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机に映る青モミジの絶景!京都の新緑撮影なら瑠璃光院が一番おすすめ!

瑠璃光院の書院机に映りこむ新緑のもみじ

モミジの新緑が大好きなまあくんです。いつもの様に京都に新緑の写真撮影に行ってみたら、もうため息が出るくらい幻想的で美しい新緑スポットを発見しちゃいました!瑠璃光院という場所なんですが、その絶景と自由に撮影できる環境に感動しまくりだったので詳しくご紹介!

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新緑を撮影しに京都の瑠璃光院へ

美しくて癒される京都の新緑

モミジの新緑を見ると癒されるどころか元気まで出てくる私。いつものように京都に写真を撮影しに行こうと思って「素敵な新緑の場所がないかな~」と探していると、漆塗りの写経机に映りこむ紅葉が有名な瑠璃光院というスポットを発見しました。

といっても見つけたのは新緑の写真ではなくて、紅葉の写真。
写真をみると真っ赤なモミジが漆塗りの黒い机の表面に映りこんでめちゃくちゃ幻想的で魅力的な様子。

紅葉はお寺なんかの室内から外に向かって撮影すると床や天井、柱なんかが黒いフレームの様にみえて、モミジの色がすご~く映えるんですが、これなら新緑の青モミジも綺麗に違いない!

そう思った私は、今年の新緑撮影場所を瑠璃光院に決定するのでした!
しかも翌日いくことに決定です(笑)。

というのもその日はゴールデンウィークが明けた最初の日。朝一番に乗り込めばきっと誰もいない撮影し放題の状態だと思ったんです。

ふふふっ!
なんだかいい写真が撮れそうな予感がします。

瑠璃光院へのアクセス

瑠璃光院へのアクセスはいろんなパターンがあり、主にバスか電車でのアクセスが一般的だそうです。
自家用車で行くのは、近隣に駐車場がないことと、渋滞が予想されるのでおすすめではないようです。

ネットに掲載されているアクセス情報をまとめると

  1. JR京都駅からバスで行くと1本で行けて最寄りのバス停から徒歩7分
  2. 電車で行くと最寄り駅の比叡山口駅から徒歩5分
  3. 電車は出町柳駅から叡山比叡電車にのるためにJR京都駅からは接続が悪い

といった感じでした。

JR京都駅を経由しなければ乗り継ぎもよかったので私は電車で行くことにしました。

というのもバスは渋滞とかにはまったらもうどうにもならなくなるからです。
しかも最近の京都は外国人観光客の増加でバスが満員で乗れなかったり大幅な遅延もあると聞いてたので、開園する前に確実にたどり着くために不安要素の少ない電車を選んだってわけです。

出町柳から叡山電車で移動

大阪から瑠璃光院に向かったので、淀屋橋駅から京阪電車で出町柳まで移動し、そこで叡山電鉄に乗り換えて八瀬比叡山口という最寄り駅に行きました。
かかった時間は大阪の淀屋橋駅から最寄りの八瀬比叡山口駅まで1時間8分。
乗り換えも1回だけだったのでとっても楽でした。


