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古びたキッチン扉を自分でリメイク!粘着シートなら超簡単!

キッチンの扉をリメイク

なんでも自分でやってみたくなるまあくんです。実家の古びたキッチンの扉をなんとかしてあげたくて、ダメもとで粘着シートでリメイクしてみたら、なんと1時間で新品みたいなおしゃれなキッチンに生まれ変わっちゃいました♪
そこで、今回は超簡単なキッチンの扉のリメイク方法やポイントを紹介します!

  • 古いキッチンの見た目を何とかしたい
  • 古いキッチンのリフォームを検討している
  • お金をかけないで扉面材をリメイクしたい
  • DIYでキッチンを綺麗にしちゃいたい

なんて思ってる方にきっと役に立つと思うので、是非参考にしてくださいね。

あっ!今回紹介する方法は賃貸でも使える方法なので、「賃貸だと自分でリメイクとかできないよな~」なんて諦めている方も是非チェックしてみてください。

古びた実家のキッチンの扉をリメイクしよう!

古びて黄ばんだキッチンの扉面材

お見せするのがちょっと恥ずかしかったりもしますが、こちらは僕の実家のキッチンです。
白くて清潔感のあるホワイトだったはずの扉の面材は、いつの間にやら黄ばんでしまって、いかにも古臭~くなっています。

それもそのはず、なんと40年間も毎日わが家の料理を支えてくれた頼もしいキッチンなのです。
そんな自分たちにとっては思い出深いキッチンですが、母は人に見られるのを気にして、「何とか綺麗にしたい」と思っている様子。

そんな気持ちに応えたくて、10年ほど前にリフォームしてあげようとしたこともあるんですが、息子にいいところを持っていかれるのを恐れた父が「ワシがつくっちゃるから、いらんことするな」と言い出したので、様子を見ることに。

でもって予想通り10年以上放置されたままになってたので、満を持して長男の出番がきたというわけです(笑)。
新品に交換しちゃう方法も考えましたが、近々家の建て替えを検討している事もあり、何年使うか分からないキッチンを新品に変えるのはもったいないので、流行りのDIYリメイクを自分でやっちゃうことにしました。

古びたキッチンの扉の状態は?

黄ばんだキッチンの面材

でもってわが家のキッチンなんですが、40年以上も使ってたので扉の面材は黄ばみまくり。自分たちは毎日見てるからなんともなかったりしますが、確かに人に見せるのは恥ずかしすぎます(笑)。

そして扉をは昔の仕様なので、面材の周りにはプラスティックの縁が廻っています。
これなら表面に綺麗なシートを貼ってあげるだけで綺麗にできそうな気がします!

よし!お母さん!木調のナチュラルなキッチンにしてあげるね♪
と宣言をして、いそいそと準備を始めるのでした。

キッチン扉のリメイクに使う粘着シート

扉のリメイクに使う木調粘着シート

最初に用意したのがこちらの木材の風合いを表現した粘着シートです。
リメイク用の粘着シートとして、壁紙や扉、家具なんかに貼り付けて使うもので、最近は賃貸住宅のインテリアのイメチェン用にDIY用品としてよく使われているものです。

キッチン扉のリメイクに使う道具

そのほかに用意した道具はこちらです。

  • カッターナイフ
  • はさみ
  • プラスドライバー(ねじ回し)
  • 金属コテ(スクイージーで代用してもOK)

カッターやはさみは誰でも持っていると思いますが、写真の様な金属コテはもっていない場合が多いと思います。

金属コテ(またはスクイージー)は、カッターナイフで余分な粘着シートをカットする時に絶対必要な道具なので、どちらかひとつでいいので用意しましょう。

といっても、特殊な道具を買う必要はありません。
金属コテはお好み焼きをひっくり返す時に使うコテでもOKです。
それからスクイージーはシートを何かに貼るときに使われるプラスティックの板みたいなものなんですが、100円ショップで販売されていたり、粘着シートのおまけでついてきたりするので簡単に入手可能です。ちなみに僕は今回使わないでやってみたんですが、全く問題なかったので、あれば便利かなってくらいで思っておけばOKです。

キッチン扉の取っ手やプレートを外す

キッチンの取っ手

粘着シートを貼る前にまずはキッチンの取っ手を外しましょう。

裏側のビスを取り外せば簡単に外すことができます。簡単に・・・

ビスがが全然回らない!!!

