自炊派男子のまあくんです。寿命が短いテフロン加工のフライパンがもったいないので、長持ちして一生使えるという銅のフライパンを購入してみました。そしたらおしゃれ感と焼き上がりがすごすぎて、ときめいちゃうくらい料理が楽しくなりました。そこで、今回は銅のフライパンの特徴や使い心地をご紹介!
テフロンのフライパンは寿命が短い
テフロン加工をされたフライパンってどれくらいの期間で買い替えてますか?
私は1年半から2年くらいで買い換えてます。
テフロンのフライパンは表面のツルツルすべすべ効果で料理が焦げ付いたりしないので、綺麗に焼きあがる上に洗いものも楽です。
しかも使う油も少なくて済むのでとっても便利なんですが、寿命がとっても短いんです。
980円とかのホームセンターで購入した安価なものだと1年くらいしかもたないこともありますし、評判の高いティファールでもせいぜい2年くらい。
日経トレンディ等の日用品比較情報誌で耐久性No.1の評価を得ていたニトリのダイヤモンドコーティングというフライパンですら2年くらいが限界なんです。
もちろん中火以下で使うとか、金属のヘラは使わないとか、いきなり水をかけて冷やしたりしないなんていう定番の長持ち方法はしっかり実践してるんですが、それでもやっぱり寿命が来ちゃいます。
そして料理がフライパンに引っ付き始めると料理を作るときのストレスレベルが急上昇。
焦げたり崩れたりと見た目の悪いご飯を作り続ける羽目になります。。。
さらには剥がれたテフロンを食べちゃうと体に良くないらしいのでやむを得ず処分するわけですが、フライパン自体は全く劣化してないのに捨ててしまわなければならない事にさらにストレスがたまります。
ゴミ捨て場に置くときに「も、もったいなさすぎる・・・」と躊躇したり、「あの人まだ使えるフライパンを捨ててるわ」なんて悪いうわさがたつんじゃないかとビクビクしながら、誰も見てないときにこっそり捨ててたりします(笑)。
一生ものの長持ちする銅のフライパンを買おう!
そんな状況を打開すべく、一生使えるフライパンを探すことにしました。
多少お値段が高かったとしても、何度も買い換えるお金を考えたらしっかりしたいいものを購入した方が金銭的にも時間的にもお得ですもんね。そして『もったいないストレス』もたまらずに済みます。
調べてみると一生使えるフライパンといえば鉄製のものや銅などの金属の素材そのままのフライパンが人気の様子。
ステンレスタイプもあるようですが、これは食べ物が焦げ付きやすくて、見た目も汚くなりやすいようなのでパスして、鉄か銅を比較することに。
いろいろ調べてみたところ以下のような特徴が分かりました。
鉄のフライパンの特徴
- 熱伝導率が高くムラなく焼ける
- 傷に強くて耐久性が高い
- 鉄分が補給できる
- 結構重い
- 初めて使う時は油をなじませる必要がある
- 使用後に空焼きして油を塗っておかないと錆びる
- みためがダサい
銅のフライパンの特徴
- 熱伝導率が鉄以上に高くムラなく焼ける
- 耐久性が高い
- 傷つきやすく変形しやすい
- 結構重い
- 初めて使う時は油をなじませる必要がある
- 使用後に空焼きして油を塗っておかないと錆びる
- 殺菌効果がある
- みためが超おしゃれ
こうやって比較してみると、どっちも熱伝導率が高くてむらなく焼けることや重いこと、それなりにお手入れが必要なことが特徴みたいですね。
重いってのはか弱い女性ならともかく、男子の私にはまったく問題ないのでいいとして、殺菌効果があるっていうのもなんか魅力を感じますね。
とかなんとか客観的に比較をしているふりをしてますが、もうすでにどっちにするか決まってたりします(笑)。
だって、やっぱりかっこよくておしゃれなのがいいんだもん♪
というわけで、銅のフライパンに決定~!
ameiroの銅のフライパン
というわけでいろいろ調べてみた結果、一生使えるだけじゃなくて見た目がとってもおしゃれな銅のフライパン「オークスのameiroフライパン」を購入しました~♪
もう使う前からときめいちゃくくらいおしゃれ~。デスクの上に置いただけでインスタ映えすること間違いなしな感じがしてます。
ちなみに購入したときはこんな感じで、専用の保存袋に入った状態で届きました。
開けてみるとこんなピッカピカの銅色のフライパンが出てきました。
おお~っ!なんかすっごいかっこいい!