そして叡山電車のなかもガラガラで、閑散期の朝一番を狙った作戦がどうやら大成功の様子。これは期待できそうです♪

最寄駅の八瀬比叡山口から瑠璃光院までの道のり

比叡山口駅を出たときの様子

比叡山山口駅に着くとこんな景色が広がってました。
う~ん、早くも緑いっぱいで気持ちいいですね~。

駅を出てすぐ右手に曲がると大きな川があって橋が架かってます。

瑠璃光院へ渡る橋

川のせせらぎや周囲の緑を満喫しながら歩いていくと・・・

瑠璃光院までの道のり

こんな素敵な景色の道になりました。
山際に咲いている白い花がお出迎えしてくれてるみたいで、朝日の気持ちよさがいっぱいです。

こんな感じで、目的地以外にもおしゃれな雰囲気があるのが京都のいいところなんですよね~。

山門前に並んで待ってる

瑠璃光院の山門

そんなこんなで瑠璃光院へたどり着くとこんな素敵な山門が出迎えてくれました~。

お寺にしては上品な山門で、まるで山荘の様ですね。

屋根の上にあふれんばかりに茂っているモミジの新緑が期待感を膨らませてくれます。
早く入りたいな~。

入園前に並ぶところ

ところで私が瑠璃光院へ着いたのは開園の1時間ほど前。
まだ誰もいませんし、門が開く気配は全くありません。
とりあえず山門前の空き地に張り巡らされた行列用ロープの先頭の位置で待ちます。

GW明けの閑散期を狙い、かつ朝一で駆け付ける作戦は大成功!

ニヤリと笑いながら待ってたんですが、ここで意外な落とし穴が。

京都の山奥の朝は寒いんです!

昼間は汗ばむくらいの暑さになると思って7分袖のTシャツだったんですが、震えるくらいの寒さ。風邪をひくかと思ったので日当たりのいい場所で日光浴しながら待つ私。するとぽろぽろと観光客がやってきました。

で、寒さを我慢しつつスマホをいじったりしてるうちに気づけばたくさんの人が集まってたわけですが、ふと気づけば自分が断っているところとは別の場所に列ができています・・・

おや!?

一番乗りでやってきて、「ここから並んでね」的な看板のとこに並んでたはずなんですが、日当たりのいい暖かい場所にみんな集まったために自然と底に列ができちゃったみたいみたいです!

寒いけど正しい位置にならんでる私一人と、暖かくて違う場所に整列している十数名・・・

負けるの確実!と思った私はそっちへ乗っかることにしたのは言うまでもありません(笑)。

瑠璃光院の拝観は10時から

瑠璃光院の入り口

そんなこんなで1時間ほど待つと住職さん風の方がご挨拶をされていよいよ開門。

開いた山門をくぐるとすぐ左側にある受付で拝観料2000円を納めたら、木漏れ日の差し込む山路地を思わせる階段を上がっていきます。

それにしても2000円ってちょっと高い気がするな~。

山路地を歩いて書院へ向かう

階段の上にはこんな楓や青モミジのトンネルが囲んでいます。

う~ん、爽やかだな~。フレッシュだな~。気持ちいいな~。
新緑の中を歩いていると元気が充電されていくようです。

スギゴケも綺麗

この路地では両サイドの法面にこんなふかふか絨毯のような苔が広がってて、これがまた綺麗。

薄暗いじめじめしたところに生える苔と違ってフッカフカで爽やか~な感じの雰囲気はスギゴケという品種だからなんだそうですよ。

書院の入り口前

さらに錦鯉が泳ぐ池なんかを見ながら歩いていくと数寄屋風の建物が見えてきました~。
どうやらここがあの絶景ポイントがある建物の様です。

玄関で靴をビニール袋に入れて室内に入ってみると、いきなり二階へ上がる様に促されます。

新緑のお庭を撮影したくて来たのにいきなり2階へいくとは。
「もったいぶっちゃっても~」なんて思いつつ階段を上がってみると・・・

写経机に映る青モミジの間の絶景

2階に上がるとでっかい座卓の周りに人だかりができてます。みんなおんなじ方向をみて一体なにやってるのかな?
なんて思いながら近寄ってみると・・・

ここじゃん!あの絶景ポイント!

いきなり目玉からくるとは思わなかったのでびっくりです!
そうです。あのテーブルに映りこんだ紅葉はここで撮影されたものなんです。

「そうか~、2階から撮影するから木の幹ではなくて、ちょうどモミジの葉がいっぱい広がってるところに高さが合ってるだ~。」なんておもいつつ、人々の間をかいくぐって撮影ポイントを探す私。

そのときスタッフさんが声掛けをしてくれました。
「青モミジを撮影される方は机にカメラを置いて撮影すると綺麗に撮れますよ~。」

えっ!?