どうやらビスがサビ付いて固まってしまっている様子。全然ビスが廻りません。
しかたないのでインパクトドライバーの登場です。こういう時に力任せに回す方法もありますが、衝撃を与えながら回転させてくれるインパクトドライバーはこういう時にとっても頼もしいんですよ。

ねじにドライバをあててレバーを押さえるだけで、バリバリという音と共にびくともしなかったビスが簡単に外れていきます。

う~ん、これなら逞しい人じゃなくても誰でも簡単に固いビスを外せます。ほんとに便利ですね~。
それなりのお値段がしますが、一台あるとDIYや普段のメンテナンスに大活躍なので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

邪魔なプレートを外す

そしてこの古臭いプラスティックのプレートも外しちゃいます。粘着シートを貼るときに邪魔になっちゃいますもんね。

って、Nationalって書いてありますね。Panasonicになる前の会社名をみると、キッチンの年季を感じるな~。

金属のコテを差し込むと簡単に引っぺがすことができました。

接着剤が残っていると粘着シートを貼るときに凸凹してしまうので、コテで残った接着剤をこそげ落としておきました。

さあいよいよ粘着シートを貼りますよ~。

粘着シートを扉に貼り付ける

木調の粘着シートを貼るときは最初に決めておく大事なポイントがあります。
それは木目の向きをどうするかって事。

同じ木調シートでも、木目を縦向きに張るとスタイリッシュでシャープな印象に、横向きに貼ると穏やかでおおらかな印象になるんです。もう全然別ものみたいな印象の違いがでるので、絶対に貼る前に検討しておきましょう。

今回は母の希望で穏やかな横向きに貼ることにしました。

扉のサイズより一回り大きいサイズに粘着シートをハサミでカットして・・・(母がお手伝いしてくれてます)

扉に貼り付けてみると・・・

おお!なんか綺麗になりそうな予感!

このシートのすごいところは貼りそこなっても上の写真みたいに簡単に貼り直せること。
シートを貼る時に空気が入り込んで抜けないとか、しわしわになっちゃうなんて事は日常茶飯事ですが、このシートは何度でも剥がしてやり直すことができるので、めちゃくちゃ安心感があります!

空気が入らない様に中心部から両サイドに空気を抜くように貼り付けたら、縁の部分を中心にしっかりと押さえて扉の面材にシートを貼り付けます。縁の部分は指で押さえてしっかりとエッジを出しておきましょう。

余分な粘着シートをカットする

でもってはみ出してる余分な粘着シートをカットしていくわけですが、この時に役立つのが金属コテです。

金属コテで余分なシートをカッターでカットしていく

こうやってエッジ部分に金属のヘラを押し当ててからカッターナイフを滑らせると、こんなに綺麗にカットできるんです。

まっすぐ切れて歪むことがないですし、切ってはいけないところを切ることもないので、とっても簡単!
逆に、これが無かったら絶対うまくいかない自信があります(笑)。

綺麗に貼れた粘着シート

余分なところをカットできたら、四隅を中心に粘着シートを押さえつけて浮いている部分がないか確認できたら完成です。

おおっ!まだ一か所貼っただけですが、なんかめちゃくちゃおしゃれになりそうな予感がします!
後ろで作業を手伝ってくれてる母も早くも大喜び。
すごいな~、全然変わるね~、おにいちゃんすごいわ~。