フランスの名店の料理人の気分になってきました。
オークスの銅のフライパンは内側に錫メッキをしたもの(油がなじみやすくなる効果がある)と、銅の素地のものとあるんですが、私はシンプルでメッキが剥がれる心配のない銅の素地のものを選びました。
およよ、よ~く見てみるとなんだかシミみたいに色が違うところがあるな~。
フライパンの裏側にもこんな模様が見えてました。
最初は外観的に外れのフライパンが届いたのかな?って思ったんですが、この後すぐに解決しちゃうので、後で紹介しますね。
持ち手の部分は微妙なカーブを描いていて、思ってたより持ちやすくできてました。
真鍮製の柄の部分にはameiroというブランド名がキラリと輝いてます。
柄の部分はフライパン本体とシンプルに鋲で固定されてて、丈夫な仕上がり。これなら安価なフライパンの様にネジが緩んで、グラグラすることもないですね。
他には銅のフライパンの使い方を詳しく解説してくれてる資料や革製の持ち手カバーがついてました。金属性の鍋は柄の部分が熱くなりやすいので、こういう持ち手がついてると安心ですね。革製なので、これも使ってるうちにいい味がでてくるんじゃないかな~。
銅のフライパンの使い始めの準備
鉄や銅のフライパンは使う前にそれぞれ専用の準備をする必要があります。
なんだかプロっぽくてワクワクしますね。
まずは簡単に洗います。食器を普通に洗う時と同じで洗剤をつかってさらっと洗うだけでOKでした。キッチンペーパーで水分を拭いてあげると・・・
「なんということでしょう!」
※劇的ビフォーアフターの真似です(笑)。
フライパン表面のシミみたいに見えたものが綺麗になくなってさらにピカピカに輝き始めました!
めちゃくちゃ綺麗になった~♪
は~、ため息が出るくらい綺麗です。
なんだかフライパンというより美術品みたいになってきましたね。
続いて油慣らしの作業です。3分目くらいまで油を注いだら中火で2分程温めます。
銅のフライパンは熱効率が最も高く、強火にしなくても熱が十分に伝わるので、強い火力が必要な時も中火でいいんだそうです。
なんだかエコで家計にも優しそうですね。
しばらくして温まった油に波模様がでて動き始めたな~と思ってたら、フライパンの周りの色が激変して赤くなってきました!
うわ~っ!
煮えたぎってる!
銅が溶けそう!
まずいってこれは!
と一瞬あせりましたが、温度が上がりすぎてフライパンがドロドロに溶けかけているわけではなく、どうやら普通のことの様です。
少し冷ましたら油をほかの容器に移し替え、フライパンに油を塗り込んだら使う前の準備完了!
意外と簡単ですね。
油を塗り込んだら、赤く染まったところとそうでないところがさらにくっきりと分かるようになりました。油があったところも金色が濃くなった感じで、事前に経年で色の変化を楽しめるとは知ってましたが、こんなに激変するとは思わなかったのでびっくりです!
銅のフライパンでホットケーキを焼いてみた
それではワクワクが止まらないので早速料理に使ってみたいと思います。
銅のフライパンで作る最初の料理は、フライパンの性能がもろに焼き上がりに反映されちゃうホットケーキをチョイスしました!
う~ん、我ながらしょっぱなからハードルを高く設定したものですね~(笑)。
コンロにフライパンをセットしたら弱火で温めます。
おお~っ、フライパンが輝いててめちゃくちゃかっこいいな~。
フライパンが違うだけなのに、いつもと違うキッチンで料理してるみたいです。
温まったフライパンに生地を流し込むと・・・
あっという間にプチプチと泡の穴が開き始めました!
普通だったら2分くらい待つんですが、なんかすごい速さで焼けてます。熱伝導率が高いってこういうことなんですね。
裏返してみると・・・
おお~っ!
び、微妙に焦げてる!?
綺麗に焼けてる様な、パンケーキとしてはやや焦げてるような・・・
どら焼きみたいになりました(笑)。
ひとりで笑いながら裏返してさらに焼いてくと、香ばしい香りがしてきたので裏返してみると・・・
ぎゃ~っ!さらに黒くなった~!!!
写真撮ったりしてたらあっという間に焦げちゃいました。
銅のフライパンは弱火でも短時間で焼ける
どうやら銅のフライパンは予想以上に熱伝導率が高く、火加減はいつもよりさらに弱めでいいみたいです。
ま、誰でも初めてのことは失敗するもんです。
気を取り直して弱火と早めに裏返すことに注意しながら再チャレンジしてみると・・・
おお~っ!!
