。てんさい糖シロップをつかってなくて水分が足りないみたいなので、お水を少したしてさらに混ぜあわえていくといい感じになってきました。
おっ!なんだかいい感じにできそうだぞ~♪
お菓子作りでありそうにないハプニング発生!
気持ちよく生地をこねてたら突然バキッ!て音がして目の前はこんな状態に。。。
なんとお気に入りのゴムベラが折れちゃいました!!!
おしゃれにかわいいクッキーを焼くはずが、なんでうなっちゃうの!?って驚く私。
思わず自分で自分を笑っちゃいました(笑)。
仕方ないのでこうやってヘラの先を器用につかって生地をこねていきます。なんだか箸をうまくつかうことができなくて、ついつい手で食べちゃったって子どもの気持ちが分かってきたような気がします。
生地らしくなったら今度はローラーで伸ばしていきます。ほんとは麺棒で伸ばすつもりだったんですが、最近は麺棒ではなくこういうローラーを使って伸ばすみたいですね。
これ、写真を見るときれいに伸ばせてる様に見えますが、結構苦労してたりします。
力をいれてコロコロすると生地が伸びるんですが、伸ばし終わったと思うと縮むんです(笑)。
ええっ!戻るの!?なんて一人コントをやってるみたいで面白かったというか、なんというか、とにかく力を込めて何回もコロコロしてようやく伸ばせました。
ちなみに生地の厚さは4ミリくらいがいいそうです。私は建築士なので寸法間隔は鋭いはず!というわけで目分量ですが、4ミリくらいかなって思える厚みになったら次の工程へ。
だっこクマのクッキー用の型
でもってここで登場するのがこの抱っこクマ用の型です!
クマが手を広げたみたいな形になってるのが特徴で、中くらいのサイズと大きなサイズがあります。
なんと大きいサイズは背中用の型もあって、2枚のクッキーで挟むクリーム入りのクッキーも作れるみたい。さらにちっちゃいハートや魚の型もありますよ。
生地に型を押し当ててみると・・・
おおっ!なんか一面真っ白の雪面に大の字で飛び込んだクマさんみたいでかわいさ満点だな~。
型を生地から持ち上げてみるとこんな感じで綺麗にくりぬくことができました。型にはオイルをぬってなかったので、きれいに外れるか心配になって、そ~っと型の上から指で生地を押してみると・・・
じゃ~ん!こんな風にクマの形のクッキー生地ができました~。ポヨンとしてかわいいですね~。
っていうか、生地を4㎜に薄く伸ばしたつもりでしたが、1.5倍以上ありそうです(笑)。
型をつかってクマさんをくりぬいていくと、ポコポコと手を広げたクマさんがたくさんできてきて、なんだか楽しい雰気分に。何歳になってもクッキーの型抜きって楽しいもんですね~♪
ココア味の生地も同時につくる
続いてココア味のクッキー用生地もつくります。他にも抹茶やマンゴー味など、いろんなバリエーションの味が考えられますが、今回は2色のコントラストの効いたクッキーをつくりたいので、ブラウンカラーになるココアを選択してます。
ホワイト生地の失敗を活かして丹念にうす~く生地を伸ばして・・・
クマの型をぐっと生地に押し当てて、生地をくりぬく・・・
単純な作業の様ですが、限られた生地からできるだけたくさんのくまさんをつくるために、くりぬく位置や方向を変えたりして工夫してると、マジで楽しいんですこれが。
仕事や家庭の事とかでストレスが溜まってるのって方にはすっごくいい気分転換になるので、新しいストレス発散の方法としてためしてみるのもいいかもしれませんよ。
クマ型のクッキー生地ができた!
というわけで楽しくクッキーの生地をくりぬくこと30分。こんなにたくさんのくまさん型の生地ができちゃいました~!下段がココア味でブラウン、上段がプレーン味でホワイト色です。
それからクマさんだけでなくちっちゃい魚とハートもくりぬいておきました。ちっちゃいので、型から生地を外すときは小指でそ~っと優しく押してはずす様に気をつかいましたが、生地が型にひっつくこともなく、スムーズに外せたので意外と簡単でしたよ。
それにしてもこうやって並べてみると、手を広げてるクマだけじゃなくてハートや魚もとってもかわいいですね♪
クッキー生地にくまの顔を入れる
次はこうやって爪楊枝をつかってクマさんの顔を描いていきます。
目や鼻の部分は爪楊枝の太い方を使って穴をあけ、耳は爪楊枝の先のとがったところを使って穴をあけるとこんな感じに仕上がります。
ちなみにかわいいくまの顔にするポイントは目と鼻の高さを近くすることだそうです。写真のように目のすぐ下に鼻が来るくらいの高さがしっくりきました。
この鼻をもっと下の方につけちゃうとダサいくまになるそうなので、覚えとくとイラストを描くときやキャラ弁をつくるときなんかにも役立つと思いますよ。
ところで顔をつけたらクマが手を広げてハグしようとしてるように見えてきたのは私だけでしょうか?