これ聞いたら絶対に父が拗ねちゃうんだろうなって思うくらいの喜びっぷりです。

簡単にできる上に、イメチェン効果が高いことを確信した僕と母はウキウキしながら作業を続けます。

失敗しない!粘着シートを貼る時のポイント

で、調子に乗ってやると失敗するポイントがあるので、作業工程の紹介の途中ではありますが、あらかじめ紹介しておきますね。

角をヘラで押さえる時は丁寧に

扉の角っこをヘラで押さえるときは丁寧にしましょう。急いで雑に抑えるとシートを突き破ってしまいます。。。

カットする時はヘラでしっかり押さえて

失敗して隙間が空いた粘着シート

粘着シートをカッターで切るときはしっかり金属ヘラで押さえてカットしましょう。抑え具合が甘いと、シートが端まで届いていない状態でカットしてしまい、扉の下地が見えちゃいます。

逆に言えば、粘着シートをへらでしっかり押さえて、角は丁寧にカッターで切るようにすれば、誰でも簡単に綺麗に仕上げることが出来ちゃいます♪

あっという間に扉の面材リメイク完了!

粘着シートを貼り終えたキッチンの扉

そんなこんなで、小さい失敗をしたりもしながら楽しく作業を進めて、シートを全部貼り終えました~っ!

おお~っ!めちゃくちゃ綺麗になってます。木目を横向きにしたのも大成功だったみたいで、穏やかな感じに仕上がってくれました。

とってもリアルな木目で美しい粘着シート

さっきまでは40年物の黄ばみにまみれたキッチンでしたが、ウソの様にとってもナチュラルな木目のキッチンになってます♪
ただの粘着シートとは思えないクオリティの高さですね。よくある100円ショップなんかの木調シートとは一味も二味も違います。
多分、黙ってたらシールとは誰も気づかないでしょう(笑)。

リメイクした扉に取っ手をつける

後は取っ手がついてた部分の粘着シートに穴をあけて取っ手を差し込んで、ビスで固定すれば完成です!

はっ!
後ろで僕の作業を手伝ってくれてた母が、余った粘着シートを使ってキッチンの側面にまで粘着シートを貼り始めてます。どうやら見てたら楽しくなってきたらしく、思わず始めてしまったみたいです(笑)。

思いつき出始めた作業ですが、親子でこんなに楽しい時間が過ごてびっくりです♪

誰でも簡単にできるキッチン扉のリメイク

リメイクして綺麗な木目になったキッチンの扉

ここまでにかかった時間はなんとたったの1時間!
初めての作業だったんですが、特に困ったり迷ったりすることもなく簡単にキッチン扉をリメイクすることができました。

実際にやってみて分かったんですが、粘着シートを使った扉のリメイクは

  • 予想以上に短時間でできちゃう
  • 誰でも簡単にできちゃう
  • 失敗してもやり直せちゃう
  • やってるとみんなが楽しくなっちゃう

という事が分かりました!

簡単で短時間でできたりやり直せるのもいいことですが、何よりやっててワクワクして楽しい!てのが一番大きな発見だったかも。なにしろ後ろで見てた母が手伝うだけでなく、「楽しくなってきた」といって自分でやり始めちゃうくらい面白いんです。

できた後も「写真撮ってお父さんを驚かせなきゃ」っていってはしゃいでる様子を見たら、母と一緒にリメイクしてほんとによかったなって思ったくらいです。

10年も様子をみてましたが、こんなに安価で楽しく簡単にできるなら、もっと早くやっとけばよかったのにって後悔したくらいです(笑)。

役に立ってくれるといいな!まあくんのなんでもミニ情報!

貼ってはがせる粘着シートは時間がたっても簡単にはがせるので、原状回復が必要な賃貸住宅でも活用できます。
しかも、キッチンの扉だけでなく、壁紙としても使えるので、使い方は無限大。

是非一度チェックしてみてくださいね♪

今度は自分の部屋の壁一面を木調にしてみようかな~。

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