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瀬戸ジャイアンツのベランダ鉢植え栽培に挑戦!準備&苗の植え付け編

憧れのブドウ「瀬戸ジャイアンツ」を家庭菜園で育てるよ!

瀬戸ジャイアンツという超甘くておいしいブドウにあこがれてるまあくんです。「ベランダにぶどうが鈴なりになってたら楽しいどころか幸せいっぱいに違いない♪」って思いつつも自信がなくて栽培するのを先送りしてたんですが、いよいよチャレンジしてみます!
果たして素人でもベランダの家庭菜園で立派なブドウを栽培できるのでしょうか?今回は瀬戸ジャイアンツの栽培の準備や苗の植え付けの様子をご紹介!

瀬戸ジャイアンツってなあに?

勝手に興奮して意気込んでる私ですが、瀬戸ジャイアンツというすごいブドウをご存知ない方のために簡単に紹介しておきますね。

瀬戸ジャイアンツというのは葡萄の名前なんですが、マスカットやピオーネよりもおいしい奇跡の葡萄なんです!
見た目はマスカットの様な緑色をしてて、粒は大きめ。そしてなんと実の形が可愛いハート型というか桃型をしています。
皮がとっても薄いので、皮を剥かないでそのまま食べられ、しかも種なしなので「ぱくっ!」って気軽に頂けます。しかも食べたときにパリって食感がするんですよ。そして糖度は20度程度と葡萄のなかでもトップレベルの甘さなので、

おいしい!

かわいい!

食べやすい!

と三拍子そろった葡萄なんです。
甘くておいしくても皮を剥くとか種をよけて食べるのは面倒くさく感じてしまいますが、瀬戸ジャイアンツはそんな面倒なことは一切ない上にとっても甘くておいしいセレブ感満点の葡萄なんです。

私は葡萄の品種は詳しくありませんが、黒紫色の実をした「グザルカラー」と皆さんご存知の「ネオ・マスカット」という品種を交配してできたもので、岡山県赤磐郡の瀬戸町を中心に広島や香川でも生産されているそうです。

ちなみに瀬戸ジャイアンツとか桃太郎ブドウなんていう商品名で8月末くらいから10月初旬くらいの期間に百貨店や通販で購入することができます。

瀬戸ジャイアンツの種や苗って販売されてるの?

でもってこの奇跡の葡萄なんですが、なんと苗が普通に販売されてて、家庭でも育てることができるみたいなんです。楽天やアマゾンで「なんでも購入できる時代になったな~」とは思ってましたが、ほんとになんでも手に入るんですね~。

それから種も結構探してみたんですが、販売されているのは苗だけで、どうやら種は販売されていないようです。

セトジャイアンツの苗の種類と価格

セトジャイアンツの苗が販売されてるのを喜びつつ、どれを買おうかと迷っていろいろみてたら、苗には2種類あることが分かりました。

まずは一般的に販売されている1年目の苗です。『一年生』なんて名前で表記されてて、小学校みたいでかわいい感じですが、瀬戸ジャイアンツの苗ともなるとお値段は結構高めで3000円~5000円くらいが相場の様子。
ただ、注意が必要なんですが、ぶどうは1年では実がならないんです!

よく聞くことわざみたいなやつで、『桃栗3年柿8年』なんていうので葡萄はどうかな?って思って調べてみたら、ぶどうはだいたい4年目くらいに実が収穫できるそうです。

むむ~、果物が収穫できるまでに時間がかかるのは仕方ないことですが、じっくり育ててたら収穫前に転勤になったり枯れたりするリスクが増える気がします。

困ったなと思いつつさらに調べてたら出てきたのがこちら!

なんと『3年生』というすでに3年も育ててくれてる状態で販売されている苗がありました!
「な、なんて素敵な苗なんだろう」と思いつつお値段を確認すると、これまた驚きの8618円!
「な、なんて世の中はうまくできてるんだろう」(笑)と世間の厳しさを感じつつ、普通なら種蒔きから収穫までに4年かかる超レアでおいしいぶどうが来年から収穫できるなら買っちゃえ!と勢いだけでこっちを購入するのでした。

え~、正直まったく後悔しなかったわけではありませんが、お小遣いをつぎこんで素敵なブドウを育てます!
それにしてもこの販売サイトの店長さん。ぶどうを両手にもって嬉しそうですね。羨ましすぎます(笑)。

今回購入した瀬戸ジャイアンツの苗の詳細はこちら!
瀬戸ジャイアンツ3年生苗木

届いた瀬戸ジャイアンツの苗

でもって届いたのがこちらの苗です!
予想より大きな箱が届いたのでビックリしつつも開けてみると、なんと私の身長と同じくらいの大きさ。さすが3年生の苗ですね。葉っぱも大きくてすでに立派に成長してます。