この漆塗りの書院机の上にカメラ置いちゃっていいの?

っていうか触ってもいいんだ!?

京都の素敵なお部屋や家具なんかは触ってはいけない場合が多んですが、ここは普通に座ったり触ったりしてもいいみたい。

なんて撮影者に優しいところなんでしょう。2000円払った甲斐がありました(笑)。

瑠璃光院の粋な対応に感謝しつつ撮影をしてみると・・・

書院机に映る青モミジの新緑

おおお~っ!
めちゃくちゃ綺麗~!

黒いフレームの中に美しく光り輝く青モミジ。そして漆塗りの机に揺らめく様に映る幻想的なあ青モミジ。

これはすごすぎる!マジですごすぎる!

人が減った一瞬のスキをついてもう少し引き気味で撮影すると・・・

瑠璃光院の書院机に映りこむ新緑のもみじ

もうここで暮らしたいと思うくらいの美しさです。

周りを囲んでいる新緑だけでもすごいのに、暗い室内に浮かび上がった机や廊下に揺らぐ新緑。こんなに美しいものがあるなんて・・・

しょっぱなからすごい写真が撮影できたことと、絶景に感動しまくったあまり、息をするのも忘れるくらい夢中で撮影しちゃいました。

ちなみにみんなが撮影している状態をもう少しわかりやすく解説しておきますね。

机にかじりついて撮影する人たち

モミジが見える庭園の手前に置かれた漆塗りの写経机の片側にみんな並んでて、机にカメラを置いて撮影しまくってます。

もう周りの事や子供もそっちのけで夢中になってるんです(笑)。

靴を入れた袋や荷物を忘れていってしまうくらいここの絶景が素晴らしいらしく、係の人が何度も「忘れものしないでね~」って案内してました。

こんな状況だと人のいない場所で写真を撮影するのは困難です。
他に撮影する場所がないかと探してみたら、ありましたこんなところに♪

瑠璃光院の意外な撮影アングル

机以外に新緑が映りこむ意外な撮影場所

それはみんなが撮影に夢中になっている机の外側にある廊下の端っこなんですが、この写真のお兄さんのいる位置から、床にカメラを置いて正面を撮影すると・・・

漆塗りの床に映りこむ新緑

こんな写真が撮影できちゃいま~す♪

どうやら廊下も漆塗りがされているらしく、黒光りする床にしっとりと輝く新緑が映りこんだ写真を撮影することができます。
しかもこの方角にある青モミジは特に色がフレッシュで鮮やか。
もう素敵すぎる写真が簡単に撮影できるので絶対押さえときましょう。

あまりの美しさに他のものがかすんでしまう

写経もできる

ところで、この2階のお部屋は本来写経をするための場所、こんな写経をするための机やお手本が並んでました。
でもこのすぐ背面はあの撮影に夢中の人がごった返す空間。集中どころじゃありません(笑)。

瑠璃光院のほかの撮影ポイント

他のところも回ってみると・・・

日本式蒸し風呂の原型

こんな不思議なお部屋がありました。パンフレットを見てみると日本式蒸し風呂の原型で、「八瀬のかま風呂と呼ばれているそうです。かなり希少な遺構のようですが、さっきの新緑に比べたらなんだか色あせて見えます。

抹茶をいただけるところもあるよ

抹茶席もいい感じ

さらに順路を進むとこんな抹茶をいただける席が用意されていました。

「京都の美しい庭園を見ながら抹茶をいただけるなんて素敵だな~」と思ったんですが、実際はそんなことなくて・・・

落ち着かない抹茶席

座ってお茶をいただいている人のすぐ後ろには迫りくるカメラマンの皆様が。

抹茶を飲んでる人も振り向いたらびっくり!って感じかもしれませんね(笑)。
ここはさっきの2階の絶景書院の下に当たる場所です。

落ち着いて新緑の庭を楽しめる場所

漆塗りの床に映りこむ新緑

さらに渡り廊下を移動したり階段を下りたりしていくと、離れにはこんな素敵な場所がありました。みんなが写経机にかじりついてるので、逆にここはすいてて静かな時間が流れています。