ナッツや魚を抱かせてだっこクマにするよ
さ~、ここからが一番楽しい工程です。こうやってくまさんの生地のおなかの上に魚の生地ものせて腕を折り曲げると・・・
じゃ~ん!魚を抱っこしたクマの出来上がりで~す♪
カボチャの種を3個も抱っこしたちょっと欲張りなクマさんをつくってみたり・・・
ハートを抱っこした愛情たっぷりのくまさんにしてみたり・・・
と、アイデア次第でかわいいくまさんがいっぱいできてきました~♪
できてきただっこクマがかわいすぎて思わず「きゃ~♪これかわい~♪」と心の中で思ったり、「女子か!?」と自分で突っ込んだりしながら目いっぱい楽しむ私。やっぱりこういうおしゃれなかわいいものっていいですよね♪
上手に作るポイント!生地が乾燥してきたら要注意
と、興奮するぐらい楽しいくまさんのクッキーづくりですが、ここで問題が!
生地を2種類つくったり、写真撮影しながら生地をくりぬくのに時間をかけすぎたらしく、生地が乾燥して腕が曲げにくくなってきました。そうでなくても今回は目測を誤ったせいで生地が厚めになってるので、きれいに腕を折り曲げるのは注意してやってたんですが、乾燥で写真のようにヒビが入ってきたり、抱っこしてたはずの腕がもとの状態に戻って開いて来たりしはじめました。
ダメダメ~、ハートを落とさないように、ちゃんと抱っこしといて~!
と慌てて指で押さえたりしてみますが、乾燥には抗えず、押しては開いてを10回くらい繰り返してまたコントみたいになちゃうのでした。
もしクッキーの生地を折り曲げたりすることがある場合は、生地が乾いてくる前に素早くやりましょうね。
クッキー生地に抱っこできるもの
アイデア次第でいろんなものを抱っこさせることができるのがこのだっこクマクッキーのいいところですが、抱かせてはいけないものもあるみたい。溶けちゃうとか、焦げちゃうとかいろいろ理由はあるようですが、念のために載せておきますね。
- ドライフルーツ
- チョコレート
- コーティングされたチョコやお菓子(マーブルちょこみたいなやつ)
逆に乾いてて糖分が少ないものはOKの様で、ナッツ類や色違いのクッキー生地をだっこさせるのがオススメだそうです。私はナッツの詰め合わせのおやつをよく買ってるので、今回はそれを使ってみたんですが、例を挙げると、アーモンド、ひまわりの種、バナナのドライフルーツ、レーズン、水あめで絡めてある煮干しなんかです。
ドライフルーツはダメなんですが、バナナとレーズンはダメ元でやってみたら意外とうまくいったんですよ。
クマのクッキー生地をオーブンで焼く
生地が準備できたら150℃に温めたオーブンで13分焼きます。
うまく焼けるかな~?
こういうときってなんだかわかりませんが、子どもの頃の様なワクワク感がたまらなくて大好きです♪
ワクワクしながらオーブンで焼けていくクッキーの様子をみてると・・・
お~っ!クッキーが膨らんできた~♪
くまさんもおなかの上のハートもプックリと膨らんできてとってもかわいい感じになってきました~!
すげ~、いい感じ~と思ってたんですが、あまりにも膨らむので、メタボベアーになったらどうしようかとちょっと心配に。しかもクッキーが膨らんでいくのに合わせてだっこさせてた腕がまた広がってきてます!
こら~!しっかり抱っこするんだ~!
気合いれてガンバレ~!
お願い落とさないで~!
オーブンの中に手を入れるわけにもいかず、外から見守りながら必死に応援する私ですが、見事に腕を開いていくくまさんたち。反面、クッキーは順調に焼き上がり、プックリと膨らんだかわいいプロポーションの予感がしてきました。
それにしてもクッキーが焼けるまでの13分間焼ける様子をじっと見てるのは子供か私くらいのものでしょうね(笑)。
13分では焼き目が全然ついてなかったので、160℃に音頭をあげてさらに焼くこと3分。いよいよだっこくまクッキーの焼き上がりです!
オーブンから出してクッキーを冷まします
そして焼きあがったクッキーがこちら~!