中身をみてみると運輸会社のお兄さんが丁寧に運んでくれたおかげで葉っぱが1枚折れてるだけでうちまでたどり着けたみたい。こういう植物ってどんなに丁寧に運んでもあちこち傷んだりするんですが、これくらいですんでるのはラッキーです。

さらによく見ると、かなり元気のいい苗みたいで、思ってたより太い枝をしてます。もう枝というか幹ですね。ツルっぽいのを想像してたので、予想以上の立派さに頼もしさを感じます。それから太くて立派な新芽もたくさん出てました。暗い段ボールの中だったせいか新芽がどっちに伸びていいかわからず、ぐるっと曲がっちゃってますね(笑)。

おや?葉っぱをみると白い粉みたいなものが付いててちょっぴり汚れてる様子。ひょ、ひょっとして恐怖のうどん粉病なのでは!と一瞬ビクッとなっちゃいましたが、病気が発生しない様に出荷前に販売店が行った薬剤散布の後だそうです。病気じゃなくてよかった~。

白い粉みたいなものは水スプレーで洗い流しておきました。
今回は病気なんかにも最新の注意を払って育てますよ~。

葡萄栽培用の大きめのプランターに植え付け

苗の確認が済んだところで苗の植え付け開始です!
まずは苗を育てる植木鉢というかプランターを用意します。ブドウを育てる場合、植木鉢タイプの場合は12号以上のサイズ(1号が3㎝なので直径36㎝以上ってことですね。)が目安になるそうですが、私は大きくて甘い葡萄をいっぱい収穫したいので、根がしっかり広がる大きめのプランターにしようと思って、15号(直径45㎝)の鉢を用意しました。

身長171㎝の私が抱きかかえてこのサイズです。ふふふ、このおっきな鉢でおいしいぶどうをいっぱい育てますよ~♪
バルコニーに置いたら「ちょっと大きすぎたかな?」なんて思ったりもしましたが、おいしいぶどうを育てるためだからいいんです(笑)。ちなみにダイキというホームセンターで購入した1380円(税別)のプランターです。

それからとても迷ったのがプランターの置き場所。マンションのバルコニーにはエアコン室外機があるので吹き出す熱風や冷機がブドウに当たったら一大事です。いろいろ迷いに迷った結果、室外機の脇に置くことに。灯台もと暗しというか、直接熱気などが当たらない場所にしました。

プランターを置く場所が決まったら土を入れます。鉢の底をみるとこんな感じで底上げしてあって水抜きの穴がついてます。

鉢の底から土が漏れ出さない様に年のため100円均一ショップで購入しておいたネットを敷きます。

続いてその上に土の水はけをよくするために鉢底土という軽石みたいなものを10リットル分敷き込みました。

さらにその上に苗と一緒に購入しておいた葡萄栽培専用の土を10㎝ほどいれて、いよいよ瀬戸ジャイアンツの苗を入れます。

と、ここで起こってはいけない事件が・・・

瀬戸ジャイアンツの苗を持ち上げたときにバルコニーの天井に苗をぶつけちゃって。新芽が折れちゃったんです!!
や、やっちまった。。。
あまりの出来事に青ざめてる私。ここでくじけてはいけないと思い、ぐったりしつつも苗の箱についてた植え付け方の説明書を読んでみると、枝先を5~10㎝きり戻すと書いてあります。

おおっ!助かった~。きり戻すなら折れててもいっしょですもんね~。神様ありがと~。
と元気100%に復活して作業を続けます。

ちなみに株は途中から2本になってて、もう一本にはこんなに新芽が出てたので全く問題なさそうですね。
今度は失敗しない様に丁寧に苗をポットから外して鉢にいれます。

入れます。。。。

苗がポットから抜けませ~ん!!

茎の部分をもってポットから出そうとするとプチプチ根が切れてる音がしたりとか土が崩れて根がが切れちゃいそうです。
げげげっ!こりゃまずい!ってわけで、ポットごと鉢の中にいれてから、はさみでポットをカットして横に引き抜くようにしてはずしました。

は~、鉢に土を入れて苗を植え付けるだけのはずが、苗が大きいとこんなに大変なんですね~。

それにしても立派な苗ですね。ポットの中は根っこがしっかり張っていい感じです。これなら大きく育ってくれるに違いありません。

ここまできたら後は簡単です。苗がまっすぐ伸びるように置き具合を調整してから、周りに培養土を入れていきます。
今回使った葡萄用の培養土の詳細はこちら!
培養土 和み