すっごく綺麗に焼けました~♪
見てくださいこのこんがりとしたきつね色の綺麗な表面。
ホットケーキのCMみたいに全面がムラなく均一に焼けてます。
拡大してみると・・・
このまま食べてしまいたいくらいおいしそ~♪
っていうか、触ってみたい!
めちゃくちゃテンション上がってきました♪
テフロン加工のフライパンと違って裏返すときに付いたり焦げ付いたりするんじゃないかとちょっと心配してたんですが、そんなこともなくスルンと裏返すことができました。
油っぽくなったりしないで、フカフカのパンケーキに焼きあがってるし、銅のフライパンすご~い♪
焼いたホットケーキを重ねてフルーツとメイプルシロップをかけたら、パンケーキ専門店みたいなめちゃくちゃおしゃれなパンケーキになりました~。
なんだかインスタ映えどころか、お店が開けそうなくらいの焼き上がりです。
どら焼きみたいな綺麗で均一な焼き上がりが特徴の銅のフライパンですが、生地の配合を変えると、こんな焼きムラのあるカフェ風のパンケーキを焼くこともできました。
銅のフライパンって使い方によっていろんな焼き上がりができるんですね。
他にもお好み焼きなんかも焼いてみたんですが、いつもより弱火なのに短時間で生地の端が焼きあがってきてました。
どうやら銅のフライパンは弱火でも短時間で焼けるのがいいところみたいですね。
熱伝導率が鉄よりもさらに高いってのも納得です。
そしてなんといっても焼き上がりが綺麗です♪
裏返してみるとこんなに香ばしく綺麗に焼けてました。
食べてみると、外側はサクサクカリカリで中がしっとりふっくらな感じでいつもと違った食感になってて、ホットプレートで焼いた感じとは全く違った焼き上がりでした。
お好み焼きやさんの分厚い鉄板で焼いたときの焼き上がりに近い気がします。
銅のフライパンのお手入れ方法
ところで気になるのが銅のフライパンのお手入れ。
写真はお好み焼きを焼いた後の様子。豚肉やチーズが焦げ付いてて、ちょっとやばいかな~って思ったんですが、意外と綺麗に洗うことができました。
もちろんスポンジだけでは落ちない汚れもあったんですが、コンビニでもらったプラスティックのスプーンでこすると綺麗にとれて・・・
こんな風に焦げ付きは綺麗さっぱりなくなりました。
パンケーキを焼いたときの跡が残ってますが、汚れが残ってるというわけではなくて、銅自体が変色しているみたいです。
きっとこうやって使うたびに色や見た目が少しづつ変わって、経年変化を楽しんでいくものなんでしょうね。
変色や汚れがひどくなったら、レモン汁と塩を混ぜたもので洗うと綺麗にできるそうですよ。
そういえば、鉄や銅のフライパンはお手入れが大変と聞いてたんですが、使用後は乾かした後に油を薄く塗っておくだけなので、特に手間というほどのことはありませんでした。
というか、油を塗るとよりキラキラ輝きだすので、私は逆にこれが好きだったりします。
焼くときに色が変わったり、使用後にシミができていたりと、いろんな表情を見せてくれる銅のフライパン。テフロン加工のフライパンのような使い捨ての便利さとは違った魅力を楽しみながら、育てて(?)いこうと思います。
煌めく銅のフライパンで料理が楽しくなった
というわけで、テフロン加工のフライパンを使い捨てするのが嫌で一生使えるフライパンとして銅のフライパンをセレクトしてみましたが、弱火で短時間という特徴に慣れれば、期待以上に綺麗でおいしく焼きあがるすてきなフライパンでした。
しかもなにより超かっこよくておしゃれなフォルムが魅力的。銅色に煌めくフライパンがおいてあるだけでキッチンが華やかでスタイリッシュになって料理を作るのが楽しくなりました。
色やシミなんかの経年変化といったテフロン加工のフライパンにはない魅力も楽しめるので、もし一生使えるフライパンを探してる方がいらっしゃったら一度チェックしてみてください。きっとおいしい料理が作れるだけじゃなくて、作ること自体も楽しくなると思いますよ♪
役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!
購入時はサイズの確認を
今回購入したフライパンは直径が約20㎝とやや小ぶりのフライパンです。
パンケーキやお好み焼きを焼くのにはぴったりのサイズですが、大人数の野菜炒めなんかを作るときは容量不足です。
写真の様にフライパンいっぱいに野菜を入れると即座に飛び散って大変なことになるので、購入するときは用途に応じたサイズを確認して購入してくださいね♪
今回紹介したオークスの銅のフライパンの価格をチェックしたい方はこちら
大きいサイズの銅フライパンはこんなのがあるよ
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