いい感じに焼きあがって香ばしい香りがしてきました~♪
色といい膨らみ加減と言い、とってもいい感じに焼きあがってますね。
お腹の上にのせておいたナッツもしっかりくっついてるみたいです。
ハートは膨らみすぎてくっついてないのか思いましたが、これもかろうじてくっついてくれてました。(ホッ)
アーモンドにひまわりの種、バリエーション豊かでとってもいい感じに焼きあがったくまさんのクッキーですが致命的な失敗が。
そうです。すでにお気づきと思いますが、「抱っこ」してるはずのクマの腕が全部開いてます。。。
ま、手作りならではのハプニングということで、「だっこしようとしてるクマ」のクッキーということにしたいと思います(笑)。
それにしてもぷっくりしててかわいいな~♪
だっこクマのだっこするものレシピ紹介!
どれもかわいく焼きあがって嬉しかったので、ちょっと変わり種の抱っこクマのバリエーションを紹介してみますね。
ますは定番のお魚を抱いたクマの変形バージョンで腕を曲げないくまさん。
ブラウンとアイボリーのコントラストがグッドですね。
そしてこちらは、大型クマが煮干しをだっこしたバージョンです。
クマといえば魚をくわえた彫り物が思い浮かびますが、まさにそれです。二匹も大きな魚を捕まえてご満悦のクマさんを表現してみました。
それから意外だったのが、余った生地をつかって焼いたハートや魚の単体版のクッキー。ただのハート型が、焼きあがるとこんなにプックリと膨らんでキュートなハートになってくれました。これ単体でもプレゼントになりそうですね。
ラッピングもかわいく仕上げます
焼きあがっただっこクマのクッキーは一晩冷ましてから翌朝こんなおしゃれなパッケージにひとつひとつ丁寧に詰めました。最近は100円均一ショップでこんなにおしゃれな袋が購入できるのでとっても便利ですね。
2個セットにしてハートと魚も詰めたらかわいすぎるくらいの仕上がりに♪
「か、かわいすぎる♪」と思い始める私。プレゼントするのがもったいなく感じ始めるくらい気に入ってしまいました(笑)。
手作りクッキーの味や反応は?
というわけで、こんな風にパッケージをしてからバレンタインのチョコをいただいたみなさんにお返しとしてプレゼンとしたわけですが、反応は言うまでもなく
「きゃ~♪ なにこれ?」
「自分で作ったんですか?めちゃくちゃかわい~!」
と予想以上に大満足の結果を得ることができました。
喜んでもらえると自分まで嬉しくなっちゃうから不思議ですよね。
みんなの反応にご満悦の私ですが、味は見た目とは違っていまいちだったみたいで、「最近のクッキーと違って甘さ控えめでいいね」とか、「手作り感まんてんやな~」との感想。
もしや?と思って自分も予備のクッキーを食べてみたら、なんと全然味がありません。
たとえて言うと、きのこの山の柄の部分と同じ味なんです。
あれれ~?
と不思議に思う私ですが、よく考えたら当たり前でした。
調べてみたら、風味や味のメインになるはずのアーモンドプードルやてんさい糖が入ってないので、甘みや風味がへって、チョコをつけるとちょうどいいキノコの山の柄の部分の様なシンプルな味になったってわけです。
ちょっとくらい適当でもおいしくできるんじゃないかと思ってましたが、やっぱりお菓子作りはもっと繊細にしないとダメみたいです。これからクッキーを焼こうと思ってる方はしっかり材料の種類や量を守って作りましょうね(笑)。
おいしいクッキーをつくるための鉄則!
自分への戒めも含めて書いときます。
自分がプレゼント用の本番を焼く前に、必ず試作して味見しよう!
失敗した私がいうのもなんですが、やっぱり味見するとか試作して確認するってのは大事です!
手作りならお愛嬌ということで大丈夫!というのもありますが、もらった方の事を考えて、しっかり試作&味見しときましょう(笑)。
簡単キットでだっこくまビスケットが作れるよ
というわけで、初チャレンジのだっこクマのクッキーづくりですが、自分で思いついたわけではなくて、実はこのキットのレシピや型をつかって作ってみたものです。
私が作ったもの以外にも抹茶やメープル、シナモンなどのいろんな味のクッキーの作り方や抱っこさせるアイテム、クリーム入りのクッキーの作り方なんかが詳しく書いてあってまだまだ楽しめそうです。
昨年購入して使う機会をうかがってたものなので、もう販売されていないようですが、こういうキットをみつけたら一度試してみてください。きっと作るのも楽しめる上に、プレゼントした方にも想像以上に喜ばれると思いますよ♪
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
手作りクッキーの賞味期限や保存の方法
このキットの作り方でつくった場合、クッキーの賞味期限は1週間くらいだそうです。クリームなんかの生ものがはいってないので、手作りの割には意外と長持ちするみたいですね。
それから保存方法は密封できる袋や瓶なんかにいれて、お菓子なんかについてた乾燥材を入れておくといいようです。
私はつくってすぐ次の日にプレゼントするので乾燥材なしでもいいかとおもってたら、次の日には早くも湿気てサックリ感がなくなってきてたので、乾燥材は絶対入れることをオススメします。
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