葡萄栽培用の土は14リットル×2袋を入れるとちょうど鉢がいっぱいになりました。

ここに水をあげればフカフカだった土が締められて植木鉢のふちが3㎝くらいみえる最適な状態になるはず。まさに雨降って地固まるですね。


と思ってたら、あんまり嵩がへらなくてほぼすりきりぎりぎり状態に(笑)。

ちょっと土を入れ過ぎました~。まあこれからも水やりのたびに少し嵩が減るとおもうのでOKです。

最後に苗についていた支柱を鉢の底まで突き刺します。苗の茎がワイヤーで支柱に縛られてるので葉や茎を傷めない様に注意しながらこうやって底にさしていくと・・・

な、なんかプチプチと根っこが切れてるような音がしたような気もしないでもないですが、鉢の底まで支柱が届いて安定感が増したみたいです。

うまくいったはずです。た、たぶん・・・

葡萄栽培専用の土

ところで今回使った土ですが、ぶどうは水はけがいい土地を好むのは知ってたんですが、具体的にどんな土がいいのか全く分かりません。いろいろ調べてみた結果、3年生の瀬戸ジャイアンツの苗を販売してた会社がとっても親切というか、葡萄の事を真剣に考えて詳しい解説をHPで公開されていたり、専用の土や肥料を自分で作ってて「信頼できそう!」って思ったので、そこでブドウ栽培用にオススメされてた「和み」という培養土を購入したものです。

え?まあくんは水耕栽培中心で土は使わないんじゃなかったのって?

ふふふ!マンションのベランダでは基本的には土は処分に困るので使わない方針なんですが、憧れの瀬戸ジャイアンツの為なら面倒でも土を使っちゃいます!(笑)

この「和み」という土は市販されていない業者専用にブレンドされた有機質の培養土を買い付けて、小分けにしてくれてるものらしく、ぶどうの栽培に最適なんですって。14リットル入りで980円でした。(税別)

憧れの瀬戸ジャイアンツの栽培チャレンジ開始!

というわけでマンションのバルコニーで瀬戸ジャイアンツを育てようと思って試してみた苗の植え付け。立派に育った三年目の苗を入手したり、でっかい鉢に植え付けたり(はたまた新芽を折っちゃったり)と、初めての出来事にワクワクドキドキ。初めてのことにチャレンジするのってホントに楽しいものですね。この調子で楽しみながらベランダいっぱいに広がるブドウの葉っぱとたわわに実ったセトジャイアンツの実を夢見て大事に大事に育てていきたいと思います♪

役に立ってくれるといいな。まあくんのなんでもミニ情報!

瀬戸ジャイアンツの栽培の時期や方法は?基本情報

ところで瀬戸ジャイアンツはの育て方や特徴を把握しておく必要があると思ったので、本屋さんやネットで集めた情報をもとに基本情報を簡単にまとめておきますね。

ブドウの苗の植え付けの適期

植え付けに適した時期は9月~翌年6月の間で、一番いいのは11月から翌年2月くらいだそうです。苗はブドウの種類にもよりますが、瀬戸ジャイアンツの場合は9月中旬くらいから出回るようです。苗の中でも3年生の苗は数量が少ない上に超人気らしく、予約販売の際に注文しておかないとすぐ売り切れてしまうので、お盆休みくらいまでに注文しておくのがいいと思います。

ブドウ栽培に適した場所

瀬戸ジャイアンツは普通の葡萄と同じで水はけのよい場所を好むので、雨がたくさん降るところや水はけが悪いところは向かないそうです。ベランダ栽培なら軒がある場合が多いので雨が直接当たることがないからちょうどよさそうですが、エアコン室外機の熱風や冷気には注意が必要です。

水や肥料の与え方

水やりは鉢が乾いたらたっぷり水を上げるという基本的な対応でOKだそうです。肥料は鉢植えの場合は1か月に1度定期的に有機肥料を与えればいいそうですが、露地栽培の場合は2月ごろ、6月ごろ、9月ごろにそれぞれ目的に合わせて与えるそうです。これは鉢植えの場合もタイミングを調整したほうがうまく育つかもしれないのでもう少し調べてみたいと思います。もし経験がある方がいらっしゃったら是非教えてくださいね。

★今回購入した瀬戸ジャイアンツの苗をチェックしたい方はこちら!

瀬戸ジャイアンツは8月末から9月旬!

瀬戸ジャイアンツは8月末から9月が旬になります。瀬戸ジャイアンツの甘さや食感を試してみたい方はアマゾンや楽天でもお取り寄せできるので、チェックしてみましょう。
贈答品用の箱入りのものから、家庭向けのお得なものまでいろんなものが販売されていますよ。
それから人気が高くて売り切れや順番待ちになることも多いので、8月頭くらいから予約しておくのもいいと思いますよ♪

 

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