ゆっくり過ごしたり撮影を楽しむのにぴったりです。しかも廊下に青モミジや空が映りこんでてるのでここでもいろんな写真撮影を楽しめました。

奥ゆかしく爽やかな茶室

さらに奥に進むとこんな奥ゆかしさと新鮮さを併せ持った茶室もありました。
暗くて古い茶室と芽吹いたばかりの明るく輝く新緑。日本ならではの素晴らしいコントラストですね。

撮影が難しい障子のあるお部屋

撮影テクニックが問われる場所

そういえば途中にこんなお部屋がありました。

暗がりの和室の正面の書院の障子がぼんやり光ってて、その間から綺麗な緑がみえているんですが、撮影が超難しいんです。

一眼レフカメラでいろいろ方法を変えて撮影してみましたが、結局そのシーンを忠実に撮影することができませんでした。

写真撮影が得意な方はぜひここの撮影にチャレンジしてみてください。
そして、もし綺麗に撮影できたら撮り方を教えてください(笑)。

モミジの新緑も写真撮影も楽しめる瑠璃光院!

というわけで見どころ満載の瑠璃光院ですが、一方通行の順路にそっていろいろ見て回ったり撮影したりして過ごした結果、やっぱりここに戻ってきてしまいました。

だってここが一番素敵で写真いっぱい撮りたいんだも~ん♪

人が多いのでこういう引きの写真を撮るのは結構大変ですが、我慢強く待てば必ず撮影できますよ。

新緑が魅力的な瑠璃光院

というわけで絶景と呼ぶにふさわしい瑠璃光院の写経机に映りこむ青モミジですが、本当にプチ世界遺産にしたいくらい素晴らしい撮影スポットでした。

写真を撮る角度や高さ、絞りや明るさなど、いろんな撮影方法を試してみたくなる魅力的な新緑を楽しめるので、「新緑が好き」とか、「写真撮影が大好き」っていう方はぜひ一度訪れてみてください。

きっと風情満点の新緑の美しさや机に映りこむ幻想的な新緑の魅力に感動するとともにインスタ映え間違いなしの写真が撮影できて「ほんとに来てよかった~♪」って思うこと間違いなしですよ♪

 

役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!

撮影するなら一眼レフかミラーレスがおすすめ

世界プチ遺産にして欲しいと思うくらい素晴らしい瑠璃光院の青モミジですが、写真撮影を目的に行くなら絶対一眼レフかミラーレスのカメラがおすすめです。

というのもどんな状況でも綺麗に撮影できちゃうと評判の高いiphoneXSのカメラをもってしても、この絶景は撮影しきれないからです。

スマホと一眼レフの画質比較

比較してみるとこんな感じで一目瞭然。この比較をするまでは、ボケの必要ない遠景を撮影するならiphoneXS十分と思ってたんですが、実際に比較してみると大きな違いにびっくり。

特にモミジの葉の解像感や書院机に映る新緑の美しさが大きく違うので、「インスタ映えする綺麗な写真とりにいくぞ~!」て思ってる方はぜひ一眼レフやミラーレスのカメラを持参して、瑠璃光院の新緑の魅力をばっちり撮影してくださいね♪

 

瑠璃光院の春の拝観情報

拝観期間:4月15日(月)~6月30日(日)
期間中は無休

拝観時間:10:00~17:00

拝観料金:2,000円

電話番号:075-781-4001

アクセス
出町柳駅から叡山電車にて移動
八瀬比叡山口駅から徒歩5分

地下鉄国際会館駅から京都バスにて移動
八瀬駅前下車後徒歩7分

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